久保凛選手は女子800m走で日本人初の1分台を記録した、日本陸上界のホープ
2024年、16歳にして日本選手権女子800mを制した、驚異の高校生ランナー・久保凛選手の気になるプロフィールをまとめています。
久保凛wiki|久保建英いとこ
久保凛さんと久保建英さんはいとこの関係です。 久保凛さんの父親の兄の息子が久保建英さんにあたります。
二人は、容姿が似ていると言われることもあり、実際に写真を見比べてみると、目元や鼻筋などに共通点が見られます。
メディアでは「久保建英のいとこ」として紹介されることも多い久保凛さんですが、彼女自身も陸上競技で目覚ましい活躍を見せています。 高校2年生にして日本記録を樹立するなど、今後の更なる活躍が期待されており、近い将来、「久保凛のいとこ」として紹介される日が来るかもしれません。
久保建英について
久保建英さんは、現在スペインのレアル・ソシエダに所属するプロサッカー選手です。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。日本代表としても活躍しています。
久保凛さんとはいとこの関係にあたります。
■幼少期から才能を発揮
久保建英さんは2歳からサッカーを始め、幼少期からその才能を遺憾なく発揮してきました。 8歳の頃にはFCバルセロナキャンプでMVPを獲得し、 9歳の時にはFCバルセロナスクール選抜として出場した大会で、3位という結果ながら大会MVPに選ばれるなど、早くから注目を浴びていました。
■FCバルセロナの下部組織へ
10歳の時には、FCバルセロナの下部組織であるラ・マシアに入団テストを受け、見事合格。日本人として初めてラ・マシアに入団しました。 その後も順調に成長を続け、各年代で活躍を見せていましたが、FIFAの制裁措置の影響を受け、公式戦出場停止処分となってしまいます。 そのため2015年、13歳の時に帰国し、FC東京の下部組織に入団しました。
■FC東京での活躍
FC東京では、中学3年ながら飛び級でU-18に昇格。 さらに、飛び級で出場した日本クラブユースサッカー選手権では、大会史上初となる中学生得点王に輝きました。 そして同年9月には、FC東京のトップチームに2種登録されます。 11月にはJ3リーグの試合に出場し、Jリーグ史上最年少出場記録を更新。 翌年4月には、J3リーグでJリーグ最年少得点記録を樹立しました。 その後もJ1リーグ、ルヴァンカップと活躍の舞台を広げていきます。
■さらなる成長を求めて
2018年には、さらなる成長を求めて横浜F・マリノスへ期限付き移籍。 横浜F・マリノスでも結果を残し、2019年にFC東京に復帰します。 復帰後はチームの主力として活躍し、J1リーグで首位を争うチームを牽引していました。
■世界最高峰のクラブへ
そして2019年6月、18歳の誕生日に、世界最高峰のクラブであるレアル・マドリードへの移籍が発表されました。 FC東京では首位を争う中での移籍発表だったため、大きな話題となりました。 レアル・マドリードでは、トップチームでの出場機会を求めて、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと、複数のクラブへ期限付き移籍を経験します。 そして2022年7月、レアル・ソシエダへ完全移籍を果たしました。 レアル・ソシエダでは、チームの主力として活躍し、2023年には日本人初のラ・リーガ月間最優秀選手に選ばれるなど、素晴らしい成績を残しています。
■日本代表としても活躍
2019年5月には、日本代表に初選出され、同年6月にはコパ・アメリカに出場。 2021年には、東京オリンピックのU-24日本代表として、チームの攻撃を牽引しました。 2022年には、FIFAワールドカップカタール大会に出場を果たしています。
■常に挑戦を続ける姿勢
久保建英さんは、幼少期から常に高い目標を掲げ、その実現のために努力を続けてきました。 世界の舞台で活躍するために、様々な困難にも立ち向かう、その挑戦を続ける姿勢は、多くの人々に感動を与えています。
■その他
- 父親の久保建史さんは、久保建英さんの幼少期からのサッカー教育についてまとめた著書を出版しています。
- 小学校時代はサッカーだけでなく、水泳、書道、ピアノも習っていたそうです。
このように、久保建英さんは、サッカー選手としてだけでなく、人間としても魅力的な人物であることが分かります。
久保凛wiki|成績・記録
大会名 | 開催年 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|
