ios18.3.2が2025年3月12日(日本時間)にリリースされました。
iOS18.3.1からのマイナーアップデートで重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されるとしています。
ただiOSのアップデートでは
バッテリーの減りが異常に速い
iphoneが熱くなる
LINEがつながらなくなった
twitterやinstagramなどのアプリが起動しなくなった
アプリが強制終了する
エラーでアップデートできない
ダウンロードが途中で止まる
air podsと接続できない
といった不具合が起きるケースが多くみられます。
iOS18.1には「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「iOS 17にアップグレード」からアップデートできます。
ios18.3.2アップデートまでの履歴
ios18.3.1 2025年2月11日
ios18.3 2025年1月28日
iOS18.2.1 2025年1月6日
iOS18.2 2024年12月12日
iOS18.1.1 2024年11月20日
iOS18.1 2024年10月28日
iOS18 2024年9月17日
iOS17.7 2024年9月17日
iOS17.6.1 2024年8月8日
iOS17.6 2024年7月30日
iOS17.5.1 2024年5月21日
iOS17.5 2024年5月14日
iOS17.4.1 2024年3月22日
iOS17.4 2024年3月6日
iOS17.3.1 2024年2月9日
iOS17.3 2024年1月23日
iOS17.2.1 2023年12月20日
iOS17.2 2023年12月12日
iOS17.1.2 2023年12月1日
iOS17.1.1 2023年11月8日
iOS17.1 2023年10月26日
iOS17.0.3 2023年10月6日
iOS17.0.2 2023年9月27日
iOS17.0.1 2023年9月22日
iOS17 2023年9月19日
iOS16.6.1 2023年9月8日
iOS16.6 2023年7月25日
iOS16.5.1(a) 2023年7月11日
iOS16.5.1 2023年6月22日
iOS16.5 2023年5月19日
iOS16.4.1(a) 2023年5月2日
iOS16.4 2023年3月28日
ios18.3.2アップデートの内容|新機能
今回のiOS 18.3.2アップデートでは、残念ながら目立った新機能の追加は確認されていません。
どちらかというと、既存の機能を安定させたり、セキュリティを強化したりすることに重点が置かれているようです。
新機能がないのは少し残念ですが、iOSデバイスをより安全に、そして快適に使うためには、地道な改善も大切ですよね。
ただ、iOS 18のサイクルはまだ始まったばかりですから、今後のアップデートでどんな新機能が登場するのか、今からワクワクしています。
個人的には、もっとSiriが賢くなってくれると嬉しいなと思っています。
例えば、もっと自然な会話ができたり、複雑なタスクをこなせるようになったりしたら、iPhoneがさらに手放せない存在になるはずです。
あとは、カメラ機能も常に進化を期待している部分です。
特に、暗所での撮影性能が向上したり、プロレベルの動画編集が簡単にできるようになったりすれば、iPhoneでクリエイティブな活動をするのがますます楽しくなるでしょうね。
ios18.3.2のセキュリティアップデート
iOS 18.3.2では、重要なセキュリティアップデートが行われています.。
具体的には、悪意を持って作成されたWebコンテンツがWebコンテンツサンドボックスを突破できる脆弱性が修正されました。
この脆弱性は、特定の個人を標的とした高度な攻撃に悪用された可能性があると報告されており、iOS 17.2より前のバージョンで悪用された攻撃に対する追加の修正とのことです。
セキュリティアップデートは、普段あまり意識しないかもしれませんが、実は非常に重要なものです。
なぜなら、私たちの個人情報やプライバシーを守るための、まさに「盾」となるものだからです。
特に最近は、巧妙な手口で個人情報を盗み取ろうとするサイバー攻撃が増えていますから、OSやアプリを常に最新の状態に保つことは、自分自身を守るための基本と言えるでしょう。
今回のアップデートで修正された脆弱性も、放置しておけば悪用される可能性があったわけですから、Appleの迅速な対応には本当に感謝したいです。
ちなみに、Appleはセキュリティに関する問題について、調査と修正が完了し、パッチやリリースが利用可能になるまで、詳細を公開しない方針をとっています。
これは、悪意のある第三者が脆弱性を悪用するのを防ぐための措置とのことです。
