都立高校入試について。
受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!。
長かった受験勉強期間、辛いこともたくさんあったと思いますが、それももうすぐ終わりを迎えます。
今は、合格発表を心待ちにしている、少し落ち着かない日々を過ごしている頃でしょうか。
今回は、都立高校の合格発表について、皆さんが抱いているであろう疑問を解消し、安心して当日を迎えられるよう、徹底的に解説していきたいと思います!
都立高校入試2025合格発表|当日の流れ
合格発表当日、どんな流れになるのか、ドキドキしますよね。
僕が担当していた生徒たちも、当日をソワソワしながら迎えていたのを思い出します。
まずは、合格発表の方法について確認しておきましょう。
令和7年度(2025年度)の都立高校入試では、インターネットを活用した合格発表が実施されます。
具体的には、各都立高校から個別にURLが配布される「合否照会サイト」にアクセスし、受験者本人が合否を確認するという流れになります。
もちろん、Webでの発表後には、各高校内での掲示も行われますので、ご安心ください。
さて、気になる当日の流れですが、大きく分けて以下の3つのパターンが考えられます。
- 【パターン1】 自宅でインターネットで合格を確認後、高校へ
- 【パターン2】 高校へ直接行き、掲示で合格を確認
- 【パターン3】 中学校の先生に引率されて高校へ行き、掲示で合格を確認
どのパターンになるかは、中学校の指示に従ってください。
ここでは、【パターン1】を例に、当日の流れを具体的に見ていきましょう。
- 自宅で合格発表を確認 指定された時間になったら、配布されたURLから合否照会サイトへアクセスし、自分の受験番号を入力して合否を確認します。
「合格」の文字を見た瞬間は、きっと最高の気分でしょう!
喜びを爆発させるのも良いですが、まずは深呼吸して落ち着きましょう。 - 高校へ向かう 合格を確認したら、入学手続きに必要な書類などを受け取るために、高校へ向かいます。
「合格おめでとう!」と声をかけてくれる先生や友人もいるかもしれません。
喜びを分かち合いながら、高校へ向かいましょう。 - 入学手続き 高校に到着したら、指定された場所で入学手続きを行います。
必要書類の提出や説明などを受け、制服の採寸などを行う場合もあります。
手続きをスムーズに進めるためにも、事前に必要な持ち物や書類を確認しておきましょう。 - 中学校へ報告 入学手続きが完了したら、中学校へ合格の報告をしましょう。
先生に直接会って報告するのも良いですし、電話で済ませることも可能です。
先生もきっと喜んでくれるはずです。
都立高校入試2025合格発表|入学手続きは?
合格発表が終わってホッと一息つきたいところですが、入学手続きという大切なステップが残っています。
入学手続きでは、主に以下のことを行います。
- 必要書類の提出 高校から指定された入学願書や誓約書などの書類を提出します。
これらの書類には、保護者の署名・捺印が必要な場合があるので、事前に確認しておきましょう。
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印鑑を忘れずに持参しましょう。 - 入学料の納付 都立高校の入学料は5,650円です。
合格発表後、指定された期日までに銀行振込で納付します。
振込期限を過ぎてしまうと、入学資格を失ってしまう可能性があるので、必ず期限内に納付しましょう。 - 制服・体操着の採寸・購入 高校指定の制服や体操着の採寸を行い、注文します。
制服は、高校生活を送る上で欠かせないアイテムです。
体操着は、体育の授業や部活動などで使用します。
成長を見越して、少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。 - 教科書・教材の購入 高校で使用する教科書や教材を購入します。
教科書は、授業で必須となるものです。
教材は、問題集や参考書など、学習をサポートしてくれるものです。
高校によっては、入学説明会などでまとめて購入する場合もあります。 - その他 上記以外にも、PTAに関する説明や書類の配布、部活動に関する案内などが行われる場合があります。
高校からの指示に従い、必要な手続きを行いましょう。
新入生の手引きというものをもらえると思うので、そこに、3月半ばくらいまでに揃えたり、書き込んだりする書類とか、写真について、入学時納入金の振込用紙とか、説明会の日にちとか書かれているので、よく読まれるといい。
都立高校入試2025合格発表|親は同伴?
