KB5061768アップデートは、ちょっと緊急度が高いみたいなので、しっかり解説していきますね！
【緊急公開！】KB5061768とは？何が修正された？
2025年5月19日、MicrosoftからWindows 10向けに「KB5061768」という更新プログラムが、通常のアップデートとは別に緊急で公開されました。
「帯域外（OOB）」って書いてあるのが、まさに緊急って感じですよね。
このアップデート、一体何が修正されたのかというと…
なんと、特定の環境でBitLockerの回復キーを求められる問題が解消されたんです！
KB5061768｜なぜ？BitLocker回復キー問題が発生した背景
事の発端は、2025年5月13日にリリースされたセキュリティ更新プログラム「KB5058379」。
これを適用した一部の環境で、「Local Security Authority Subsystem Service (LSASS)」という重要なプロセスが予期せず終了しちゃうことがあったみたいなんです。
LSASSは、Windowsのセキュリティ認証とかを担当している、すごく大事なやつ。
それが急に終わっちゃうと、システムが不安定になって、BitLockerで暗号化しているドライブにアクセスしようとした時に、「回復キーを入力して！」って画面が出てきちゃう、というわけです。
より詳しく言うと、第10世代以降のIntel vProプロセッサで、「Intel Trusted Execution Technology (TXT)」が有効になっているデバイスで、この問題が起こりやすかったみたいですね。
一般の家庭用PCでは、vProプロセッサを使っていないことが多いので、あまり影響はないかもしれませんが、企業で使っているPCとかだと、結構な台数で問題が起きていたみたいです。
僕も以前、会社のPCで似たようなトラブルに巻き込まれて、マジで焦った経験があるんで、今回の緊急アップデートは本当に助かる人が多いんじゃないかなと思います。
KB5061768の入手方法：Windows Updateには来ない！？
ここで注意が必要なのが、このKB5061768は、通常のWindows Updateとしては配信されない、ということです。
じゃあ、どうやって手に入れるのか？
Microsoft Updateカタログというサイトから、手動でダウンロードしてインストールする必要があります。
ちょっと手間ですけど、もしBitLockerの問題に遭遇している場合は、絶対に適用しておきたいアップデートです。
Microsoftも、影響を受けるシステムには、このOOBアップデートの適用を推奨しています。
KB5061768｜インストール時の注意点：過去のパッチは不要！
KB5061768は、過去の修正もすべて含んだ「累積的な」更新プログラムなので、もし既にKB5058379をインストールしてしまっていても、わざわざアンインストールする必要はありません。
そのままKB5061768をインストールすればOKです！
KB5061768まとめ：該当する環境の人は速やかに適用を！
今回のKB5061768は、特定の環境で発生していたBitLockerのトラブルを解消するための、まさに緊急対策アップデートです。
もし、あなたのPCが第10世代以降のIntel vProプロセッサを使っていて、BitLockerの回復キーを求められるような状況になっているなら、迷わずMicrosoft Updateカタログからダウンロードして、インストールしてください。
Windows Updateは、普段は自動でやってくれるから楽ちんですけど、こういうイレギュラーな対応もあるんですね。
Microsoftの迅速な対応に感謝しつつ、該当する人は忘れずにアップデートしましょう！
