ドラクエ3リメイク(HD-2D版ドラクエ3)を含む「ロトシリーズ」のつながりについて。
ドラゴンクエストI、II、III、そしてXIの時系列とストーリー上の繋がりについて詳しく説明しています。
ドラクエ3リメイクwiki|ドラクエ1・2の時系列・つながりは?「ロトシリーズ」
ドラゴンクエストI、II、III、そしてXIは、共通の世界、登場人物、アイテム、地名などを共有しており、複雑に物語が繋がっています。大まかな時系列としては、以下のようになります。
ドラゴンクエストXI → ドラゴンクエストIII → ドラゴンクエストI → ドラゴンクエストII
ドラゴンクエストIIIとドラゴンクエストI、IIの繋がり
- ドラゴンクエストIIIの主人公は、ゾーマを倒した後、アレフガルドに残って「ロト」の称号を与えられ、その装備品が「ロトの○○」と呼ばれるようになったことが、ドラゴンクエストI、IIで語られる「ロト伝説」の始まりとなります。
- ドラゴンクエストIIIで、ゾーマによって開かれたギアガの大穴は、後に崩壊し、ドラゴンクエストIで主人公が竜王の城へ向かうために通る「沼地の洞窟」となったと考えられます。
- ドラゴンクエストIIIに登場する吟遊詩人ガライは、ドラゴンクエストIでは「昔語りの町」を築いた伝説の人物として登場します。
- ドラゴンクエストIIIのメルキドの科学者が作ったゴーレムは、ドラゴンクエストIではメルキドの門番として登場しますが、暴走して主人公に倒されます。
- ドラゴンクエストIIIのドムドーラは、ドラゴンクエストIでは魔物に襲われて廃墟となっています。
ドラゴンクエストI、IIの繋がり
ドラゴンクエストIとIIは、様々な要素を通して密接に繋がっています。
- 血縁: Iの主人公は、かつてアレフガルドを救ったとされる勇者ロトの子孫です。そして、IIの主人公であるローレシアの王子は、Iの主人公とローラ姫の間に生まれた子供の、さらに子孫にあたります。 つまり、IとIIの主人公たちは、勇者ロトの血を受け継ぐ一族の物語なのです。
- 舞台: Iの舞台はアレフガルドと呼ばれる世界で、IIではその世界の100年後が描かれています。 IIでは、アレフガルドに加えて、ローレシア、サマルトリア、ムーンブルクという3つの国が登場しますが、これらはIの主人公とローラ姫が築いたローレシア王国が分裂してできた国々です。
- アイテム: IとIIには、「ロトの剣」「ロトの鎧」「ロトの盾」といった、勇者ロトが使っていたとされる伝説の武具が登場します。 これらの武具は、IIの主人公たちも、ハーゴンやシドーといった強大な敵を倒すために必要不可欠なアイテムとなります。
- その他: IIに登場する「ローラの門」は、Iの主人公の妻であるローラ姫にちなんで名付けられました。 また、Iに登場するラダトームの町に住む老人は、IIにも登場し、呪いを解く研究を続けています。 これは、IIがIの後の世界であることを示す描写の一つと言えるでしょう。
これらの要素から、ドラゴンクエストIとIIは、単に同じ世界観を共有するだけでなく、登場人物たちの血縁関係、歴史、そして受け継がれるアイテムや地名を通して、強く結びついていることがわかります。
ドラクエ3リメイクwiki|ドラクエ11とドラクエ3の繋がり・時系列
- ドラゴンクエストXIの真エンディングでは、ドラゴンクエストIIIのオープニングシーンに直接繋がる描写があり、XIの主人公が後の世で「ロト」と呼ばれる勇者になることが示唆されています。
- ドラゴンクエストXIの主人公がニズゼルファを倒すのに使った「勇者の剣」は、後にジパングの鍛冶師によってオリハルコンで作り直され、ドラゴンクエストIIIに登場する「王者の剣」になったと考えられます。 ゾーマによって破壊された王者の剣は、XIの主人公が使用した剣とは別のものとなります。
- ドラゴンクエストXIでは、聖竜が「もし私が闇に染まることがあれば、再びその剣で…」という発言をしており、これが後の竜王を示唆していると考えられています。
- ドラゴンクエストXIの舞台である「ロトゼタシア」とドラゴンクエストIIIの世界地図は類似しており、命の大樹があった場所に竜の女王の城があることから、両作品の世界が繋がっていると考えられます。
- ドラゴンクエストXIのイシの村では大地の精霊を信仰しており、これがドラゴンクエストIIIに登場する精霊ルビスと同一の存在である可能性があります。
補足
- ドラゴンクエストXIでは、主人公が過去に戻って歴史が改変されるため、別の時間軸が生まれた可能性も考えられます。
まとめ:ドラクエ3リメイクwiki|ドラクエ1・2の時系列・つながりは?「ロトシリーズ」
ドラゴンクエストXI → ドラゴンクエストIII → ドラゴンクエストI → ドラゴンクエストII → ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート
■各作品のストーリーと繋がり
- ドラゴンクエストXI: 「ロトゼタシア」という世界を舞台に、主人公が邪神ニズゼルファを倒し、「ロト」の称号を授かる物語です。 真エンディングでは、ドラゴンクエストIIIのオープニングシーンに繋がる描写があります。
- ドラゴンクエストIII: 主人公が魔王バラモス、そして真の黒幕である大魔王ゾーマを倒し、世界に平和をもたらす物語です。 主人公は後に「ロト」の称号を授かり、その装備は「ロトの○○」と呼ばれるようになります。
- ドラゴンクエストI: 勇者ロトの子孫である主人公が、竜王を倒し、さらわれたローラ姫を救い出す物語です。
- ドラゴンクエストII: ドラゴンクエストIの主人公とローラ姫が築いたローレシア王国が舞台です。 3人のロトの子孫(ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女)が、大神官ハーゴンとその背後にいる邪神シドーを倒し、世界に平和をもたらします。
- ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート: ドラゴンクエストIIの数百年後の世界が舞台で、キーファの少年時代を描いた外伝作品です。
■作品間の繋がりを示唆する要素
- 地名・人物: アレフガルド、ラダトーム、メルキド、ドムドーラといった地名や、ガライ、ローラ姫といった人物が複数の作品に登場します。
- アイテム: 「勇者の剣」「王者の剣」「ロトの剣」「光の玉」「ラーの鏡」といったアイテムが、時系列を超えて登場します。
- モンスター: 竜王の祖先である竜の女王がドラゴンクエストIIIに登場します。 また、ドラゴンクエストVIIIに登場する神鳥レティスは、ドラゴンクエストIIIのラーミアと同一の存在であることが示唆されています。