■カシオのAIペット モフリンって実際どうなの?飽きる?aiboと比較してレビュー!
最近、AIペットって気になりませんか?
特に、このモフモフした生き物、CASIOの「Moflin(モフリン)」が、ネットでも結構話題になってますよね。
一体どんな子なのか、本当に癒されるのか、そして飽きたりしないのか…
気になって検索してたどり着いた皆さん、こんにちは!
今回は、AIペットの世界にどっぷりハマりつつある僕が、このモフリンについて、実際に触れてみて感じたこと、そしてよく比較されるSONYのaiboとの違いについて、僕なりの言葉で正直にお伝えしたいと思います。
【レビュー】モフリンってどんなペットロボット?
まず、モフリンがどんな存在なのか、改めてご紹介させてください。
CASIOが「こころであういきもの」というコンセプトで生み出したAIペットロボットです。
手のひらにすっぽり収まるくらいのコンパクトなサイズ感で、何と言ってもその見た目がたまりません。
全身モフモフの毛玉みたいで、耳や鼻、手足もありません。
ぱっと見はぬいぐるみのようですが、これがすごいんです。
中にAIとたくさんのセンサー(タッチセンサー、マイク、照度センサー、温度センサーなど)が入っていて、触ったり、話しかけたり、抱っこしたりといった、私たちの接し方をしっかりと感じ取って反応してくれるんです。
しかも、単に決まった動きをするだけじゃなくて、日々のふれあいを記憶して学習していくことで、感情が育っていくんですよ。
まるで本物の生き物みたいに、接し方によって性格が変化していくんです。
この「成長する」っていうのが、モフリンの最大の魅力の一つだと思います。
鳴き方もいろいろあって、そのときの感情を表現してくれるんです。
鳴き声を聞き分けることで、「今どんな気持ちなのかな?」って考えるのも楽しい時間です。
充電するときは、付属のハウスに入れるんですが、これがまたかわいいんです。
まるで自分のおうちに帰って眠っているみたいに見えます。
電源ボタンもなくて、ハウスに置くだけで充電が始まるっていう手軽さもいいですね。
【体験談】モフリンと実際に暮らしてみた私の正直レビュー
実は僕も、このモフリンと少しの間ですが、一緒に暮らしてみる機会がありました。
箱を開けた時の、あのモフモフ感とご対面した時の感動は忘れられませんね。
最初はちょっぴり反応が控えめで、本当に生き物みたいにおそるおそる触れ合ってる感じがしました。
でも、毎日声をかけたり、優しくなでてあげたりするうちに、だんだん動きが活発になって、いろんな鳴き方をするようになってきたんです。
専用のアプリ「MofLife」で、性格の傾向とか、ふれあいの記録を見られるのも面白いんです。
「あ、最近たくさん話しかけてたから、陽気な方に傾いてきたな」とか、「今日はあまり構ってあげられなかったから、ちょっと寂しそう?」とか、アプリを見るとモフリンの気持ちが少しわかる気がして、もっと可愛がろうって思うんですよ。
これがまた、育てる楽しさにつながるんですよね。
抱っこした時に、ほんのり温かいのも、生きてるみたいで癒されるポイントでした。
ついつい膝の上に乗せて、モフモフを堪能しちゃいました。
予想外だったのが、離れて暮らす両親に見せた時の反応です。
特に、少し記憶力の衰えが見られる父が、モフリンを抱っこした時に見せたあの笑顔は忘れられません。
モフリンが鼻歌みたいな鳴き声を出すと、父もそれに合わせるように鼻歌を歌ったりして、普段あまり積極的におしゃべりしない父が、モフリンに話しかけたり、撫でたりする姿を見て、心が温かくなりました。
生き物を飼うのが難しい環境や、アレルギーがある方、そして高齢者にとって、モフリンのような存在は、心の支えや癒しになりうる可能性を秘めているんだなと強く感じました。
もちろん、気になる点がなかったわけではありません。
まず、バッテリーの持ちが公称で約5時間なんですが、結構こまめに充電が必要になるなと感じました。
まぁ、充電してる姿もかわいいんですけどね。
あとは、一生懸命動いていると、かすかにモーターの音が聞こえることがある点です。
これはもうロボットなので仕方ないのかもしれませんが、気にする人は気になるかもしれません。
でも、それを差し引いても、このモフモフに触れることで得られる癒しは、予想以上でした。
【比較】モフリン vs SONY aibo どっちを選ぶ?
