英検の服装｜高校生は制服？私服？一次・二次試験(面接)の服装は？

「英検の服装ってどんな服装で行けばいいの？」

初めての英検受験で、服装に迷う方は多いのではないでしょうか？特に、面接がある二次試験では、服装で合否に影響が出るんじゃないかと不安に感じる方もいるかもしれません。

この記事では、英検の服装に関する疑問を解消 し、試験に集中できる服装選びのポイント を解説します。

英検の服装に関する基本情報

英検に服装規定はある？【公式情報で確認】

結論から言うと、英検では服装に関する規定はありません。

日本英語検定協会の公式サイトにも、服装に関する記述はありません。つまり、どんな服装で受験してもルール違反にはなりません。

服装で減点されることはある？

服装で直接減点されることはありません。

しかし、二次試験では面接官の印象が合否に影響する可能性は否定できません。あまりにも奇抜な服装やだらしない服装は、面接官に悪い印象を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。

なぜ服装に悩む人が多いの？

服装に悩む人が多いのは、「面接官に良い印象を与えたい」「他の受験者と違う服装で浮きたくない」 という気持ちがあるからです。

特に、普段から制服を着ている高校生は、私服で受験する際に、どんな服装が良いのか迷ってしまうことが多いようです。

英検一次試験のおすすめ服装

一次試験はどんな服装が良い？

一次試験は筆記試験とリスニング試験のみなので、長時間座っていても疲れない、動きやすい服装 を選びましょう。

清潔感のある服装であること
極端に華美な服装は避けること
季節や室温に適した服装であること

【季節別】おすすめの服装を紹介【春・夏・秋・冬】

春（4月～5月）: 気温の変化に対応できるよう、脱ぎ着しやすい上着を用意しましょう。
夏（6月～8月）: 涼しさと清潔感を両立できる服装を選びましょう。汗対策も忘れずに行いましょう。
秋（9月～11月）: 寒暖差に対応できるよう、重ね着スタイルがおすすめです。
冬（12月～2月）: 暖かい服装を選びましょう。室内と外の温度差に対応できるよう、脱ぎ着しやすい服装が良いでしょう。

失敗しない服装選びの注意点

会場は冷房が効きすぎている場合もあるので、夏でも羽織るものがあると安心です。
冬は、コートなどの上着は試験前に脱いでおきましょう。

英検二次試験(面接)のおすすめ服装

二次試験ではどんな服装が良い？【面接官の印象を意識】

二次試験は面接官と対面で行うため、清潔感があり、礼儀正しい印象を与える服装 を心がけましょう。

学生は制服が無難ですが、私服の場合も、オフィスカジュアルなど、きちんとした服装を選びましょう。
社会人はスーツが無難ですが、オフィスカジュアルでも構いません。

高校生は制服？私服？【それぞれのメリット・デメリット】

制服のメリット

着慣れているのでリラックスできる
服装選びに時間をかけずに済む
学生らしい誠実な印象を与えられる

制服のデメリット

周りの受験者が私服ばかりだと、浮いてしまう可能性がある
学校によっては、制服が動きにくい場合もある

私服のメリット

自分らしさを表現できる
周りの受験者と服装が被る心配が少ない

私服のデメリット

服装選びに迷ってしまう
面接にふさわしくない服装を選んでしまう可能性がある

【男女別】好印象を与える面接の服装

男性

スーツ
ジャケット＆スラックス
シャツ＆チノパン
オフィスカジュアル

女性

スーツ
ブラウス＆スカート
ワンピース
オフィスカジュアル

英検の面接で服装以外に気を付けるべきこと【持ち物・髪型・アクセサリー】

髪型: 清潔感のある髪型にしましょう。長髪の場合は、邪魔にならないようにまとめましょう。
アクセサリー: 華美なアクセサリーは避けましょう。
持ち物: 受験票、筆記用具、腕時計、ハンカチ、ティッシュなどを持参しましょう。

英検S-CBT受験の服装

S-CBT受験の服装は？【一次試験・二次試験】

S-CBTは、コンピューターを使った試験なので、服装は一次試験と同様で問題ありません。

会場の特徴を踏まえた服装選びのポイント

スピーキングテストは録音形式なので、服装は採点に影響しませんが、周りの受験者への配慮は必要です。
個別ブースで受験しますが、個室ではない場合もあるため、周りの音が気になる場合は、耳栓を持参すると良いでしょう。

英検の団体受験(準会場)の服装

準会場での受験は制服？私服？

基本的には、学校や塾の指示に従いましょう。 特に指示がない場合は、制服で受験するのが一般的です。

学校・塾の指示に従うことが大切

団体受験の場合は、周りの受験者と服装を揃えることが重要です。

英検の服装でよくある質問

英語が書いてある服はOK？

問題ありません。

証明写真と違う服でも大丈夫？

問題ありません。

自分だけ私服(制服)だったらどうしよう…

周りの受験者と服装が違っても、気にしすぎる必要はありません。大切なのは、あなたが 落ち着いて試験に臨めること です。

英検面接で使えるフレーズ集

面接試験では、的確に、かつ丁寧に受け答えをすることが重要です。様々な場面を想定したフレーズをいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. 挨拶

面接官からの挨拶に対して、明るくハキハキと返事をしましょう。
- “Good morning.” / “Good afternoon.”
退出時は、感謝の気持ちを伝えると好印象です。
- “Thank you for your time.”

