「パヤパヤする(パヤる)」とは意味は?
「マツコの知らない世界」前編!「ローカルコンビニの世界」でマツコさんが「パヤつく」と言っていました「パヤパヤする(パヤる)」とは意味は?方言?
パヤパヤする(パヤる)の意味は?方言?
「パヤパヤする」は、主に東北地方の方言として使われていますが、近年ではテレビやSNSの影響で全国的に広がりを見せています。
その意味は多岐にわたり、文脈によって解釈が異なります。
主な意味は以下の通りです。
- 毛がまばらに生えている様子。特に赤ちゃんの髪の毛や、雨で濡れて中途半端な状態になった髪に対して使われます。
- 浮かれた感じ。合コンや飲み会などで、気分が高揚している様子を表す際に使われます。タレントのマツコ・デラックスさんがこの意味で頻繁に使うことから、若い世代にも広まりました。
- ウロウロする、目的もなく徘徊する、たむろってブラブラ遊ぶ。特に、待ち合わせなどで時間を持て余している際に「この辺でパヤパヤしてる」といった使い方をします。
- 酒に少し酔っている。ほろ酔い加減で気分が良い状態を表します。
- サボっている、暇をしている。仕事中に何もせずにブラブラしている様子を表します。
これらの他に、「頭がぼうっとしている」 や「空気が生ぬるい」 といった意味で使われることもあります。
「パヤパヤする」は、共通して「中途半端」「意思が定まっていない」というニュアンスを含むと考えられています。
「パヤる」は「パヤパヤする」の短縮形で、同様の意味で使われます。
「パヤパヤ」の語源は明確ではありませんが、擬音語・擬態語の一種であると考えられています。
パヤパヤする(パヤる)の使い方
- 隣ではパヤパヤした若者たちが飲み会をしている。
- することもないので、しばらく街をパヤパヤした。
- 酒を飲んでパヤパヤしたい。
- 仕事中なのにパヤパヤしている。
- 赤ちゃんの髪の毛はまだパヤパヤしていて、かわいい。
- 雨で髪の毛が濡れ、パヤパヤしている。
「パヤパヤする」は、文脈によって意味が大きく変わるため、注意が必要です。
パヤパヤする(パヤる)|髪の毛がパヤつくとは?
■髪の毛がパヤつくとは?
髪の毛がパヤつくとは、主に2つの意味で使われます。
- 毛がまばらに生えている様子:生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛のように、まだ十分に生え揃っていない状態や、薄毛の人に対して使われることが多いです。 例えば、「ベッドにいる赤ちゃんの毛はまだパヤパヤしていて、かわいい。」といった表現がされます。
- 毛がまとまらず、あちこちに跳ねたり、浮いたりしている様子:これは、くせ毛や髪のダメージによって起こることがあります。 雨で髪の毛が濡れてうねったり、寝癖で髪の毛が跳ねたりしている状態も「パヤパヤ」と表現されます。
これらの意味はどちらも、髪の毛が「中途半端」で「整っていない」状態を表しているという点で共通しています。
原因と対策
髪の毛がパヤつく原因としては、以下の点が挙げられます。
- 遺伝によるくせ毛
- 髪のダメージ(乾燥、静電気など)
- トリートメント不足
- ドライヤーのかけすぎ
これらの原因に対処することで、パヤつきを抑えることができます。例えば、トリートメントを適切に使用したり、ドライヤーの熱を当てすぎないようにしたり、スタイリング剤を使うことで、髪の毛を落ち着かせることができます。
まとめ:パヤパヤする(パヤる)の意味は?方言?髪の毛がパヤつくとは?
「パヤパヤ」の意味と起源について
「パヤパヤ」はもともと東北地方の方言でしたが、 テレビ番組などでタレントのマツコ・デラックスさんが「浮かれる」という意味で使うようになったことなどから、 近年では全国的に知られる言葉となっています。
この記事では特に、山形県で「たむろする」という意味で使われていること、タレントのマツコ・デラックスさんが番組で「パヤパヤ」という言葉を使ったことで話題になったこと、青森県では「毛がまばらに生えている」という意味で使われていることなど、地域による意味の違いや、近年では「浮かれた感じ」や「中途半端」などの意味で使われる傾向があることを説明ました。
また、アホ毛対策としての「パヤパヤ」という言葉の利用についても言及しています。