サザエさんのタラちゃん妹「ヒトデちゃん」について。
ヒトデちゃんは、長谷川町子による原作漫画には登場しているんでしょうか?
サザエさんwiki|ヒトデちゃん(タラちゃん妹)とは原作では?
国民的アニメ「サザエさん」のタラオには、実はヒトデという妹がいるという噂をご存知でしょうか? 今回は、この謎多きヒトデちゃんについて詳しく解説していきます。
ヒトデちゃんの登場
ヒトデちゃんは、1954年に出版された雑誌「漫画読本」に掲載された「サザエさん一家の未来予想図」という1コマ漫画にのみ登場します。 この漫画はサザエさん一家の10年後を描いたもので、ヒトデちゃんはワカメに似た女の子の姿で描かれていました。 マスオが「これヒトデあぶないよ」と声をかけていることから、活発な女の子であることが推測されます。
しかし、この「未来予想図」以外には、原作漫画やアニメにヒトデちゃんは一切登場しません。 そのため、ファンの間では「幻の妹」と呼ばれています。
ヒトデちゃんのその後
2019年に放送されたサザエさん50周年記念スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」では、なんとヒトデちゃんが桜田ひよりさん演じる17歳の女子高生として登場しました。
サザエさんwiki|ヒトデちゃん(タラちゃん妹)アニメは?
■なぜアニメに登場しないのか?
アニメ版サザエさんは、原作とは異なり時間が止まったまま進行しているため、成長したヒトデちゃんを登場させるのは難しいと考えられます。 また、サザエさんはあくまでも一般的な家庭の日常を描いた作品であり、タラオに妹ができてしまうと、家族構成が大きく変わってしまうことも理由の一つかもしれません。
サザエさんwiki|実写ドラマのヒトデちゃんは桜田ひより
2019年に放送されたサザエさん50周年記念スペシャルドラマ「磯野家の人々~20年後のサザエさん~」でヒトデちゃんを演じたのは、桜田ひよりさんです。
桜田ひよりさんは千葉県出身の女優で、2002年12月19日生まれ。子役として活動した後、2014年のドラマ「明日、ママがいない」で注目を集めました。
2018年には、ティーン向け雑誌「Seventeen」の専属モデルオーディションで、応募総数3,437人の中から選ばれ「ミスセブンティーン2018」に選出されています。
2019年のサザエさん実写ドラマでは、17歳の女子高生としてヒトデちゃんを演じました。
ドラマの中では、ヒトデちゃんは友達とカラオケに行ったり、スマホをいつも触っていたりと、現代の高校生らしい様子が描かれています。 また、サザエさんが作る弁当を恥ずかしがって、家に持って帰ってしまい、サザエさんを困らせるというエピソードもありました。
まとめ:サザエさんwiki|ヒトデちゃん(タラちゃん妹)とは原作では?アニメは?
ヒトデちゃんは、原作漫画には一度しか登場していないものの、作者によって構想された公式設定のキャラクターです。 今後のアニメ版サザエさんに登場する可能性は低いですが、スペシャル番組などで再びその姿を見ることができるかもしれません。