インスタ(instagram)での利用規約の変更メールについて。
「no-reply@mail.instagram.com」という送信元のメールで「弊社の利用規約とコミュニティ規定が更新されます」という件名のメールは、2025年1月1日からインスタの利用規約変更についてお知らせするものです。
インスタ|利用規約の変更メール「no-reply@mail.instagram.com」
2025年1月1日から、インスタグラムの利用規約が変更されます。 変更点は主に以下の通りです。
- 規定の見つけやすさの向上: Facebook、Instagram、Messenger、Threads全体に適用される規定を1か所にまとめ、見つけやすくしました。
- 利用規約の明確化: いくつかの既存のポリシーと慣行に関する情報が追加され、より分かりやすくなりました。
- ログアウトしている場合や、アカウントなしでアクセスしている場合でも、利用規約が適用される可能性があることが明記されました。
- アバターとAIに関する利用規約へのリンクが追加されました。(これらの機能が利用可能な地域に限り適用されます)。
- 広告における情報利用に関する規定の追加: 通常の投稿と同様に、ユーザーのアクティビティ情報を利用して、広告コンテンツでのアクション(いいね!やコメントなど)を表示することができるようになりました。 (現時点ではFacebookアカウントを持つ18歳以上のユーザーのみが対象で、Facebookの設定でオフにすることができます)。
変更点の背景
インスタグラムは、Metaグループ企業の一員として、Meta社製品全体でより安全で確実なサービスを提供することを目指しています。 そのため、利用規約を更新し、技術、システム、インサイト、情報を共有しています。 また、世界中のユーザーにサービスを提供するために、グローバルなインフラストラクチャを利用しており、データはユーザーの居住国以外を含む世界各国に保管・移転される可能性があります。
利用規約の主な内容
- サービス: インスタグラムの製品、機能、アプリ、サービス、技術、ソフトウェアはすべて、ユーザーとユーザーが好きな人やものとのつながりを深めることを目的として提供されます。
- ユーザーの誓約: ユーザーは13歳以上であること、法令を遵守すること、過去の違反がないことなどが求められます。 また、なりすまし、不正行為、権利侵害、スパム、嫌がらせ、システム妨害、アカウントの売買などは禁止されています。
- コンテンツ: ユーザーは自身のコンテンツの所有権を保持しますが、インスタグラムは特定の方法でコンテンツを使用することを許可されます。
- コンテンツの削除: インスタグラムは、利用規約やポリシーに違反するコンテンツ、または法律により削除が認められるか義務付けられているコンテンツを削除することができます。
- アカウントの停止: インスタグラムは、ユーザーが利用規約に違反した場合、リスクや法的責任が生じた場合、または法律により許容または義務付けられている場合、アカウントを停止することができます。
- 紛争の解決: 請求については、ユーザーが消費者に該当する場合は居住国の法律が適用され、管轄裁判所で解決されます。 その他の場合は、カリフォルニア州の裁判所で解決され、カリフォルニア州法が適用されます。
インスタ迷惑メールに注意|利用規約の変更メール「no-reply@mail.instagram.com」
インスタ(instagram)の利用規約の変更メールについて、場合によっては迷惑メールの可能性もあります。
送信元のメールアドレスが「no-reply@mail.instagram.com」のようにインスタ公式だったとしても、表示されるメアドは簡単に偽装可能です。
インスタグラムを騙る迷惑メールは増加傾向にあり、巧妙化しています。 有名人や企業を装い、投資や商品の購入を促すもの、あるいはアカウント停止を警告するものなど、様々なパターンがあります。 これらのメールは、個人情報を盗んだり、ウイルスに感染させたりすることを目的としています。 対策としては、以下の点が重要です。
1. 不審なメールの見分け方
- 送信元アドレスの確認: 公式のメールアドレスとは異なる、意味不明な文字列や「.cn」などのドメインが使われている場合は要注意です。 公式のウェブサイトで正しいアドレスを確認しましょう。
