『願いのアストロ』は隕石落下後の東京を舞台に、アストロの力に目覚めた若き極道たちが繰り広げる、和久井健による異能アウトローアクション。
『東京卍リベンジャーズ』の作者が描く、アストロという謎の力と義侠心を持つ不良たちが織りなす新時代の極道物語!
願いのアストロ(打ち切り)ネタバレwiki|あらすじ・感想はつまらない?
はいはい、皆さんこんにちは!漫画魂を燃やしている熟練ブロガーのワタクシです。今日も今日とて、気になる漫画を徹底的に深掘りしていきたいと思います!
さて今回、ワタクシのアンテナに引っかかったのは、和久井健先生が「週刊少年ジャンプ」で連載されていた話題作、『願いのアストロ』!
「東京卍リベンジャーズ」の作者の新作とあって、連載開始前から期待されていた方も多いのではないでしょうか?かくいうワタクシもその一人でして、毎週ジャンプの発売日が待ち遠しかったものです。
しかし、残念ながら連載は終了してしまったとのこと。今回は、そんなちょっぴり切ない気持ちも抱えつつ、『願いのアストロ』の魅力を余すところなく、徹底的に解説していきたいと思います!グーグル検索でこの記事にたどり着いたアナタ!漫画好きの同志よ!ぜひ最後までお付き合いください!
【ネタバレ注意】願いのアストロ徹底解説!あらすじ~混沌と星の力が織りなす物語~
まずは、本作のあらすじからじっくりと紐解いていきましょう。物語の舞台は、隕石落下によって荒廃した近未来の東京。そこで暗躍するのが、浅草を拠点とする極道組織「世剣組」です。昔ながらの任侠道を重んじる初代組長、世剣金剛が亡くなったところから物語は大きく動き始めます。
金剛には、実の息子である世剣ヒバルを含め、なんと12人もの養子がいました。組長の座を巡っては、当然ながら跡目争いが勃発…するかと思いきや、なんと金剛は死の間際、ヒバルを次期組長に、そして第12養子である世剣テラスを次期若頭に指名するのです。
しかし、ヒバルは自身の年齢や組の将来を考え、固辞。代わりに、誰よりも信頼するテラスを次期組長に指名するという、まさかの展開を迎えます。この若きリーダーの誕生に、組内には様々な思惑が渦巻き始めます。そりゃそうですよね、長年組を支えてきた古参幹部や、実力のある養子たちは納得がいかないでしょう。
そんな中、日本各地に突如として流星群が降り注ぎます。この天変地異をきっかけに、人々の内に眠っていた謎の力「アストロ」が覚醒し始めるのです!大切なものを強く願った人々に宿るというこの力は、超人的な能力を与えるだけでなく、その形状や発動方法も多種多様。拳を銃弾のように放つ者、強固な盾を生み出す者、時間を操る者まで現れ、社会は一変してしまいます。
もちろん、世剣組の構成員たちも例外ではありません。ヒバル自身も、父から託された弾丸のペンダントを握りしめ、「家族を支える最強の極道になりたい」と願ったことで、右腕から爆発的な力を繰り出すアストロに目覚めます。一方、次期組長となったテラスは、「組を守りたい」という強い思いから、あらゆる攻撃を防ぐ盾のアストロ「八咫鏡(ヤタノガガミ)」を手に入れます。
しかし、アストロの力は一部の人間を増長させ、欲望のままに振る舞う者たちも現れます。世剣組内でも、アストロを手にした養子たちがそれぞれの派閥を形成し、組長となったテラスに対して反旗を翻し始めるのです。最大派閥「鷹派」を率いる第1養子世剣獅鷹は、自らが組の頂点に立つことを目論み、天災を利用してヒバルやテラスを排除しようと暗躍します。
こうして、『願いのアストロ』は、若き極道たちの跡目争いと、流星群によって生まれた新たな力「アストロ」が複雑に絡み合い、激しい抗争へと発展していく物語なのです。ヒバルとテラスを中心とした「ヒバル派」は、組の秩序を守り、暴走するアストロ使いを鎮圧するために奔走します。果たして、二人は世剣組をまとめ、この混沌とした時代を生き抜くことができるのでしょうか?そして、アストロの謎、流星群の真の目的とは一体何なのでしょうか?物語は、数々の謎と激しいバトルを繰り広げながら、予測不可能な方向へと突き進んでいくのです。
ワタクシ個人的には、この極道×SFという異色の組み合わせに、連載当初からワクワクが止まりませんでした!日本の伝統的なアウトローである極道の世界に、突如として超能力というSF的な要素が加わることで、一体どんな化学反応が起こるのか…想像するだけで興奮しませんか?しかし、その一方で、設定が少し詰め込みすぎかな?と感じる部分もありました。アストロの能力も多岐にわたり、それぞれの設定を把握するのに 苦労した記憶があります(笑)。それでも、和久井先生の描く魅力的なキャラクターたちが、物語をグイグイと引っ張っていく力は流石の一言でした!
