映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』は日本のロングセラービスケット「たべっ子どうぶつ」を原作とする初の劇場版3DCGアニメーション作品。
映画には他社のお菓子キャラクターもカメオ出演しており、お菓子業界全体の盛り上がりを意識した作品となっています。
この映画が子供から大人まで楽しめる心温まる作品です。
たべっ子どうぶつ(映画)感想・大人だけは?登場するお菓子の種類は?
今回取り上げるのは、あの国民的お菓子がまさかの映画化! と発表された時から、個人的にすごく気になっていた作品です。
そう、「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」!
きっと皆さんも、「え、お菓子が映画になるの? どうやって?」って、SNSとかで話題になってたのを見たことあるんじゃないでしょうか。
私も同じ気持ちでした。
だって、長年親しんできたあのビスケットたちが、スクリーンでどんな物語を繰り広げるのか、想像もつかないじゃないですか。
結論から言うとですね、いやこれが本当に素晴らしい映画だったんですよ。
「可愛い」だけじゃない、予想をはるかに超える物語が待っていました。
今回は、この映画について、皆さんが知りたいであろうポイントを徹底的に解説していきますね。
見に行こうか迷っている人も、ぜひ参考にしてみてください!
たべっ子どうぶつ(映画)あらすじ
■まさかのお菓子が冒険へ! 映画のあらすじは?
まず、一番気になるのは「どんな話なの?」ってところですよね。
この映画の舞台は「スイーツランド」という、お菓子と人間が仲良く暮らす、甘くて素敵な国なんです。
ここで暮らすお菓子たちは、「おかしーズ」と呼ばれていて、人間がお菓子を食べることでキャラクターとして具現化するんですね。
そして、私たちの主人公たちは、この「おかしーズ」の中でも超人気アイドルグループとして活躍している「たべっ子どうぶつ」のメンバーたちなんです。
ワールドツアーを終えて故郷スイーツランドに帰ってきた彼らを待ち受けていたのは、変わり果てた故郷の姿でした。
なんと、スイーツランドは「わたあめ軍団」という悪者たちに支配され、わたあめ以外のお菓子が禁止されていたんです。
リーダーの「らいおんくん」たち「たべっ子どうぶつ」のメンバーは、巨大な「キングゴットン」率いるわたあめ軍団に立ち向かいますが、あえなく敗退。
その過程で、新メンバーの「ぺがさすちゃん」が攫われてしまうんですね。
失意に暮れる「たべっ子どうぶつ」たちでしたが、そこで強い心を持った人間の少女「ペロ」と、ちょっと仏頂面だけど頼りになる「マッカロン教授」に出会います。
彼らの協力を得て、「たべっ子どうぶつ」たちは絶望的な状況からぺがさすちゃんを救い出すミッションに挑むことになるんです。
物語が進むにつれて、このマッカロン教授が単なる味方じゃないことが分かってくるんですが、彼の過去や目的には、大人もグッとくる悲しさが隠されていました。
そして、あの「たべっ子どうぶつ」の最大の特徴である、ビスケットにプリントされた「英語名」が、物語の終盤でまさかの大逆転の鍵になる展開は、本当に唸らされましたね。
お菓子としてのアイデンティティが、そのままストーリーの核になっているのが本当に見事でした。
たべっ子どうぶつ(映画)登場キャラクター
■アイドルから冒険者へ! 個性豊かなキャラクターたち
この映画の魅力の一つは、なんといってもキャラクターたちです。
お菓子のパッケージに描かれた動物たちが、それぞれに個性豊かな性格付けをされていて、見ているうちにどんどん愛着が湧いてくるんです。
主役の「らいおんくん」は、たべっ子どうぶつたちのリーダー。
普段は前向きでエンターテイナーなんですが、ちょっと自意識過剰なところもあって、人気者のぺがさすちゃんに嫉妬したり、失敗しちゃったりと、人間味(?)あふれるキャラクターです。
でも、いざという時には仲間のために頑張る姿を見せてくれます。
「ぞうくん」はもう一人のリーダー的存在で、頭が良くて作戦を考えるのが得意な、頼れる存在ですね。
そして、映画のヒロイン的存在「ぺがさすちゃん」は、新たに加わったメンバー。
抜群の歌唱力でみんなを魅了するんですが、らいおんくんとの関係性や、彼女自身の隠された秘密が物語の大きなポイントになってきます。
他にも、お調子者の「さるくん」、パワフルでムードメーカーな「かばちゃん」、SNS大好きな「うさぎちゃん」、クールな「ねこちゃん」、臆病だけど優しい「きりんちゃん」、最年長で発明家の「わにくん」、そしてまだ幼い「ひよこちゃん」と、みんな本当に魅力的で、推しキャラを探すのも楽しいです。
声優陣も本当に豪華で、皆さんキャラクターにぴったりハマっていました。
特に、マッカロン教授役の大塚明夫さんの演技は圧巻で、狂気と悲しさを兼ね備えたヴィランを見事に演じていましたね。
わたあめ軍団の下っ端だけど、らいおんくんと行動を共にする「ゴッチャン」も、ひねくれ者だけど憎めない良いキャラでした。
たべっ子どうぶつ(映画)可愛いだけじゃない! 観た人のリアルな感想は?
