ドラマ「海に眠るダイヤモンド」8話について。
「海に眠るダイヤモンド」は昭和の炭鉱の島と現代の東京を舞台に、70年にもわたる愛と運命の物語を描く壮大なヒューマンラブストーリー。
神木隆之介が一人二役を演じ、時代を超えて繋がる愛と希望の物語に涙する、感動大作。
海に眠るダイヤモンド(ドラマ)8話あらすじ
いづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)はリナ(池田エライザ)と駆け落ちをしたきり消息を絶ったと告げられた玲央(神木)。さらにいづみは玲央に、2人が消えた“あの夜”のことを語り始める。
1965年3月。新区域から石炭が出たことで息を吹き返した端島では、本格操業へ向けて張り切る鉄平の姿が。しかし、鉄平が誠の通院のために度々リナと長崎へ渡っていたことで、島民たちの間では2人の仲を疑うよからぬ噂も立っていた。賢将(清水尋也)からそのことを聞き、すぐに否定する鉄平。しかしその裏で鉄平はリナと、誰にも言えないある秘密を共有していた。
そんなある日、朝子(杉咲花)は鉄平から「話がある」と呼び出される。しかし約束の夜、仕事を終えた朝子のもとに、鉄平が姿を見せることはなく……。鉄平と朝子の運命が分かれた“あの夜”、一体何が起こったのか。
さらに、いづみが持っていた10冊の鉄平の日記には、大きな秘密がまだ隠されていた。黒く塗り潰された字、破かれたページの本当の意味。
そんな中、玲央といづみは再び長崎を訪れることに。そこで2人が知ることとなる鉄平の思いとは。70年の時を超え、愛と青春と友情、そして家族の物語がついに、結着する。
引用:https://www.tbs.co.jp/umininemuru_diamond_tbs/story/
海に眠るダイヤモンド(ドラマ)8話ネタバレ考察
1964年、端島では爆発事故による廃鉱から4ヶ月が経過し、鉱員たちは島を去り、残った者たちも希望を失いかけていました。 荒木家では、一平が長年の無理がたたり病床に伏していました。島全体が重苦しい空気に包まれる中、鉄平は未開発の石炭層がある新区域の開発に励み、端島の復活を目指していました。鉄平と朝子は人目を忍びながら長崎へデートに行き、鉄平は端島が復活したら結婚しようと約束しました。
一方、現代では、いづみが息子・和馬に勧められ認知症のテストを受けていました。 いづみの秘書・澤田は、和馬が何か企んでいるのではないかと疑い、玲央に協力を依頼します。 澤田の機転により、和馬が姉・鹿乃子と共謀し、いづみの認知症を偽装して会社から追放しようとしていたことが発覚します。真相を知ったいづみは社長を辞任しようとしますが、澤田は諦めたくないと熱意を見せます。
鉄平は、兄・進平の忘れ形見である誠が高熱を出し、リナと共に長崎の病院へ連れて行きます。 そこで、誠の出生届が提出されていないことが判明します。 リナは事情を鉄平に打ち明け、鉄平はリナと誠を守ることを決意します。
端島では、ついに新区域から石炭が発見され、島民たちは歓喜に湧きます。 しかし、その夜、鉄平はリナと共に端島を去ってしまいました。 いづみは、鉄平がリナと駆け落ちしたと玲央に告げます。 第1話の冒頭で描かれた、子供を抱いた女性を乗せた小舟を漕いでいた人物が鉄平であることが明らかになります。
現代の玲央たちは、鉄平の消息を探るため、ネットオークションに出品された端島の記録フィルムを入手しようとしますが、出品者によってキャンセルされてしまいます。 出品者は古賀と名乗り、両親が端島に住んでいたことを明かします。 古賀の家には、賢将と百合子の写真が飾られており、出品者は2人の息子であることが示唆されます。 最後に、賢将と百合子、そして3人の子供たちが写った写真が映し出されます。
第8話では、様々な真実が明らかになり、物語はクライマックスに向けて大きく動き出します。 鉄平とリナが端島を去った理由、そして鉄平の消息は依然として謎に包まれています。 最終回では、70年の時を超えた愛と家族の物語がついに結末を迎えます。
海に眠るダイヤモンド(ドラマ)8話の感想は面白い?つまらない?