【完全版】願いのアストロ登場人物紹介~アストロイドたちの群像劇~
続いては、『願いのアストロ』を彩る個性豊かなキャラクターたちを、これでもかと徹底的にご紹介していきましょう!主要人物から、物語を動かす重要なキャラクター、そしてちょっと気になるあの人まで、詳しく解説していきますよ!
世剣家
- 世剣 ヒバル(よつるぎ ヒバル)
本作の主人公。元組長・世剣金剛の一人息子(養子を含めると末っ子)で15歳。黒髪に左耳のピアス、額の×印の傷が特徴的な法被を着ている熱血漢です。「家族を支えるために最強の極道になりたい」という強い思いから、右腕の雷管の発火と前腕の火薬の爆発で弾丸のような拳を放つアストロを持ちます。コネクターは父から託された弾丸のペンダント。フルパワーで使うとビルを吹き飛ばすほどの力がありますが、反動も大きく、使いすぎると2週間も眠ってしまうほど。義侠心にあふれ、頭に血が上りやすい一面も。物語序盤では次期組長をテラスに譲りますが、獅鷹との戦いを経て、自身が組の頂点を目指すことを決意します。 - 世剣 テラス(よつるぎ テラス)
第12養子で16歳。金髪の短髪で、ヒバルとは半年違いで仲が良く共に行動しています。金剛から弾を溶かして作った鏡のペンダントを託され、ヒバルから次期組長に指名されます。「組を守りたい」という願いから、あらゆる攻撃を防ぐ盾のアストロ『八咫鏡(ヤタノガガミ)』を持ちます。流星群の落下の衝撃でビルの下敷きになりますが、ヒバルに救われます。冷静で的確な判断力を持つ一方、なりふり構わないヒバルに振り回されることも。母親によって世剣組に送られ養子となりますが、当初は鷹派にいました。ヒバルの清らかな目に惹かれ、行動を共にするようになります。 - 世剣 獅鷹(よつるぎ シオウ)
第1養子で世剣組若頭。金と黒の巻き髪と、首の鷹の入れ墨が特徴的な28歳。最大派閥「鷹派」を組織しています。次期組長に唯一立候補しますが叶わず、「王になる」ため天災でヒバルらを亡き者にしようと企みます。星座を利用して建物の一部を武器にするアストロを持ち、冷酷な一面も。ヒバルとの戦いの末に逃走し、「次に会う時はどちらかが死ぬ時だ」と告げます。 - 世剣 サツキ
第2養子で27歳。紫髪に眼鏡をかけたインテリ風の男性。獅鷹と常に行動を共にし、彼を「王」と呼びます。実体化させたエレベーターを操作して移動させるアストロを持ち、獅鷹の撤退をサポートします。 - 世剣 寅三(よつるぎ トラゾウ)
第3養子で26歳。金色の丸刈り坊主で、両腕に入れ墨があります。世剣組舎弟頭で第二派閥「寅派」を組織しています。暴走する鷹派を抑えるため、ヒバルらと共闘します。生身で刃物を破壊するほどの鋼の肉体を持ち、コネクターの手袋をつけることで拳を握れば握るほど強化するアストロ『剛力無双(ヘラクレス)』を持ちます。西麻布バベルでの戦いの後、警察に連行されますが、氷室の事件解決後に釈放され、アストロを探すため関西へ向かいます。 - 世剣 伍色(よつるぎ ゴシキ)
第5養子。黒髪で、 服に花をつけているなど、 個性的な雰囲気の人物です。 - 世剣 レリ
第6養子で23歳の女性。黒髪の美人で、50人の弁護士を抱える善明寺法律事務所の所長。ミサイルのように的確に相手を追い詰めることから「爆撃女王」の異名を持ちます。世剣組との関係を隠すため、「善明寺」という偽名を使っています。コネクターの口紅を使って、場所にミサイルを放ち、時間を巻き戻して再生できるアストロ『時間逆行弾(レトログラード)』を持ち、現在を破壊することで武器としても使用可能。女性蔑視的なコメントには激昂します。生前の金剛から、外から公平な目で世剣組を見守るよう託されていました。 - 世剣 シカバ
