やあ、奨学金について調べている皆さん!
今日は、多くの学生さんが「ここでつまずくんだよな?!」と感じている、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金システム、「スカラネット」について、僕の経験も交えながら、徹底的に掘り下げていきたいと思います。
特に、「識別番号って結局どれ?」「ログインできなくて焦ってる!」という皆さんの不安を解消できるよう、詳しく解説していきますね。
これを読めば、きっとスカラネットの「謎」がスッキリするはずですよ!
え?スカラネットって一つじゃないの?!識別番号の正体
これ、奨学金を利用する上で、最初に「???」となるポイントの一つなんですよね。
僕も初めての時、まんまと引っかかりました(笑)。
実は、スカラネットと一口に言っても、目的の違う2つのウェブサイトがあるんです。
だから、「あれ?前に使ったIDとパスワードでログインできない!」なんてことが起きがちなんですよね。
ひとつは、奨学金の「申し込み」や「進学届の提出」に使うスカラネット(奨学金申込専用ホームページ)。
もうひとつは、奨学金の「管理」や「各種手続き」に使うスカラネット・パーソナル(スカラネットPS)です。
そして、皆さんが「識別番号」と呼んでいるものは、主にこの2つのサイトで使われるログインするためのIDやパスワードのことなんです。
申込や進学届で使う「識別番号」って?
奨学金の新規申し込みや、予約採用だった人が進学後に進学届を提出する際に使うスカラネット。
こちらにログインするために必要なのが、学校から配られる「識別番号」(ユーザーIDとパスワード)なんです。
これ、学校の奨学金担当の先生からもらうものなんですよ。
申込時に受け取ったIDとパスワードは、その申込手続きを行うときだけ有効です。
進学届を提出する際も同様で、進学先の学校から配布されたIDとパスワードをその時だけ使います。
大切なポイントは、これらの「識別番号」は、その手続きが済んだら基本的にはもう使わないということ。
正式に奨学生になって貸与が開始されたら、これらのID・パスワードのことは「忘れてOK!」なくらいに思っていて大丈夫です。
マイナンバー提出書に書いてある「申込ID」とはまた別物なので、そこも注意が必要ですよ。
スカラネット・パーソナルで使うID・パスワード(これも識別番号?)
さて、奨学金の貸与が始まった後に、毎年の継続手続きや住所変更、奨学金情報の確認などに使うのが「スカラネット・パーソナル」です。
こちらのサイトにログインするには、自分でユーザーIDとパスワードを新規登録する必要があります。
申込時に学校からもらった識別番号ではログインできませんからね。
正式に奨学生として採用され、「奨学生番号」が決まったら、その番号を使ってスカラネット・パーソナルの新規登録を完了させてください。
新規登録の際には、奨学生番号の他にも、生年月日や氏名、奨学金の振込口座番号などが必要になります。
自分で設定したIDとパスワード、これがスカラネット・パーソナルで使う「識別情報」になります。
さらに、ログイン時には、この自分で設定したIDとパスワードに加えて、「奨学生番号」の入力も必要になります。
これはセキュリティ強化のためとのこと。
複数の奨学生番号を持っている場合は、どれか一つを入力すれば大丈夫ですよ。
「ログインできない…!」そんな時に試してほしいこと
スカラネット、特にスカラネット・パーソナルを使っていると、「あれ?ログインできない!」って焦ること、ありますよね。
大丈夫、僕も経験済みです。
よくある原因と、その解決策を一緒に見ていきましょう。
1.まずはログインしようとしているサイトを確認!
スカラネットには2種類あるって話をしましたよね。
これが混乱のもとになることが多いんです。
奨学金の申し込みや進学届なら、学校からもらった識別番号でこちらのサイトへアクセス。
URLはこれです。
奨学金の管理や各種手続きなら、自分で登録したIDとパスワード、そして奨学生番号で、スカラネット・パーソナルにアクセスします。
スカラネット・パーソナルのログインページはこちら。
ログインしようとしているサイトが間違っていないか、もう一度確認してみてください。
2.IDやパスワードの入力ミスをチェック!