この映画、公開されてからSNSとかで本当に評判が良いんです。
「可愛いかった」はもちろんのこと、「泣いた」「感動した」「まさかこんなに深い話だとは」といった声がたくさん見られます。
私も観てみて、本当にその通りだと感じました。
キャラクターたちが可愛いのは言うまでもないんですが、ストーリーがしっかり作り込まれていて、伏線回収も見事なんです。
特に、マッカロン教授のパートは大人にこそ刺さるものがあると思います。
子ども時代の悲しい経験がお菓子との関係に影響しているという設定は、なんだか胸にくるものがありました。
また、ぺがさすちゃん役の髙石あかりさんの歌が本当に素晴らしくて、映画の感動をさらに深めていましたね。
物語の終盤で、ひよこちゃんがまさかの成長を遂げるシーンは、劇場内でも驚きの声が上がっていましたし、私も思わずウルっときました。
見終わった後に、心が温かくなって、優しい気持ちになれる作品だと思います。
まさに「お菓子は人を笑顔にする、幸せにする」という、ギンビスさんの理念がそのまま映画になったような作品でした。
たべっ子どうぶつ(映画)大人も一人でOK? 意外とファンが多いんです
「子ども向けの映画でしょ? 大人が一人で見に行っても大丈夫?」って心配している人もいるかもしれませんね。
安心してください! 全く問題ありません。
むしろ、大人一人で見に行っても、心ゆくまで作品の世界に浸れて良いと思いますよ。
実際、劇場にはお子さん連れの親子だけでなく、若い女性同士や外国人カップル、そして私のような大人の一人客も見かけました。
SNSでも、「大人だけど感動した」「癒された」といった感想がたくさん投稿されていますし、大人になってからたべっ子どうぶつの美味しさを再発見したという人もいるくらい、幅広い世代に愛されているお菓子なんです。
童心に帰って、純粋に可愛いキャラクターたちの冒険を楽しみたい人にはもちろんおすすめですし、ストーリーも大人でも考えさせられるテーマを含んでいるので、十分満足できるはずです。
可愛いキャラクターに癒されたい、日頃の疲れを忘れてホッコリしたい、そんな時にピッタリの映画です。
周りを気にせず、思いっきり作品を楽しんでください!
たべっ子どうぶつ(映画)登場するお菓子
■これも出るの?! 意外なお菓子たちの共演
この映画の大きなサプライズの一つが、たべっ子どうぶつ以外の実在するお菓子たちが多数登場することなんです。
しかも、ギンビスさん以外のお菓子も出てくるから驚きですよね。
うまい棒やポリンキー、ばかうけなど、皆さん一度は食べたことがあるであろうお菓子たちが、キャラクターとして登場したり、物語の中で意外な形で絡んできたりするんです。
これには思わず「あっ!」って声が出そうになりましたし、劇場内でも同じように反応している人がいました。
某人気ゲームのように、会社の垣根を超えたお菓子たちの夢の共演は、見ていて本当にテンションが上がります。
これは、お菓子業界全体が一緒に盛り上がったらいいな、という製作側の思いが込められているそうですよ。
どんなお菓子が登場するかは、ぜひスクリーンで確かめてみてください!
子どもの頃に大好きだったあのお菓子との再会があるかもしれません。
まとめ:たべっ子どうぶつ(映画)感想・大人だけは?登場するお菓子の種類は?
映画を見終わった帰り道、私は迷わずコンビニに立ち寄りました。
そして、もちろん「たべっ子どうぶつ」を購入。
映画の感動が冷めないうちにビスケットを口にすると、いつも以上に美味しく感じられました。
この「観たら食べたくなる」という現象、私だけじゃないみたいです。
SNSでも「映画の後でたべっ子どうぶつ買った」という投稿をたくさん見かけました。
キャラクターに感情移入して、彼らが自分自身である「お菓子」として物語の中で活躍する姿を見た後だと、いつものビスケットが特別なものに感じられるんですよね。
長年愛され続けるロングセラー商品には、やっぱり理由があるんだなと改めて感じました。
優しくて温かい、そして意外なほどしっかりした物語が詰まった「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」。
ぜひ劇場で、この「お菓子な平和」を体験してみてください!
そして、帰りにたべっ子どうぶつを買って、作品の余韻に浸るのをお忘れなく!