- 日本語の不自然さ: 機械翻訳のようなぎこちない日本語が使われている場合は、迷惑メールの可能性が高いです。 特に、助詞や句読点の使い方、漢字の表記に注意しましょう。
- 内容の不審さ: 身に覚えのないアカウント停止の警告や、緊急を要するような表現、魅力的なオファーには注意が必要です。 公式の連絡は、通常このような形では行われません。
- URLの確認: メールに記載されたURLが、公式のウェブサイトと一致しているか確認しましょう。 リンクの上にカーソルを合わせると、リンク先が表示されます。
2. 迷惑メールを受信した場合の対処法
- 開かずに削除: 不審なメールは開かずに削除するのが最も安全です。 開くだけでウイルスに感染したり、メールアドレスが有効であることを相手に知らせてしまう可能性があります。
- URLをクリックしない: メール内のURLはクリックせずに、公式のウェブサイトを直接開きましょう。 偽のウェブサイトに誘導され、個人情報を入力させられる可能性があります。
- 添付ファイルを開かない: ウイルス感染の危険性があるため、添付ファイルは絶対に開かないようにしましょう。 特に、WordやExcelファイルには注意が必要です。
- 迷惑メール報告: 迷惑メールとして報告することで、今後のフィルタリング精度向上に役立ちます。 多くのメールサービスに、迷惑メール報告機能が備わっています。
- セキュリティソフトの利用: ウイルス感染を防ぐために、セキュリティソフトを導入しましょう。 最新の状態に更新しておくことも重要です。
- パスワードの変更: 万が一、個人情報を入力してしまった場合は、すぐにパスワードを変更しましょう。 他のサービスで同じパスワードを使い回している場合は、そちらも変更が必要です。
- 二段階認証の設定: アカウントのセキュリティを高めるために、二段階認証を設定しましょう。 ログイン時にSMSなどで確認コードを入力することで、不正アクセスを防ぐことができます。
- 関係機関への相談: 詐欺被害に遭った場合は、警察や消費者センターに相談しましょう。 専門機関のアドバイスを受けることで、被害の拡大を防ぐことができます。
3. その他の対策
- 個人情報の取り扱い: 安易に個人情報をウェブサイトに入力しないようにしましょう。 信頼できるサイトかどうか、URLや運営元を確認することが重要です。
- メールアドレスの公開: 不用意にメールアドレスをウェブ上に公開しないようにしましょう。 メールのアドレスは、悪用される可能性があります。
- SNSでの注意: インスタグラムのダイレクトメッセージで、見知らぬ相手からのメッセージには注意が必要です。 個人情報を要求されたり、不審なURLを送信された場合は、無視するかブロックしましょう。
- 電話での詐欺: 国際電話からのワン切り詐欺や、電話で個人情報を聞き出そうとする詐欺にも注意が必要です。 身に覚えのない国際電話には出ないようにし、個人情報は安易に伝えないようにしましょう。
4. インスタグラムのセキュリティ設定:
- ログイン通知: 誰かがあなたのアカウントにログインしようとすると、通知が届くように設定できます。 不正アクセスを早期に発見することができます。
- パスワードの定期的な変更: 定期的にパスワードを変更することで、セキュリティリスクを低減できます。 強力なパスワードを設定し、他のサービスとは異なるパスワードを使いましょう。
- 二段階認証: 二段階認証を設定することで、アカウントへの不正アクセスを防ぐことができます。 ログイン時に、SMSや認証アプリで確認コードを入力する必要があります。
- 信頼できるアプリの利用: 公式のアプリストア以外からアプリをダウンロードするのは避けましょう。 ウイルス感染や個人情報漏洩のリスクがあります。
インスタグラムを騙る迷惑メールは、巧妙化しており、見分けるのが難しい場合もあります。しかし、上記のような対策を講じることで、被害を未然に防ぐことができます。日頃からセキュリティ意識を高め、安全にインスタグラムを利用しましょう。
まとめ:インスタ|利用規約の変更メール「no-reply@mail.instagram.com」
- 利用規約は、インスタグラムとユーザーの間の重要な合意事項です。
- 規約に同意しない場合は、アカウントを削除することができます。
- 2025年1月1日以降もインスタグラムを引き続き利用する場合、更新後の利用規約に同意したものとみなされます。
詳細については、インスタグラムのヘルプセンターまたは利用規約全文をご確認ください。