これが本当に多い原因の一つです。
キーボードを見ながら、よーく確認してみましょう。
例えば、半角と全角、そして大文字と小文字は区別されます。
特にパスワードは入力画面で「*」などで表示されるので、見落としがちです。
他にも、似ている文字の打ち間違いがないか確認してください。
数字の「0(ゼロ)」と英字大文字の「O(オー)」。
数字の「1(イチ)」と英字大文字の「I(アイ)」。
こういった文字、入力ミスしやすいんですよね。
あとは、余分な空白(スペース)がうっかり入っていないか。
コピー&ペーストしたときなんかに、余計なスペースが入ってしまうことがあります。
それから、パソコンのキーボードの「CapsLock」や「NumLock」がかかっていないか確認してみてください。
これらがオンになっていると、意図せず大文字になったり、数字が入力できなかったりしますから。
端末にパスワードを記憶させている場合、別のサイトで使っているパスワードが勝手に自動入力されてしまうこともあります。
一度全部消して、手入力で正確に入れてみるのがおすすめです。
3.新規登録は済んでいますか?(スカラネット・パーソナルの場合)
奨学金申し込みや進学届で使った識別番号は、スカラネット・パーソナルでは使えません。
スカラネット・パーソナルを使うには、初回に自分でIDとパスワードを新規登録する必要があります。
もし新規登録がまだなら、まずは新規登録の手続きから行ってください。
新規登録のボタンは、スカラネット・パーソナルのログイン画面にありますよ。
4.パスワードの変更を求められていませんか?
ユーザーIDやパスワードを登録または変更してから、6ヶ月以上経過している場合は、セキュリティのためにパスワード変更を求める警告メッセージが表示されることがあります。
その場合は、画面の指示に従ってパスワードを変更すればログインできるようになりますよ。
情報保護のためにも、パスワードは定期的に変更するのがおすすめです。
5.奨学生番号の入力はできていますか?(スカラネット・パーソナルの場合)
スカラネット・パーソナルへのログイン時には、自分で設定したIDとパスワードに加えて、奨学生番号の入力も必須です。
セキュリティ強化のため、本人しか知りえない奨学生番号を確認する仕組みになっているんです。
奨学生番号は、奨学生証などで確認できます。
もし分からなければ、在学中の学校に問い合わせてみてください。
6.利用環境は推奨されていますか?
使用しているパソコンやスマートフォン、ブラウザが、スカラネットの推奨環境を満たしていないことが原因でログインできない場合もあります。
特に申込・進学届用のスカラネットは、対応OSやブラウザに注意が必要です。
もし推奨環境の端末を持っていない場合は、学校のパソコンを使わせてもらえないか相談してみるのも良いかもしれませんね。
7.複数回ログインに失敗してロックがかかっていませんか?
ログイン時にIDやパスワードを連続して3回間違えると、画面が閉じられたり、エラー表示が出たりすることがあるようです。
その場合は、一度ブラウザを閉じて、少し時間を置いてからもう一度最初からやり直してみてください。
8.ユーザーIDやパスワードを完全に忘れてしまった…!
自分で設定したスカラネット・パーソナルのIDやパスワードを忘れてしまった場合でも大丈夫です。
スカラネット・パーソナルのトップ画面に「ログインできない方」というリンクがあります。
ここから、登録しているメールアドレスを使ってIDの確認やパスワードの再設定を試すことができますよ.
登録時に使用した奨学生番号や振込口座番号などを入力して問い合わせる形になります.
9.どうしても解決しない時は…
色々試してもやっぱりログインできない!
そんな時は、一人で悩まず、学校の奨学金窓口(学生課など)に相談してください。
スカラネットに関する手続きの窓口は、基本的に学校になっています。
担任の先生や事務の方など、奨学金担当の先生が対応してくれるはずです。
高校を卒業して進学先の大学等で手続きをしている場合でも、まずは進学先の学校に相談するのが一番です。
また、日本学生支援機構の奨学金相談センターに問い合わせることもできます。
ただし、学校を通じて手続きしている場合は、機構に直接問い合わせても対応してもらえないこともあるようです。
まずは学校に相談してみましょう。
まとめ:スカラネット(奨学金)識別番号がわからない!ログインできない!ユーザーIDどこ?
スカラネットの「識別番号」や「ログイン」について、少しはクリアになったでしょうか。
申込時や進学届で使う学校からもらう「識別番号」と、採用後に自分で登録するスカラネット・パーソナルのID・パスワード、この2つがあることが混乱しやすいポイントなんですよね。
僕も最初は「どれがどれだっけ?!」って頭がこんがらがりました(笑)。
そして、ログインできない原因もいくつか考えられますが、落ち着いて一つずつ確認していけば、きっと解決できます。
もし詰まってしまったら、一人で抱え込まずに、遠慮なく学校の奨学金担当の先生に頼ってください。
ちょっとした入力ミスだったり、システム側の確認が必要だったりすることもあるんです。
スカラネットは、最初は難しそうに感じても、慣れてしまえば奨学金の情報をいつでも確認できたり、必要な手続きをオンラインで済ませられたりする、本当に便利なシステムです。
スカラネットを上手に活用して、スマートな学生生活を送ってくださいね!
皆さんの奨学金ライフがスムーズに進むことを心から応援しています!
それじゃ、また次の記事でお会いしましょう!