ios18.3.2のバグ修正について
iOS 18.3.2では、一部のストリーミングコンテンツを再生できない問題に対応するバグ修正が行われています。
iOS18.3以降、YouTube、Netflix、Amazon Prime Videoなどのストリーミングアプリで、コンテンツが再生できないという報告が一部のユーザーから上がっていました。
今回のアップデートを適用することで、これらの問題が解決する可能性があるとのことです。
ストリーミングサービスは、今や私たちの生活に欠かせないエンターテイメントの一つですから、再生できない問題が解消されるのは本当に嬉しいですね。
僕自身も、移動中や休憩中にiPhoneで映画やドラマを見るのが好きなので、今回の修正は大歓迎です。
ios18.3.2のバグ・不具合報告について
iOS 18.3.2にアップデートした後、デバイスが使用不能になったり、モバイル通信が圏外になるといった深刻な不具合の報告は、今のところSNS上では見られていないようです。
ただ、アップデートが配信されてからまだ日が浅いため、ユーザーの口コミの件数は少ない状況です。
もし動作に不安がある場合は、数日様子を見てからアップデートすることをお勧めします。
また、アップデートを実行する際は、アップデートサイズの2~3倍程度の空き容量を確保してから行うようにしましょう。
空き容量が不足した状態でアップデートを実行すると、アプリのキャッシュデータなどが削除される場合があるので注意が必要です。
もしアップデート後に不具合が発生した場合は、AppleのサポートコミュニティやSNSなどで情報を共有し、解決策を探ってみるのが良いでしょう。
以下は、前回のアップデートまでに報告されている不具合と、その対処法の一例です:
- 画面が暗転して「読み込み中」になり、ロック画面に遷移する(クラッシュ):マルチタスク画面でバックグラウンドアプリを終了する
- 予測変換の精度が低下した:
- 小さい「つ」を含む文を変換した際、変換候補の文字に「t」が挟まる場合は、入力中の文字を消して再入力する
- iOSアップデートで変換精度の向上を待つ
- 電源オフ中にスクリーンタイムが加算される:電源オフ前にマルチタスク(Appスイッチャー)でアプリを完全に終了する
- カメラアプリが落ちる、真っ黒になる:iPhoneの強制再起動、スクリーンショットを撮影する
- Safariが真っ黒になる:Safariを再起動する
- Face IDが使えなくなった:iPhoneの強制再起動、スクリーンタイム(コンテンツとプライバシーの制限)のオフ、設定のFace IDとパスコードで「Face IDとプライバシーについて」を開き下までスクロールする
- Apple Musicが落ちる、フリーズする:iPhoneの再起動、ミュージックアプリの再起動、ミュージック(Apple Music)の再インストール、すべての設定をリセット
- ステッカーが作れない:iPhoneの初期化後、バックアップを復元、設定→一般→キーボード→ステッカーのオンオフ
- AirPods Proのノイズコントロールでオフが消える:設定→自分の名前 AirPods Pro→リスニングモードをオフをオンにする
- コントロールセンターで音量や明るさが反応しない:デバイスの再起動、設定→コントロールセンター→コントロールセンターをリセットを試す
- iOSアップデート中にiTunesが落ちる:Apple公式サイトで配布されているWindows用iTunesを試す(Microsoft Store版を使わない)、別のPCにインストールしているiTunes、MacのFinderでデバイスを復元する
- LINEなど一部アプリの通知がこない:アプリを削除して再インストール、通知に関する設定全般(通知、低電力モード、集中モード)の見直し、デバイスの再起動
- Safariが遅い、落ちる:SafariとiPhoneの再起動、拡張機能のオフ、VPNのオフ、Safariの履歴とWebサイトデータの消去、Safariの全Webサイトデータの消去
- 画面がフリーズする:デバイスを強制再起動する、ストレージ空き容量を十分に空ける、Appスイッチャーで全てのアプリを終了する、頻発する場合はデバイスの初期化と復元
- フラッシュライトがつかない・点灯が遅い:iPhoneの再起動もしくは強制再起動
- Face IDの反応が遅い:ゲームモード中のアプリを終了する、ゲームモードを終了する、iPhoneの再起動
- 一部のメールアカウントがエラーで送受信できない:iPhoneの再起動、メールアカウントの削除と再追加(POPは受信メールが消えるので注意)
- デバイスが発熱しバッテリー消耗が速い:48時間以上の時間をあける、バックグラウンドのアプリを終了する、設定でアプリ毎のバッテリー使用状況を確認する、記事最後のバッテリー対策の設定等を試す