第8養子で21歳。金髪でお腹に十字の傷があります。元舎弟頭で「横浜の不死鳥」と呼ばれています。戦争狂でエゴイストなため、ヒバルらからはあまり好かれていません。仕込み杖を持ち、「ABR(アストロバトルロイヤル)」を主催します。 - 世剣 対羅(よつるぎ タイラ)
第9養子で21歳。青と黒の巻き髪で、大きなリングのピアスをつけています。舎弟頭補佐を務め、ヒバルにABRへの参加を促します。 - 世剣 久蘭(よつるぎ クラン)
第10養子で20歳。銀髪の持ち主。「池袋元支部長」で、腕っぷしだけで成り上がった喧嘩師。「無情の久蘭」として恐れられています。警備組織「参面陸臂」を組織し、クラブASULAを経営。亡くなった実兄ボタンとの約束から、彼を守ると心に誓っています。泣き上戸で感情豊かでしたが、ボタンの死によって感情を表に出さなくなりました。昔のように笑いたいと願ったことで、変身できるチシャ猫のアストロに目覚めます。コネクターはボタンから貰ったジッポ。ヒバル対釦の決闘にボタンに変身して介入し、釦を止めたためヒバルの反則勝ちとなります。その後、ヒバルの配下として行動を共にし、涙ながらに池袋を去り、アストロを探すためキンパと共に北海道へ向かいます。人以外の物体にも変身可能です。 - 世剣 釦(よつるぎ コウ)
第11養子で19歳。ピンク色の長髪で色黒。池袋支部長を務めます。いつも久蘭と行動を共にし、金剛の葬儀前にヒバルを揶揄したため、ヒバルらからは良く思われていません。「世界をぶっ壊したい」という思いから、背中から四本の手が生える阿修羅のアストロを持ちます。コネクターは実兄ボタンのジッポー。実兄の死を引きずっており、決闘で久蘭に勝って池袋支部長になりますが、養子兄弟を見下す発言をしたためヒバルの怒りを買い、それぞれの相棒をかけて決闘。劣勢に立たされますが負けを認めず、久蘭が変身したボタンを見て倒れます。その後はヒバルの配下として池袋を守ります。 - 世剣 金剛(よつるぎ コンゴウ)
世剣組の元組長で、ヒバルの父。長い顎髭が特徴的です。「浅草の弾丸」と呼ばれ、義侠心を重んじ、多くの孤児を養子として迎え入れました。死の直前にヒバルとテラスを呼び寄せ、組の将来を案じ、それぞれにペンダントを託します。一人息子のヒバルの他に12人の養子がいます。 - ボタン
釦の実兄で、久蘭の親友。長髪で色黒。池袋の極道同士の抗争で子供を庇って亡くなります。クラブのセキュリティをやるのが夢でした。
ヒバル派
- 夜華 銀次(よはな ぎんじ)
金剛の側近で相談役だった黒髪の坊主頭の男性。流星群落下後、鷹派に監禁されますが、ヒバルらに救出され、養子たちの反乱を伝えます。養女にキンパがいます。「痩せたい」という願いから、健康祈願のお守りを握ることで自分のカロリーを使って人を癒せるアストロ『ヒルヒール』を持ちますが、使いすぎると体が干からびてしまい、たくさん食べると回復します。
鷹派
- 蟻道 清允(ぎどう きよちか)
