NHK「こころ旅」は打ち切りになる?それとも火野正平さんの代役を立てて継続?
「にっぽん縦断 こころ旅」は俳優・火野正平さんが視聴者から寄せられた「こころの風景」を自転車で訪ねる、心温まる旅番組。
日本の原風景を自転車で巡り、視聴者の思い出の地を訪ね歩く、ノスタルジックな旅番組でしたが、火野正平さんの訃報により打ち切りになるのでしょうか?
こころ旅|打ち切り?火野正平の2代目・代役は?
「にっぽん縦断 こころ旅」は、番組の顔であった火野正平さんが2024年11月14日に逝去されたため、個人的には、打ち切りになる可能性が高いと考えられます。
番組開始当初から14年間、火野さんは視聴者から寄せられた「こころの風景」を目指し、自転車で日本全国を旅してきました。 彼の飾らない人柄と自転車旅が織りなす風景、人々との触れ合いが、番組の人気を支えてきました。
しかし、火野さんの逝去は番組にとってあまりにも大きな損失です。 後継者を選んで番組を継続することも考えられますが、 やはり、火野さんの存在があまりにも大きいため、視聴者からは「火野さん以外では考えられない」「他の人がやっても別の番組になってしまう」といった声が上がっています。
実際に、旅の途中で地元の人と触れ合う時の声のかけ方、また手紙を朗読するときの火野さん独特のあの語り口。
そして何よりも、自転車の移動中につぶやく愚痴は、不満を訴える内容ではあるものの、スタッフはもちろん視聴者を不快にさせるような雰囲気はなく、むしろ、火野さんの人間味とさりげない気遣いを感じさせるものがありました。
こうした火野さんの振る舞いを、やはり火野さん以外に期待するのは難しいのではないでしょうか。
実際に、2024年の春と秋には火野さんの腰痛悪化のため、柄本明さんや田中要次さんなど、様々な俳優が代役を務めて旅を続けました。 しかし、視聴者からは「違和感がある」という意見も出ており、 火野さんと同じように番組を継続していくことの難しさが浮き彫りになりました。
「こころ旅」は火野正平さんの存在があってこその番組であり、 番組の継続を望む声が多い一方で、 火野さんのいない「こころ旅」は難しいと考える人も多いようです。
NHKは公式に番組の今後について発表していませんが、 火野さんの逝去を受けて、番組はひとつの区切りを迎えたのかもしれません。
こころ旅|打ち切り?ネットの口コミは?
■「にっぽん縦断 こころ旅」存続に関するネット上の意見
火野正平さんの逝去に伴い、「にっぽん縦断 こころ旅」の存続については、ネット上で様々な意見が出ています。
番組継続を望む声
- 番組のファンからは、タイトルは変えずに、代役を立ててでも番組を続けてほしいという声が多数見られます。
- 特に、秋の旅で代役を務めたぐっさん(山口智充さん)を推す声が多く、歌の上手さや人柄から、火野さんの後任にふさわしいという意見が出ています。
- また、田中要次さんや田中美佐子さんなど、他の代役陣の好演を評価する声もあり、週替わりで様々な俳優が旅を引き継ぐ形を支持する意見もあります。
番組終了を予想する声
- 一方で、火野さんの存在があまりにも大きいため、番組の終了を予想する声も少なくありません。
- 火野さん以外では「こころ旅」は成り立たない、別の人がやってもそれは別の番組になってしまうという意見が多く見られます。
- また、火野さん自身も番組開始当初は自転車旅の経験が豊富だったわけではなく、NHKからのオファーに戸惑っていたというエピソードから、火野さんだからこそ作り上げられた番組の雰囲気を再現することは難しいという意見もあります。
その他
- 火野さんの息子である濱田岳さんが後任を務めることを期待する声 や、息子の濱田岳さんがやってもいいんじゃないかなと思います。
- 番組は終了しても、過去の放送を再放送してほしいという要望 過去14年間分の番組を、これからも再放送、再々放送、再々々放送・・・して頂けるとありがたいです。
- 正平さんの功績を称え、番組の聖地巡礼をしたいという声 こころ旅の聖地巡礼をしていきたいと思います。 なども見られます。
全体としては、「こころ旅」の存続を望む声は非常に強いものの、火野さんの不在を埋めることの難しさを指摘する声も多く、番組の今後については不透明な状況です。
こころ旅(火野正平の代表作)について
「にっぽん縦断 こころ旅」とは?
