アニメ『ダンダダン』EDの招き猫について。正体は何者？
『ダンダダン』の招き猫の正体は、かつて強力な妖怪だったターボババアの新たな姿？
ダンダダンwiki考察ネタバレ｜招き猫の正体はターボババア？
■アニメ『ダンダダン』の招き猫について
アニメ『ダンダダン』に登場する招き猫は、強力な妖怪「ターボババア」が封印された姿です。 元々は老婆の姿をした妖怪でしたが、物語の展開の中で招き猫のぬいぐるみの中に封じ込められました。
ターボババアが招き猫に封印された経緯
- ターボババアは、主人公の一人であるオカルンと勝負をし、彼に呪いをかけて「大事な部分」を奪いました。
- その後、オカルンの「大事な部分」を取り戻そうとするもう一人の主人公、モモと、霊能力者の星子の活躍により、ターボババアは星子の結界術が使える場所まで追い詰められます。
- 星子の結界術によってターボババアの魂は成仏させられそうになりますが、その直前に霊体となってオカルンにしがみつき、難を逃れます。
- しかし、星子の攻撃によってターボババアのオーラは招き猫に移され、結果として意識は招き猫に、霊力はオカルンに残ったままとなってしまいました。
招き猫の姿になったターボババア
- 招き猫の姿になったターボババアは、以前のような強力な力は失ってしまいましたが、オカルンたちのアドバイザー的な役割を果たしています。
- 時折アドバイスを与えたり、仲間たちを助けることで物語に重要な役割を果たしています。
- 猫の姿になったことで、その可愛らしい姿が評判となり、ファンの間でも人気が高まっています。
ダンダダンwiki考察ネタバレ｜ターボババアの強さは？
ターボババアは、その名の通り 圧倒的なスピード を誇る妖怪です。常に時速100キロで走ることができ、かつては「100キロババア」と呼ばれて恐れられていました。その速さは、一度目撃すると逃げるのが難しいとされています。
ターボババアの能力
- 高速移動: ターボババアの最も特徴的な能力は、その圧倒的なスピードです。時速100キロで走り続け、電線の中に入り込んだり、電波の流れに沿って移動することも可能です。
- 呪い: ターボババアは、かけっこで自分に勝った相手の「大事な部分」を奪う呪いをかけることができます。この呪いによって、オカルンは「大事な部分」を奪われ、ターボババアに乗っ取られてしまいました。
- 霊の使役: ターボババアは、地縛霊や浮遊霊を使役する能力も持ち合わせています。彼女の手足のように霊を操り、敵を攻撃したり防御したりすることができます。作中では、正能市のトンネルにいた地縛霊の蟹と合体し、パワーアップしていました。
ターボババアの弱点
- プライドの高さ: ターボババアはプライドが高く、特に足の速さに関しては絶対の自信を持っています。そのため、足の速さを煽られると、すぐに勝負に乗ってしまいます。モモに「足の速さで勝負しろよ」と挑発された際には、鬼ごっこで決着をつけることになりました。
- 地縛霊との合体の制限: 地縛霊は、そのテリトリー内では強力な力を発揮しますが、テリトリーの外に出ると力が弱まってしまいます。そのため、ターボババアが地縛霊と合体している場合、テリトリーの外に誘い出すことが有効な手段となります。
その他
- 変身能力の付与: ターボババアは、オカルンに憑依することで彼に変身能力を与えました。変身したオカルンは、高速で移動する能力や強力なパワーを手に入れ、宇宙人と戦うことができるようになりました。
このように、ターボババアは強力な能力を持つ妖怪ですが、弱点も存在します。彼女の能力と弱点を理解することで、対抗策を立てることができるかもしれません。
ダンダダンwiki考察ネタバレ｜ターボババアの過去
■ターボババアの悲しい過去
ターボババアは強力な妖怪でありながら、悲しい過去を持つ存在として描かれています。彼女は高速で移動したり、呪いを使ったり、霊を使役したりできますが、その能力は彼女自身の悲しい過去と深く結びついています。
- 姥捨て伝説との関連性: ターボババアの起源は、日本に古くから伝わる姥捨て伝説と関連付けられています。姥捨て伝説とは、食糧難の時代に、年老いて働けなくなった老人を山に捨てるという悲しい風習です。ターボババアの姿や行動は、この伝説に由来する可能性が示唆されています。
- 少女たちの霊を慰める: ターボババアは、理不尽な死を遂げた少女たちの霊を慰めるために各地を彷徨っていたと言われています。 彼女は、少女たちの無念を晴らし、彼女たちに寄り添うために、その場に現れていたようです。
- オカルンとの出会い: 主人公のオカルンがターボババアと出会ったトンネルにも、猟奇的な事件に巻き込まれて亡くなった少女たちの集合霊がいました。 ターボババアは、オカルンの「大事な部分」を奪いましたが、これは少女たちがこれ以上被害に遭わないようにするためだったのかもしれません。
このように、ターボババアは、過去の悲しい経験から、少女たちの霊を慰め、守ろうとしていたと考えられます。彼女の行動は、一見すると恐ろしいものですが、その根底には深い悲しみと優しさが秘められています。
ダンダダンwiki考察ネタバレ｜招き猫(ターボババア)以外の正体・元ネタ
宇宙人: セルポ星人 (作中では明言されていませんが、おそらくセルポ星人がモデル)
- 正体: 地球に似た環境の惑星に住む宇宙人。
- 特徴:
- 頭部が大きく、目がつり上がっている。
- テレパシー能力を持っている。
