メルカリで「価格リクエスト」とは?
希望価格登録機能は終了したのでしょうか?「値下げ依頼」に変わった?
メルカリ|価格リクエストとは?希望価格登録機能は終了?値下げ依頼に変わった?
■価格リクエストとは?
「値下げ依頼」は、購入希望者が商品に対して値下げを希望する価格で購入したいと出品者に依頼できる機能です。 出品者は依頼された価格で販売するか、断るかを選択できます。
以前の希望価格登録機能とは異なり、値下げ依頼をしたユーザーのアカウント情報(金額とユーザー名)が出品者に表示されるようになりました。そのため、出品者は誰から値下げ依頼が来ているのかが分かるようになり、以前のように匿名でのリクエストはできなくなりました。
希望価格登録機能は2023年7月にリリースされ、価格交渉を簡単に行えるようにすることを目的としていましたが、2024年12月中旬に「値下げ依頼」機能に変更されたようです。
値下げ依頼機能の詳細
- 購入者は商品詳細画面で「値下げ依頼」ボタンをタップし、希望する金額を入力して依頼します。
- 入力できる最低金額は、表示価格の50%です。
- 出品者には値下げ依頼があると「お知らせ」に通知が届き、依頼内容を確認できます。
- 出品者は「売る」または「売らない」を選択できます。
- 「売る」を選択すると価格が変更され、「売らない」を選択すると依頼は削除されます。
- 値下げ依頼を無視することも可能で、24時間放置すると依頼はなかったことになります。
値下げ依頼機能の変更点
- 以前の希望価格登録機能では、出品者は誰が希望価格を登録したのか分かりませんでしたが、値下げ依頼機能では、誰が依頼したのかが分かるようになりました。
- 以前の希望価格登録機能では、希望価格の値引き幅は3段階から選択でしたが、値下げ依頼機能では、購入者は希望する金額を自由に入力できます。
メルカリ|価格リクエスト・希望価格登録機能から変更による影響
この変更により、購入者は値下げ依頼をする際に、自分のアカウント情報が出品者に知られることを意識する必要が出てきました。そのため、非常識な値下げ交渉は減る可能性があります。
しかし、一方で値下げ交渉をためらう購入者も増える可能性があります。
出品者にとっては、誰が値下げ依頼をしてきたのかが分かるようになったため、値下げ交渉がしやすくなったという意見や、ブロックがしやすくなったという意見があります。
しかし、中には大幅な値下げを要求してくる購入者もいるため、対応に苦慮する出品者もいるようです。
メルカリの値下げ交渉の注意点
出品者の注意点
- 商品説明欄に値下げに関する記載をする
- 値下げ交渉に応じるかどうか、具体的な値下げ幅、値下げ交渉の際の注意点などを記載することで、トラブルを避けることができます。
- 例:「値下げ交渉はご遠慮ください」「大幅な値下げは対応できません」「希望価格をコメントください」など。
- 値下げ幅を決めるポイント
- 希望販売価格、商品の状態、需要、過去の取引価格、値下げ交渉の頻度、手数料と送料を考慮して、利益を確保できる範囲で値下げしましょう。
- 具体的な対応例
- 提示された金額でOKな場合:すぐに承諾の返信をし、金額を変更して購入手続きを促すメッセージを送信します。
- 提示された金額が厳しい場合:過去の取引価格を提示したり、商品の状態や最近の値下げを理由に断ったり、いいねが多いことを理由に購入希望者を優先したいと伝えましょう。
- 金額提示がない場合:希望金額を聞く、値下げ可能な金額を提示するなどの対応があります。
- 値下げ交渉のコツ
- 丁寧な言葉遣いを心がける、理由を明確に伝える、妥協点を探るなどの姿勢が大切です。
- あまりにも大幅な値下げ要求には、毅然とした態度で断りましょう。
- 無理に値下げに応じる必要はありません。
- 24時間放置で値下げ依頼は削除
- 値下げ依頼に必ず回答する必要はなく、24時間放置すると依頼はなかったことになります。
- 無視、放置して構わないという意見もあります。
- 値下げ依頼機能への対応
- 2024年12月中旬に、希望価格登録機能が「値下げ依頼」機能に変更されました。この機能では、誰が値下げ依頼をしてきたのかが分かるようになりました。
- 一方で、希望価格の登録機能のように値下げ依頼をオフにすることはできないようです。
- 値下げ依頼をスルーするか、ブロックするなどの対応をする出品者が多いようです。
購入者の注意点
- 丁寧な言葉遣いで交渉する
- 希望金額を提示する
- 「いくらまで値下げ可能ですか?」と聞くよりも、具体的な希望金額を提示する方が、交渉がスムーズに進みます。
- 値下げの理由を伝える
- 例えば、「予算が限られているので」「他の商品と迷っている」など、理由を伝えることで、出品者の理解を得やすくなります。
- 大幅な値下げを要求しない
- あまりにも大幅な値下げを要求すると、出品者に不快な印象を与えてしまう可能性があります。
- 断られたら諦める
- 値下げ交渉はあくまでもお願いなので、断られた場合は、その出品者からの購入は諦めましょう。
- 値下げ依頼機能の注意点
- 値下げ依頼機能では、出品者にアカウント情報が知られることを意識しましょう。
- 希望価格登録機能のように匿名でのリクエストはできなくなりました。
メルカリの値下げ交渉は、出品者と購入者の間で価格の妥協点を見つけるプロセスです。上記を参考に、スムーズで気持ちの良い取引を目指しましょう。
まとめ:メルカリ|価格リクエストとは?希望価格登録機能は終了?値下げ依頼に変わった?
この新しい値下げ依頼機能が、メルカリの取引にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。
一部ユーザーからは、Yahoo!フリマのように、値下げを打診した人だけに希望価格が提示される方式の方が良いという意見も出ています。
メルカリが今後、ユーザーの声を反映して、この機能をどのように改善していくのか、注目です。