「命を救うハンカチ」がナニコレ珍百景で心臓マッサージを補助するハンカチとして紹介されました。
愛媛大学の医学生である冨岡珠里さんが考案した、「命を救うハンカチ」という心臓マッサージ補助具は、誰でも正しい姿勢で効果的な心臓マッサージができるように設計されており、中央に取り付けられた独自の形状の器具が、適切な手の位置と垂直方向への圧迫を促します。
冨岡さんの自身の経験と、一般の人が心臓マッサージを正しく行う難しさが開発のきっかけとなり、特許出願と商品化を目指しています。
この発明は、救命率の向上と、救命行為への心理的な抵抗感を減らすことが期待されています。
命を救うハンカチ｜ナニコレ珍百景で心臓マッサージを補助するハンカチ
■【衝撃】愛媛の医学生が発明！「命を救うハンカチ」はあなたの命を守る救世主になるかもしれない
皆さん、突然ですが、街中で人が倒れているのを見かけた時、あなたはどうしますか？
「救急車を呼ぶ」「誰か助けて！と叫ぶ」…それが多くの人の取る行動かもしれません。もちろんそれも大切ですが、最初の数分間の適切な応急処置が、その人の命を大きく左右するって知っていましたか？
そんな中、驚くべき発明が飛び込んできました。その名も「命を救うハンカチ」！ 愛媛大学医学部3年生の冨岡珠里さん（21歳）が考案した、誰でも正しい心臓マッサージができる救命補助具なんです！
同じ30代の独身男性として、彼女の行動力と熱意に、なんだか胸が熱くなっちゃいましたよ。
なぜ「命を救うハンカチ」が生まれたのか？ 天才医学生の原点
この画期的な発明の裏には、冨岡さんの「失敗」と「強い想い」がありました 。
大学1年生の冬、所属する救急医療サークルの練習で、心肺蘇生法を学んでいた時、彼女はうまく心臓マッサージができなかったそうです 。胸に手を置いて、真っすぐ上から押すという正しい姿勢が取れていなかったのが原因でした 。
さらに、心肺蘇生法の市民講座で指導スタッフとして参加した際にも、姿勢が悪いために正しく心臓マッサージができていない人を多く目の当たりにしたといいます 。
医療従事者向けの練習用補助具はあるものの、最初に倒れた人を助けるのは、ほとんどの場合、私たち一般の人です 。
「もし、誰でも正しい姿勢で心臓マッサージができる補助具があれば、多くの命を救えるのではないか…」
そんな強い思いが、「命を救うハンカチ」誕生のきっかけだったんですね 。知人が救急搬送中に亡くなった経験も、彼女の心を強く突き動かしたそうです 。
「命を救うハンカチ」の秘密に迫る！ シンプルだけど画期的すぎる構造
では、「命を救うハンカチ」とは一体どんなものなのでしょうか？
それは、約35センチ四方のハンカチの中央に、縦6.5センチ、横4センチ、高さ3センチの器具がスナップ式のボタンで取り付けられたもの 。
一見普通のハンカチに見えますが、この中央の器具に秘密があるんです。器具の底は平面ではなく、楕円形 。これが、心臓マッサージを正しい姿勢で行うための重要なポイント！
倒れた人の胸にこの器具を置き、真っすぐ上から力を加えないと、器具が倒れてしまうんです 。この特性を利用して、自然と正しい姿勢での心臓マッサージを促してくれるというわけ 。
心臓マッサージをする際には、服を脱がせる必要がありますが、ハンカチで胸の部分を覆い隠せるため、患者さんのプライバシー保護にも繋がるという配慮も素晴らしい 。
救急のプロも認める！ 正しい心臓マッサージの重要性
愛媛大学付属病院救急科の佐藤格夫医師によると、正しい姿勢とリズムで行わない心臓マッサージは、命が救えても後遺症が残るなど、社会復帰が難しくなる可能性もあるといいます 。
医療関係者がすぐに現場に駆けつけられるとは限りません。だからこそ、その場にいる私たちの行動が極めて重要になる 。佐藤医師も、「命を救うハンカチ」のような補助具が、的確な処置の必要性を訴える上で重要な役割を果たすと期待しているのではないでしょうか。
命を救うハンカチ｜発明コンテストで最高賞！ 世界が認めたアイデア
冨岡さんの「命を救うハンカチ」は、2023年度の「パテントコンテスト」で最高賞である特別賞（新しい生活様式アイデア賞）を受賞！ これは、学生の独創的な発想から生まれた発明を競うコンテストで、数多くの応募作品の中から選ばれた、まさに革新的なアイデアなんです 。
県内の大学生としては初の快挙！ 特許も出願中で、2年以内の商品化を目指しているとのこと 。これは本当に楽しみですね！
命を救うハンカチ｜商品化への道のりと、冨岡さんの熱い想い
商品化に向けて、冨岡さんは今後も改良を重ねていくそうです 。救急医学の教授に相談しながら、試作品を何度も作り直してきた努力が、記事からもひしひしと伝わってきました 。初期の試作品は大きすぎたり、形状がうまくいかなかったり、様々な苦労があったようです 。
「誰でも抵抗なく救命行為ができるよう背中を押せる道具になれば」
「自分が心臓マッサージをうまくできなかった経験から考案しました。このハンカチで少しでも多くの人の命を救いたい」
彼女の言葉一つ一つに、強い使命感と優しさが溢れていますよね。
もしも目の前で人が倒れたら…「命を救うハンカチ」があなたの勇気に
心臓マッサージは、胸が5センチ沈むように、1分間に100～120回の速さで絶え間なく30回行い、その後人工呼吸を2回行うのが基本 。AEDがあれば、その使用も重要です 。
でも、いざという時、「どこを押せばいいんだろう？」「ちゃんとできているかな？」 と不安になるのは当然です 。
「命を救うハンカチ」があれば、胸の正しい位置に器具を当てるだけで、あとは正しい姿勢を意識して押すだけ 。不安定な楕円形の底が、間違った姿勢を教えてくれる 。
これなら、私たちのような一般の人でも、自信を持って心臓マッサージに取り組めるのではないでしょうか 。
冨岡さんは、「命を救うハンカチ」の普及とともに、心肺蘇生法の普及も目指しているといいます 。
「第一発見者の行動がその人の人生を左右することになる」
本当にその通りだと思います。
まとめ：命を救うハンカチ｜ナニコレ珍百景で心臓マッサージを補助するハンカチ
■「命を救うハンカチ」が当たり前の世の中へ
この「命を救うハンカチ」が、私たちの身近な存在になる日もそう遠くないかもしれません。救急箱の中に、AEDと一緒に、「命を救うハンカチ」が入っている。そんな未来を想像すると、なんだか心強くないですか？
もし商品化されたら、私も迷わず購入したいと思っています。いつどこで誰かの命を救う場面に立ち会うかわかりませんから。
冨岡珠里さんの熱意と独創的なアイデアが、多くの命を救う未来を、心から応援しています！
今日、あなたがこのブログを読んだことが、もしかしたら誰かの命を救う第一歩になるかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
