タイガークイーンの正体について。
タイガークイーンは初代タイガーマスクの佐山聡とジャガー横田が育成した、謎のマスクウーマン。
女子プロレス界に突如現れた、高い身体能力と初代タイガーマスク直伝の技を誇る覆面レスラーですが、タイガークイーンの正体は誰?
タイガークイーンの正体は誰?雪妃真矢?朱崇花(あすか)?
タイガークイーンはデビュー戦で山下りな選手を破り、その後も数々の強豪選手を撃破している実力者。
徹底して正体を隠し、公の場では声を出さないミステリアスな存在ですが、多くのプロレスファンが注目するタイガークイーンの正体について考察します。
最も有力な候補として挙げられているのは、朱崇花(あすか)選手です。
- 身長と体格の一致:タイガークイーンは、写真から佐山聡さん(身長173cm)やジャガー横田さん(身長160cm)と比較して、170cm以上の身長であると推測されます。朱崇花選手は174cmと公表されているため、身長が一致する有力な候補となります。他の候補として挙げられていたASUKA選手、桜井まい選手は160cm、朱里選手は164cmと、タイガークイーンより身長が低いと考えられます。また、赤井沙希選手(174cm)は体型が大きく異なるため候補から外れています。
- 高い身体能力とスタミナ:タイガークイーンは、初代タイガーマスクの佐山聡氏の指導を受け、高度な空中技やタイガースープレックスを駆使するなど、高い身体能力を有しています。さらに、試合中も息が上がらないなど、優れたスタミナも持ち合わせています。朱崇花選手も高い身体能力とスタミナで知られており、タイガークイーンのパフォーマンスと一致する点が挙げられます。
- ホクロの位置、口角と目の形:写真から、タイガークイーンの左肩には目立つホクロが2つ確認できます。朱崇花選手にも同じ場所にホクロがあることが指摘されており、同一人物である可能性を示唆しています。また、タイガークイーンは垂れ目がちで口角の上がったアヒル口であり、これも朱崇花選手と似ているとされています。
- 試合スケジュールの不一致:タイガークイーンのデビュー以降、朱崇花選手の試合日程とタイガークイーンの試合日程が一度も重なったことがありません。同一人物であれば、スケジュールの調整によって試合の重複を避けることは容易であるため、この点は朱崇花選手がタイガークイーンである可能性をさらに高める要素となります。
- 声を出さない理由:タイガークイーンは公の場で一切声を出しておらず、動画[youtube https://www.youtube.com/watch?v=g-eZsErfHgE]でも、声はカットされています。朱崇花選手は性同一性障害を公表しており、試合中のうめき声などが特徴的であるため、声によって正体が露呈することを避けている可能性があります。
一方で、雪妃真矢選手という説も存在します。しかし、雪妃真矢選手はタイガークイーンのデビュー戦が行われた日に新型コロナウイルスに感染していたことが発表されており、試合出場は不可能であったと考えられます。
上記の情報源からは、タイガークイーンの正体は朱崇花選手である可能性が非常に高いという結論に至ります。
雪妃真矢|なぜタイガークイーンの正体?
- リングネーム:雪妃真矢、雪妃魔矢
- 本名:非公開
- ニックネーム:クリスタルスノー、ダークスノー
- 身長:164cm
- 体重:57kg
- 誕生日:1月9日
- 出身地:千葉県
- 所属:フリー
- トレーナー:235、成宮真希、尾崎魔弓
- デビュー:2014年11月24日、対中川ともか&くるみ戦(パートナーはつくし)
経歴
- フェリス女学院大学英文学科卒業後、銀行に勤務しながらプロレスサークルに通い始めました。
- 2014年6月末に銀行を退職し、アイスリボンで練習生としてプロレスラーを目指し始めます。
- 同年11月24日、アイスリボン横浜ラジアントホール大会で「雪妃真矢」のリングネームでデビュー。
- 2016年、OZアカデミーの協力を得て7番勝負を行い、尾崎魔弓選手に正危軍入りを誘われ承諾。「雪妃魔矢」としてヒールターンを果たします。
- 2017年、アジャ・コング選手とのシングルマッチや、井上貴子選手とのタッグマッチなど、様々な対戦を通して実力を磨いていきます。
- 2021年末、アイスリボンを退団しフリーランスとなる。
- 2022年以降は、OZアカデミー、暗黒プロレス組織666、プロレスリングNOAHなど、様々な団体に参戦し活躍の幅を広げています。
- 2025年2月15日には、後楽園ホールで自身初の自主興行『雪妃真矢10周年記念自主興行~あの頃とこの頃とこれからと~』を開催予定。