若頭側近の鷹派幹部。長髪の灰色髪で、マウスガードを握っています。誓いを立てたことで得た、大量の蟻を操るアストロ『蟻蟲模(ギズモ)』で寅派の六本木支部のビルを崩壊させました。蟻を相手に噛ませることで位置をマーキングすることもできます。幼い頃はいじめっ子でしたが、群れないことを好む獅鷹に気に入られ鷹派に加入。その後、頭に蟲がわく幻覚に苦しみながら人を殺し続けていました。西麻布バベルでヒバルと交戦し、強力な攻撃を与えるヒバルに王の格を見るも、ヒバルもろとも殺そうとした獅鷹に撃ち抜かれて絶命。死後、ヒバルらによって墓に葬られます。 - 狩屋崎 千鋭(かりやざき せんえい)
アストロ鎮圧隊に所属する男性。人差し指から刃物のような爪を出すアストロを持ちますが、寅三には全く通用せず、逆に武器として利用されます。
寅派
- 不動 瞬一郎(ふどう しゅんいちろう)
寅派ナンバー2で不動兄弟の兄。一部ピンク色の髪で、寅三をボスと呼びます。弟・間次郎とは、互いに握ったものを送り合えるアストロ『因果の矢(カルマライン)』を持っており、弟から寅三のコネクター手袋を受け取り、寅三に渡します。コネクターはピアス。 - 不動 間次郎(ふどう かんじろう)
寅派ナンバー3で不動兄弟の弟。一部紫色の髪で、寅三を「寅三さん」と呼びます。寅派に捕まり、西麻布バベルのコネクター管理室に幽閉されますが、それを逆手に取り、自身のアストロで寅三のコネクターを兄に送ります。コネクターはピアス。
警察
- 気元 元気(きもと げんき)
浅草交番の巡査で、ヒバルとは仲が良く「元さん」と呼ばれています。亡霊強盗団に銃を奪われたことで責任を感じますが、ヒバルらに励まされます。その後、盗品を取り戻し、犯人を逮捕したことで自信を取り戻します。 - 土方 サクラ(ひじかた サクラ)
六本木警察署生活安全課の女性刑事。寅三と古くからの付き合いがあり、野々を保護する代わりにヒバルらに鷹派のアストロ狩りを止めるよう依頼し、西麻布バベルの地図を渡します。 - 氷室 雹我(ひむろ ひょうが)
捜査6課緊急星害対策班長を務める刑事。元マル暴で、世剣組ら暴力団を憎んでいます。その理由は、借金で世剣組と関係を持っていた父親が、自身の刑事としての検挙によって苦しくなり自殺したことによるものです。銃から放たれる氷で対象を氷漬けにするアストロ『氷の女王の接吻(スカディーキス)』を持ちます。寅三とは顔見知りで、西麻布バベルの一件で彼に逮捕状を出します。プラント零号でヒバルと対峙し、薬でアストロを強化してヒバルらを氷漬けにしますが、金羽によってダメージを受け氷を解かされます。追い詰められた末に暁鑛を食べ、異形の化け物に変貌しますが、ヒバルによって倒されます。 - 晴海 海人(はるみ かいと)
捜査6課に所属する刑事。刑事になる前は覆面レスラー「ポセ☆ハルミ」として活動しており、久蘭の憧れの存在でした。蝶のようなコネクターを握ることで水を操るアストロを持ちます。力を追い求め捜査6課に入り、久蘭をプロレス技で追い詰めますが、その姿勢に失望した久蘭によってジャーマンスープレックスを決められ倒されます。生死は不明。 - 爽風 香(そう ふうか)
捜査6課に所属する女性刑事。風を操るアストロを持ちます。麻薬の売人だった養父に暴行される日々を送っていましたが、氷室が養父を殺したことで感謝し捜査6課に入ります。テラスと対峙し、薬の力でアストロを強化して追い詰めますが、オーバードーズによって身体が崩壊し自滅します。晴海同様、生死は不明。
その他の人物
- 夜華 金羽(よはな キンパ)
