はいはい、皆さん、ついに来ましたね!あの衝撃作「ガンニバル」シーズン2!僕もシーズン1からすっかりハマってしまい、供花村の狂気に満ちた物語の続きが気になって仕方ありません!
今日は、この謎めいた存在「カシハベ」をこれでもか!というくらい徹底的に深掘りしていきたいと思います!一緒に供花村の深い闇に足を踏み入れていきましょう!
カシハベ(ガンニバル)原作では?
衝撃のヴィレッジサイコスリラー!「ガンニバル」のカシハベって一体何?
まず最初に、「カシハベ」という言葉に聞き覚えのない方もいるかもしれませんね。ドラマ「ガンニバル」を追いかけている皆さんなら、あの異様な雰囲気を醸し出す供花村で、「人が喰われる」というおぞましい噂とともに語られる何か、あるいは誰かを思い浮かべるのではないでしょうか?
そうなんです。現在ディズニープラスで配信されているドラマ「ガンニバル」において、「カシハベ」とは、原作では特に名前が付けられていないものの、日本にずっと昔から存在する人喰い族のことなんです。
僕も初めてこの設定を知った時、「え、日本にそんな存在が…?」と背筋がゾッとしました。単なる狂気に染まった村人たちの話ではなく、もっと根深い、土着的な恐怖がこの物語には潜んでいるんですね。
原作漫画では名前なし?ドラマ版「ガンニバル」に登場する謎の存在
原作漫画を読んでいる方の中には、「カシハベ」という言葉が見当たらないと感じた方もいるかもしれません。情報源にもあるように、原作では明確な固有名詞としては登場しないんです。
しかし、「人が喰われる」村という根幹の設定、そして村を支配する後藤家を中心とした異質な存在や風習は、原作漫画からしっかりと描かれています。
ドラマ版では、この得体の知れない人喰いの存在を「カシハベ」という言葉で表現することで、より視聴者にその異質さを印象づけようとしているのかもしれませんね。言葉にすることで、より具体的な恐怖として迫ってくるような気がします。
日本に古くから存在する人喰い族…その恐ろしいルーツとは?
「日本にずっと昔から存在する人喰い族」という設定は、単なるフィクションとして片付けるには、何とも言えない重みを感じさせます。日本の歴史や民間伝承の中には、飢饉や戦乱といった過酷な状況下で、人肉食が行われたという記録も存在します。
「ガンニバル」における「カシハベ」のルーツが、そうした史実や伝承と結びついているのかどうかは明確には語られていません。しかし、閉鎖的な山間の村である供花村(くげむら)で、外部との接触がほとんどなく、独自の文化や掟が形成されていった結果、このような異質な存在が生まれたと考えると、物語に深みが増しますよね。
外界の常識が通用しない、隔絶されたコミュニティの恐ろしさ。それはシーズン1を通して、主人公の阿川大悟が身をもって体験してきたことでもあります。友好的に見えてもどこか不気味な村人たち、そして絶対的な力で村を支配する後藤家。その背景には、この「カシハベ」という存在が深く関わっているのかもしれません。
「あの人」との関係性は?供花村に潜む闇
「ガンニバル」を語る上で欠かせないのが、後藤家が神のように崇める“あの人”(澤井一希)の存在です。巨大で異形の“あの人”は、シーズン1のクライマックスで大悟と激しい攻防を繰り広げました。
この“あの人”こそ、「カシハベ」と呼ばれる人喰い族の末裔、あるいはそのものなのではないかと僕は考えています。後藤家が“あの人”を匿い、奉納祭という儀式で生贄の子どもを捧げてきたという事実からも、その可能性は高いでしょう。
後藤銀(倍賞美津子)の遺体に残された人に噛まれたような痕も、この「カシハベ」の存在を示唆しているのかもしれません。村に古くから伝わる食人の風習と、それを体現する「カシハベ」、そしてそれを隠蔽し利用してきた後藤家。これらの要素が複雑に絡み合い、供花村という特異な空間を作り上げているんですね。
ドラマ版での「カシハベ」描かれ方:恐怖と謎が加速する!
