iOS18.1.1にアップデートして以降、WiFiが繋がらない問題について。
iphoneをiOS18.1.1にアップデートしたら特定のWi-Fiにだけ繋がらない、遅いといった問題が発生した場合、どうすれば良いんでしょうか?
iOS18.1.1不具合|WiFi繋がらない!遅い!
iOS18.1.1にアップデートしてから、iPhoneがWiFiに繋がらないという報告が多数寄せられています。 一部のユーザーでは、特定のWiFiにのみ接続できない、 ポケットWiFiに接続できない、 WiFi接続はできているものの、右上の表示が接続状態になっていない、 などの症状が出ているようです。
この問題の原因は、主に以下の3つが考えられます。
- ソフトウェアの不具合: iOSのアップデートに伴い、WiFiドライバやネットワーク管理システムに不具合が発生している可能性があります。 特に、古いiPhoneモデルでは、新しいOSの要求に対応できず、ハードウェアが正常に動作しないケースも見られます。
- ネットワーク設定のリセット: アップデート中にネットワーク設定がリセットされ、保存されていたWiFiのパスワードや接続設定が消去されることがあります。 新しい設定が適切に適用されない場合、WiFi接続に問題が生じます。
- 電波干渉: 電子レンジやBluetooth機器など、WiFi以外のデバイスから発生する電波が干渉し、接続が不安定になることがあります。 特に、電子レンジはWiFiと同じ2.4GHz帯の電波を使用するため、干渉が発生しやすいです。
iOS18.1.1不具合|WiFi繋がらない!遅い!対処法は?
iOS18.1.1にアップデート後、iPhoneがWiFiに繋がらない場合、以下の方法を試してみてください。
- iPhoneを再起動する: iPhoneを再起動することで、一時的なソフトウェアの不具合が解消される可能性があります。
- WiFiルーターを再起動する: WiFiルーターを再起動することで、ルーター側の問題が解決する可能性があります。 ルーターの電源をオフにし、10?15秒待ってから再度オンにします。
- 機内モードのオン/オフ: 機内モードをオンにしてからオフにすることで、ネットワーク接続がリフレッシュされ、問題が解決する可能性があります。
- WiFiネットワークに再接続する: WiFiネットワークを削除してから再接続することで、接続設定がリフレッシュされ、問題が解決する可能性があります。
- ネットワーク設定をリセットする: ネットワーク設定をリセットすることで、すべてのネットワーク設定とキャッシュが消去され、デフォルト値に復元されます。 ただし、この操作を行うと、保存されているWiFiパスワードなども削除されるため、注意が必要です。
- WiFiアシストを無効/有効にする: 一部のユーザーは、WiFiアシストを無効にしてから再度有効にすることで、問題を解決できたと報告しています。
- VPNを無効にする: VPNがWiFi接続に干渉している可能性があります。VPNを使用している場合は、無効にしてみてください。
- DNSを変更する: DNSサーバーをGoogle DNSやOpenDNSに変更することで、問題が解決する可能性があります。
- iOSを最新バージョンにアップデートする: iOSの最新バージョンにアップデートすることで、既知のバグが修正されている可能性があります。
- ストレージを減らす: iPhoneのストレージ容量が不足していると、WiFi接続に影響が出る可能性があります。不要なアプリやデータを削除して、ストレージ容量を確保してみてください。
- iPhoneを工場出荷時の状態にリセットする: これは最終手段ですが、iPhoneを工場出荷時の状態にリセットすることで、ソフトウェアの問題が解決する可能性があります。 ただし、この操作を行うと、すべてのデータが削除されるため、事前にバックアップを取っておく必要があります。
その他
- ルーターの設置場所を見直す: ルーターとiPhoneの距離が離れている場合や、間に障害物がある場合は、電波状況が悪くなり、接続が不安定になる可能性があります。 ルーターをiPhoneの近くに移動したり、障害物を取り除いたりしてみてください。
- ルーターのファームウェアを最新の状態に更新する: ルーターのファームウェアを最新の状態に更新することで、既知のバグが修正され、パフォーマンスが向上する可能性があります。
- 不要なWiFiネットワークを削除する: iPhoneに保存されている不要なWiFiネットワークを削除することで、接続の混乱を防ぐことができます。
- 電波干渉の可能性を考慮する: 電子レンジやBluetooth機器など、WiFi以外のデバイスから発生する電波が干渉している可能性があります。 これらのデバイスをiPhoneから離して使用してみてください。
- iPhoneの修理を検討する: 上記の方法を試しても問題が解決しない場合は、iPhoneのハードウェアに問題が発生している可能性があります。Appleのサポートに問い合わせるか、修理業者に相談してみてください。
上記の方法を試しても問題が解決しない場合は、Appleのサポートまたは携帯電話会社に問い合わせてください。
iOS18.1.1アップデートリリースノート
iOS18.1.1は、2024年11月20日にリリースされたマイナーアップデートです。 このアップデートの主な目的は、セキュリティの強化であり、すべてのユーザーに推奨されています。
セキュリティ修正の内容
iOS18.1.1では、IntelベースのMacシステムですでに悪用された可能性がある2件のセキュリティ問題が修正されました。
- JavaScriptCoreの脆弱性: 悪意のあるWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性がありました。
- WebKitの脆弱性: 悪意のあるWebコンテンツを処理すると、クロスサイトスクリプティング攻撃を受ける可能性がありました。
新機能と変更点
iOS18.1.1では、セキュリティ修正以外の新機能の追加やユーザーエクスペリエンスの変更は行われていません。
アップデート時の注意点
- iOSのアップデートでは、バッテリーの減りが早くなったり、iPhoneが熱くなったり、アプリが正常に動作しなくなるなどの不具合が発生する可能性があります。
- iOS18.1.1アップデート後、最大48時間程度はバッテリーの減りが早くなったり、デバイスが熱くなる可能性があります。
- アップデート前に必ずバックアップを作成することをおすすめします。
- 不具合が発生した場合は、iPhoneの再起動、アプリの再インストール、設定のリセットなどの対処法を試すことができます。
- 解決しない場合は、Appleの公式サポートに相談することができます。
アップデート対象機種
iOS18.1.1のアップデート対象機種は以下の通りです。
- iPhone XS以降
- iPad Pro 12.9インチ 第2世代以降
- iPad Pro 10.5インチ
- iPad Pro 11インチ 第1世代以降
- iPad Air 第3世代以降
- iPad 第6世代以降
- iPad mini 5世代以降
バージョン情報
- バージョン番号:
22B91
- アップデートファイルサイズ:
310.4MB
その他の情報
- iOS 18.1.1は、iPad、Mac、Vision Proなど、他のAppleデバイスにも提供されています。
- Appleのセキュリティアップデートに関する詳細情報は、Appleの公式Webサイトで確認できます。