やっほー! ジブリ大好きブロガーのタカシだよ!
みんな、去年の夏に公開されて、あっという間に日本中、いや世界中を駆け巡ったあの映画、もちろん観たよね?
そう、『君たちはどう生きるか』だ。
宮崎駿監督の10年ぶりの新作ってだけでワクワクが止まらなかったのに、まさかの事前情報ほぼゼロっていう異例の公開方法に、度肝を抜かれた人も多かったんじゃないかな。
劇場で観た時の、あの何とも言えない衝撃と、頭の中が「???」でいっぱいになる感覚、今でも鮮明に覚えてるよ。
まさに体験する映画、って感じだったよね。
で、観終わった後、きっとみんなも色々なシーンやキャラクターについて、ネットで検索しまくったはず。
あの世界は何だったんだろう?
あの鳥はどういう意味?
あのキャラクターは一体…?
なんてね。
僕も例に漏れず、劇場を出てすぐスマホを取り出して、ひたすら色々な考察記事を読み漁ったクチさ。
特に、あの映画に出てきた、白いふわふわした不思議な生き物たち。
そう、「ワラワラ」だよ。
可愛くて、でもどこか儚くて、妙に印象に残ってるんだよね。
一体あれは何だったんだろう?
って、すごく気になった人も多いはず。
今回は、そんなみんなの「知りたい!」に応えるべく、僕なりにソースを読み込んで、あのワラワラの正体について、深掘りしてみたいと思うんだ。
もちろん、あれはこうだ!
って断定できるものではないけれど、色々なヒントを繋ぎ合わせて、自分なりの「これがワラワラなんじゃないか?」っていう考えを、みんなにシェアできたら嬉しいな。
それじゃあ、早速いってみよう!
君たちはどう生きるか考察wiki|ワラワラの正体は?
■あの白いぷにぷに、ワラワラの正体に迫る!
『君たちはどう生きるか』の異世界に足を踏み入れた眞人が最初に出会う不思議な存在の中でも、ひときわ目を引くのが、あの白い、まるっこい、ふわふわした生き物たち、ワラワラだよね。
まるで子どもの落書きから飛び出してきたみたいな、シンプルだけど忘れられないデザイン。
彼らがプカプカ浮いてたり、たくさん集まっていたりする様子は、観ていてどこか癒されるような、でもちょっと不気味なような、独特な雰囲気があるんだ。
映画の中では、彼らが海の世界のキリコさんの住処である「箱舟」の周りにたくさんいて、キリコさんが獲ってきた魚の「はらわた」を食べて成長している様子が描かれていた。
魚の内臓を食べるって聞くと、え、ちょっとグロテスク…?
って思うかもしれないけれど、映画の描写自体はそんな感じはなくて、むしろ彼らが嬉しそうに内臓に群がる姿が、なんとも愛らしいんだよね。
そして、お腹いっぱいになったワラワラたちは、風船みたいに体が膨らんで、フワフワと空へと昇っていく。
このシーン、すごく幻想的で綺麗だったなぁ。
夜空に向かって、たくさんの白い魂が昇っていくみたいで、胸に残る光景だった。
でも、そんなワラワラたちにも天敵がいる。
それが、あのペリカンたちだ。
空へ昇っていくワラワラを、ペリカンが無情にも次々と食べてしまう。
このシーンは、正直ちょっとショックだったよね。
あんなに可愛いワラワラが、無残にも食べられてしまうなんて…。
でも、これが、あの異世界の、そしてきっと現実世界の「摂理」なんだ。
このワラワラという存在について、映画の中で重要なヒントをくれたのは、キリコさんだった。
彼女は眞人にこう語るんだ。
ワラワラは「元の世界で人間として生まれ変わる存在」なんだって。
この言葉を聞いたとき、僕は「なるほど!」って膝を打ったよ。
つまり、あの白いふわふわは、これから現実世界で人間として生まれてくる「魂」なんだ。
まだ肉体を持たない、形になる前の純粋な魂。
それが、あの異世界に存在していて、魚の内臓という栄養を得て、人間として生まれる準備をしている。
そう考えると、ワラワラたちがたくさん集まっている様子は、まるでこの地球上にこれから生まれてくる全ての命が、まだ見ぬ世界への期待と不安を抱えながら待機しているみたいにも見えてくるんだ。
