品質管理検定(QC検定)3級は品質管理の基礎を学び、業務改善に役立てる第一歩となる資格。
QC7つ道具を理解し、データに基づいた問題解決能力を証明する資格ですが2025年の第39回QC検定3級試験は下記のような日程・内容で行われました。
■QC検定3級試験の日程・時間
2025年3月16日
第39回QC検定3級試験解答速報2025
第39回の解答について
ウアアウアアア
オエイキアケカ
アウオエイ
カアオコキケアカ
カエオケコケエク
イエエ
エイウ
ウエアクキ
キアエエウ
イカエアウク
エアウカエイウオ
カコケクイオカ
コクエイエオキア
ククウエア
ウクアカカオエ
ウエイエキア
オカコカイ
イアアウアイオエアキアウイイウ
カアイカアオコキケウカカエオケ
コケイクイカイエイウキエアクカ
キアエアウイカコエオクオイウア
ウイウオコアケクイキカコクカオ
エウキイオクウコアウクアカイオ
エウエイカキアキカコカイ
問01:ウアアウアア 6?
問02:オエイキアウカ 7?
問03:エウウエイ 5?
問04:イアウコキケイカ 8?
問05:カエオケコケイク 8?
問06:イエエ 3?
問07:エイエ 3?
問08:ウエアクカ 5?
問09:キアエエア 5?
問10:イカエアウク 6?
問11:エアウアエイウオ 8?
問12:カコケクイオカ 7?
問13:コクエウエオキア 8?
問14:クエウオア 5?
問15:ウクアカカオエ 7?
問16:ウエイエキイ 6?
問17:アカコカイ 5?
といった声がみられます。
QC検定3級試験の難易度
難易度についてですが、合格率からもわかるように、決して油断できる試験ではありません。
しかし、基本的な品質管理の知識を問う内容ですので、きちんと対策をすれば十分に合格可能です。
合格者の約半数が社会人だけでなく、学生の方も含まれていることを考えると、体系的に学習することで道は開けるはずです。
ただし、総合得点だけでなく、各分野でも50%以上の得点が必要という点には注意が必要です。
QC検定3級試験の合格基準は?
QC検定3級の合格基準についてですが、これはどの回でも共通しており、「品質管理の実践」と「品質管理の手法」の各分野で、それぞれおおむね50%以上の得点があり、かつ総合得点がおおむね70%以上であることが求められます。
ですから、得意な分野で高得点を稼ぐだけでなく、苦手な分野も一定程度克服しておく必要があるわけです。バランスの取れた学習が合格への鍵となると言えるでしょう。
QC検定3級試験の合格率は?
合格率に関してですが、過去のデータを見てみると、近年はおおよそ50%前後で推移しているようです。
創設当初は80%前後だった時期もあったようですが、現在は落ち着いている状況ですね。
この合格率を見ると、決して簡単な試験ではありませんが、しっかりと対策をすれば十分に合格を狙える資格だと言えるでしょう。
QC検定3級試験の試験内容
さて、試験内容についてですが、大きく分けて「品質管理の実践」と「品質管理の手法」の2つの分野から出題されます。
- 品質管理の実践の分野では、QC的なものの見方・考え方、品質の概念、管理の方法、品質保証(新製品開発、プロセス保証)、品質経営の要素(方針管理、日常管理、標準化、小集団活動、人材育成、品質マネジメントシステム)など、品質管理に関する基本的な知識や用語、考え方が問われます。こちらは暗記系の問題が多い傾向にあります。
- 一方、品質管理の手法の分野では、データの取り方・まとめ方、QC七つ道具、新QC七つ道具、統計的方法の基礎、管理図、工程能力指数、相関分析など、品質管理に用いられる具体的な手法や分析方法に関する問題が出題されます。こちらは計算問題も多く含まれるのが特徴です。特に、QC七つ道具は頻出項目ですので、それぞれの特性やどのような場面で使用するのかを理解しておくことが重要です。
QC検定3級試験の勉強法・対策
最後に、勉強法についてですが、いくつか重要なポイントがあります。
- まず、過去問を繰り返し解くことは非常に有効です。出題傾向を把握し、問題形式に慣れることは合格への近道と言えるでしょう。間違えた問題は必ずテキストに戻って確認し、理解を深めることが大切です。
- 次に、テキストを丁寧に読み込むことも基本中の基本です。特に「品質管理の実践」分野は暗記項目が多いので、しっかりと頭に入れる必要があります。
- QC七つ道具をマスターすることは非常に重要です。それぞれの道具がどのような目的で使用され、どのように活用するのかを図と関連付けて理解することが効果的です。
- 初学者の方であれば、QC検定4級の内容から学習を始めるのも良いかもしれません。基礎的な知識を身につけてから3級に進むことで、よりスムーズに理解が進む可能性があります。
- 計算問題対策として、公式を暗記するだけでなく、実際に問題を解く練習を重ねることが不可欠です。電卓の使用も認められていますので、使い慣れた電卓を用意し、集計機能やメモリー機能などを活用する練習もしておくと良いでしょう。
- さらに、2025年9月実施予定の第40回検定から、CBT方式(コンピュータ試験)に変更される予定です。試験方式が変わることで、解答方法や試験の進め方にも慣れておく必要があるかもしれません。
私自身の経験から言っても、資格取得は自身のスキルアップに繋がるだけでなく、自信にも繋がる素晴らしい挑戦だと思います。QC検定3級は、品質管理の基礎を体系的に学ぶ上で非常に有益な資格です。焦らず、一つ一つの項目を丁寧に理解していくことで、必ず合格を掴み取れるはずです。頑張ってください!応援しています。