新幹線大爆破は時速100キロ以下になると爆発する新幹線を舞台に、乗客の命運と犯人の目的が交錯するノンストップサスペンス。
JR東日本全面協力のもと、最新技術で蘇った、東北新幹線を襲う前代未聞の爆破テロの恐怖を描くパニックアクション。
新幹線大爆破(Netflixリメイク映画)ネタバレ|犯人の動機・目的は?爆弾どうやって設置?
いやー、Netflix版の『新幹線大爆破』、観ました?
僕も配信開始されてすぐに飛びついた一人なんですけど。
いやもう、手に汗握る展開で面白かったですよね。
時速100km以下になったら爆発しちゃうなんて、想像しただけで心臓バクバクですよ。
日本の誇る新幹線が舞台っていうのも、なんかゾクゾクしませんでした?
シン・ゴジラでお馴染みの樋口監督ってことで、絶対面白いだろうなって期待してたんですけど、その期待、裏切られなかったですよね。
ただ、この映画、観終わった後に「あれ?」って思っちゃう部分、いくつかありませんでしたか?
特に、犯人のこととか、どうやって爆弾仕掛けたの?って、気になっちゃいますよね。
今回は、そんなモヤモヤを解消するべく、ソースを色々読み込んで深掘りしてみようと思います。
ネタバレ全開でいきますので、まだ観てない方はご注意を。
新幹線大爆破(Netflixリメイク映画)ネタバレ|犯人の動機・目的は?
いや、まず驚いたのは犯人ですよね。
まさか、あの人が犯人だったなんて。
観ていた人たちの間でも、かなりの衝撃だったみたいですよ。
だって、ごく普通の、いや、普通に見える女子高生だったんですから。
彼女の名前は小野寺柚月。
修学旅行中のはずの彼女が、なぜ新幹線に爆弾を仕掛けるなんて恐ろしいことをしたんでしょうか。
その裏には、彼女の想像を絶するような境遇があったんです。
実は、彼女の父親は、なんと1975年のオリジナル版『新幹線大爆破』で起きた事件、通称「109号事案」に関わっていた警察官だったんです。
あの事件で、山本圭さんが演じた犯人グループの一人、古賀勝。
彼はダイナマイトで自爆する壮絶な最期を遂げたんですが、警察は面子を保つために、彼を射殺したと事実を歪曲したんです。
そして、その「犯人を射殺した」という虚偽の功績を得たのが、柚月の父親だったんですね。
この嘘の栄光にしがみついた父親は、次第に傲慢になり、娘である柚月に対して酷いDV(家庭内暴力)を行うようになったんです。
柚月は、父親からの虐待に苦しみ、父親に対して激しい憎悪を抱くようになります。
彼女は、この父親を殺し、そして父親が異常に執着していた新幹線も一緒に爆破することで、父親や、その嘘に満ちた「普通の日常」を壊したいと考えるようになったんです。
これが、彼女の犯行の根幹にある動機だったんですね。
この動機、視聴者の中では「ありえない」「薄すぎる」といった批判的な意見も結構あるみたいです。
「私怨の復讐のために、なぜこんな大規模なテロを?」って、確かに思う人もいるでしょう。
でも、別の視点から見ると、「被害を訴えてもどうにもならない苦しさの果てに社会を憎む」という、現代社会の抱える闇と繋がっているという考察もあるんです。
彼女の抱える孤独や絶望が、あの恐ろしい計画へと駆り立てたのかもしれません。
ちなみに、犯行声明で要求された1000億円という金額も、ただの身代金目的ではなかったんです。
それは、「社会に見捨てられた者同士の連帯」の象徴であり、彼女の「嘘で塗り固められた世界を壊したい」という叫びそのものだったんですね。
複雑で、そして悲しい動機でした。
新幹線大爆破(Netflixリメイク映画)ネタバレ|犯人は爆弾をどうやって設置?
さて、もう一つ、多くの人が気になっているのが、どうやって、いつ、あの爆弾を新幹線に仕掛けたのか?ってことですよね。
映画を観ていても、「あれ?いつ仕掛けたの?」って、明確な描写がないから、ちょっとモヤモヤした人もいるんじゃないでしょうか。
爆弾が仕掛けられていた場所も、乗車してから簡単にアクセスできるような場所ではなさそうでしたし、運行前の点検とかでバレちゃわないの?って、素朴な疑問が湧きますよね。
ソースを読んでみると、やっぱりこの「どうやって仕掛けたのか?」って部分は、映画の中で詳しく描かれていない点として指摘されていました。
「細かいところは甘々」「そういう細かいところはスルーして見た」なんてコメントもありましたね。
ただ、柚月には共犯者がいました。
それが、1975年版の犯人・古賀勝の息子である爆破師の古賀(ピエール瀧さん)です。
彼は爆弾製造の専門家でした。
もしかしたら、彼が爆弾の設置に何らかの形で協力したのかもしれません。
ただ、これも映画の中で具体的にどう手伝ったのかは、はっきり描かれていないんです。
「ピエール瀧もいたので何か手助けしてるのか、分からないけど」という視聴者の声もありました。
「どうやって仕掛けたのか全くわからない。これは非常に不満な点」という意見もある一方で、「まあ主役は新幹線で大爆破なので良しとしよう」と割り切る人もいるようです。
また、今回はJR東日本が特別協力している作品です。
1975年版では国鉄の協力が得られなかったのとは対照的ですよね。
「JR公式協力だったからそこ描写出来なかったのか?」「JR東日本が協力してる以上設定的にしがらみでてしまうのは仕方なしですけどな」なんていう推測をしている人もいました。
確かに、JRの全面協力があってリアリティが追求されているからこそ、逆に「どうやって爆弾仕掛けたの?」っていう、現実離れしそうな部分の描写は難しかったのかもしれませんね。
この爆弾設置方法の謎は、映画を楽しむ上でちょっと引っかかる部分かもしれませんけど、まあ、フィクションですから。
あまり深く考えすぎず、あのスリリングな展開を楽しむのが一番かもしれませんね。
まとめ:モヤモヤも込みで楽しめる!Netflix版『新幹線大爆破』
今回は、Netflix版『新幹線大爆破』の犯人の動機や目的、そして謎に包まれた爆弾の設置方法について深掘りしてみました。
犯人の複雑な背景や、爆弾設置に関する描写の少なさなど、色々と考えるほどにモヤモヤする部分もあったかもしれません。
でも、それも含めて、この映画は観終わった後に誰かと語り合いたくなる、そんな魅力がある作品だと僕は思います。
JR東日本の全面協力で実現した、あの迫力ある新幹線の映像や、シン・ゴジラを彷彿とさせる現場の人たちの連携プレー は本当に見応えがありましたし。
「シン・ゴジラ方式」って言われてるみたいに、個人じゃなくてチームで困難に立ち向かう姿には、すごく胸が熱くなりましたよね。
もし、まだ観てないという方がいたら、この機会にぜひNetflixでチェックしてみてください。
そして、すでに観たという方は、僕と同じように「ここ、どう思った?」とか、「この解釈もあるんじゃない?」とか、色々語り合えると嬉しいです!
みんなはどんなところが一番印象に残りましたか?
コメントで教えてもらえると嬉しいです!