そして、彼らが魚のはらわたを食べて成長し、空へ昇っていくプロセスは、「生命が栄養を取り込み、成長し、新たな存在として誕生する」という、まさしく生命の循環そのものを象徴しているようにも思える。
さらに深く考えていくと、この「魂」や「生まれる前の存在」という解釈に加えて、ワラワラを「生命の設計図」、つまり「遺伝子」として捉える見方もできるかもしれない。
彼らが集まっている様子が、DNAの二重らせん構造を連想させるという人もいる。
もちろん、これはあくまで解釈の一つだけれど、生命の根源に関わるテーマを描いているこの映画において、ワラワラが「遺伝子」という、生命の設計図そのものを視覚化した存在として描かれている可能性も、否定できないと思うんだ。
映画の中で、ワラワラたちは眞人の内面や変化を映し出す鏡としても機能しているように感じた。
眞人が異世界にやってきて、最初は戸惑い、心を閉ざしていたけれど、キリコさんと行動を共にし、ワラワラの生態に触れる中で、彼は少しずつその世界を受け入れ、関心を持つようになる。
ワラワラを観察し、彼らの生と死を目の当たりにすることで、眞人はこの世界の厳しさや、生命の儚さ、そして力強さを感じ取っていく。
それは、彼がこれから「どう生きるか」という問いに向き合う上で、とても重要な経験だったんじゃないかな。
眞人が新しい環境に適応し、心を開いていくにつれて、ワラワラの描写も変化していくように見えたのは、きっと彼らの存在が、眞人の心の動きとシンクロしていたからだろう。
ワラワラは「生」を象徴し、彼らを捕食するペリカンは「死」を象徴している。
ワラワラとペリカンの関係性は、この映画の大きなテーマである「生と死の連鎖」や、「弱肉強食」といった自然界の厳しい摂理を描いているんだ。
ワラワラが生まれる前の魂で、ペリカンがそれを食べてしまうというのは、命が生まれる前に失われてしまう可能性、あるいは戦争で多くの命が失われる現実を暗示しているようにも見える。
考えてみると、あの異世界を作り出した大叔父様は、ワラワラを養殖して、それをペリカンに食べさせることで、現実世界に生まれる人間の数を調整しようとしていたのかもしれない。
人間が増えすぎて、争いや愚かさを繰り返す現実世界に絶望した大叔父様が、世界のバランスを取ろうとした結果が、あの異世界であり、ワラワラのシステムだったとしたら…。
ペリカンにとっては、飢えを満たすために連れてこられたこの世界で、懸命に生きるワラワラを食べるしかないという、なんとも悲しい存在なんだよね。
彼らもまた、大叔父様が作った世界の犠牲者と言えるのかもしれない。
ただ、面白いのは、ワラワラというアイデアには、押井守監督の『天使のたまご』という作品からのインスピレーションがあるかもしれない、という指摘があることだ。
押井監督のその作品にも、難破した方舟や、影のような魚を獲る漁師、そして最後に主人公の少女が産む「卵」といった要素が登場するらしいんだ。
鈴木敏夫プロデューサーと押井監督は以前から交流があったみたいだし、宮崎監督自身も少なからず影響を受けているとしたら、あのワラワラたちが生まれる前の「卵」のような存在として描かれているのも、納得できる気がするな。
とにかく、ワラワラは単なる可愛いマスコットキャラクターではない。
彼らは、生まれる前の魂、生命の設計図、生と死の循環、そして主人公の成長の鏡…。
見る人によって、色々な解釈ができる、実に示唆に富んだ存在なんだ。
僕は彼らを見るたびに、これから生まれてくる子どもたちのことや、命の神秘について、改めて考えさせられたよ。
あの白い、ちっちゃな、でも力強い存在感。
皆さんは、ワラワラから何を感じ取ったかな?
君たちはどう生きるか考察wiki|ワラワラの声優は?
■え、あの声は誰?ワラワラ担当の声優さんを深掘り!
『君たちはどう生きるか』を観て、ワラワラたちの姿に癒されたり、心を揺さぶられたりした人は多いと思うんだけど、彼らの「声」にも、注目した人はいるかな?