- 科学技術が発達している。
- 目的: 地球侵略を企てている。
ダンダダンについて
「ダンダダン」は、龍幸伸先生による日本の漫画作品で、幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトル漫画です。2021年4月6日から集英社のウェブコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で連載されており、「SPY×FAMILY」「怪獣8号」に続く看板漫画となっています。
■ストーリー
霊媒師の祖母を持つ女子高生・綾瀬桃は宇宙人の存在は信じていませんが、幽霊は信じています。一方、オカルトマニアの男子高校生・高倉健は幽霊の存在は信じていませんが、宇宙人は信じています。
ある日、俳優の高倉健似の彼氏に振られた桃は、偶然見かけた健をいじめから庇います。健は桃を同好の士と勘違いしますが、オカルトに対して正反対のスタンスを持つ二人は取っ組み合いの喧嘩になります。「自分の信じるものの存在を証明出来たら相手をパシリにする」という勝負をすることになり、互いが指定した「UFOスポット」と「心霊スポット」で、奇しくも同時に宇宙人と妖怪に遭遇してしまいます。二人は、互いの理解を超越した怪奇の世界へと足を踏み入れていくことになります。
■登場人物
綾瀬桃（あやせ もも）
- 本作の主人公の1人で、ギャル。
- 幽霊の存在は信じるが、宇宙人の存在は信じていない。
- 霊媒師の祖母を持ち、幼少期に周りからそのことでからかわれたことから、祖母に対して素直な態度を取れずにいるが、実際はおばあちゃん子であり、幽霊なども信じている。
- 俳優の高倉健の大ファン。
- 健との「勝負」をきっかけに怪異と深くかかわっていくこととなり、セルポ星人に誘拐されたことで超能力に目覚める。
- 超能力以外にも揺るぎない胆力と機転の速さを持っており、真っ向から怪異に立ち向かい制圧していく。
高倉健（たかくら けん）
- 本作の主人公の1人で、通称はオカルン。
- 宇宙人の存在は信じるが、幽霊の存在は信じていない。
- 幼少から友人がおらず、宇宙人なら友達になってくれるかもしれないという思いからオカルトに傾倒していくが、それによってさらに孤独を深めてしまっていた。
- 桃との「勝負」をきっかけに怪異と深くかかわっていくこととなり、ターボババアにイチモツを奪われたことで呪われ、周囲にも呪いを振りまく媒介にされてしまう。その後、ターボババアを倒した後は、変身し、超人的なスピードとパワーが使えるようになる。
- 変身すると口調も乱暴になるが、もともと喧嘩などはしたことがないため、戦い方は下手くそ。
- 桃のことを意識していて、ピンチの時は度胸と機転を発揮する。
その他の登場人物
- 綾瀬星子（あやせ せいこ）：桃の祖母で、霊媒師。
- 白鳥愛羅（しらとり あいら）：自他ともに認める美少女だが、自信過剰で思い込みが激しく、健に好意を寄せている。
- 円城寺仁（えんじょうじ じん）：通称ジジ。桃の幼馴染で、両親が入院したため、綾瀬家に泊まりに来ている。
■魅力
「ダンダダン」の魅力は、以下のような点が挙げられます。
- 独特な妖怪・宇宙人：「ターボババア」や「アクロバティックさらさら」など、これまでになかった独自の妖怪が登場する。
- 斬新な設定:妖怪と一緒に宇宙人も登場するという設定が斬新。
- ストーリー:基本的には青春ラブコメ×バトルで、ギャグも多い。
- 作画:美麗な作画で、スピード感あふれるバトルシーンが描かれている。
- サブカルネタ:宇宙人や幽霊、都市伝説などが物語に大きく関係しており、サブカル好きに刺さるネタが満載。
まとめ：ダンダダンwiki考察ネタバレ｜招き猫の正体はターボババア？強さは？いいやつ？
『ダンダダン』に登場する招き猫は、強力な妖怪ターボババアが、オカルンたちとの戦いの末に封印された姿です。可愛らしい外見とは裏腹に、複雑な経緯と過去を持つ存在です。
招き猫に封印されるまでの経緯
- ターボババアの呪い: ターボババアは、オカルンと勝負し、呪いによって彼の「大事な部分」を奪いました。
- モモと星子との対決: モモと星子の活躍により、ターボババアは星子の結界術が使える場所まで追い詰められました。
- 結界術からの逃亡: 星子の結界術によって成仏させられそうになりますが、ターボババアは霊体となってオカルンにしがみつきます。
- 招き猫への封印: 星子の攻撃により、ターボババアのオーラは招き猫のぬいぐるみへと移されます。結果、意識は招き猫に、霊力はオカルンに残ったままとなりました。
招き猫の姿と役割
- 可愛い姿: 招き猫の姿になったターボババアは、以前のような力はありませんが、その姿はファンに人気です。
- オカルンたちのアドバイザー: ターボババアは、オカルンたちに助言や協力を提供し、物語を進める重要な役割を担います。特に、オカルンが奪われた「大事な部分」を探すために協力しています。
ターボババアの過去
- 都市伝説との関連性: ターボババアの元ネタは、「100キロババア」や「ジェットばばあ」といった都市伝説の妖怪です。
- 姥捨て伝説との関連性: また、日本の姥捨て伝説も彼女の起源とされています。
- 少女たちの守護者: ターボババアは、理不尽な死を遂げた少女たちの霊を慰め、守る存在でした。 彼女がオカルンの「大事な部分」を奪ったのも、少女たちを守るためだったのかもしれません。