入学手続きに、親は同伴すべきかどうか悩む方もいるかもしれません。
結論から言うと、親の同伴は必須ではありません。
本人だけでも手続きは可能です。
しかし、親同伴にはメリットもあります。
- 【メリット1】 書類作成のサポート 入学手続きでは、様々な書類に記入する必要があります。
保護者の署名・捺印が必要な書類もあるので、親が同伴していればスムーズに書類作成を進めることができます。 - 【メリット2】 制服・体操着選びのアドバイス 制服や体操着は、高校生活の必需品です。
成長を見越したサイズ選びや、機能性などを考慮して選ぶ必要があります。
親が同伴していれば、客観的な視点からアドバイスをもらうことができます。 - 【メリット3】 経済的な判断のサポート 制服や体操着、教科書など、入学準備には何かとお金がかかります。
親が同伴していれば、予算を考慮しながら、必要なものを選択することができます。 - 【メリット4】 精神的な安心感 初めての高校生活は、期待と不安でいっぱいです。
親が同伴していれば、心強く、安心感を持って手続きを進めることができます。
合格していれば、その場で「おめでとう」っていってあげられますし、それはやっぱり反抗期であっても嬉しそう。
もちろん、親がどうしても都合がつかない場合は、兄弟や親戚など、信頼できる大人に同伴してもらっても構いません。
どうしても誰にも頼めない場合は、中学校の先生に相談してみましょう。
都立高校入試の仕組み・日程は?
最後に、都立高校入試の仕組みと日程について、簡単におさらいしておきましょう。
都立高校入試には、大きく分けて「推薦に基づく選抜」と「学力検査に基づく選抜」の2種類があります。
- 【推薦に基づく選抜】 中学校長の推薦を受けた生徒が対象となる入試です。
学力検査は行われず、面接や小論文、実技検査などの結果と、調査書(内申書)を総合して合否が判定されます。
出願期間は令和7年1月9日(木)~16日(木)、実施日は令和7年1月26日(日)・27日(月)、合格発表日は令和7年1月31日(金)です。 - 【学力検査に基づく選抜】 学力検査の成績と調査書(内申書)を総合して合否が判定される入試です。
第一次募集と分割前期募集があり、ほとんどの都立高校で実施されます。
出願期間は令和7年1月30日(木)~2月5日(水)、実施日は令和7年2月21日(金)、合格発表日は令和7年3月3日(月)です。
学力検査は、国語、数学、英語、社会、理科の5教科で行われ、各教科100点満点です。
一部の高校では、特定の教科に傾斜配点を行う場合もあります。
また、調査書(内申書)は、中学3年生の成績が対象となり、5教科の評定は1倍、実技4教科の評定は2倍して合計65点満点で換算されます。
さらに、東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の結果も加点されます(20点満点)。
都立高校では、AからFまでの6段階で提出された評価を、次のとおり、20点満点に点数化。
男女合同定員について
令和5年度入試まで、都立高校の普通科(コース設置校のコース、単位制除く)では、男女別の募集人員があり、男女別で総合成績の順に合格を出していました。
そのため、男子(女子)より成績の高い女子(男子)が不合格になる場合がありました。
東京都教育委員会では、こうした状況を改善するため、令和4年度入試から男女合同定員による入学者選抜への移行を段階的に進めており、令和6年度入試からは推薦に基づく選抜の一般推薦も含め、男女合同選抜へ移行しています。
都立高校の選抜方法についてまとめると、
- 調査書点の換算方法 9教科45点満点の評定は、学力検査を実施する教科(国・社・数・理・英)の評定を1倍、学力検査を実施しない教科(音・美・保体・技家)の評定は2倍し、合計65点満点とします。
さらに調査書点を300点満点に換算。 ※学力検査の実施教科が3教科の場合、調査書点の合計は、3科(学力検査実施教科)×5+6科(学力検査を実施しない教科)×5×2=75点満点となります。 - スピーキングテストの換算方法 都立高校では、AからFまでの6段階で提出された評価を、次のとおり、20点満点に点数化。
- 総合得点の算出 学力検査の得点と調査書点に、スピーキングテストの得点を合計し、「総合得点」を算出。
- 総合成績の算出 面接や実技検査を実施した学校では、上記の総合得点にその点数を加え「総合成績」を算出。
選考にあたっては、総合成績の高い順に合格者を決定。
まとめ:都立高校入試2025合格発表|当日の流れ・入学手続きは?親は同伴?
都立高校の合格発表から入学手続きについて、徹底的に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
少しでも皆さんの不安が解消され、安心して当日を迎えられる手助けになれたなら幸いです。
受験は、人生における大きな試練の一つです。
この経験を通して、皆さんは大きく成長できたはずです。
自信を持って、次のステップへと進んでください。
合格を心から願っています!
そして、皆さんの未来が輝かしいものであることを祈っています!
頑張ってください!
応援しています!。