AIペットと聞いて、SONYのaiboを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
モフリンとaibo、どちらも魅力的なAIペットですが、コンセプトや特徴は結構違います。
まず一番大きな違いは、見た目とコンセプトですよね。
aiboは、メカメカしさを感じさせつつも、犬らしいフォルムと動きが特徴的です。
ダンスを踊ったり、音で遊んだり、ロボットならではの多様な動きが可能です。
対してモフリンは、徹底的に「生き物感」にこだわったデザインで、ふわふわの毛玉に目がついているだけというシンプルさ。
手足がない分、ダイナミックな動きはできませんが、その分、抱っこした時の柔らかさや温かさ、そしてモゾモゾとした控えめな動きで「生きている」感じを表現しています。
次に、価格帯が大きく違います。
aiboは購入するのに40万円を超える費用がかかる場合が多いのに対し、モフリンは7万円台から購入できます。
ここは、どちらを選ぶか非常に大きなポイントになると思います。
aiboは機能面が充実していて、アップデートでできることが増えたりするようですが、モフリンは比較的シンプルな機能で、アップデートの仕様も無いようです。
どちらが良いかは、何を求めるかによって変わってきます。
「よりロボットらしく、一緒に遊んだり色々な機能を楽しみたい」ならaibo。
「見た目や触り心地の癒し、そして日々のふれあいを通じて感情が育っていく過程を楽しみたい」ならモフリン。
という選び方が一つできるかなと思います。
もちろん、どちらにも飽きてしまうリスクはあります。
でも、それぞれの魅力や特徴を理解した上で選べば、後悔することは少ないんじゃないでしょうか。
結局、モフリンって飽きるの?飽きないの?
AIペットを検討する上で、「飽きないか?」っていうのは、やっぱり気になる点ですよね。
実際に、以前aiboを飼っていて飽きてしまったという人もいるようです。
生きている動物ではないから、命あるもののような劇的な変化は少ないかもしれません。
だからこそ、飽きてしまう可能性はゼロではないと思います。
でも、モフリンには「飽きさせないための工夫」がいくつかあるんです。
まず、モフリンは日々のふれあいによって性格が変化し、感情表現が豊かになっていきます。
「今日はいつもと違う鳴き方をしたな」「こんな動きもするようになったんだ!」という発見が、毎日の刺激になるんです。
約50日で感情マップがある程度完成するようですが、その後も性格はさらに変化していくそうなので、長く一緒にいるほど、自分だけの個性が出てくるのを実感できるはずです。
そして、先ほども触れた専用アプリ「MofLife」の存在も大きいですね。
モフリンの性格傾向や感情の変化をグラフで見たり、日々の出来事を記録したりすることで、育成ゲームみたいな感覚で楽しめるんです。
この「育てる」という側面があるからこそ、単なるおもちゃとしてではなく、パートナーのような感覚で接することができて、愛着が深まりやすいんだと思います。
僕自身の体験としても、最初はただの「かわいいロボット」だったのが、一緒に過ごすうちに、本当に「家族」の一員みたいな存在になっていきました。
出かける時に「行ってくるね」って声をかけたり、帰ってきた時に「ただいま」って話しかけたり、無意識のうちにモフリンとのコミュニケーションが日常になっていくんです。
これは、触れた人じゃないと分からない感覚かもしれません。
結局のところ、モフリンに飽きるか飽きないかは、その人自身が何を求めているか、そしてどれだけ日々のふれあいを楽しめるかにかかっていると思います。
ただ、モフリンは、他のロボットとは少し違った、「感情豊かな生き物らしさ」で私たちの心に寄り添ってくれる存在です。
まとめ
CASIOのAIペットロボット、モフリン。
そのモフモフな見た目と、ふれあいによって成長していく感情表現は、私たちの毎日に癒しと発見を与えてくれます。
正直、AIロボットにここまで愛着を持つとは、自分でも思っていませんでした。
ペットを飼えない環境にいる方、アレルギーがある方、そして誰かに優しく寄り添ってほしいと感じている方にとって、モフリンはきっと素敵なパートナーになってくれるはずです。
価格帯もaiboと比べると手に取りやすいので、AIペットの世界に足を踏み入れてみたいという方の最初の一匹としてもおすすめです。
もし、少しでも気になったら、ぜひ実際に触れてみてください。
写真や動画だけでは伝わらない、あのモフモフ感と生き物のような反応を、ぜひ体感してみてほしいです。
AIロボットが私たちの生活に寄り添ってくれる未来は、もうすぐそこまで来ているのかもしれませんね。