本作のヒロイン。銀次の養女で、オレンジ色の髪にセーラー服姿が可愛らしいヒバルらの幼馴染。15歳。体を透明にすることができるアストロ『絶対的透明感(クリアコスメ)』を持ちます。亡霊強盗団を探すために入った西浅草の廃豪邸でヒバルらと再会し、以降行動を共にします。料理が得意。8歳から科学者の両親とプラント零号に暮らしていましたが、氷室によって両親は殺害されます(彼女は母によって隠されたため難を逃れました)。そのため氷室に強い恐怖心を抱いていましたが、ヒバルに励まされたことで打ち勝ち、氷室に攻撃。透明になる能力を光で活用し、熱線を放って氷室に大ダメージを与え、氷漬けにされたヒバルらを溶かしました。 - じーちゃん
駄菓子屋で働いており、いつもお菓子を買いに行くヒバルと仲の良い、笑顔を絶やさないおじいちゃん。 - 碇 カリン(いかり カリン)
亡霊強盗団のメンバーで碇兄弟の兄…ではなく、オカマなので姉さんと呼ばれています。男たちの目を盗みたいという願いから、香水に含まれるバラの匂いで相手を金縛りさせるアストロ『亡霊の香り(パヒュームゴースト)』を持ちますが、女性には効きません。コネクターは香水吹きですが、金羽に奪われて破壊されます。そこで気元から奪った銃を発砲しますが、テラスに防御され、ヒバルの攻撃で吹き飛ばされます。 - 碇 初(いかり はじめ)
亡霊強盗団のメンバーで碇兄弟の弟。蝋を自由自在に操るアストロ『蝋の引き出し(ドローロウ)』を持ちます。コネクターはチャッカマンですが、金羽に破壊され、カリン同様ヒバルの攻撃で吹き飛ばされます。 - 野々(のの)
防災頭巾を被った幼い少女。三つ葉のクローバーを四つ葉にできるアストロを持っていましたが、コネクターの栞を狩屋崎に切られてしまいます。その後、ヒバルらの手助けもあり、赤坂病院に入院中の母親と再会。ヒバルから風で飛ばされた四つ葉のクローバーを再び渡されます。ヒバルらが警察に頼んだことで六本木警察が保護し、その後母親が退院するまで寅三の仮設支部で預かってもらいます。 - 並野 陽世彦(なみの ひよひこ)
ヒバル・テラスと同じ高校に通う2年生で、ヒバルから「ヒヨヒヨ君」と呼ばれています。ヒバルが高校の先輩から色々言われているのを助けたことから仲良くなります。妹が誘拐され100万円を要求されたことから、ヒバルらに助けを求めます。 - 根剃城 香梅(ねこそぎ こうばい)
暴力団の構成員。陽世彦の妹をABRへ献上しました。「横浜の不死鳥」と名乗っていますが、実は嘘で、シカバ対羅らに一網打尽にされます。 - 古小木 マキ(ふるこぎ マキ)
キンパの実母。科学者で教授。眼鏡をかけています。暁鐘を持ち出したため、氷室に射殺されます。 - 古小木 イチボ(ふるこぎ イチボ)
キンパの実父。科学者。氷室に頭を撃たれて殺されます。
いやあ、本当にたくさんのキャラクターが登場しますよね!それぞれが個性的なアストロ能力を持ち、物語の中で重要な役割を果たしています。ワタクシのお気に入りは、やはり主人公のヒバルでしょうか。熱くて一直線な性格は見ていて気持ちが良いですし、仲間思いなところもグッときます。かと思えば、 抜けている一面もあって、そのギャップがまた魅力的ですよね!あと、レリさんの爆撃女王っぷりも痛快でした!あの冷静沈着さの中に秘めたる怒りが爆発するシーンは、何度見てもスカッとします!
読まずに語るな!願いのアストロを詠んだ人々の熱い感想まとめ
さて、ここからは『願いのアストロ』を実際に読んだ人々の感想を、ワタクシが集めてきた情報をもとにご紹介していきましょう!もちろん、SNSやレビューサイトなど、様々な場所から意見を拾ってきましたよ!