- メールボックスの特性、削除の日数通りにゴミ箱が消えない:メールアカウントの削除、再追加、筆者端末ではiOS18.3アップデート直後にゴミ箱内が削除されました
- フラッシュライト(懐中電灯)のオンオフが実際の状態が一致しない:iPhoneの再起動、フラッシュライトボタンのオンオフ
- Wi-Fiが繋がらなくなった:iPhoneの再起動、ネットワーク機器の再起動、ネットワーク設定のリセット
- ファミリー共有で子どものスクリーンタイムを開くとフリーズする:設定→スクリーンタイムを開き画面を下までスクロール、ファミリー欄から子どもの名前を選択する
- iCloudメールが「アカウントエラー」になる:メールのデータ取得方法を「フェッチ」や「手動」に切り替える
- Spotifyなどのウィジェットが真っ白になる:ホーム画面のカスタマイズで色合いを「ライト」か「自動」に戻す
- ワイヤレス充電が遅い、充電できない:iPhoneの強制再起動、充電器が純正あるいは互換認定品か確認する、設定→バッテリーでバッテリー充電の最適化のオフ、充電上限を変更する(一部機種)
- マイナンバーカードなどの読み取りができない:ケースの着脱や読み取り位置の確認、iPhoneの初期化、Apple StoreやAppleサポートで診断ツールによる検査を受ける
アップデート後、最大48時間程度はバッテリーの消耗が早くなる可能性があるとのことです。
これは、iOSをアップデートした際に、システムがバックグラウンドで様々な処理を行うためです。
48時間経過してもバッテリーの消耗が早い場合は、以下の設定や使い方を見直すことで、発熱を抑えることができる場合があります:
- Wi-Fiを使用しない場合はオフ(設定→Wi-Fi)
- Bluetoothを使用しない場合はオフ(設定→Bluetooth)
- インターネット共有(テザリング)を使用しない場合はオフ(設定→モバイル通信→インターネット共有)
- モバイル通信が繋がらない、圏外になる場所では機内モードをオン
- アプリの位置情報を必要最低限のみ許可(設定→プライバシーとセキュリティ→位置情報サービス)※ 位置情報を常時必要とするアプリ、ナビや緊急速報等はオフにしないでください。
- iPhoneの自動ロック(設定→画面表示と明るさ→自動ロック)を短くする
- 画面の明るさを自動にする(設定→アクセシビリティ→画面表示とテキストサイズ→明るさの自動調節)
- 不要なアプリのバックグラウンド更新をオフ(設定→一般→アプリのバックグラウンド更新)
- インストール済みアプリを最新バージョンにアップデートする
- ホーム画面やロック画面に配置するウィジェットを最低限まで減らす
- マルチタスク画面(Appスイッチャー)でアプリを頻繁に終了しない
- 外観モードをダークに変更する(設定→画面表示と明るさ→ダーク)
バッテリーの最大容量(設定→バッテリー→バッテリーの状態と充電)を確認し、バッテリーの最大容量が80%未満になっている場合はバッテリー交換を検討してください。
今回の解説が、あなたのiOS 18.3.2アップデートの参考になれば嬉しいです。
Apple製品に関する情報交換など、またいつでもお声かけください!
ios18.3.2アップデート対象機種
ios18.3.2の対象機種は以下のようになります。
iPhone XS以降、iPad Pro 12.9インチ 第2世代以降、iPad Pro 10.5インチ、iPad Pro 11インチ 第1世代以降、iPad Air 第3世代以降、iPad 第6世代以降、iPad mini 5世代以降
iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone Xs
iPhone Xs Max
iPhone XR
iPhone SE(第2世代)
iPhone SE(第3世代)
まとめ:ios18.3.2不具合・バグは?バッテリー減り・熱くなる?エラーで起動しない・つながらい?
iOS18.3.2アップデートは、2025年3月12日にリリースされたiPhoneおよびiPad向けのバグ修正とセキュリティアップデートです。
特に、一部のストリーミングコンテンツが再生できない問題を解決することを目的としています。
セキュリティ面では、悪意のあるWebコンテンツによる攻撃から保護するための修正が含まれています。
このアップデートは、設定アプリからダウンロードできますが、iTunes経由でのアップデートは避けるよう推奨されています。 アップデート後、バッテリー消費が早くなる可能性があるため、設定の見直しが推奨されています。 他のAppleデバイス(Mac、Apple TV、Apple Vision Pro)向けのアップデートも同時にリリースされました。