吉田響選手は学生三大駅伝全てで区間賞を獲得した、創価大学のエースランナー
東海大学から創価大学に編入し、箱根駅伝では山の神を目指す吉田響選手の気になるプロフィールをまとめています。
吉田響の走り方
吉田響選手の走り方は、ピッチ走法 と呼ばれる、足の回転数を増やして一歩あたりの時間を短くし、歩幅を狭くする走り方が特徴です。
ピッチ走法の特徴
- 比較的短い距離を走る際に有効な走法。
- 小柄な選手に向いている。
- 身長161cmと小柄な吉田選手にとって、この走法は理にかなっていると言えるでしょう。
吉田選手のピッチ走法
- 中学時代は3000m、高校時代は5000mで好成績を残しており、スタミナがあり長い距離を得意としています。
- 山登りのようなタフなコースも得意としています。
- 指導者からは「他の選手よりも走りのリズムが速い。5区に向いている」と言われていました。
箱根駅伝5区での走り
- 大学1年時の箱根駅伝5区では、ピッチ走法を生かし、区間2位、8人抜きという素晴らしい成績を収めました。
- 山登りに適した走法と、本人のスタミナ、そして精神力の強さがこの結果に繋がったと考えられます。
今後の展望
吉田選手は、全日本大学駅伝5区で区間新記録を樹立するなど、スピードも向上しています。
ピッチ走法の効率性を高め、更なるスピードアップを実現できれば、箱根駅伝5区での区間賞、そして「山の神」の称号獲得も夢ではないでしょう。
吉田響の成績・自己ベスト
■自己ベスト
5000m 13分39秒94(2024年)
10000m 28分12秒01(2024年)
ハーフマラソン 1時間01分45秒(2024年)
吉田響選手は、中学時代から全国大会で活躍し、大学進学後も駅伝ランナーとして注目されています。東海大学から創価大学へ編入するという異色の経歴を持ちながらも、着実に実力を伸ばし、箱根駅伝での「山の神」獲得を目標に掲げています。以下、吉田選手の成績について、各段階ごとに詳しく説明します。
中学時代
吉田選手は静岡県御殿場市立原里中学校出身です。中学時代から全国レベルの大会で活躍しており、 によると、中学3年生時には以下の成績を残しています。
- 第48回ジュニアオリンピック陸上競技大会 A男子3000m:7位入賞(8分40秒93)
- 全国都道府県対抗男子駅伝競走大会 6区(3km):区間2位(8分53秒)
- 全日本中学校陸上競技選手権大会 3000m:11位(8分45秒19)
- 静岡県中学校駅伝競走大会 6区(3km):区間賞(9分03秒)
特に、静岡県中学校駅伝競走大会では7人抜きを達成し、チームの入賞に大きく貢献しました。この頃から、駅伝ランナーとしての才能が開花していたことが伺えます。
高校時代
高校は静岡県にある東海大静岡翔洋高校に進学しました。高校時代は、新型コロナウイルスの影響で多くの大会が中止となりましたが、 によると、3年連続で静岡県高校総合体育大会に出場し、2年生以降は5000mで好成績を残しています。
- 高校1年生:第66回静岡県高校総合体育大会 5000m 16位(15分31秒50)
- 高校2年生:第67回静岡県高校総合体育大会 5000m 3位(14分58秒23)
- 高校3年生:第68回静岡県高校総合体育大会 5000m 2位(14分33秒76)
駅伝では、2年時に全国都道府県対抗男子駅伝競走大会に出場し、5区を走りましたが、22位という結果でした。 高校時代は全国大会での入賞はなかったものの、着実に力をつけている様子がわかります。
大学時代
東海大学時代
大学は東海大学体育学部に進学し、陸上競技部に入部しました。大学1年次には、早くも箱根駅伝に出場し、5区山登りで区間2位、8人抜きを達成するという鮮烈なデビューを飾りました。 しかし、2年次にはチームとの方針の違いや体調不良などもあり、箱根駅伝のメンバーから外れてしまいました。
■創価大学時代
3年次には創価大学経済学部に編入し、心機一転、競技に励んでいます。 創価大学では、持ち前のスタミナと山登りへの適性を生かし、出雲駅伝、全日本大学駅伝の両方で5区を走り、区間賞を獲得しました。 特に全日本大学駅伝では、従来の区間記録を29秒も更新する、35分18秒の区間新記録を樹立しています。 創価大学での活躍は目覚ましく、駅伝ファンからの注目度も高まっています。
大学三大駅伝成績
学年 | 出雲駅伝 | 全日本大学駅伝 | 箱根駅伝 |
---|---|---|---|
1年生(2021年度) | 出走なし | 出走なし | 5区 区間2位 (1時間10分44秒) |
2年生(2022年度) | 出場なし | 出走なし | 出走なし |
3年生(2023年度) | 5区 参考記録 (17分45秒) | 5区 区間賞 (35分18秒) | 5区 区間9位 (1時間12分38秒) |
4年生(2024年度) | 2区 区間賞 (15分46秒) | 2区 区間2位 (31分05秒) |
吉田響wikiプロフィール
名前:吉田響
出身地:2002年8月20日
生年月日:静岡県御殿場市
年齢:22歳
身長:161cm
体重:46kg
血液型:ABO型
出身中学:中学校は御殿場市立原里中学校
出身高校:高校は東海大学付属静岡翔洋高等学校
出身大学: 東海大学体育学部→創価大学経済学部
吉田響のツイッターやインスタグラム
吉田響のツイッター
吉田響のインスタグラム
吉田響のフェイスブック
吉田響(創価大)wiki|走り方は?成績・自己ベストは?
吉田選手は、中学時代から注目を集めていた選手でしたが、大学では、環境を変えるという決断を経験し、精神的にも大きく成長しました。創価大学への編入は、彼にとって大きな転機となり、駅伝ランナーとして才能を開花させるきっかけとなりました。持ち前のスタミナと山登りへの適性、そしてピッチ走法を武器に、箱根駅伝での「山の神」獲得、そしてチームの総合優勝を目指します。
■今後の展望
吉田選手は箱根駅伝での「山の神」獲得を目標に掲げており、その走りに大きな期待が寄せられています。 4年生となった2024年度の出雲駅伝では、2区を走り区間賞を獲得するなど、好調を維持しています。 箱根駅伝でも、その実力を発揮し、チームを勝利に導く活躍を見せてくれることでしょう。