■ドラマ「海に眠るダイヤモンド」第8話の感想:切なさと希望が交錯する展開に目が離せない!
第8話は、鉄平と朝子の未来への希望と、鉄平が背負う運命の重さ、そして現代パートにおける玲央の変化が印象的な回でした。
鉄平と朝子の切ない運命
- 端島が廃鉱の危機に瀕する中、鉄平は新たな炭鉱区域の開発に奔走し、朝子との未来を誓います。 2人の長崎デートのシーンは、束の間の幸せを感じさせてくれましたが、その裏で鉄平は兄・進平の死後、リナと誠を守るという重い責任を背負うことになります。 誠の健康保険加入を拒否するリナから、進平とリナの秘密を知ってしまう鉄平。 愛する朝子との約束と、リナと誠を守ることの間で葛藤する鉄平の姿が切なく描かれていました。
- そして、ついに端島に石炭が戻ってきた夜、鉄平はリナと姿を消してしまいます。 いづみの言葉から、鉄平が朝子を裏切ってリナと駆け落ちしたという衝撃の事実が明かされます。 第1話冒頭の伏線が回収され、鉄平が船を漕いでいた人物だと判明したシーンは、驚きと同時に大きな悲しみを感じさせました。
- なぜ鉄平は朝子を置いて島を去ったのか? その真相はまだ明かされていませんが、鉄平の日記が黒く塗りつぶされ、切り取られているという描写から、そこには複雑な事情が隠されていることが予想されます。 最終回に向けて、鉄平の真意が明かされることを期待せずにはいられません。
現代パート:玲央の心の変化
- 一方、現代パートでは、いづみが息子・和馬に会社を乗っ取られそうになる危機に直面します。 しかし、澤田の機転と玲央の協力により、和馬は鹿乃子たちの企みに気づき、診断書を破り捨てるという行動に出ます。 玲央が鉄平の日記を読み続けるうちに、彼の中に変化が生まれてきていることがわかります。 「鉄平ならどうするかな」と自問自答し、いづみを助けるために奔走する姿、そしてホストクラブの不正を警察に告げるという決断は、過去の鉄平の行動と重なり、感動的でした。
- 玲央が自分の意思で人生を歩み始めたという点で、第8話は大きな転換点となったと言えるでしょう。 彼の中に眠っていたダイヤモンドが、ついに輝き始めたのかもしれません。
海に眠るダイヤモンド(ドラマ)8話|視聴率は?
