映画『パディントン3(パディントン 消えた黄金郷の秘密)』について。
愛らしいクマのパディントンが、故郷ペルーで新たな冒険と温かい出会いを繰り広げるシリーズ最新作。
ブラウン一家と共にペルーへ旅立ったパディントンが、失われた黄金郷の秘密に迫る感動アドベンチャー。
パディントン3(映画)wiki|あらすじネタバレ
今回の『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は、パディントンとブラウン一家が、彼の育ての親であるルーシーおばさんに会うために、ペルーへと旅立つところから始まります。
ルーシーおばさんは、ペルーにある「老クマホーム」という場所で隠居生活を送っているんです。
ところが、ペルーに到着してみると、ホームを管理している修道女さんから、ルーシーおばさんが突然姿を消してしまったと聞かされるんですね。
これは大変だと、パディントンとブラウン一家は、ルーシーおばさんが残した手がかりを元に、広大なジャングルへと彼女を探しに出かけるんです。
この旅の途中で、彼らは様々な困難に立ち向かうことになります。
新しいキャラクター、リバーボートの船長であるハンター・キャボットと出会ったり、伝説の黄金郷「エルドラド」の秘密が物語の鍵を握っていたり。
そして、どうやらルーシーおばさんの失踪には、裏があることも分かってきます。
特に、老クマホームの修道女さんが、実は…という展開は、物語にスリルを与えます。
今回の物語は、単なる宝探しや冒険活劇ではなく、パディントンのルーツや、彼自身のアイデンティティに深く関わるものになっていくんですよ。
ブラウン家との絆、そして故郷ペルーでの新たな発見が描かれます。
前作までとは舞台がガラッと変わって、ペルーの多様な風景が映し出されるのも見どころの一つですね。
アクションシーンも増えているみたいですよ。
もちろん、パディントン映画らしい心温まるユーモアも健在です。
感動的なクライマックスに向けて、最初から最後まで目が離せない冒険になりそうです。
パディントン3(映画)|母親(メアリー・ブラウン)変わった?
はい、これはまさに今回の作品で多くのファンが一番気になっているポイントでしょう。
そうなんです、パディントンの優しいお母さん、メアリー・ブラウン役の女優さんが、前2作で演じたサリー・ホーキンスさんから、エミリー・モーティマーさんに交代しています。
私もサリー・ホーキンスさんのブラウン夫人が大好きだったので、最初は少し寂しい気持ちになりましたね。
彼女の演じるメアリー・ブラウンは、パディントンを初めて駅で見つけた時に温かく迎え入れたり、パディントンの冒険を全力でサポートしたりと、まさにブラウン家の、そして物語の「感情的な核」とも言える重要な存在でしたから。
では、なぜ交代することになったのか?
サリー・ホーキンスさん自身が、その理由を語ってくれています。
バラエティ誌のインタビューで彼女は、「私にとって、今こそ別の人にバトンタッチする時だと感じました」と説明しています。
最初の2作でメアリー・ブラウンというキャラクターを十分に演じ切った、という気持ちがあったようです。
そして、そのバトンを受け取る相手として、「本当に素晴らしいエミリー・モーティマー以上に素晴らしい人はいません。彼女は並外れて特別な存在です」と絶賛しています。
エミリー・モーティマーさんがメアリー・ブラウンの「本質を体現し、それを自分のものにしてくれるだろう」と深い信頼を寄せていることが伝わってきますね。
サリー・ホーキンスさんは、パディントンの世界への愛情は今もこれからも変わらない。
最初の2作の制作経験は、彼女の映画人生の中で最高で、とてもクリエイティブな時間だった、と愛情いっぱいに語っています。
このコメントを読む限り、キャスト変更に何かネガティブな理由があったわけではなく、サリー・ホーキンスさん自身の「卒業」という前向きな決断だったようです。
ブラウンさん役のヒュー・ボネヴィルさんも、今回の変更は「ストレートな交換」で、揉め事など一切なかったと話しています。
そして、彼自身がエミリー・モーティマーさんをメアリー役として推薦したそうですよ。
ベン・ウィショーさんも、サリー・ホーキンスさんの後を継ぐのは「難しい」ことだっただろうけど、エミリー・モーティマーさんの勇気と、彼女が役を「完全に自分のものにしたこと」を称賛しています。
実際に観た人たちの感想の中には、やはりサリー・ホーキンスさんのブラウン夫人のイメージが強かったために、最初は少し違和感を感じたという声もありますね。
サリーさんのブラウン夫人が「お茶目」な雰囲気だったのに対し、エミリーさんのブラウン夫人は「落ち着き」がある、と感じた人もいるようです。
でも、エミリー・モーティマーさんの演技も素晴らしかった、新しいブラウン夫人の魅力を見事に演じているという意見も多く見られます。
新しいブラウン夫人が、物語の中でどのようにパディントンやブラウン家を支えていくのか、注目したいところです。
パディントン3(映画)|の感想は面白い?つまらない?
