iOS18.1が2024年10月28日(日本時間)にリリースされました。
iOS18.0.1からのメジャーアップデートで重要なバグ修正とセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されるとしています。
ただiOSのアップデートでは
バッテリーの減りが異常に速い
iphoneが熱くなる
LINEがつながらなくなった
twitterやinstagramなどのアプリが起動しなくなった
アプリが強制終了する
エラーでアップデートできない
ダウンロードが途中で止まる
air podsと接続できない
といった不具合が起きるケースが多くみられます。
iOS18.1には「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「iOS 17にアップグレード」からアップデートできます。
iOS18.1アップデートまでの履歴
iOS18 2024年9月17日
iOS17.7 2024年9月17日
iOS17.6.1 2024年8月8日
iOS17.6 2024年7月30日
iOS17.5.1 2024年5月21日
iOS17.5 2024年5月14日
iOS17.4.1 2024年3月22日
iOS17.4 2024年3月6日
iOS17.3.1 2024年2月9日
iOS17.3 2024年1月23日
iOS17.2.1 2023年12月20日
iOS17.2 2023年12月12日
iOS17.1.2 2023年12月1日
iOS17.1.1 2023年11月8日
iOS17.1 2023年10月26日
iOS17.0.3 2023年10月6日
iOS17.0.2 2023年9月27日
iOS17.0.1 2023年9月22日
iOS17 2023年9月19日
iOS16.6.1 2023年9月8日
iOS16.6 2023年7月25日
iOS16.5.1(a) 2023年7月11日
iOS16.5.1 2023年6月22日
iOS16.5 2023年5月19日
iOS16.4.1(a) 2023年5月2日
iOS16.4 2023年3月28日
iOS18.1アップデートの内容|新機能
iOS18.1アップデートでは、カメラコントロールの機能強化、空間写真の撮影機能追加、通話の録音機能追加、AirPodsのヒアリングチェック機能の追加、コントロールセンターのリセットオプションの追加、iPhone 16が再起動する不具合の修正など、多くの新機能と改善が行われています。
■主なアップデート内容
1. カメラ機能の強化
- iPhone 16シリーズでは、カメラコントロールで前面と背面カメラを素早く切り替えられるようになりました。
- iPhone 15 Proシリーズでは、新しい“空間”カメラモードで、空間写真と空間ビデオを同時に撮影できるようになりました。
2. 通話録音機能の追加
- 通話録音機能により、通話が録音中であるというアナウンスが流れ、リアルタイムで電話またはFaceTimeオーディオ通話を録音できるようになりました。
- 通話中に画面左上のボタンをタップすると録音が開始され、録音開始時に発着信の両方で録音を開始する旨の自動音声が再生されます。
3. AirPodsの新機能追加
- ヒアリングチェック機能が追加され、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果を自宅にいながら得ることができるようになりました(18歳以上のユーザーが対象)。
- ヒアリング補助機能では、周囲の音とミュージック、ムービー、および通話に自動的に適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供されます(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザーが対象)。
- これらの機能には、ファームウェアバージョン7B19以降が適用されたAirPods Pro 2が必要です。
4. コントロールセンターの改善
- コントロールセンターに、コネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションが追加されました。
5. バグ修正
- バックアップから復元したり別のiPhoneから直接転送したりしたあとに、車のデジタルキーでパッシブエントリーを使用して車を解錠したりエンジンを始動したりできないことがある問題が修正されました。
- iPhone 16またはiPhone 16 Proのモデルで予期せず再起動されることがある問題が修正されました。
その他
- iOS18.1アップデートには、Apple MusicへのTikTok統合やiPhoneのミラーリング機能のアップグレードなど、リリースノートに記載されていない新機能も含まれています。
- 日本ではApple Intelligenceはまだ利用できません。
- 一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。
注意点
- iOS18.1アップデート直後は、内部処理の影響により最大48時間程度はバッテリーの減りが早くなったり、デバイスが通常より熱を帯びる可能性があります。
- iOSアップデート直後にリカバリーモードに切り替わることなどもあるため、アップデートを実行する場合は、必ずバックアップを作成するようにしてください。
iOS18.1アップデートは、多くの新機能と改善が含まれており、iPhoneの使い勝手を向上させるための重要なアップデートです。
Appleソフトウェアアップデート内容コンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
セキュリティアップデートの詳細
iOS18.1では、CVE-ID基準で16件のセキュリティアップデートが行われています。 その中には、悪意のある圧縮ファイルを解凍すると、攻撃者が任意のファイルをデバイスに書き込むことができる可能性といった脆弱性への対策も含まれています。
例として、以下のセキュリティアップデートが挙げられます。
- 圧縮: 悪意のある圧縮ファイルを解凍することで発生する可能性のある、任意のファイル書き込みの脆弱性に対処しました。具体的には、ロックの改善によって競合状態に対処しました。
このセキュリティアップデートは、iPhone XS以降、iPad Pro 13インチ、iPad Pro 12.9インチ第2世代以降、iPad Pro 10.5インチ、iPad Pro 11インチ第1世代以降、iPad Air第3世代以降、iPad第6世代以降、iPad mini第5世代以降のデバイスが対象となっています。
iOS18.1アップデートにおけるその他の情報は以下の通りです。
- iOS18.1アップデート後、内部処理の影響で最大48時間程度はバッテリーの減りが早くなる可能性があります。
- iOS18.1アップデート後に不具合が発生した場合は、情報提供のお願いとしてコメント欄への書き込みが推奨されています。
- iOS18.1にアップデート後も、iOS18へのアップデートは可能です。
注記: iOS18.1のセキュリティコンテンツに関するより詳細な情報は、Appleのサポートページをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/100100
iOS18.1アップデート対象機種
iOS18.1の対象機種は以下のようになります。
iPhone XS以降、iPad Pro 12.9インチ 第2世代以降、iPad Pro 10.5インチ、iPad Pro 11インチ 第1世代以降、iPad Air 第3世代以降、iPad 第6世代以降、iPad mini 5世代以降
iPhone 14
iPhone 14 Plus
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 13 Pro
iPhone 13 Pro Max
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone Xs
iPhone Xs Max
iPhone XR
iPhone SE(第2世代)
iPhone SE(第3世代)
iOS18.1不具合・バグは?バッテリー減り・熱くなる?エラーで起動しない・つながらい?
