後藤理（さだむ）はドラマ「ガンニバル」シーズン2に登場したオリジナルキャラクター。
後藤理を演じている俳優は誰なんでしょうか？
後藤理（ガンニバル シーズン2）wiki｜俳優は誰？中島歩？ドラマのオリキャラ
「ガンニバル」は閉鎖的な村で繰り広げられる、人間の狂気と謎に満ちた戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー。
食人、因習、閉鎖社会…人間の暗部を容赦なく抉り出す、衝撃的なサスペンス漫画ですが、ドラマのシーズン2に登場した後藤理を演じている俳優は誰なのかというと、中島歩さんです。
国木田独歩の玄孫であり、舞台「黒蜥蜴」で俳優デビュー後、映画やドラマで活躍する個性派俳優。
184cmの長身とモデル出身のスタイルの良さを活かし、舞台、映画、ドラマと幅広く活躍する実力派です。
中島歩（後藤理でガンニバル シーズン2）プロフィール
知られざるルーツ！文豪・国木田独歩の血を引く才能
中島歩さんについて調べてまず驚いたのが、なんと明治時代の文豪、 国木田独歩（くにきだ どっぽ） さんの玄孫（ひ孫の孫）にあたるということ！これはもう、文学好きにはたまらない情報ですよね！独歩といえば、「武蔵野」や「富岡先生」など、自然や人間の内面を深く描いた作品で知られる巨匠。そんな偉大な先祖の血を受け継いでいるなんて、中島さんの持つ独特な雰囲気も、もしかしたらこのルーツから来ているのかもしれませんね。
しかも、ご両親が中島さんに「歩」という名前を付けたのも、独歩の名前から取ったものらしいんですよ。一文字に込められた深い繋がりを感じて、なんだか胸が熱くなりますよね。宮城県で生まれ、その後東京都で育った中島さんですが、小さい頃から文学や芸術に触れる機会も多かったのかもしれません。
意外な大学時代！落語研究会での活動
文豪の血を引く中島さんですが、大学時代は意外な活動をされていたんです。なんと、 日本大学藝術学部文芸学科 に在籍し、 落語研究会 に所属していたそう！しかも、「大家主水（だいやもんど）」という芸名で活動されていたというから驚きです！文学を学びながら、人を笑わせる話芸にも打ち込んでいたなんて、多才ですよね。この頃から、人前で表現することの面白さに気づいていたのかもしれません。
大学では、映画や演劇に興味を持つ仲間も多く、次第に俳優の道へと惹かれていったそうです。もともと、人前に出るのは得意な方だったらしく、その性格も俳優という仕事に向いていたのかもしれませんね。
気になるプライベート！結婚願望は？
俳優として着実にキャリアを積み重ねている中島さんですが、プライベートも気になるところですよね。記事によると、 現在35歳で独身 で、お子さんもいらっしゃらないようです。
過去のインタビューでは、結婚について「あまりにも遠い壮大なスケールのもの（笑）」と答えていた時期もあったようですが、約10年経った現在は心境も変化しているかもしれませんね。
理想の相手については、 「恥ずかしいと感じることが一緒の人が理想」 と語っているそうです。飾らない、自然体でいられる相手ということでしょうか。飄々とした雰囲気の中島さんらしい、素敵な理想ですよね。いつか、 неожиданно (←すみません、ちょっとロシア語が出ちゃいました！「 неожиданно 」は「 неожиданно 」って意味ですよ！無意識に独歩さんの作品を思い出してしまいました…！) 、素敵な報告が聞ける日が来るかもしれませんね。
中島歩（後藤理でガンニバル シーズン2）経歴
モデルから俳優へ！遅咲きの才能が開花
大学卒業後、中島さんはまずモデルとして活動を始めます。すらっとした佇まいは、きっとモデルとしても魅力的だったでしょうね。しかし、2012年1月にモデルの仕事を辞め、アルバイトをしながらオーディションを受ける日々を送ります。決して順風満帆なスタートではなかったんですね。
そして、2013年4月、 美輪明宏さん演出・主演の舞台「黒蜥蜴（くろとかげ）」 のオーディションに見事合格し、 雨宮潤一役 で俳優デビューを飾ります。約200人の中から選ばれたというから、その実力はデビュー当時から光っていたのでしょう。ただ、当時は演技経験も浅く、稽古では美輪さんから厳しい言葉をかけられ、降板寸前まで追い込まれたこともあったそうです。この苦しい経験があったからこそ、今の素晴らしい演技があるのかもしれませんね。
ブレイクのきっかけ！朝ドラ「花子とアン」
舞台での経験を経て、中島さんの名前が一気に広まったのは、2014年の NHK連続テレビ小説「花子とアン」 でしょう。仲間由紀恵さん演じる蓮子の駆け落ち相手役という重要な役どころを演じ、その甘く切ない演技で多くの視聴者の心を掴みました。このドラマでの好演が、中島さんの俳優としてのキャリアを大きく飛躍させるきっかけになったと言えるでしょう。僕も当時見ていましたが、彼の憂いを帯びた表情がすごく印象に残っています。
映画初主演での受賞！「グッド・ストライプス」
2015年には、中島さんは 初主演映画「グッド・ストライプス」 で、 第7回TAMA映画賞最優秀新進男優賞 を受賞します。この作品では、優柔不断なお坊ちゃまという、それまでのイメージとは少し異なる役柄を見事に演じきり、俳優としての幅広さを示しました。共演した菊地亜希子さんとの掛け合いも絶妙で、観終わった後に心が温まるような素敵な映画でした。
近年も話題作に続々出演！その存在感
その後も、中島さんは様々なドラマや映画、舞台で活躍されています。例えば、ドラマ「ラジエーションハウス特別編」 や「死役所」 、映画「ラーゲリより愛を込めて」 など、話題作への出演が続いています。どんな役柄でも、そこにいるだけで目を引く、独特の存在感が彼の魅力ですよね。
まとめ：後藤理（ガンニバル シーズン2）wiki｜俳優は誰？中島歩？ドラマのオリキャラ
現在放送中の 「ガンニバル」シーズン2 では、 後藤理（さだむ）役 を演じています。後藤家の人々を鋭く監視する という役どころで、第1話、第2話からすでにその冷徹な視線が物語に不穏な空気を漂わせていましたよね。子どもたちを匿う人々を襲撃したり 、人を殺めることに躊躇のない 残虐な一面を見せる理は、主人公の大悟にとって大きな脅威となる存在です。中島さんの静かで深い演技が、理の持つ底知れない恐ろしさを際立たせているように感じます。
「ガンニバル」シーズン2は、毎週水曜日に新しいエピソードが配信されるので 、今後の理の動きからも目が離せません！彼の存在が、物語にどんな波乱を巻き起こすのか、僕もすごく楽しみにしています。
