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群馬県の数の数え方|11~20が独特のメロディーでナニコレ珍百景

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群馬県の数の数え方が「ナニコレ珍百景」で紹介されました。

群馬県では、11から20までの数を数える際に独特のメロディーをつけることが知られています。

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群馬県の数の数え方|11~20が独特のメロディーでナニコレ珍百景

群馬県では、独特のメロディーをつけで11から20までの数を数えますが、メロディーは、子供がお風呂に入っている時に指折り数えるようなイメージで、民謡音階である「ラ・ド・レ」を用いたものと言われています。群馬県民の多くはこの数え方を無意識のうちに行っているようです。

この数え方の起源については、高崎商科大学の熊倉浩靖特任教授が、明治時代に群馬県で盛んだった蚕糸業に関係する「座繰り機」のリズムに似ているという仮説を立てています。座繰り機を回す際に、11以降の数を歌いながら行うとしっくりくることから、このリズムが自然と母親から子供へと伝わっていった可能性が考えられています。

群馬県の数の数え方|21以降はなぜメロディーがない?

しかし、なぜ21以降はメロディーをつけないのかは謎のままです。番組内で21以降にメロディーをつけるように試みた人もいましたが、うまくいかなかったというエピソードも紹介されています。

群馬県民以外の人にとっては、この独特の数え方は驚きであり、面白く感じるようです。群馬県民にとっては当たり前のことでも、他県の人にとっては方言であることに気づく良い機会と言えるでしょう。

ちなみに、群馬県以外にも、数を数える際に独特の節回しをする地域は存在します。それぞれの地域で、独自の文化や歴史が反映された数え方が受け継がれていると考えられます。

群馬県の数の数え方|群馬の方言・訛りについて

群馬県の方言は、西関東方言に属し、かつて上州と呼ばれていたことから上州弁とも呼ばれます。県内でも地域によって変化し、北部・西部の山間部、中部の平野部、東南部の3つの方言に分けられます。

■語尾

  • 「~だんべ」:~だろう 例:「そうだんべえ!」→「そうだろう」
  • 「~しない」:~しなさい 例:「運動しない」→「運動しなさい」
  • 「~っつんで」:~なので 例:「明日休みっつんで」→「明日休みなので」
  • 「あーね」:そうなんだ
  • 「いくじ?」:何時ですか?
  • 「わりんねぇ」:申し訳ない 由来は「悪いね」から来ていると言われています。

■一人称

  • 「おいら」:俺
  • 「うら」:私 吾妻西部地域
  • 「かかどん」:母さん、おふくろ
  • 「おとっつぁん」:父さん
  • 「おめー」:あなた
  • 「にし」:お前
  • 「おんなし」:女たち
  • 「おとこし」:男たち

■動詞

  • 「あるって」:歩いて 例:「公園まであるってく」→「公園まで歩いていく」
  • 「かまう」:からかう 例:「弟をかまうんじゃない」→「弟をからかうな」
  • 「かんます」:かき混ぜる 例:「納豆をかんます」→「納豆をかき混ぜる」
  • 「いじくる」:触る 例:「壊れるからいじくるな」→「壊れるから触るな」

■その他

  • 「ねんじゅう」:いつも 例:「ねんじゅう、そんな事言ってるんね」→「いつも、そんなこと言っているね」
  • 「はがむ」:人見知りする 赤ちゃんが人見知りしないことを「はがまない」と言う。
  • 数の数え方:11から20まで独特なメロディーで数える。 これは、明治時代に盛んだった蚕糸業の「座繰り機」のリズムが起源ではないかという説があります。
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