入学式・入園式における母親の装い、特にコサージュの是非について
コサージュは伝統的に慶事で用いられてきましたが、現代では時代遅れと感じる意見も存在しますが、ブローチやパールネックレスといった代替アクセサリーの方が良いんでしょうか?
入学式・入園式にコサージュはダサい?古い?
ドキドキの新生活!入学式・入園式のママの装い、コサージュって今どきどうなの?徹底解説
春は、新しい生活が始まるワクワクの季節ですね。
お子様の晴れの舞台である入学式や入園式を間近に控え、「何を着て行こう?」と悩んでいるママさんも多いのではないでしょうか。
特に気になるのが、胸元を飾るコサージュのこと。
昔は当たり前のように付けていたけれど、最近はどうなんだろう?古臭く見えないかな?そんな疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。
今日は、そんなママたちの不安や疑問を解消するために、私自身の経験も踏まえながら、入学式・入園式のママの装いについて、じっくりと語らせていただきたいと思います。
おしゃれに敏感な50代の私の視点から、コサージュのこと、服装の注意点まで、余すところなくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んで、当日の装いの参考にしてくださいね。
もはや過去の遺物?入学式・入園式にコサージュは古い?ダサい?
さて、まず気になるのが「コサージュはもう古い?ダサい?」という意見ですよね。
率直に言いましょう。
一昔前の、大きくてけばけばしいコサージュは、確かに今の時代にはちょっとそぐわないかもしれません。
私が娘や息子の幼稚園や小学校の入学式に参加した頃、 generation des annees 90 は、それはそれは華やかなコサージュを付けているお母様方が多かったものです。
まるで、お祝いの気持ちをそのまま形にしたような、大輪の生花のようなコサージュ。
もちろん、それはそれで素敵な思い出なのですが、時代の流れと共に、ファッションのトレンドも変化してきました。
最近では、よりシンプルで洗練されたスタイルが主流になっています。
特に若い世代のママさんたちは、コサージュに対して「おばさんっぽい」「時代遅れ」といったイメージを持っている方もいるようです。
インターネットの掲示板やSNSでも、「コサージュはダサいから付けない」という意見を見かけることがあります。
実際に、先日子供の卒業式に行ったママ友から「誰もコサージュ付けてなかったから、私もやめておいてよかった」なんて話を聞いて、少し驚いたんです。
でもね、ちょっと待ってください。
コサージュそのものが完全に時代遅れになったわけではないと私は思うのです。
本来、コサージュは「健康や安全を祈る」「祝福」といった意味を込めて身につけるもの。
おめでたい席で、気持ちを表す素敵なアイテムであることに変わりはありません。
大切なのは、選び方と着こなし方なんです。
昔のような、花の中心の雌しべや雄しべまで忠実に再現されたようなコサージュは、確かに古臭い印象を与えがち。
でも、最近では、中心部分がパールビーズでできていたり、花びらがサテン生地で上品に仕上がっていたり、リボンを巧みに使ったデザイン など、おしゃれなコサージュがたくさん出てきています。
また、お洋服とのバランスも重要です。
例えば、黒のシンプルなスーツにパールのネックレスだけだと、少しフォーマル過ぎて、場合によっては喪服のように見えてしまうことも。
そんな時に、控えめながらも華やかなコサージュをプラスするだけで、ぐっとお祝いの雰囲気が増す んです。
それに、40代以上のママさんにとっては、コサージュは依然として根強い人気がある ようです。
必要性を感じる方も多いのではないでしょうか。
私も、やはり何か胸元にポイントがあった方が、きちんとした印象になるような気がしています。
だから、結論としては、「コサージュは絶対にNG」というわけではありません。
ご自身の年齢や服装、そして何より「どんな気持ちで式典に参加したいか」という思いに合わせて、賢く選ぶことが大切なんです。
もし不安であれば、コサージュではなく、上品なブローチ を選ぶのも一つの手です。
最近は、コサージュよりもブローチの方がおしゃれに見えるという意見も増えています。
ブローチなら、普段使いできるデザインも多いですし。
入学式・入園式でコサージュの付け方・位置は?
コサージュに託す想い…付ける意味と、おしゃれに見えるベストポジション
では、もしコサージュを付けたいと思った場合、どんな意味があるのでしょうか?
そして、どこに付ければおしゃれに見えるのでしょうか?