「にっぽん縦断 こころ旅」は、2011年から2024年までNHK BSプレミアムで放送された旅番組です。
番組の特徴
- 視聴者から寄せられた「こころの風景」を、俳優の火野正平さんが自転車で訪ねるという点が最大の特徴です。 これは単なる観光地巡りではなく、視聴者の人生に深く関わる場所を訪ねることで、視聴者と出演者の「こころ」が繋がることを目指した番組と言えるでしょう。
- 火野さんは番組開始当初から 自転車旅のベテランだったわけではなく、NHKからのオファーに戸惑っていたそうです。 しかし、持ち前の 人懐っこいキャラクター と 飾らない言葉 で、視聴者からの共感を集め、番組は14年間続く人気番組となりました。
- 番組内では、火野さんが道行く人と気さくに会話したり、地元の食べ物を美味しそうに食べるシーンなども見られ、日本の美しい風景と人々の温かさ を楽しむことができました。
- 特に印象的だったのは、火野さんが 視聴者からのお手紙を朗読するシーン でした。 お手紙に込められた思い出や想いを、火野さんが優しい声で読み上げることで、視聴者はまるで 自分自身の思い出を振り返るかのような気持ち になり、感動を呼ぶ場面となっていました。
こころ旅|在りし日の火野正平について
火野正平さんは、1949年5月30日生まれ、2024年11月14日に75歳で亡くなった俳優・歌手です。東京都目黒区出身で、シーズ・マネージメントに所属していました。
子役時代から活躍
12歳から劇団こまどりに所属し、1962年にフジテレビの「少年探偵団」でデビューしました。 子役時代には、映画「何処へ」で星由里子さんの弟役なども演じています。
時代劇で人気に
1973年のNHK大河ドラマ「国盗り物語」で羽柴秀吉役を演じ、人気俳優の仲間入りを果たしました。 この時、本名の二瓶康一から現在の芸名に改名しています。名付け親は作家の池波正太郎さんで、池波さんの名前から「正」の字を貰い受けたそうです。
幅広い役柄を演じる
その後も「新・必殺仕置人」「服部半蔵・影の軍団」「長七郎江戸日記」など、多くの時代劇に出演しました。 現代劇にも活動の幅を広げ、「傷だらけの天使」の乾亨役で出演が内定していたこともありましたが、スケジュールの都合で実現には至りませんでした。 近年では、映画「終戦のエンペラー」で東条英機役、「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」など、海外作品にも出演しています。
「にっぽん縦断 こころ旅」で人気再燃
2011年から始まったNHK BSプレミアムの旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」では、視聴者から寄せられた「こころの風景」を自転車で訪ねる旅人役を務め、中高年を中心に人気を博しました。 番組内では、飾らない人柄と自然体な姿が視聴者に愛され、自転車「チャリオ」との旅は彼のライフワークとなりました。 2024年春に腰痛が悪化し、番組を休養。その後、腰椎を圧迫骨折し、11月14日に逝去されました。
「昭和のプレイボーイ」
私生活では、数々の浮名を流し「昭和のプレイボーイ」として知られていました。 1971年に一般女性と結婚し、一男一女をもうけましたが、1972年に離婚。 その後も、多くの女優や歌手と浮名を流しました。 しかし、交際相手からは恨み節が出ることはなく、むしろ好意的なコメントが多かったようです。 火野さんは「好き」「愛している」という言葉を率直に伝え、誠実に交際していたのかもしれません。
人柄
火野さんは、誰に対しても隔てなく接する、温かい人柄の持ち主だったようです。 番組スタッフや街で出会う人々に分け隔てなく接し、動物や植物にも愛情を注いでいました。
惜しまれる声
火野さんの訃報を受け、ネット上では多くの悲しみの声が上がっています。 「こころ旅」の再放送を望む声や、彼の旅の軌跡を辿りたいという声も多く聞かれます。 火野正平という俳優は、多くの人々に愛され、惜しまれながらこの世を去りました。
まとめ:こころ旅|打ち切り?火野正平の2代目・代役は?
「にっぽん縦断 こころ旅」は、火野正平さんの存在感 が非常に大きな番組でした。 彼の 飾らない人柄 と 自転車旅を通して見せる日本の風景 が、多くの視聴者の心を掴みました。
しかし、火野さんが2024年11月14日に逝去されたことにより、番組は大きな転換期を迎えています。 2024年の春と秋には火野さんの腰痛悪化のため、他の俳優が代役を務めて旅を続けましたが、「火野さん以外では考えられない」という声が聞かれるようになり、番組の存続については不透明な状況です。
ネット上の反応
火野さんの逝去後、ネット上では番組の存続を望む声が多数見られます。 特に、秋の旅で代役を務めた山口智充さんを後任に推す声 が多く聞かれます。 しかし、一方で 「火野さん以外では『こころ旅』は成り立たない」 という意見も根強く、番組の今後については、NHKからの公式な発表が待たれる状況 です。