第49回全日本中学校陸上競技選手権大会 女子800m | 2022年 | 優勝 | 2分09秒96 | |
令和5年度全国高等学校総合体育大会 女子800m | 2023年 | 優勝 | 2分06秒41 | |
第31回日・韓・中ジュニア交流競技会 女子800m | 2023年 | 優勝 | 2分06秒71 | 国際競技大会初優勝 |
金栗記念選抜陸上中長距離大会 女子800m | 2024年 | 優勝 | 2分05秒35 | 日本グランプリシリーズ初戦 |
静岡国際陸上競技大会 女子800m | 2024年 | 優勝 | 2分03秒57 | 高校歴代3位、U18日本新記録 |
第108回日本陸上競技選手権大会 女子800m | 2024年 | 優勝 | – | 日本選手権初優勝 |
2024年度第1回長距離強化記録会 女子800m | 2024年 | 1位 | 1分59秒93 | 日本新記録 |
国民スポーツ大会 少年女子A 800m | 2024年 | 優勝 | 2分02秒09 | 大会新記録 |
第317回日体大長距離競技会兼第12回NITTAIDAI Challenge Games 女子3000m | 2024年 | 5位 | 8分59秒74 | 高校歴代8位、高2歴代6位 |
その他
- 800m – 1分59秒93(日本記録)
- 4×800mR – 8分33秒77(日本記録)
備考
- 表には主要な大会のみ記載しています。
- 記録は、大会によって計測方法が異なる場合があります。
- 各種目の日本記録は、2024年12月時点のものです。
久保凛wikiプロフィール
名前:久保凛
出身地:和歌山県串本町潮岬
生年月日:2008年1月20日
年齢:16歳
身長:167cm
小学校:和歌山県の串本町立潮岬小学校
出身中学:串本町立潮岬中学校
出身高校:東大阪大学敬愛高等学校
久保凛wiki|ツイッターやインスタグラム
久保凛のツイッター
久保凛のインスタグラム
久保凛のフェイスブック
久保凛wiki|高校や中学の学歴は?
小学校
久保凛さんの出身小学校は和歌山県東牟婁郡串本町立潮岬小学校です。 小学校時代はサッカーに打ち込み、和歌山県U-12トレセンメンバーに選出されるほどの才能を見せていました。 また、和歌山県が実施する環境活動「わかやまこどもエコチャレンジ」にも参加しており、当時の記録は県の公式資料として保管されています。
中学校
久保凛さんは串本町立潮岬中学校に進学しました。 中学校入学後は陸上競技に専念し、中距離走を中心に取り組み始めます。中学3年時には「第49回全日本中学校陸上競技選手権大会」の女子800m決勝で2分9秒96のタイムで1位となり、中学日本一の栄冠を手にしました。
久保凛wiki|高校は?
久保凛さんは陸上競技に専念するため、和歌山県から大阪府東大阪市の東大阪大学敬愛高等学校に進学しました。 高校入学後も才能は開花し続け、数々の実績を積み重ねています。
- 高校1年次には「令和5年度全国高等学校総合体育大会」の女子800mで2分06秒41のタイムで優勝。
- その後、地元和歌山で開催された「第31回日・韓・中ジュニア交流競技会」の女子800mでも優勝し、国際競技大会初優勝を飾りました。
- 高校2年次には「日本グランプリシリーズ」に初参戦し、初戦の「金栗記念選抜陸上中長距離大会」で女子800mにて日本の女子中距離第一人者の田中希実選手に競り勝ち優勝。
- 続く「静岡国際陸上競技大会」でも女子800mで優勝し、この大会で高校歴代3位、U18日本新記録となるタイムを記録しました。
- 6月には「第108回日本陸上競技選手権大会」の女子800mに出場し、並み居る強豪を抑えて優勝。
- 7月には「2024年度第1回長距離強化記録会」の女子800mタイムレースで、19年ぶりに日本記録を更新する1分59秒93のタイムを記録し、日本人選手として初の1分台突入を達成しました。
- 10月には「国民スポーツ大会」の少年女子A 800mで大会新記録となる2分2秒09をマークして優勝しました。
高校では陸上部だけでなく、駅伝部にも所属し、チームの勝利に貢献しています。
久保凛さんの通っていた高校・中学は次のとおりです。
については学校名は明らかになっていないものの、
久保凛さんの出身中学や小学校、高校については学校名を特定できるだけの情報が出てきませんでした。
そのため地元の学校に通っていた可能性が高そうです。
久保凛wiki|進路・大学は?
