レグルス構文について。
「あのさぁ、君たちさっきからちょっとうるさすぎるんじゃない？」
といったパターンの書き出しで始まることが多いレグルス構文について解説
リゼロ｜レグルス構文とは作り方は？
レグルス構文は、人気ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するレグルス・コルニアスの独特な話し方を模倣した、ネットスラングです。
レグルスは、自らを「無欲」と称しながらも、極めて利己的で独善的な言動を繰り返すキャラクターです。
彼の特徴的な話し方を真似ることで、相手を論破するような、あるいは屁理屈をこねるような表現ができます.
レグルス構文を作るには、いくつかのポイントがあります。
- まず、相手の良くないところを指摘すること。
ただし、いきなり攻撃的な言葉を使うのではなく、遠回しに、あるいは一見すると相手を気遣っているかのように見せかけるのがコツです。例えば、「あのさぁ、君たちさっきからちょっとうるさすぎるんじゃない？まぁ別に友達と楽しく話したいのは分かるけどね？」のように、穏やかな口調で始めるのが良いでしょう. - 次に、相手にも理解できる点があることを告げる。
これは、相手を完全に否定するのではなく、共感する部分もあるという姿勢を示すことで、自分の意見をより客観的に見せるためのテクニックです。例えば、「僕は優しいからその位は理解してあげれるよ」のように、相手の気持ちに寄り添う言葉を挟むことで、和らげる効果を狙います. - しかし、最終的には、相手の良くない点を再び批判する。
ここで、「でもさぁ、結局君達がうるさかったのには変わり無いわけだ」のように、穏やかな口調から一転して厳しい口調にすることで、相手に強い衝撃を与えます. - そして、自分の権利を主張する。
レグルスは、「僕の権利の侵害だ」という言葉を頻繁に使います。これは、自分の意見が尊重されないことや、自分の行動が妨げられることを、権利の侵害だと主張することで、自己正当化を図るためです。 - 最後に、相手よりも道徳的に優位に立とうとする。
「普通はわかるよね？常識だよね？」のように、相手の常識や理解を疑うような言葉を使うことで、自分が相手よりも道徳的に優位な立場にいることを示そうとします。
これらのポイントを踏まえることで、あなたも簡単にレグルス構文を使いこなせるはずです。
リゼロ｜レグルス構文の例文は？
次に、レグルス構文の例文を見てみましょう。
「あのさぁ、この料理ちょっと味が薄すぎない？別に素材の味を生かしたいのはわかるけど。僕は優しいからそれくらい理解してあげられるよ。でも味が薄いのは事実だよね？素材の味を生かすのは良いけど、ちゃんと味付けもしないと美味しくないと思うんだよね。いや、美味しくあるべきだよね。普通はわかるよね？常識だよね？まぁでも僕は優しいから多少は大目に見てあげれるよ？でもそのレベルを超えてるよね。味が薄すぎてほとんど味がしないんだもん。それって僕の味覚を軽視してるよね。僕の食事をする権利の侵害だ」
この例文では、まず料理の味付けが薄いことを指摘し、素材の味を生かしたいという意図を理解できると穏やかに言っています。しかし、最終的には味が薄すぎるという点を批判し、自分の食事をする権利が侵害されていると主張しています.
このように、レグルス構文は、相手を批判しながらも、一歩引いた立場から発言することで、自分の意見を押し通そうとするものです。
レグルス構文を作るコツ
レグルス構文を作るコツは、
- 「僕」という言葉を多用すること。
レグルスは、自分のことしか考えていないような言動が目立つため、「僕」という言葉を頻繁に使うことで、彼の自己中心的な性格を表現できます。 - 文末に「～だよね？」や「～じゃない？」をつけること。
これにより、相手に同意を求めるようなニュアンスを出し、自分の意見を押し付けやすくします. - 長々と不必要な文句を言うこと。
レグルスは、自分の重みを示すために、不必要にも長々と話をすることがあります。 - 最後に自分の権利の話に上手く繋げること。
最終的に、自分の権利が侵害されていると主張することで、相手を道徳的に追い詰めます。
例えば、「あのさぁ、今日雨だけどさ、別に雨が降るのは仕方ないと思うんだよね。僕は心が広いからそれくらい許容できるよ。でも雨で髪が濡れるのは嫌だよね？ちゃんと傘をさしてくれれば濡れなかったのに。いや、濡れないようにするのが当然だよね？普通はわかるよね？常識だよね？まぁでも僕は優しいから多少は大目に見てあげれるよ？でも限度があるよね。髪がひどく濡れて気持ち悪いんだもん。それって僕の気分を害してるよね。僕の快適に過ごす権利の侵害だ」のように、些細なことから権利の侵害に繋げることで、レグルスらしさを演出できます.
レグルスとは？
最後に、レグルス・コルニアスとは何者なのかを解説します。
レグルス・コルニアスは、ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するキャラクターで、魔女教大罪司教の一人です。『強欲』を担当しており、百数十年以上も前からその地位にいます。外見は平凡な青年ですが、その内面は極めて歪んでいます。
彼は自らを「平和主義者」と称し、無駄な争いを好まず、平穏な日々を望んでいます。しかし、実際には極めて利己的で、自分の重みを満たすためならば、他人を躊躇なく利用し、傷つけます。
彼の最も特徴的な点は、「権利」という概念に対する執着です。彼は、行動する権利、発言する権利、生きる権利など、あらゆる権利を主張し、自分の重みを正当化しようとします。しかし、その権利の主張は、完全に自己中心的であり、他者の権利を尊重する気持ちは全くありません。
また、彼は291人もの「妻」を娶っており、常に身の回りに侍らせています。しかし、妻たちを愛しているわけではなく、自分の重みを高めるための道具として扱っています。気に入らないことがあれば、躊躇なく妻たちを殺すことも厭いません.
レグルスは、その絶大な力と歪んだ性格から、多くの読者に強い衝撃を与えました。彼の独特な話し方であるレグルス構文は、ネット上で広く普及しています.
彼の能力は「獅子の心臓」と「小さな王」という二つの権能です。「獅子の心臓」は、自身や触れたものの時間を停止させる能力で、これによってあらゆる攻撃を無効化し、「絶対不変の存在」となります。しかし、この能力には、発動中は自身の心臓が物理的に止まってしまうという欠点があります.
「小さな王」は、他人の心臓に小さな自分の「擬似心臓」を寄生させる能力です。これにより、「獅子の心臓」の欠点を補い、無期限で無敵化することが可能になります.
このように、レグルスは非常に強力な能力を持っていますが、その性格の歪みから、その力を十分に発揮することができません。彼は、自信を少しでも揺るがされると、すぐにパニックに陥り、不必要な行動を取ってしまいます。
その力と人間性の低さの間のギャップが、彼をユニークなキャラクターにし、ファンの間で広範な議論の対象となっています。
まとめ：リゼロwiki｜レグルス構文とは作り方は？例文は？
レグルス構文は、彼の歪んだ性格を表現するための強力なツールであり、ネット上で広く使用されています.
どうでしたでしょうか？レグルス構文について、深く理解できましたでしょうか？もし何かさらに知りたいことがあれば、遠慮なく質問してくださいね！