全体的な感想としては、やはり「東京卍リベンジャーズ」の作者の新作という期待値が高かっただけに、連載終了という結果に落胆したという声も少なくありませんでした。「打ち切りですか?」というダイレクトな質問も多く見られましたね。
一方で、「絵が好き」「キャラクターが魅力的」といった声も目立ちました。和久井先生の描く、 アウトローな雰囲気のキャラクターたちは、本作でも健在で、多くの読者の心を掴んだようです。特に、ヒバルやテラスといった主要人物はもちろんのこと、獅鷹の持つカリスマ性や、レリさんのクールな美しさなど、脇役に至るまで魅力的なキャラクターが多いのは、本作の大きな魅力の一つと言えるでしょう。
ただし、「話が分かりにくい」「設定が詰め込みすぎ」といった意見も見られました。特に、アストロという能力の設定が複雑で、能力の種類や発動条件などが 混乱を招いたという声も。ワタクシ自身も、読み進めるうちに「あれ?この能力ってどういう仕組みだっけ?」と 確認することが何度かありました(笑)。
また、物語の展開についても、「テンポが早い」「急展開が多い」と感じた読者もいたようです。ジェットコースターのようなスピーディーな展開は、熱いバトルシーンなどでは盛り上がりを見せる一方で、キャラクターの心情描写などが 浅く感じられたという意見もありました。
ツッコミどころが多いという意見も、ネット上では 盛り上がっていましたね。ヒバルの突飛な言動や、設定の矛盾点などが指摘され、愛のあるツッコミが飛び交っていました(笑)。ワタクシも、「穏便(?)な跡目の指名」や「兄弟は何人??」といった項目には、思わずクスッとしてしまいました。こういう読者参加型の楽しみ方ができるのも、本作の魅力の一つかもしれませんね!
連載後半では、「ドリトライ構文」が突如として登場し、ネット上を騒然とさせたことも記憶に新しいです。まさかの他作品のネタに、読者からは驚きと困惑、そして の笑いが巻き起こっていました(笑)。
最終的な感想としては、「惜しい作品だった」という声が多いように感じました。「ポテンシャルは感じたけれど、色々な要素が 噛み合わなかったのかな?」といった、期待していただけに残念という気持ちが伝わってくるコメントが印象的でした。
もちろん、「最後まで楽しんだ」「和久井先生の次回作に期待したい」といったポジティブな意見もたくさんありましたよ!連載は終わってしまいましたが、単行本は全6巻で完結するとのことなので、改めてじっくりと読み返して、自分なりの感想を深めてみるのも良いかもしれませんね。最終巻には、本編のその後を描く番外編も収録されるとのことで、ファンとしては見逃せません!
【必見】願いのアストロここが面白い!~作者の熱意と作品の魅力~
最後に、『願いのアストロ』の「ここが面白い!」というポイントを、ワタクシ独自の視点で熱く語らせていただきたいと思います!連載は終わってしまいましたが、本作には間違いなく魅力的な要素がたくさん詰まっているんです!
まず何と言っても、和久井健先生の描くキャラクターたちの魅力は外せません!先ほども触れましたが、その独特なファッションセンスや表情、そして内面に抱える葛藤など、一人ひとりが強烈な個性を放っています。特に、主人公のヒバルの成長物語は、熱い少年漫画の王道でありながら、 か な現代社会を生きる若者の姿にも重なるような深みを感じさせます。また、テラスの持つ優しさや葛藤、獅鷹の野心、レリさんのプロフェッショナルな佇まいなど、脇役たちもそれぞれが物語に彩を添え、読者の心を惹きつけます。
次に、アストロという能力の設定も興味深いポイントです。流星群という天変地異をきっかけに、人々の「願い」が力に変わるという設定は、想像力を掻き立てられます。銃弾のような拳、あらゆる攻撃を防ぐ盾、時間を操る力など、多種多様な能力が登場し、それぞれの能力を活かしたバトルシーンは迫力満点です! 、能力の制約や発動条件などが 複雑だった点は否めませんが、それでも、それぞれのキャラクターが持つ願いと能力がリンクしている点は、物語に深みを与えていました。
そして、極道社会を舞台にした人間ドラマも、本作の大きな見どころの一つです。跡目争いや派閥抗争といった極道の世界に、アストロという新たな力が加わることで、物語は予測不可能な方向へと展開していきます。義理人情を重んじる者、野心に燃える者、力に溺れる者…様々な思惑が交錯する中で、キャラクターたちがどのような選択をし、どのような生き様を見せるのか、目が離せません。
また、和久井先生の描く絵の力強さも、本作の大きな魅力です。
躍動感あふれるアクションシーンはもちろんのこと、キャラクターの表情や背景の描写など、細部に至るまで の情熱が感じられます。
さあ、この記事を読んだアナタも、『願いのアストロ』の世界に足を踏み入れてみませんか?きっと、あなただけの「面白い!」が見つかるはずです!
それでは、また次の漫画解説でお会いしましょう!漫画って、本当に素晴らしいですね!