久保凛選手の進路については、現時点では具体的な進路先に関する情報は明らかになっていません。
しかし、久保選手の将来像や目標を窺い知ることができます。
■東京世界陸上選手権出場を目標
- 複数のソースにおいて、久保選手は2025年東京世界陸上選手権出場を目標としていることが明記されています。
- 世界選手権参加標準記録(1分59秒00)突破のため、さらなるレベルアップを目指し、スピードと持久力の強化に励んでいます。
■駅伝への取り組み
- 当面の目標として、高校のチームメイトと共に駅伝に臨むことが述べられています。
- 実際に、2024年11月には大阪府高校駅伝、近畿高校駅伝に出場しています。
- 駅伝への取り組みは、800mに必要な持久力強化にも繋がるとして、前向きに取り組んでいる姿勢が伺えます。
■関係者のコメント
- 陸上競技の専門家からは、久保選手の潜在能力の高さ、特に股関節の使い方が天才的であると評価されており、今後の更なる成長に期待が寄せられています。
上記の情報から、久保選手は2025年東京世界陸上選手権出場を目標にトレーニングを続けながら、駅伝にも積極的に取り組んでいることが分かります。
進路については、大学進学の可能性も示唆されていますが、現時点では具体的な情報は明らかになっていません。
久保選手の今後の活躍、そして進路決定に注目が集まります。
久保凛wiki|身長・体重は?
久保凛選手の体重については具体的な数字は公表されていないものの身長は167㎝です。
久保凛wiki|強さは?
久保凛選手の強さは、以下の要素に分解できます。
1. 圧倒的なスピードと持久力
- 高校2年にして800mで日本人初の1分台に突入し、日本記録を樹立したことは、彼女のずば抜けたスピードと持久力を証明しています。
- 400mでも55秒04の好記録をマークしており、スピードも突出しています。
- 3000mでも高校歴代8位の記録を持つなど、長い距離にも対応できる持久力も持ち合わせています。
- これらの記録は、幼少期からサッカーで培ってきた強靭なフィジカルと、東大阪大敬愛高校で鍛え上げた体力と走力 が融合した結果と言えるでしょう。
2. 積極的なレース展開
- 多くのレースで序盤から先頭に立ち、自分のペースでレースを進める積極性を見せています。
- これは、自身の実力に対する自信の表れであり、同時に、レースをコントロールする高い能力を示唆しています。
- 積極的にレースを作り、主導権を握ることで、他の選手のペースに巻き込まれることなく、自分の力を最大限に発揮できるのです。
3. 精神的な強さ
- 日本グランプリシリーズでは、シニアのトップ選手である田中希実選手に競り勝つなど、プレッシャーの中でも実力を発揮できる精神的な強さを持ち合わせています。
- 世界大会や日本選手権といった大舞台でも物怖じせず、自分の走りを貫く姿は、彼女の強さの源泉と言えるでしょう。
- また、インタビューでは、注目されることへの感謝を述べ、競技に真摯に取り組む姿勢を見せています。 精神的な成熟も、彼女の強さを支える重要な要素です。
4. 継続的な成長
- 高校入学後も記録を更新し続け、800mだけでなく、3000mや駅伝など、様々な種目に挑戦し、成長を続けています。
- これは、現状に満足することなく、常に高みを目指し続ける向上心の表れです。
- ?家によると、久保凛選手の独特なフォームは、股関節の使い方が天才的で、まだまだ伸びしろがあるとのことです。
5. 恵まれた環境
- 東大阪大敬愛高校は、陸上競技の強豪校として知られており、指導者や練習環境にも恵まれています。
- こうした恵まれた環境の中で、才能を伸ばし、才能をさらに開花させていると言えるでしょう。
- また、サッカー日本代表で活躍する久保建英さんをいとこに持ち、世界で活躍する姿を間近で見ていることも、良い刺激になっていると考えられます。
これらの要素が複合的に作用することで、久保凛選手は、若くして日本陸上界のトップに立つことができたと言えるでしょう。 今後、更なる経験を積み、世界を舞台に活躍する姿を期待したいです。
まとめ:久保凛wiki|出身中学・身長は?800・1500mの成績・記録は?久保建英いとこ
久保凛さんは小学校から高校まで、一貫してスポーツに真摯に取り組み、素晴らしい成績を残してきました。 特に高校入学後は陸上競技でめざましい活躍を見せており、今後の更なる飛躍が期待されます。