ロマサガ2のリメイク版における皇帝継承システムについて解説しています。
特に、新しい「皇帝退位」コマンドが追加されたことによって、プレイヤーは皇帝を殺すことなく交代させることができるようになった点や、皇帝交代のタイミングやメリット・デメリットなどが詳しく説明しています。
ロマサガ2リメイク皇帝の継承おすすめは?タイミングやデメリットは?
■ロマサガ2リメイクにおける皇帝継承について
ロマサガ2リメイクでは、様々な状況で皇帝継承が発生します。 皇帝継承は、先代の能力や技を引き継ぎつつ、新たな皇帝の能力も加わるため、ゲームを有利に進める上で重要なシステムです。
皇帝継承が発生する条件
- 任意のタイミングでの退位: アバロンの玉座で「退位」を選択すると、いつでも皇帝継承が行えます。 ただし、2世代連続での退位はできません。
- 戦闘での全滅: パーティ全員が戦闘不能になると、強制的に皇帝継承が発生します。 皇帝のクラス厳選を行う際には、意図的に全滅させる方法もあります。
- 皇帝のLPが0になった場合: 皇帝のLPが0になると、死亡扱いとなり、皇帝継承が発生します。 他のメンバーが生き残っていても敗北扱いとなりますが、次の皇帝は現在のパーティメンバーから選ぶことができます。
- 年代ジャンプ: ストーリーの進行によって年代ジャンプが発生すると、皇帝継承が行われます。 年代ジャンプに伴い、皇帝以外のクラスも数世代先のキャラクターに交代します。 また、時限イベントは消滅するため注意が必要です。
- 特定イベントのクリア: 一部のイベントでは、展開次第で強制的に皇帝継承が発生します。 例として、浮遊島イベントでは古代魔術書の入手と引き換えに強制退位となります。 また、人魚イベントでは人魚に3回会うと強制退位となります。
皇帝継承のメリット
- 新たな陣形の入手: 新しいクラスの皇帝でアバロンの陣形開発者に話しかけると、新たな陣形を獲得できます。
- 皇帝の技能レベルの上昇: 皇帝継承を行うと、選んだキャラクターの得意技能レベルが皇帝の技能レベルに加算されます。
- 未使用の技能レベルの上昇: 皇帝が使用していない技能レベルも、継承によって上昇させることができます。
皇帝継承のデメリット
- 2世代連続での退位は不可: 任意のタイミングでの退位は便利ですが、2世代連続では行うことができません。
- 年代ジャンプによる時限イベントの消滅: 年代ジャンプを伴う皇帝継承では、時限イベントが消滅してしまいます。
- 皇帝継承のやりすぎによる最終皇帝への強制即位: 全ての仲間キャラクターを皇帝にすると、七英雄を倒さずに最終皇帝になってしまいます。 最終皇帝は強力ですが、以降は皇帝継承ができなくなり、多くのイベントが発生しなくなります。
皇帝継承におすすめのクラス
- 序盤: フリーファイター 腕力と体力が
高く、序盤から大ダメージを与えられます。 - 中盤: 武装商船団 先制攻撃が可能な陣形「ラピッドストリーム」を習得できます。
- 終盤: イーストガード 腕力と素早さが高く、ボス「ワグナス」に対して有効な技「乱れ雪月花」を習得できます。
その他
- 謀殺: 旧作では、皇帝を意図的に死亡させて強制的に継承させる「謀殺」と呼ばれる方法が用いられていました。 リメイク版では「皇帝退位」コマンドが実装されたため、謀殺を行う必要性は低くなっています。
- ルドン送り: 謀殺を行う際に、ルドン高原が頻繁に利用されていたことから、皇帝を謀殺のためにルドン高原へ連れて行くことを「ルドン送り」と呼んでいました。
参考情報
- 皇帝のクラスや性別によって、イベント内容が変化することがあります。
- 皇帝継承では、ステータスは高い方が優先され、技や見切りは上限数を超えると先代のものが優先されます。 また、装備品は継承されません。
- 最終皇帝は、クジンシーと七英雄のうち4人を撃破するか、全てのキャラクターを皇帝にすると出現します。
- 皇帝継承は、現在仲間になっているクラスの数×8人まで行うことができます。
ロマサガ2リメイク皇帝の退位は?
