呪術廻戦の内通者について。
内通者が少なくとも2人はいたはずですが、メカ丸ともう一人は誰？正体は？
呪術廻戦ネタバレ考察｜内通者の2人目の正体は誰？死亡の上層部メンバー？
呪術廻戦に登場する内通者について作中では、呪詛師側に情報を漏らしている内通者の存在が示唆されていました。
その内通者は二人以上いるとされ、そのうちの一人は京都高専のメカ丸（与幸吉）であることが明らかになりました。
メカ丸は生まれつき重度の身体障害を患っており、その代償として膨大な呪力を得ていました。 彼は真人の無為転変によって体を治してもらうことを条件に、真人側に情報を提供していました。しかし、真人側が京都校の生徒を襲撃したことをきっかけに、メカ丸は真人側との協力関係を解消し、戦いの末に死亡しました。
もう一人の内通者については、学長以上の高専上層部であることが分かっています。
有力な候補として、羂索に傀儡化された加茂家の人間が挙げられます。加茂家は御三家の一つであり、羂索は過去に加茂家の当主であった加茂憲倫の肉体を乗っ取っていました。羂索はその後も加茂家の人間を傀儡化し、呪術高専の保守派を支配下に置いていたと考えられます。
その他にも、楽巌寺嘉伸や家入硝子、冥冥など、様々な人物が内通者候補として挙げられていましたが、五条悟が総監部を壊滅させた際に、これらの内通者も殺害された可能性があります。
作中では、内通者に関する明確な答えが示されていません。そのため、読者の間では様々な考察が行われています。
高専上層部（学長以上）について
呪術廻戦において、学長以上の高専上層部は、保守的な思想を持つ人物が多く、新しい変化を嫌う傾向にありました。彼らは、五条悟や夜蛾正道などの革新派と対立し、呪術界の秩序を守ることを最優先事項としていました。
高専上層部には、呪詛師と通じている内通者が存在することが明らかになっており、その正体については様々な憶測が飛び交っています。
内通者候補として、以下の点が挙げられます。
- 夜蛾正道 夜蛾は東京高専の学長であり、内通者の条件である「学長以上」に該当します。彼は、五条悟が漏瑚に襲撃された際や交流会など、呪詛師が関与する事件に度々関わっており、内通者として疑われていました。
- 羂索に傀儡化された加茂家の人間 加茂家は御三家の一つであり、羂索は過去に加茂家の当主の肉体を乗っ取っていたことから、加茂家には羂索に操られている人物がいる可能性があります。加茂憲紀は、渋谷事変後に、保守派が既に羂索の傀儡と化している可能性を示唆しています。
- 未登場の人物 作中には、名前や素性が明かされていない高専上層部が多く登場します。内通者は、これらの未登場の人物である可能性も考えられます。
五条悟は、獄門疆に封印される前に、総監部の人間を皆殺しにしています。この際に、高専上層部の内通者も殺害された可能性があります。
呪術廻戦を通じて、学長以上の高専上層部に属する内通者の正体は明らかになっていません。
呪術廻戦ネタバレ考察｜メカ丸はなぜ内通者？
内通者のひとりとして明らかになったメカ丸（与幸吉）は、生まれつき右腕と膝から下の肉体がなく、腰から下の感覚もない、肌は月明かりにも焼かれるほど脆いという重度の身体障害を患っていました。その代償として、広大な術式範囲と実力以上の呪力出力という能力を得ていましたが、彼自身はそれを望んで手に入れた力ではありませんでした。
メカ丸は、肉体を治療し、普通の生活を送りたいという強い願望を持っていました。そのために、真人の無為転変によって肉体を治してもらうことを条件に、呪詛師側に情報を提供していました。
その際、メカ丸は京都校の仲間には危害を加えないという条件を呪詛師側と結んでいました。しかし、姉妹校交流会において、花御が京都校の生徒に危害を加えたことで、メカ丸は呪詛師側との約束を破られたと感じ、裏切ることになります。
その後、メカ丸は真人との戦闘に挑みます。戦闘では、17年間ため込んだ呪力と巨大な傀儡「究極メカ丸絶対形態」を駆使して善戦しますが、最後は真人の策略によって敗北し、死亡しました。
メカ丸は内通者として活動していましたが、京都校の仲間を大切に思っていたことは多くの描写から読み取れます。特に、三輪霞に対しては、特別な感情を抱いていたことが示唆されています。
彼は三輪の幸せを心から願い、最期には「どんな形であれオマエが幸せなら俺の願いは叶ったも同然だ」という言葉を残しています。
メカ丸は、自身の肉体的な苦しみと戦いながらも、仲間との繋がりを求め、懸命に生きた人物でした。彼の行動は、読者に多くの感動と共感を与えています。
