2025年の介護第37回介護福祉士国家試験の合格点・合格ラインについて。
介護福祉士国家試験は、介護の専門知識と技術を測る国家資格
介護の専門家としての知識と技能を証明する試験ですが、2025年の介護第37回介護福祉士国家試験の平均点は？
第37回介護福祉士国家試験2025｜合格点・合格ラインは何点？
■2025年 第37回介護福祉士国家試験の合格点・合格ライン徹底解説
皆さん、こんにちは！今回は、2025年1月に実施された第37回介護福祉士国家試験の合格点と合格ラインについて、詳しく解説していきます。
試験を受けた方はもちろん、これから受験を考えている方も必見の内容です。
介護福祉士国家試験の合格基準
まず、介護福祉士国家試験の合格基準について確認しましょう。この試験は、筆記試験で合否が決まります。実技試験は2024年度（第37回）から廃止されました。合格には以下の2つの条件を満たす必要があります:
- 総得点の60%程度以上の得点が必要です。ただし、この合格基準点は、その年の問題の難易度によって補正されます。
- 11科目群すべてで1問以上正解する必要があります。
これらの条件を両方満たさなければ、たとえ総得点が合格ラインを超えていても不合格となりますので注意が必要です。
第37回試験の合格点予想と過去の合格点
第37回試験の合格点は、まだ発表されていません（2025年1月27日現在）。しかし、過去の合格点を参考に、ある程度の目安を立てることは可能です。
過去の合格基準点は以下の通りです:
- 第36回（2024年）：67点 / 125点
- 第35回（2023年）：75点 / 125点
- 第34回（2022年）：78点 / 125点
- 第33回（2021年）：75点 / 125点
- 第32回（2020年）：77点 / 125点
- 第31回（2019年）：72点 / 125点
- 第30回（2018年）：77点 / 125点
- 第29回（2017年）：75点 / 125点
過去のデータを見ると、合格点は67点から78点の間で変動していることが分かります。第36回は67点と比較的低い合格点であったため、第37回も同じような合格点になる可能性もありますが、油断は禁物です。
試験の難易度と合格ライン
試験の難易度は、年によって変動します。第37回試験については、以下のような意見が見られます:
- 午前中の問題が難しかったという声が多くあります
- 過去問と出題傾向が異なっていたという意見も出ています
- 一方で、午後の問題は比較的解きやすかったという声もあります
これらの意見を踏まえると、第37回試験は、午前中の問題で苦戦した受験者が多かったと考えられます。そのため、合格ラインが過去の平均よりもやや下がる可能性も考えられます。
しかし、試験の合否は、総得点だけでなく、11科目群全てで得点しているかどうかで決まるため、苦手科目をなくすような対策が重要です。
2025年度（第38回）からのパート合格制度について
2025年度（第38回）からは、「パート合格制度」が導入される予定です。この制度では、試験科目が3つのパートに分割され、各パートごとに合否が判定されます。一度合格したパートは、その後2年間は免除されます。これにより、段階的に資格取得が可能になります。
第37回介護福祉士国家試験2025｜平均点は？
2025年の第37回介護福祉士国家試験の平均点について、現時点では公式なデータが発表されていないため、正確な平均点を特定することはできません。
しかし、過去の合格基準点や受験者の声を基に、平均点を考察してみます。
■過去の合格基準点と難易度からの考察
- 過去の試験の合格基準点は、総得点125点に対して67点から78点の間で変動しています。
- 第36回（2024年）は67点と比較的低い合格基準点でしたが、これはその年の試験問題の難易度を考慮して調整されたものです。
- 第37回試験については、午前中の問題が難しかったという声が多くの受験者から上がっており、過去問と出題傾向が異なっていたという意見も出ています。
- しかし、午後の問題については比較的解きやすかったという声もあるため、全体の平均点が大幅に下がるという可能性は低いかもしれません。
■受験者の自己採点と感想からの考察
- 受験者の中には、自己採点の結果、70点台前半であったという声が複数あります。
- 一方で、80点以上や90点以上という高得点を自己採点した受験者もいます。
- 多くの受験者が、過去問をやり込んだにもかかわらず、本番の試験では過去問と異なる出題が多かったと述べており、難易度が高かったと感じているようです。
- これらのことから、受験者全体の平均点は、過去の合格基準点に近い、70点台前半から中盤程度になる可能性が考えられます。
■合格基準と平均点の関係
- 介護福祉士国家試験の合格基準は、総得点の60%程度を基準とし、その年の問題の難易度によって補正されます。
- 合格には、総得点だけでなく、11科目群すべてで1問以上正解する必要があります。
- そのため、平均点だけでなく、各科目群でバランスよく得点することが重要になります。
- ただし、2025年度の第38回試験からは、パート合格制度が導入され、科目群を3つのパートに分けて合否判定される予定です。
以上の情報を総合的に考えると、第37回介護福祉士国家試験の平均点は、70点台前半から中盤程度になる可能性が高いと推測されます。
ただし、これはあくまで現時点での考察であり、実際の平均点は、合格発表後に公表されるまで不明です。
受験者の皆さん、試験の結果がどうであれ、まずは試験までの努力を労い、ゆっくり休んでください。そして、合格発表まで、気持ちを切り替えて過ごしましょう。
第37回介護福祉士国家試験2025｜合格発表はいつ？
介護福祉士国家試験の合格発表日について、まず、第37回（2025年1月実施）の介護福祉士国家試験の合格発表日は、2025年3月24日（月）14時に、社会福祉振興・試験センターのホームページにて公開される予定です。
ちなみに、第36回試験の合格発表は、厚生労働省及び公益財団法人社会福祉振興・試験センターのウェブサイトで行われましたが、合格者の受験番号の掲示による発表は中止となりました。
合格発表の方法については、試験センターの公式サイトで受験番号が掲載される形式が一般的です 。
合格発表日までの期間は、受験者にとっては非常に長く感じられるかもしれませんが、合格を信じて待ちましょう。
第37回介護福祉士国家試験2025｜試験後の手続き
合格発表後、合格者は登録申請を行う必要があります。登録が完了することで、介護福祉士として働くことができます。
以下の書類を準備し、必ず簡易書留で郵送しましょう:
- 登録申請書
- 登録免許税「収入印紙」の原本
- 貼付用紙
- 登録手数料「振替払込受付証明書（お客さま用）」の原本
- 戸籍抄本や住民票などの本人確認書類
まとめ：第37回介護福祉士国家試験2025｜合格点・合格ラインは何点？平均点は？
2025年の第37回介護福祉士国家試験の合格点と合格ラインについて解説しました。合格発表までは不安な日々が続くと思いますが、今回の内容を参考に、合格を信じて待ちましょう。
合格発表は2025年3月24日（月）14時に、社会福祉振興・試験センターのホームページにて公開される予定です。
合格された方は、速やかに登録手続きを行い、介護福祉士としてのキャリアをスタートさせましょう。
今回の解説が、皆さんの合格に少しでも貢献できれば幸いです。