ロマサガ2リメイクでは、プレイヤーは玉座の部屋で「退位」を選択することで、任意のタイミングで皇帝を退位させることができます。 これは、SFC版にはなかった新機能です。
退位のメリット
- 陣形取得: 皇帝を交代することで、新しいクラスに対応した陣形を習得できます。 多くのプレイヤーは、様々な陣形を入手するために皇帝の交代を繰り返します。
- 能力継承: 新しい皇帝は、先代皇帝の能力を引き継ぎます。 また、新皇帝自身の能力も加わるため、様々なクラスを皇帝にすることで、最終的に万能な皇帝を育成することができます。
- イベント進行: 特定のイベントでは、皇帝の性別やクラスが進行条件になっている場合があります。 例えば、人魚イベントは男性皇帝でないと進行できません。
退位の制限
- 連続退位不可: 皇帝退位は便利ですが、2世代連続では行うことができません。 つまり、一度退位したら、次の皇帝は戦闘での全滅、皇帝のLPが0になる、年代ジャンプ、特定イベントのクリアなどによって交代させる必要があります。
- 最終皇帝: 全ての仲間キャラクターを皇帝にすると、七英雄を倒さずに最終皇帝に即位してしまいます。 最終皇帝は強力ですが、以降は皇帝継承ができなくなり、多くのイベントが発生しなくなってしまうため注意が必要です。
退位と謀殺
SFC版では、皇帝を交代させるためには、戦闘でわざと皇帝を死亡させる「謀殺」と呼ばれる方法が用いられていました。 リメイク版では「皇帝退位」コマンドが実装されたため、謀殺を行う必要性は低くなっています。 しかし、2世代連続で退位できないという制限があるため、効率的なプレイを求めるプレイヤーは、依然として謀殺を行う場合があります。
まとめ:ロマサガ2リメイク皇帝の継承おすすめは?タイミングやデメリット・退位は?
ロマサガ2リメイクでは、プレイヤーはバレンヌ帝国の皇帝として、世代交代を繰り返しながら七英雄との戦いに挑みます。皇帝は戦闘やイベントを通して成長し、その能力や技術は次の世代に受け継がれていきます。
なお、皇帝退位は、ロマサガ2リメイクで追加された新機能であり、プレイヤーに多くのメリットをもたらします。 しかし、制限事項も存在するため、状況に応じて適切に利用することが重要です。
■皇帝継承について
- 皇帝は寿命、死亡、全滅、または皇帝退位コマンドによって交代します。
- 皇帝退位コマンドはリメイク版で追加された新要素で、任意のタイミングで皇帝を交代させることができます。ただし、2世代連続での退位はできません。
- 皇帝継承は、陣形習得や熟練度引き継ぎなどを目的として行われます。
- オリジナル版では、意図的に皇帝を死亡させる「謀殺」と呼ばれるテクニックが用いられていましたが、リメイク版では皇帝退位コマンドによって平和的に交代できるようになりました。
■皇帝継承のメリット
- 技能レベルの上昇: 新しい皇帝の技能レベルは、「マスターレベル+キャラクターの得意技能レベル」まで上昇します。
- 未使用の技能レベルの上昇: 皇帝継承を行うと、未使用の技能レベルも上昇します。
- 新たな陣形の入手: 特定のクラスを皇帝にすることで、新しい陣形を入手できます。例えば、シティシーフを皇帝にすると「フリーファイト-1」を、武装商船団を皇帝にすると「ラピッドストリーム」を入手できます。
■皇帝継承のデメリット
- イベントの強制終了: 皇帝が退位すると、進行中の一部のイベントが強制終了し、再開できなくなる場合があります。
- 最終皇帝の早期出現: 皇帝継承を繰り返して、現在仲間になる可能性のある全てのキャラクターを皇帝にしてしまうと、七英雄を倒さずに最終皇帝が出現してしまいます。最終皇帝はステータスが高い反面、以降は皇帝継承ができなくなり、年代ジャンプも発生しなくなります。
■皇帝のおすすめクラス
- 序盤: シティシーフ (「フリーファイト-1」を入手できる)
- 中盤: 武装商船団 (「ラピッドストリーム」を入手できる)
- 終盤: イーストガード (強力な技を習得できる) – これは私の推測であり、ソースには明記されていません。
■その他
- 皇帝が死亡または全滅した場合、後継者候補は、直前の皇帝のクラス、パーティメンバー、ランダムに選ばれたキャラクターから選ばれます。
- 最終皇帝は、七英雄を5体倒すと出現します。