シーズン2では、この「カシハベ」の存在がさらにクローズアップされることは間違いないでしょう。阿川大悟の壮絶な戦いが再び描かれる中で、カシハベの正体、その力、そして後藤家との関係性がより深く掘り下げられるはずです。
初回2話から怒涛の展開を見せたシーズン2では、後藤家から警察への内通者の情報により、ついに生贄の子どもたちが閉じ込められた檻が発見されるなど、物語は核心へと迫っています。しかし、その檻はすでに空っぽで、“あの人”の襲撃、そして警察と後藤家の激しい銃撃戦へと発展するなど、一瞬たりとも目が離せません。
特に、“あの人”の鎌フルスイングや、その異質な存在感は、ドラマならではの映像表現によって、より一層恐怖感を煽りますよね。シーズン2では、さらにスケールアップした映像とストーリーで、「カシハベ」を巡る謎がどのように解き明かされていくのか、本当に楽しみです。
原作漫画との違いは?より深く「カシハベ」を考察する
情報源では、ドラマ版の「カシハベ」は原作とほぼ同じ流れであるとされています。しかし、原作では名前がないという点を踏まえると、ドラマ版では「カシハベ」という言葉を用いることで、よりテーマを明確化しているのかもしれません。
原作漫画を読み解くと、供花村の食人文化は、単に飢餓を凌ぐための手段ではなく、村の存続や後藤家の支配と深く結びついた「呪い」のようなものとして描かれているようにも感じられます。
ドラマ版で「カシハベ」という名前が与えられたことで、この呪われた血脈、あるいは習わしそのものを指す言葉として、より強く意識されるようになるのではないでしょうか。原作ファンとしては、このドラマ版の解釈が、物語全体にどのような影響を与えるのか、注目していきたいところです。
単なる人喰い族ではない?「カシハベ」が示唆する深遠なテーマ
「カシハベ」という存在は、「ガンニバル」という物語を単なるホラーやスリラーとして終わらせない、より深いテーマを内包しているように僕は感じています。
文明社会から隔絶された場所で、人間が生き残るために変化していく姿。あるいは、古くからの因習や血脈に縛られ、狂気に染まっていく人間の業。
「カシハベ」は、そうした人間の根源的な恐怖や、社会の規範から外れた異質な存在に対する人間の感情を象徴しているのかもしれません。正義とは何か、家族とは何か、人間が持つ狂気とは何か。シーズン1から投げかけられてきたこれらの問いは、「カシハベ」の存在を通して、さらに深く掘り下げられていくのではないでしょうか。
「ガンニバル」シーズン2、カシハベから目が離せない!
2025年3月19日(水)から配信が開始された「ガンニバル」シーズン2。待ちに待った完結編では、カシハベを巡る謎がどのように解き明かされ、阿川大悟はどのような結末を迎えるのか。
第3話以降は毎週水曜日に1話ずつ配信されるとのことなので、僕たち視聴者は、毎週、供花村の狂気に引き込まれることになるでしょう。さらに、第3話と第4話も、3月26日(水)午後4時に2話同時配信というサプライズもあるようで、これは週末が「ガンニバル」漬けになること間違いなしですね!
「カシハベ」というキーワードを手がかりに、「ガンニバル」シーズン2をさらに深く楽しんでいきましょう!
カシハベ(ガンニバル)俳優は誰?
ドラマ「ガンニバル」でカシハベを演じているのは入慶田本朝敬さん
入慶田本朝敬(いりえだ もとあき)さんは、沖縄県出身の俳優であり、舞台を中心に活動されています。
略歴
養成所卒業後、映像作品を中心に活動を始め、「仮面ライダーフォーゼ」や「救命病棟24時」などに出演。また、ピザーラのCMでは、ブラック店員役として出演し、印象を残しました。
2014年の舞台「ラフカット2014」への出演をきっかけに、舞台中心の活動へと移行します。その後、舞台「けっ!セラセラセラ~知らなすぎた男~」で、お笑い芸人マスダヒロユキ(ルート33)さんと出会い、劇団CorneliusCockBlue(s) (CCB)へ加入しました。
CCBでは、6ヶ月連続6公演という企画で、5作品に出演。第2弾!!~シリアスの章~「樹海」では、自身初の脚本も担当しました。連続公演終了後は、たまごやきしあた~「heritage one thousand years emotion」、浅草ゆめまち劇場公演「MontBlanc~モンブラン~」の2作品に客演として出演。また、M’s企画オムニバス公演「Q&A」では、2作目の脚本と初の演出に挑戦するなど、多才な才能を発揮しています。
2017年には、脚本/演出を複数担当し、全作品の舞台監督も務めるなど、舞台制作において中心的な役割を果たしました。
CorneliusCockBlue(s) (CCB)とは
CCBは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属のマスダヒロユキさんが代表を務める劇団です。2016年3月に活動を開始し、下北沢を中心に6ヶ月連続6公演を成功させました。
立ち上げメンバーは、マスダヒロユキさん、菅原ブリタニーさん、入慶田本朝敬さん、原武之さん、西田彩夏さんの5名。その後、まつだまりさんが加わり、現在は6名で活動しています。
CCBは、メンバーを中心に演劇ユニットとして活動しており、個性豊かなメンバーが集まっているようです。
まとめ:カシハベは「ガンニバル」を読み解く重要な鍵
いかがでしたでしょうか?今回は、「ガンニバル」に登場する謎の存在「カシハベ」について、現時点で分かっている情報と僕自身の考察を交えながら徹底的に解説してみました。
原作では名前のない人喰い族が、ドラマ版では「カシハベ」という言葉で表現され、物語の根底にある土着的な恐怖を象徴している。そして、それは“あの人”と呼ばれる異形の存在や、供花村の食人文化、後藤家の秘密と深く結びついている可能性が高い。
シーズン2では、この「カシハベ」を巡る謎がどのように展開し、物語の結末にどう影響していくのか、目が離せませんね!
それでは皆さん、引き続き「ガンニバル」の世界を一緒に楽しんでいきましょう!次回の考察もお楽しみに!