コサージュは、先ほどもお伝えしたように、お祝いの気持ちや喜び、祝福の気持ちを表す という大切な意味を持っています。
お子様の成長を рядом で見守ってきたママにとって、卒業や入学は感慨深いものですよね。
言葉だけでは伝えきれない、そんな теплые чувства を、胸元のコサージュに込めることができるのです。
特に卒業式は、入学式に比べてダークカラーの装いが多くなりがちなので、コサージュが華やかさを添える役割は大きい。
そして、気になる付ける位置ですが、基本的には左胸の鎖骨付近、少し高めの位置 に付けるのがおすすめです。
胸より高い位置に付けることで、視線が上に集まり、顔周りが明るく華やかに見える効果 が期待できます。
スタイルアップ効果もあると言われていますよ。
お洋服のデザインによって、微調整することも可能です。
例えば、テーラードジャケットなら鎖骨付近の上襟、丸襟ジャケットなら襟のふちや、襟が小さい場合は身ごろの鎖骨付近、ノーカラージャケットなら身ごろの鎖骨付近 が目安になります。
コサージュの向きですが、** 茎が下になるように付ける** ことが多いです。
ただ、デザインによっては上向きになっているものもありますので、あまり神経質になる必要はありません。
短い茎のものは、斜め上にして外側に向けると、フォーマルな雰囲気になります。
せっかく素敵なコサージュを選んでも、付ける位置が悪いと台無しになってしまいます。
「ちょっと高いかな?」と思うくらいの位置が、意外とバランスが良いことが多いんですよ。
鏡の前で全身をチェックしながら、一番しっくりくる場所を見つけてみてくださいね。
ピンで留める際は、挟む布の量を少し多めにすると、ぐらつきにくくなります。
薄手の生地の場合は、裏に当て布をすると安心ですよ。
入学式・入園式のママの服装
失敗しないために!ママの入学式・入園式の服装、ここが重要ポイント
最後に、入学式・入園式という大切なセレモニーで、ママが注意すべき服装のポイントを、私の経験を交えながらお伝えしたいと思います。
まず基本となるのは、セミフォーマル(準礼装) であること。
ジャケットとスカート、またはワンピーススーツ が基本スタイルとなります。
最近は、きれいめなパンツスーツ も増えてきましたが、園や学校によってはジャケット着用が推奨される場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
スカート丈は、ひざが隠れる程度の品の良い長さ を選びましょう。
短すぎるスカートはカジュアルな印象を与えてしまいますし、長すぎる丈は重たい印象になることがあります。
ミモレ丈くらいまでが上品に見えると思います。
色は、入学式や入園式といったお祝いの場なので、暗すぎる色は避け、ベージュ、ネイビー、グレーなどの落ち着いた色合い の明るめのカラー を選ぶのがおすすめです。
特に春らしいパステルカラーや、オフホワイトなども素敵ですね。
ただし、派手すぎる原色は避けるようにしましょう。
お子様が主役であることを忘れずに、控えめでありながらも華やかな装い を心がけることが大切です。
インナーには、ブラウスやカットソー を選び、ジャケットを脱いでもきちんと見えるようにしましょう。
カーディガンなどのカジュアルなものは避けたいですね。
アクセサリーは、やはりパールが定番 です。
一連のネックレスはもちろん、華やかな2連パールも素敵。
ただし、ブラックフォーマルに見えないように、注意が必要です。
コサージュやブローチとネックレスを両方つける場合は、バランスを見て、どちらかが主張しすぎないようにすると良いでしょう。
コサージュやブローチを選ぶなら、スーツの色と相性の良い、明るめの色 を選ぶと、華やかさがプラスされます。
黒色のコサージュやブローチは、お祝いの場では避けた方が無難 です。
ラメやビジューが派手すぎるものも、控えた方が良いでしょう。
バッグは、コンパクトで上品なデザイン のものを選びましょう。
素材は、革製や布製 が一般的です。
大きすぎるバッグやカジュアルなリュックサックは、式典の場にはふさわしくありません。
サブバッグを用意しておくと、書類などを入れるのに便利です。
靴は、プレーンなパンプス が基本です。
ヒールは、高すぎず低すぎない、3~5cm程度 のものが歩きやすくおすすめです。
オープントゥやサンダル、ブーツ、スニーカーはNG です。
色は、黒やネイビー、ベージュなどが合わせやすいでしょう。
細かい点ですが、ストッキングは、ナチュラルなベージュ を着用するのがマナーです。
黒いタイツや素足は避けましょう。
そして、意外と見落としがちなのがアウター。
春先はまだ肌寒い日もあるので、スーツに合うきれいめなコートを用意しておくと安心です。
脱いで手に持ってもかさばらないものが良いですね。
まとめ:入学式・入園式にコサージュはダサい?古い?コサージュの付け方・位置は?
最後に、メイクや髪型も、清潔感があり、派手すぎないように 心がけましょう。
主役はお子様ですから、ママはあくまでも質素な印象でいることが大切です。
入学式や入園式は、お子様にとってだけでなく、ママにとっても大切な一日です。
しっかりと準備をして、笑顔でその日を迎えられるように、このブログ記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
素敵な思い出がたくさんできますように!