人物
- 英語、韓国・朝鮮語、スペイン語を話すことができるマルチリンガル。
- ダンス、歌が得意。
- ニコニコ動画のアイスリボンchのニコ生「週間アイスリボン」でMCを務めていた時期もある。
- リングネームの「真矢」は、元アイスリボンの成宮真希選手から「真」の字を、「魔矢」の「魔」の字は尾崎魔弓選手から拝借している。
- 正危軍としての活動時は、西尾美香選手から受け継いだ一本鞭を凶器として使用する。
得意技
- 垂直落下式タイガー・ドライバー
- スノウトーンボム
- ウィールウィンド
- スノウストーム
- アイシクル
- 雪の結晶
- タイガードライバー
- TSULALA
- ホワイトアウト
- 御神渡り
獲得タイトル
雪妃真矢として
- アイスリボンインターナショナル・リボンタッグ王座
- ICE×∞王座
- トライアングルリボン王座
- 暗黒プロレス組織666 666認定きかんしゃ級王座
- TTTプロレスリングTTT認定インディー統一6人タッグ王座
雪妃魔矢として
- OZアカデミー認定無差別級王座
- OZアカデミー認定タッグ王座
- 全日本プロレスTV認定6人タッグ王座
- DDTプロレスリングアイアンマンヘビーメタル級王座
その他
- 写真集「COLOR OF SNOW」を出版
- CD「Azure sky」をリリース
- テレビ番組、舞台、モデルなど、多方面で活躍
タイガークイーンの正体候補として、雪妃真矢選手の名前が挙がっている理由はいくつかあります。
- 立ち姿の類似性: 雪妃真矢選手とタイガークイーンは、リング上での立ち姿が非常に似ているという指摘があります。
- タイガードライバーの使用: 雪妃真矢選手は、2代目タイガーマスクである三沢光晴さんが開発したタイガードライバーを得意技としています。タイガークイーンもタイガーマスクの lineage を受け継いでいることから、技の共通点から同一人物説が浮上しました。
- ジャガー横田さんとの関係: 雪妃真矢選手は、タイガークイーンの仕掛け人であるジャガー横田さんと過去に接点があり、関係性があるレスラーです。
しかし、雪妃真矢選手がタイガークイーンである可能性は低いと考えられます。
- デビュー戦時の状況: タイガークイーンのデビュー戦が行われた2021年7月29日、雪妃真矢選手は新型コロナウイルスに感染したことが発表されていました。そのため、体調面から考えても、タイガークイーンとして試合に出場することは不可能だったと考えられます。
- 試合日程の重複: 雪妃選手は、タイガークイーンが試合を行った10月30日に別の試合に出場しています。同一人物であれば、このような試合日程の重複はありえません。
上記のことから、雪妃真矢選手がタイガークイーンである可能性は極めて低いと言えるでしょう。
朱崇花(あすか)|なぜタイガークイーンの正体?
タイガークイーンの正体として最も有力視されている朱崇花選手。
朱崇花選手の基本情報
- 生年月日:1998年10月27日
- 出身地:宮城県気仙沼市
- 身長:174cm
- 体重:68kg
- 経歴:仙台育英高校中退後、通信制高校を卒業。2015年8月、プロレスリングWAVEに入門し、日本人初の性同一性障害を公表したプロレスラーとしてデビュー。アメリカでは「VENY」の名前で活動。
朱崇花選手の性同一性障害について
朱崇花選手は、幼少期から自身の性に違和感を感じており、16歳の時に性同一性障害と診断されました。高校を中退し、プロレスラーとして活躍する中で、性同一性障害レスラーというレッテルに苦悩し、現在は「ジェンダーレスのレスラー」を名乗っています。
朱崇花選手はホルモン治療を行っており、身体の一部の手術も終えているそうです。しかし、プロレスラーとしての活動を続けるために、すべての性転換手術は終えていないと語っています。
まとめ:タイガークイーンの正体は誰?雪妃真矢?朱崇花(あすか)?
タイガークイーンの正体として、* 雪妃真矢選手がタイガークイーンの正体ではないかという噂もありましたが、タイガークイーンのデビュー戦が行われた日に雪妃選手は新型コロナウイルスに感染していたため、この説は信憑性が低いと考えられます。
雪妃真矢選手は、銀行員からプロレスラーに転身するという異色の経歴を持ち、高い語学力、多様な才能を持つ、まさに「才色兼備」のレスラーと言えるでしょう。
他にも、朱崇花選手ではないかと噂される理由は、以下の点が挙げられます。
- 身長と体格
- 高い身体能力
- ホクロの位置、口角と目の形
- 試合スケジュールの不一致