さて、実際に『パディントン 消えた黄金郷の秘密』を観た皆さんは、どんな感想を持っているのでしょうか。
これは映画を選ぶ上で、とても参考になりますよね。
全体的には、「心温まる」「楽しい」「家族で楽しめる素晴らしい映画」という肯定的な声が多いようです。
「冒険がいっぱいでワクワクする」という感想も目立ちますね。
「前の2作が大好きで、今回もその魔法や魅力は失われていない」と感じた人もいます。
特に、オリヴィア・コールマンさん演じる修道女(クラリッサ)や、アントニオ・バンデラスさん演じるハンター・キャボットといった新しいキャスト、特に悪役への言及が多く、「天才的」「傑出している」「魅力的」と演技を称賛する声が複数見られます。
一方で、前作と比較して「少し弱く感じる」「魔法が失われている」「標準以下」といった厳しい意見も正直あります。
ストーリーが「予測しやすい」「単純すぎる」と感じた人や、新しいブラウン夫人役について、やはりサリー・ホーキンスさんの方が良かった、という意見も少数ながら見られます。
物語の舞台がロンドンからペルーに移ったことについて、「雰囲気が違う」と感じたり、「リアルさを描きたがっているように見える」という分析をしている人もいました。
ただ、舞台がペルーになったことで、現地の素晴らしい風景や文化に触れられる点は好評のようです。
また、パディントンの物語が持つ「多様性の肯定」「家とは何か」といったメッセージ性に触れ、感動したという感想も心に響きますね。
「子供たちが成長している姿を見るのが嬉しいけど寂しい」という親目線の感想もあって、映画を観ている人の様々な感情が垣間見えます。
全体的に見ると、賛否両論あるものの、多くの人にとって「楽しく」「温かい」体験を提供してくれる映画になっていると言えそうです。
個人的には、新しいキャストが加わったこと、そして舞台がペルーになったことで、これまでのパディントンシリーズに新しい風が吹いているんじゃないかと期待しています。
パディントン3(映画)|キャスト・登場人物
このシリーズの魅力の一つは、個性豊かなキャラクターと、それを演じる素晴らしいキャスト陣ですよね。
今回の『パディントン 消えた黄金郷の秘密』でも、お馴染みのメンバーに加え、強力な新キャストが参加しています。
まずは、我らが主人公、パディントン!
あの愛らしい声は、もちろんベン・ウィショーさんが続投です。
彼の声を聞くだけで、パディントンがそこにいるように感じますよね。
そして、パディントンにとってかけがえのない家族、ブラウン一家。
お父さんのヘンリー・ブラウン役はヒュー・ボネヴィルさん、お母さんのメアリー・ブラウン役は、先ほどお話しした通り、今回からエミリー・モーティマーさんです。
娘のジュディ役はマデリーン・ハリスさん、息子のジョナサン役はサミュエル・ジョスリンさんが続投しています。
子供たちが大きくなったことに驚いた、という感想もありましたね。
ブラウン家のお手伝いさん、バードさん役のジュリー・ウォルターズさんも帰ってきてくれます。
パディントンの育ての親であり、今回の物語の中心となるルーシーおばさんの声は、イメルダ・スタウントンさんが担当しています。
ブラウン家の友人であるグルーバーさん役のジム・ブロードベントさんも出演していますね。
新しいキャラクターとしては、まず物語の鍵を握る二人。
老クマホームの修道女であり、その正体に驚かされるクラリッサ役には、実力派のオリヴィア・コールマンさん。
そして、パディントンたちが出会うリバーボートの船長、ハンター・キャボット役には、アントニオ・バンデラスさんです。
ハンターの娘ジーナ役はカーラ・トウスさんが演じています。
その他、ヘイリー・アトウェルさんなどが新キャストとして参加しています。
そして、前作のヴィラン、フェニックス・ブキャナン役のヒュー・グラントさんが、カメオ出演しているという嬉しい情報もありますよ。
刑務所にいるはずの彼がどう登場するのか、楽しみですね。
これらのキャスト陣が、パディントンと共にどんな冒険を繰り広げるのか、スクリーンで観るのが待ちきれません。
まとめ:パディントン3(映画)wikiネタバレ|感想は?母親(メアリー・ブラウン)変わった?
映画『パディントン 消えた黄金郷の秘密』は、愛されキャラクターのパディントンが、故郷ペルーを舞台に、家族と共に新たな冒険に挑む物語です。
母親役のサリー・ホーキンスさんからエミリー・モーティマーさんへの交代はありますが、それはサリーさん自身の前向きな決断であり、新しいブラウン夫人も素晴らしい魅力を放っているようです。
観た人たちの感想は様々ですが、多くの人がパディントンらしい温かさ、ユーモア、そして家族の絆に感動しています。
新しいキャストも物語に深みを与え、ペルーという舞台が新鮮な映像体験をもたらしてくれるでしょう。
少し評価が分かれている点も、逆にどんな映画になっているのか、興味をそそられますね。
私としては、この愛らしいクマの、新たな一面、そして変わらない優しさに触れるのが楽しみで仕方ありません。
皆さんもぜひ、劇場で、あるいは配信で、パディントンたちの冒険を見届けてください。
きっと、あなたの心にも温かいものが残るはずですよ。
それでは、この辺で。
また次の映画でお会いしましょう!