iOSのアップデートでは
バッテリーの減りが異常に速い
iphoneが熱くなる
LINEがつながらなくなった
twitterやinstagramなどのアプリが起動しなくなった
アプリが強制終了する
エラーでアップデートできない
ダウンロードが途中で止まる
air podsと接続できない
といった不具合が起きるケースが多くみられます
iOS18.1アップデートで特筆すべきような不具合(文鎮化、リンゴループ、圏外など)は発生していないようです。
しかし、iOS18.1はメジャーアップデートであるため、軽微な不具合が多数見つかる可能性も示唆されています。 不安な場合は、一般ユーザーの口コミが増えてからアップデートを検討するのが良いでしょう。
なお、iOS17以降のバージョンで報告されている問題点として、以下のようなものが挙げられています。
iOS17以降で報告されている問題例 (iOS18.1での発生は未確認)
- バッテリーの消耗が早い
- バッテリー残量が増えない、充電できない
- Wi-Fiが繋がらない
- モバイル通信が繋がらない、圏外になる
- Safariのタブが消えた
- 充電中のiPhoneの電源が夜中に落ちる
- アラームが鳴らない、アラームが小さい
- 画面(タッチパネル)が反応しない
- iPhoneの動作が重い、アプリや文字入力がカクカクする
- メモアプリでメモが消える
- Bluetoothデバイスが接続できない
- カメラが真っ黒、映らない
- アップデート直後に画面が真っ黒になる
- 特定のバージョン以降で発生する、Safariの拡張機能の動作不良、スライドでの電源オフ時にフリーズ、着信不可、Face ID認証の失敗、App Storeの表示不具合、Apple Gift Cardの読み取り不可など。
iOSアップデート時の注意点
iOSをアップデートする際には、いくつかの注意点があります。アップデート前に以下の点を確認し、適切な対策を講じることで、アップデートによるトラブルを回避し、スムーズに新しいiOSの機能を楽しむことができます。
事前準備
- 対応機種の確認: すべてのiPhoneが最新のiOSに対応しているわけではありません。アップデート前に、お使いのiPhoneが対応機種に含まれているかを確認しましょう。
- バックアップの作成: アップデート前に、必ずiTunesまたはiCloudにバックアップを作成しましょう。アップデート中にエラーが発生した場合でも、データが失われるリスクを最小限に抑えることができます。
- ストレージ容量の確保: iOSのアップデートには、ある程度のストレージ容量が必要です。アップデート前にストレージ容量を確認し、必要に応じて不要なアプリやデータを削除しましょう。
- 充電の確認: アップデートには時間がかかるため、十分な充電があることを確認しましょう。可能であれば、充電しながらアップデートを行うことをお勧めします。
アップデートの実行
- 安定したネットワーク環境: アップデートには、大容量のデータをダウンロードする必要があるため、安定したWi-Fi環境で実行しましょう。モバイルデータ通信でアップデートを行う場合は、通信料金が発生する可能性があることに注意してください。
- アップデートのタイミング: iOSのメジャーアップデートは、リリース直後は不具合が発生する可能性もあるため、すぐにアップデートするのではなく、周りの様子を見てから判断することをお勧めします。 インターネットやSNSで情報を確認し、問題が報告されていないかを確認しましょう。
アップデート後
- デバイスの再起動: アップデートが完了したら、デバイスを再起動しましょう。再起動することで、システムが安定し、不具合が解消される場合があります。
- アプリのアップデート: アップデート後にアプリが正常に動作しない場合は、App Storeでアプリのアップデートを確認しましょう。アプリの開発者がiOSのアップデートに対応した最新バージョンをリリースしている場合があります。
- バッテリーの状態: アップデート直後は、内部処理の影響によりバッテリーの減りが早くなることがあります。 数日経過しても改善しない場合は、バッテリーの状態を確認し、必要に応じて交換を検討しましょう。 また、バッテリー消費を抑える設定を見直すことも有効です。
- 新機能の確認: iOSのアップデートでは、様々な新機能が追加されます。アップデート後に追加された新機能を確認し、iPhoneの使い勝手を向上させましょう。
不具合が発生した場合
- デバイスの再起動: iPhoneを再起動することで、多くの不具合は解消されます。
- アプリの再インストール: アプリが正常に動作しない場合は、アプリを削除してから再インストールしてみましょう。
- iOSのダウングレード: iOSのアップデート後に重大な不具合が発生した場合は、以前のバージョンにダウングレードすることができます。ただし、ダウングレードを行うと、アップデート後に作成したデータが失われる可能性があります。
