FRUTIS ZIPPERが2024年のNHK紅白歌合戦に落選!
FRUTIS ZIPPERはTikTokで人気に火がつき、レコード大賞最優秀新人賞も受賞した、今最も勢いのあるアイドルグループ
紅白歌合戦出場を期待する声がありましたが、2024年の第75回NHK紅白歌合戦も落選となりました。
FRUTIS ZIPPER|第75回NHK紅白歌合戦2024落選の理由はなぜ?
FRUITS ZIPPERが2024年のNHK紅白歌合戦に落選した理由は、いくつかの要因が考えられます。
1. 紅白歌合戦の選考基準の曖昧さ
紅白歌合戦の選考基準は、「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3つとされていますが、具体的な指標や配点は公表されていません。そのため、どの程度これらの要素が重視されたのか、FRUITS ZIPPERがどの基準で評価されたのかは不明です。
2. 事務所枠の存在
紅白歌合戦には、暗黙の了解として、大手芸能事務所に所属するアーティストの出場枠が設けられているという指摘があります。
FRUITS ZIPPERはアソビシステム所属であり、大手事務所と比較すると、紅白出場への影響力は弱い可能性があります。
※ただし、アソビシステム所属の新しい学校のリーダーズはデビュー8年で2023年の「第74回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしています。
3. 競合するアイドルグループの存在
2024年は、多くのアイドルグループが活躍し、紅白出場を争っていました。特に、坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46)は、高い人気と知名度を誇り、紅白の常連となっています。
- 坂道グループからの選出: 今回の紅白歌合戦では、坂道グループから乃木坂46と櫻坂46の2グループが出場しました。出場枠が限られている中で、日向坂46も落選しており、FRUITS ZIPPERが選出されるのは、さらに難しかったと考えられます。
- 他のアイドルグループの活躍: FRUITS ZIPPER以外にも、超ときめき宣伝部などのアイドルグループが、2024年にブレイクを果たしていましたが、紅白出場には至りませんでした。
4. 認知度の課題
FRUITS ZIPPERは、TikTokで話題となった「わたしの一番かわいいところ」の大ヒットにより、若年層を中心に知名度を上げてきましたが、世間一般への浸透という点では、まだ課題が残されている可能性があります。紅白歌合戦は、国民的な番組であり、幅広い世代へのアピールが求められます。
5. 番組のテーマとの適合性
2024年の紅白歌合戦のテーマは「あなたへの歌」でした。このテーマに沿った楽曲やパフォーマンスが求められたと考えられますが、FRUITS ZIPPERの楽曲やイメージが、必ずしもテーマと合致していたとは言い切れません。
FRUTIS ZIPPERとは?
FRUITS ZIPPERは、アソビシステム所属の7人組女性アイドルグループです。2022年に「KAWAII LAB.」プロジェクトから誕生し、「原宿から世界へ」をコンセプトに活動しています。 グループ名は「実を結ぶ(FRUIT)」と「元気を与える(ZIP)」を組み合わせたもので、「アイドル活動を通して成長し、未熟な種から実を結びたい」「世の中に元気を与えるグループになりたい」という願いが込められています。
■メンバー
FRUITS ZIPPERのメンバーは全員が個性豊かで、多彩な経歴を持っています。
- 月足天音: 元HKT48のメンバーで、オーディション番組「PRODUCE 48」にも出演経験があります。
- 鎮西寿々歌: NHK「天才テレビくん」シリーズにてれび戦士として活躍し、現在もNHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」にリポーターとしてレギュラー出演中です。
- 櫻井優衣: 2013年からアイドル活動を開始し、これまでにピンク・ベイビーズやMyDearDarlin’などのグループに所属していました。「ミスiD2017」ではセミファイナリストに選出されています。
- 仲川瑠夏: 圧倒的な歌唱力と絶対音感の持ち主で、高校時代にはアメリカに留学経験があります。
- 真中まな: 「原宿生まれ、原宿育ち」を自称し、エアロビック技能検定特級、キッズコーディネーショントレーナーの資格を持っています。エンターテインメントレストラン「KAWAII MONSTER CAFE HARAJUKU」でモンスターガールとしてパフォーマンスをしていた経験もあります。
- 松本かれん: 音楽大学ピアノ専攻を卒業し、ピアノのほかドラム演奏も得意としています。
- 早瀬ノエル: ドイツと日本のハーフで、日本語、ドイツ語、英語、簡単なフランス語を話すことができます。
■活動
FRUITS ZIPPERは、2022年4月10日に「君の明るい未来を追いかけて」でデビューしました。2ndシングル「わたしの一番かわいいところ」はTikTokで話題となり、動画総再生回数9億回を突破、Spotifyのバイラルチャートに3週間連続チャートインしました。この曲は2023年12月に開催された「第65回日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞しています。
2023年にはグループ初のアリーナ公演を東京体育館で開催し、チケットは完売、約8,000人のファンを動員しました。2024年5月には日本武道館で2周年記念ライブを開催、同年9月からは全国12都市13公演を巡るホールツアーを開催中です。
■メディア露出
FRUITS ZIPPERは、テレビ番組や雑誌など、様々なメディアに出演しています。
- 女優の志田未来はFRUITS ZIPPERのファンであることを公言しており、雑誌のインタビューで「100点満点、推せるアイドルなんです」と語っています。
- YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演し、「わたしの一番かわいいところ」を披露しました。
■今後の展望
FRUITS ZIPPERは、「アイドル活動を通して成長し、未熟な種から実を結びたい」「世の中に元気を与えるグループになりたい」という目標を掲げ、国内外で精力的に活動を続けています。2025年6月には、さいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ開催が決定しており、今後のさらなる活躍が期待されます。
まとめ:FRUTIS ZIPPER|第75回NHK紅白歌合戦2024落選の理由はなぜ?
FRUITS ZIPPERの紅白歌合戦落選は、選考基準の曖昧さ、事務所枠の存在、競合するアイドルグループの多さ、世間一般への認知度の課題、番組のテーマとの適合性など、複数の要因が複雑に絡み合った結果だと考えられます。
ネットでは「この条件でいったら、FRUITZIPPERがなぜ落選した?めちゃくちゃバズっていたし、世間の評価も高かったと思う。スケジュールの都合なのかもしれないがとても残念。」, 「ILLITとか聞いたことないし、めっちゃTVに出てたという印象がない。基準がわかなすぎる。」 という意見もあります。