2. 質問を聞き返す

聞き取れなかった場合は、黙ってしまうのではなく、もう一度質問を繰り返してもらいましょう。
- “Excuse me, could you please repeat the question?”
- “I’m sorry, I didn’t catch that. Could you please say that again?”
特定の部分が聞き取れなかった場合は、具体的に示すとよりスムーズです。
- “Could you please explain what you meant by [聞き取れなかった部分]?”

3. 答えを考える時間稼ぎ

すぐには答えられない場合でも、沈黙は避け、考える時間を稼ぐフレーズを使いましょう。
- “Well…”
- “Let me see…”
- “That’s an interesting question. Let me think for a moment.”

4. 意見を言う

自分の意見を明確に述べ、理由や具体例を挙げて説得力を持たせましょう。
- “I think [意見] because [理由].”
- “In my opinion, [意見]. For example, [具体例].”
賛成・反対の立場を明確にする表現も便利です。
- “I agree with [意見] because…”
- “I disagree with [意見] because…”

5. 意見を言い直す

言い間違いや、より適切な表現を思いついた場合は、言い直すことを恐れないようにしましょう。
- “Actually, what I meant to say was…”
- “Let me rephrase that.”

6. わからないことを伝える

質問の意味がわからない、または答えられない場合は、正直に伝えましょう。
- “I’m sorry, I’m not sure I understand the question.”
- “I’m afraid I don’t know the answer to that.”
その上で、できる範囲で何かを伝える努力をすると、積極性が評価されます。

7. 話をまとめる

自分の意見を簡潔にまとめて、締めくくりましょう。
- “In conclusion, I believe [意見].”
- “To sum up, I think [意見].”

8. その他

“Can I have a moment to think about that?” (少し考えさせてください)
“Could you please explain what [単語] means?” (○○の意味を教えてください)

これらのフレーズを参考に、自信を持って面接に臨んでください。積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が大切です。

英検面接のコツ

英検の面接試験は、英語でのコミュニケーション能力を測る場です。単に正しい英語を話すだけでなく、面接官と円滑なコミュニケーションを取ること、つまり 「アティチュード（態度・姿勢）」 が重要です。

積極性と礼節

明るくハキハキとした態度 で臨みましょう。入室時の挨拶から、試験終了後の退出まで、常に礼節を守ることが大切です。
わからないことがあれば、積極的に質問 する姿勢を見せましょう。ただし、何度も聞き返すことは避け、一度で理解できるよう集中しましょう。
答えに詰まっても、沈黙は厳禁 です。 “Well…”, “Let me see…” などの 時間稼ぎフレーズ を使い、考えを整理する時間を作りましょう。

明瞭な発音と豊かな表現

発音は明瞭に、声の大きさ は面接官に届くように意識しましょう。
簡単な英語 でも構いません。むしろ、難しい単語や表現を使おうとして間違えるよりも、正確で自然な英語 を心がけましょう。
具体例 を挙げたり、 自分の経験 を交えたりすることで、より説得力のある回答ができます。

事前準備と心構え

過去問 を活用し、出題傾向や時間配分を把握しておきましょう。特に、予想される質問への回答 を事前に準備しておくと、本番で落ち着いて対応できます。
服装は、清潔感のある、面接にふさわしいものを選びましょう。学生は制服が無難ですが、私服でも問題ありません。ただし、TPOをわきまえ、面接官に失礼な印象を与えないように注意が必要です。
緊張は誰にでもあるものですが、自信を持つこと が大切です。十分な準備と練習を積み重ね、落ち着いて試験に臨みましょう。

S-CBT形式受験時の注意点

S-CBT形式はコンピューターを使った試験ですが、画面の向こうにいる面接官とコミュニケーションを取っている という意識を持ちましょう。
周囲の受験者が気になる場合もありますが、自分のペースで集中 することが大切です。

英検の面接試験は、英語力だけでなく、コミュニケーション能力や積極性も評価されます。これらのコツを参考に、自信を持って試験に臨んでください。

まとめ：英検の服装｜高校生は制服？私服？一次・二次試験(面接)の服装は？

この記事では、英検の服装について解説しました。

英検では服装に関する規定はありませんが、面接官や周りの受験者に不快な印象を与えない服装を選ぶことが大切です。

清潔感のある服装で、自信を持って試験に臨みましょう！