随時更新
なお、これまでの視聴率は
第1話 10月20日 地底の闇を切りひらく Cutting Through the Underground Darkness 11.0%
第2話 11月3日 スクエアダンス 9.3%
第3話 11月10日 孤島の花 Flowers of the Isolated Island 7.0%
第4話 11月17日 沈黙 Silence 7.5%
第8話 11月24日 一島一家 One Island, One Family 7.4%
第6話 12月1日 希望の種 Seeds of Hope 6.7%
第7話 12月8日 消えない火 8.8%
海に眠るダイヤモンド(ドラマ)8話キャスト・登場人物
主な登場人物
- 荒木 鉄平(あらき てっぺい):1955年の端島パートでは、端島の炭鉱員の家で生まれ育った青年。現代パートでは、東京でホストとして生きる玲央と同一人物を演じる俳優・神木隆之介が一人二役で演じている。 第8話では、病気の甥・誠のために奔走する姿や、島が廃鉱の危機に瀕する中、新たな石炭層の開発に尽力する姿が描かれた。
- 朝子(あさこ):鉄平の幼馴染で、銀座食堂の看板娘。演じるのは杉咲花。 第8話では、鉄平との将来を信じ、島が復活する日を待ち望んでいた。 しかし、現代パートでは虎次郎という男性と結婚していることが明らかになった。
- いづみ:現代パートの朝子。演じるのは宮本信子。 第8話では、息子・和馬に認知症の疑いをかけられ、会社を乗っ取られそうになる。 しかし、秘書・澤田の機転と玲央の協力により、和馬の企みは阻止された。
- 澤田:いづみの秘書。愛称は「サワダージ」。演じるのは酒向芳。 第8話では、和馬の企みにいち早く気づき、いづみを守るために玲央に協力を依頼するなど、有能な一面を見せた。
- 古賀 孝明(こが たかあき):最終回に登場する新キャスト。演じるのは滝藤賢一。 ネットオークションに出品されていた端島の8mmフィルムの出品者であり、玲央たちは彼を通じて鉄平の消息を探ろうとする。 彼の両親は、かつて端島で暮らしていたという。
- 鉄平を知る人物:最終回に登場する新キャスト。演じるのは麻生祐未。 鉄平とどのような関係があるのか、詳細は不明。
その他の登場人物
- 進平(しんぺい):鉄平の兄。演じるのは斎藤工。 第7話で事故に遭い、第8話では一酸化炭素中毒で亡くなったことが明らかになった。
- リナ:どこからか逃げるように端島へやってきた謎の女性。演じるのは池田エライザ。 進平と結婚し、息子・誠を出産したが、出生届は未提出だった。 第8話では、誠が原因不明の病気にかかり、鉄平とともに長崎の病院へ通う。
- 誠:進平とリナの息子。 原因不明の病気にかかり、鉄平とリナは長崎の病院へ連れていく。
- 賢将(けんしょう):鷹羽鉱業の幹部職員の息子。演じるのは清水尋也。 百合子と結婚し、子どもを授かる。
- 百合子(ゆりこ):鷹羽鉱業の職員の娘。演じるのは土屋太鳳。 賢将と結婚し、子どもを授かる。 被爆経験があり、生まれてくる子どもへの影響を心配していた。
- 虎次郎(とらじろう):銀座食堂で働く青年。演じるのは前原瑞樹。 現代パートでは、朝子の夫となっていることが明らかになった。
- 和馬(かずま):いづみの息子。演じるのは尾美としのり。 姉・鹿乃子と共謀し、いづみを認知症に仕立て上げて会社を乗っ取ろうと企んでいた。
- 鹿乃子(かのこ):いづみの娘。演じるのは美保純。 和馬と共謀し、いづみを認知症に仕立て上げて会社を乗っ取ろうと企んでいた。
第8話で明らかになった事実
- 朝子の結婚相手は、端島で銀座食堂で働いていた虎次郎だった。
- 第1話冒頭で、リナと誠を乗せて端島を離れる舟を漕いでいた人物は鉄平だった。
- ネットオークションに出品されていた端島のフィルムの出品者・古賀孝明は、賢将と百合子の息子である可能性が高い。
第8話で生まれた新たな謎
- 鉄平はなぜリナと誠を連れて端島を出て行ったのか?
- 鉄平の日記の一部が黒く塗りつぶされたり、切り取られたりしているのはなぜか?
- 鉄平は現在どこで何をしているのか?
これらの謎は、最終回で明らかになると思われる。
まとめ:海に眠るダイヤモンド(ドラマ)8話ネタバレ考察|視聴率は?感想は面白い?つまらない?
第8話は、鉄平と朝子の切ない別れ、玲央の心の成長、そして新たな真実の発覚という、感情を揺さぶられる展開が続きました。 最終回では、すべての謎が解き明かされ、登場人物たちがそれぞれの「ダイヤモンド」を見つけ出すことを期待しています。