2025年1月18日・19日に実施された生物の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
2025年の共通テストの傾向は?難易度は難化したのでしょうか?
生物の共通テスト2025解答速報
2025年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)生物の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール(代ゼミ)など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解(模範解答)および配点の公開が始まっているようです。
その他の方法としてX(旧ツイッター)でも
「#生物 #共通テスト #解答速報」
「#生物 #大学入学共通テスト」
「#生物 #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
生物の共通テスト2025の平均点は?
随時更新
2024年の大学入学共通テスト日本史A、Bの平均点は100点満点換算で54.82点でした。
生物の共通テスト2025の配点は?
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■2022年度共通テスト生物 大問ごとの配点
大問 内容 配点
1 生物の系統・進化 12
2 個体群/遺伝子組み換え 22
3 生殖・発生 19
4 動物(アリ)の行動 12
5 複数分野の総合問題 16
6 植物の環境適応 19
生物の共通テスト2025難易度は難化?傾向は?
随時更新
共通テストの生物は、高等学校で学習する生物基礎・生物の内容を踏まえ、生物学の基礎的な知識、さらにそれを活用して思考力、判断力、表現力を試す科目です。
出題範囲は、生物基礎と生物の両方にまたがっており、生物基礎の内容を約6割、生物の内容を約4割として出題されます。
- 生物基礎: 生物の特徴や多様性、細胞と代謝、遺伝と遺伝情報の発現、生物の体内環境の維持、動物の反応と行動、植物の反応と調節、生態系と生物の多様性
- 生物: 遺伝子の本体と働き、細胞の構造と機能、生殖と発生、体内恒常性、免疫、神経と内分泌、動物の行動、植物の環境応答、生態と環境
共通テストの生物では、教科書の内容を理解するだけでなく、実験や観察の結果を分析し、考察する能力が求められます。
また、近年は日常生活に関連したテーマや環境問題に関するテーマの出題も増えています。
具体的な出題形式としては、文章や図表、グラフなどを読み解き、選択肢から正しいものを選ぶ形式が中心です。
複数資料を組み合わせたり、計算問題が出題されることもあります。
生物の共通テスト2025|自己採点について
共通テストの自己採点について詳しく説明します。
共通テストの自己採点は、大学出願の際に非常に重要です。 共通テストの得点は、国公立大学の二次試験の受験資格を判断するだけでなく、私立大学の共通テスト利用方式の出願校決定にも大きく関わわります。
自己採点を行う際には、以下の点に注意しましょう。
- 正確な解答を使用する: 試験後に公開される公式の解答を使用し、自己採点ミスを防ぎましょう。
- マークミスを確認する: マークシート方式のため、マークミスがないか注意深く確認しましょう。
- 問題冊子に解答を転記しておく: 後の確認や分析のために、問題冊子に自分の解答を転記しておきましょう。これは、共通テストの得点が4月以降にならないと開示されないため、自己採点の際に役立ちます。
- 複数の合否判定ツールを利用する: 共通テストリサーチ、データネット、東進の合否判定システムなど、複数のツールを比較検討することで、より客観的な判定を得られます。
- 判定結果を冷静に分析する: 判定はあくまで目安であり、絶対的なものではありません。特にC判定の場合は、二次試験での逆転の可能性も考慮しましょう。
自己採点の結果を踏まえ、志望校の過去問の難易度や合格最低点、二次試験の配点比率などを考慮し、出願校を最終決定しましょう。
共通テスト後の自己採点は、今後の受験戦略を立てる上で非常に重要です。
しっかりと自己分析を行い、悔いのない選択をしましょう。
生物の共通テスト2025|ボーダー判定と大学選びについて
共通テストのボーダー判定と大学選びについて詳しく説明します。
共通テスト後、受験生は自己採点を行い、様々なツールを用いて自分の得点が志望校のボーダーラインに達しているかを確認します。
ボーダーラインとは、過去の入試結果や募集人数、入試科目などを考慮して設定された合格の目安です。
主な判定ツールとしては、河合塾の共通テストリサーチ(バンザイシステム)、駿台・ベネッセのデータネット、東進の合否判定システムがあります。
これらのツールは、膨大な受験生のデータに基づいて判定を行うため、ある程度の信頼性があります。
共通テストリサーチとデータネットは特に利用実績が高く、多くの受験生が利用しています。 東進の合否判定システムはデータ量は少ないですが、二次試験の結果予測や共通テストを利用しない私立大学の判定といった独自の特徴があります。
判定結果を活用する際は、合格ボーダーラインとの得点差に注目することが重要です。
B判定でもボーダーラインとの差が僅かな場合は、安心できません。
A判定とB判定の場合、基本的には合格の可能性が高いので受験をおすすめします。
ただし、一橋大学、大阪大学、九州大学など難関国公立大学では二次試験の配点が高いため、油断は禁物です。
熊本大学や鹿児島大学などの地方国公立大学は二次試験の配点比率が低いため、大きなミスがなければ安心して受験できます。
C判定の場合は、二次試験で逆転合格を目指すか、志望校を変更するか、慎重に検討する必要があります。
二次試験の配点比率が高く、自分の得意科目が二次試験科目である場合は、逆転合格の可能性があります。
C判定でも上位1/3に属していれば、逆転合格の可能性は十分にあります。
D判定の場合は、逆転合格は容易ではありません。
二次試験の配点比率や、自分の得意科目が二次試験科目かどうかを考慮して、受験するかどうかを判断する必要があります。
E判定の場合は、合格の可能性は極めて低いです。
志望校変更を検討する必要があります。
最終的な判断は、自分自身の状況や希望を考慮して行う必要があります。
大学選びでは、大学の偏差値だけでなく、学びたい内容や大学卒業後の進路、大学の雰囲気なども考慮することが重要です。
大学のホームページで学部紹介動画、教授紹介、カリキュラム、就職状況などを確認したり、オープンキャンパスに参加したりして、自分に合った大学を選びましょう。
共通テストの結果だけで大学を決めるのではなく、将来の夢や目標を叶えられる大学を選ぶことが大切です。
まとめ:生物の共通テスト2025解答速報|難易度は難化?傾向は?
共通テストの生物は、高校で学ぶ生物基礎・生物の内容を踏まえ、生物学の基礎的な知識を応用して思考力、判断力、表現力を試す科目です。出題範囲は生物基礎と生物の両方にまたがり、生物基礎の内容が約6割、生物の内容が約4割を出題されます。
問題形式は、文章や図表、グラフなどを読み解き、選択肢から正しいものを選ぶ形式が中心で、複数資料を組み合わせたり、計算問題が出題されることもあります。
高得点を取るためには、教科書の内容をしっかりと理解し、実験や観察の結果を分析・考察する力を養うことが重要です。過去問や予想問題を解き、出題形式に慣れることも大切です。
共通テストの生物は、暗記科目ではなく、思考力を問う科目であることを意識し、日頃から「なぜそうなるのか?」と考える習慣を身につけ、生物学的な現象のメカニズムを理解するように努めましょう。