- Appleサポートへの問い合わせ: 解決できない問題が発生した場合は、Appleサポートに問い合わせてみましょう。
その他の注意点
- アップデート後の動作変化: iOSのアップデートによって、一部の機能の動作が変更される場合があります。 アップデート後に操作方法が分からなくなった場合は、Appleのサポートページなどを参照しましょう。
- データ消失のリスク: アップデートが失敗した場合、データが失われるリスクがあります。必ずバックアップを作成してからアップデートを行いましょう。
- バッテリーの減り: アップデート直後は、バッテリーの減りが早くなることがあります。 数日様子を見て、改善しない場合はバッテリーの状態を確認しましょう。
- 発熱: アップデート直後は、デバイスが熱くなることがあります。 異常な発熱が続く場合は、使用を中止し、Appleサポートに問い合わせましょう。
iOSのアップデートは、iPhoneの機能を拡張し、セキュリティを強化するために重要です。注意点を守ってアップデートを行うことで、快適にiPhoneを使い続けることができます。
まとめ:iOS18.1不具合・バグは?
iOS18.1アップデートでは、iOS18.0.1で発生していた問題の修正に加え、新機能の追加や機能改善が行われています。
■カメラ機能
- iPhone 16シリーズ: カメラコントロールで前面カメラと背面カメラを素早く切り替えられるようになりました。
- iPhone 15 Proシリーズ: 新しい“空間”カメラモードで、空間写真と空間ビデオを同時に撮影できるようになりました。
- 特定の条件でビデオを録画するとカメラがフリーズする問題が修正されました。
■通話機能
- 通話録音機能が追加され、通話が録音中であることを示すアナウンスが流れ、リアルタイムで電話またはFaceTimeオーディオ通話を録音できるようになりました。
■AirPods
- ヒアリングチェック機能が追加され、科学的に検証されたヒアリングチェックの結果を自宅で得ることができます(18歳以上のユーザーが対象)。
- ヒアリング補助機能が追加され、周囲の音とミュージック、ムービー、および通話に自動的に適用される、パーソナライズされた臨床レベルの補助が提供されます(18歳以上の軽度から中等度難聴のユーザーが対象)。
- これらの機能には、ファームウェアバージョン7B19以降が適用されたAirPods Pro 2が必要です。
■コントロールセンター
- コントロールセンターに、コネクティビティコントロールを個別に追加したり、構成をリセットしたりするための新しいオプションが追加されました。
- コントロールセンターを開く操作をすると通知センターが開く問題が修正されました。
■その他の改善とバグ修正
- バックアップから復元したり別のiPhoneから直接転送したりしたあとに、車のデジタルキーでパッシブエントリーを使用して車を解錠したりエンジンを始動したりできないことがある問題が修正されました。
- iPhone 16またはiPhone 16 Proのモデルで予期せず再起動されることがある問題が修正されました。
- パフォーマンスに影響が及ぶことがあるメモリ割り当ての問題が修正されました。
- 共有されたApple Watchの文字盤を含むメッセージに返信すると、メッセージが予期せず終了することがある問題が修正されました。
- 視線トラッキングを再度オンにしても再設定が表示されない問題、視線トラッキングをオフにした後、ホームバーが機能しなくなる問題、視線トラッキングが画面左上で硬直しフリーズする問題が修正されました。
■iOS18.1 で修正されていない既知の問題
- 画面が暗転して「読み込み中」になり、ロック画面に遷移する問題(クラッシュ)
- 一部アプリでApple Lightning Digital AVアダプタによるHDMI出力ができない問題
- VPNが繋がらない問題
- 文字を入力して変換すると入力した文字が消える問題
- ゴミ箱のメールが期日を迎えても削除されない問題
■バッテリー
- iOS18.1アップデート直後は、内部処理の影響により最大48時間程度はバッテリーの減りが早くなったり、デバイスが通常より熱を帯びる可能性があります。
- 特にiOS17.XからiOS18.1にアップデートする場合、バッテリーの消耗が激しくなる可能性があります。
- バッテリーの減りが早い場合は、今後のアップデートを待つ、またはWi-Fi、Bluetooth、インターネット共有のオフ、機内モードのオン、アプリの位置情報の制限などの設定を見直すことを推奨します。
iOS18.1アップデートは、iOS18.0.1で発生していた問題を修正するだけでなく、新機能の追加や機能改善も行っているため、iPhoneの使い勝手を向上させるための重要なアップデートと言えるでしょう。