あの「カカヘカヘッ」みたいな、独特の鳴き声にも聞こえる、あの可愛くて不思議な声。
劇場でエンドロールを見て、「え、この声、あの人だったの!?」って驚いた人もいるんじゃないかな。
何を隠そう、僕もその一人さ。
あのワラワラたちの声、実はタレントの滝沢カレンさんが担当しているんだ。
ね、びっくりするでしょ?
あの多才な彼女が、ワラワラたちの声優を務めていたなんて。
滝沢カレンさんといえば、ファッションモデルとして活躍する傍ら、最近では女優としても存在感を示しているし、何と言ってもバラエティ番組で見せる、あの独特すぎる日本語表現で、お茶の間を賑わせている人だよね。
「四字熟語あだ名」とか、「日本語がおかしい」とか、色々な言われ方をされているけれど、彼女の言葉選びや、文の構造って、すごく独特で面白いんだ。
日本で生まれ育ったのに、なぜか日本語が苦手…というキャラクターが、彼女の大きな魅力の一つになっている。
初めてテレビで彼女の日本語を聞いた時、正直「???」ってなったんだけど、聞いているうちにだんだん癖になってきて、今では彼女の言葉を聞くのが楽しみになってしまった。
そんな彼女が、なぜワラワラたちの声優に起用されたんだろう?
もちろん、彼女の声質や演技力が評価されたというのもあるだろうけれど、僕が思うに、あのワラワラたちの持つ「不思議さ」や「現実離れした存在感」と、滝沢カレンさんの持つ「独特な言語感覚」や「掴みどころのない雰囲気」が、見事にマッチしたんじゃないだろうか。
ワラワラたちは、生まれる前の魂かもしれないし、生命の根源かもしれない。
私たち人間にとって、まだ未知の、神秘的な存在だ。
彼らが発する声もまた、人間の言葉とは違う、でもどこか感情が込められているような、不思議な響きを持っている。
滝沢カレンさんの声には、まさにその「不思議さ」が宿っているように感じるんだ。
彼女の独特な日本語表現は、既存の枠に囚われない自由さがあって、それがワラワラたちの「異世界の住人」であることや、「人間の常識が通用しない存在」であることを、声の面からも表現しているんじゃないか。
ワラワラたちは一見同じように見えるけれど、実はそれぞれに異なる表情を持っているんだ。
これは、彼らが未来の人間、つまり多様な個性を持つ魂であることを示唆しているのかもしれない。
そして、滝沢カレンさんが、そのワラワラたちの個性や多様性を、声のトーンやニュアンスで巧みに演じ分けていたとしたら、それは本当にすごいことだと思う。
ソースの中には、滝沢カレンさん自身も、ワラワラという役柄について「謎めいている」といった趣旨のことを語っているという情報もあった。
演じている本人ですら、その掴みどころのない存在に魅力を感じていたとしたら、彼らが観客に与える不思議な印象も納得できるよね。
滝沢カレンさんが声優を務めた経験といえば、以前『名探偵コナン』の劇場版にゲスト出演したこともあったようだ。
女優としても活躍している彼女にとって、声の演技も表現の一つとして、今後ますます磨きがかかっていくのかもしれない。
あのワラワラたちの声を聞いて、僕は滝沢カレンさんの新たな一面を見た気がしたし、彼女の持つ独特な個性が、見事にあのキャラクターに吹き込まれていることに感心したよ。
ワラワラの可愛い姿と、滝沢カレンさんの不思議な声。
この組み合わせ、本当に最高だったと思わない?
これから『君たちはどう生きるか』を観る機会があったら、ぜひワラワラたちの声にも耳を澄ませてみてほしいな。
きっと、滝沢カレンさんの魅力が、ワラワラというキャラクターを通して、より一層伝わってくるはずだよ。
さて、今回はワラワラの正体と声優さんについて、僕なりに深掘りしてみたけれど、どうだったかな?
まとめ:君たちはどう生きるか|ワラワラの正体・声優
『君たちはどう生きるか』は、本当に色々な解釈ができて、見るたびに新しい発見がある映画だ。
ワラワラたちも、その奥深さを象徴する存在の一つだと思う。
これからも、この映画について、みんなで語り合ったり、新しい視点を見つけたりしていけたら嬉しいな。
最後まで読んでくれて、ありがとう!
それじゃあ、またね!
タカシでした!