Microsoft EdgeでPDFファイルを開いた際に最後のタブが閉じられなくなるという問題について。
Edgeの再起動、キャッシュクリア、修復/リセット、アップデート、PDF関連付けの確認をすることで改善する可能性があります。
最終的に、今回の原因はどうやらEdgeの不具合によるものとみられ、ハードウェアアクセラレータを無効にすることで問題が改善されたことが報告されています。
Edge不具合?PDFの最後のタブが閉じられい・消えない!
■「Microsoft EdgeでPDFが開いたまま閉じられない!最後のタブが消せないときの対処法」
いやー、皆さん、困ってますね?
Microsoft EdgeでPDFを開いたときに、最後のタブだけどうしても閉じられない、あのモヤモヤする現象。
私も最初経験した時は「え、何これ?」ってなりました。
特に何かの作業中にそうなると、地味にストレスなんですよね。
でも大丈夫、これ、あなた一人だけに起きている問題じゃないんです。
むしろ、結構な数のユーザーさんが同じ悩みを抱えているみたいなんですよ。
一体、この困った症状はなぜ起きて、どうすれば解決できるんでしょう?
一緒に見ていきましょう!
EdgeでPDFタブが閉じられない症状とは?
さて、この症状、具体的にはどんな感じかというと。
Edgeで複数のPDFファイルを開いたり、あるいはタブをいくつか開いている状態で、PDFのタブを閉じようとすると、他のタブはサクサク消えていくのに、なぜか最後の1つだけ「×」ボタンを押しても全く反応しない、というものなんです。
Edge自体はフリーズしているわけではなく、他の操作はできるのに、そのPDFタブだけが頑として閉じられないんですよね。
仕方なくタスクマネージャーを開いて、Edgeのプロセスを終了させれば強制的に閉じることはできるんですが、毎回やるのは面倒だし、なんか気持ち悪いですよね。
どのPDFファイルを開いても同じ症状が出る場合、ファイル自体に問題があるわけではない可能性が高いです。
なぜEdgeで最後のタブが閉じなくなるの?考えられる原因
じゃあ、この困った問題、一体何が原因で起きているんでしょうか。
いくつかの可能性が考えられるんですが、ソースにある情報や、同じ現象に遭遇している人が複数いるという状況から見ると、どうもMicrosoft Edgeの内部、もっと言うとMicrosoft側の不具合である可能性が濃厚みたいなんですよね。
特に、ある特定の設定が影響しているケースが報告されています。
後で詳しく説明しますが、「ハードウェアアクセラレータ」という機能がオンになっていると、この問題が発生しやすいという情報があります。
これはEdgeがパソコンのグラフィック機能などを使って処理を高速化する機能なんですが、これがPDF表示と何か相性が悪いタイミングがあるのかもしれません。
もちろん、一時的なEdgeの不調や、キャッシュなどの蓄積データが原因の場合もありますが、複数の人で同じ症状が出ていることを考えると、やっぱりEdgeのプログラムそのものに起因する問題、いわゆるバグである可能性が高そうです。
Microsoftもいずれアップデートで修正してくるんじゃないかな、と期待したいところです。
Edgeで最後のタブが閉じない!困ったときの対処法:これを試してみて!
さて、原因はさておき、目の前の問題を解決したい!という方がほとんどだと思います。
色々な方が試行錯誤して見つけてくれた、いくつかの対処法があるので、上から順にぜひ試してみてください。
1. まずは基本の「再起動」
シンプルですが、これが意外と効くこともあります。
Edgeのウィンドウを全て閉じて(閉じられない場合はタスクマネージャーで強制終了させて)、パソコン自体も再起動してみましょう。
これだけで一時的な不具合が解消されることがあります。
タスクマネージャーでの終了は、Windowsの検索バーで「cmd」と入力してコマンドプロンプトを「管理者として実行」し、「taskkill /im msedge.exe /f」と入力してEnterキーを押す方法でも、Edgeのプロセスを完全に終了させられますよ。
2. キーボードショートカットを使ってみる
マウスで「×」が効かなくても、キーボードなら反応することがあります。
閉じたいPDFタブがアクティブな状態で「Ctrl + W」を押してみてください。
あるいは、Edgeのウィンドウ全体を閉じる「Alt + F4」も試す価値ありです。
3. Edgeの「ハードウェアアクセラレータ」を無効にする(これが効くかも!)
これが結構多くの人に効果があった、と報告されている方法です!
Edgeの設定を開いてください。
右上の「…」マークをクリックして「設定」を選びます。
左側のメニューから「システムとパフォーマンス」をクリックし、その中にある「システム」を選択します。
そこに「使用可能であればハードウェアアクセラレータを使用する」という項目があるので、これをオフにしてみてください。
設定を変更したら、Edgeを再起動してPDFを開き直し、タブが閉じられるか確認してみてください。
この設定一つで、嘘みたいに解決する場合があります!
4. Edgeのキャッシュや閲覧データをクリアする
Edgeが溜め込んでいる一時的なデータが原因で、おかしな動作をすることがあります。
設定から「プライバシー、検索、サービス」に進みます。
「閲覧データをクリア」の項目にある「クリアするデータの選択」をクリックします。
「時間の範囲」を「すべての期間」にして、「キャッシュされた画像とファイル」や「Cookie およびその他のサイト データ」などにチェックを入れて、「今すぐクリア」してみてください。
ただし、これをやると多くのサイトでログインし直す必要が出てくるので、その点はご注意くださいね。
5. Edgeの「修復」または「リセット」を試す
Edge自体に何か問題が起きている可能性も考えて、「修復」や「リセット」も有効な手です。
Windowsの設定から「アプリ」→「インストールされているアプリ」(または「アプリと機能」)を開きます。
一覧から「Microsoft Edge」を探してクリックし、「変更」または「詳細オプション」を選びます。
ここで「修復」を試してみてください。
これで改善しない場合は、「リセット」も試せますが、リセットすると一部の設定(スタートアップページや検索エンジンなど)が初期状態に戻ります。
閲覧履歴やCookieはクリアされますが、お気に入りやパスワードは通常保持されます。
6. Edgeを最新の状態にアップデートする
もし今使っているEdgeが古いバージョンだと、既に修正済みの不具合である可能性もあります。
Edgeの設定から「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edge について」を選んでみてください。
Edgeが自動的にアップデートを確認し、利用可能なものがあればインストールしてくれます。
7. PDFの関連付けやEdgeの設定を見直す
EdgeがPDFをどう扱うかの設定や、Windows側でPDFファイルがEdgeで開くように正しく関連付けられているかを確認するのも良いでしょう。
Edgeの設定で「常にPDFファイルをダウンロード」がオンになっていると、表示ではなくダウンロードが優先されてしまうので、これがオフになっているか確認してみてください。
また、適当なPDFファイルを右クリックして「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」で、Edgeが選ばれていて「常にこのアプリを使って .pdf ファイルを開く」にチェックが入っているか確認するのも一手です。
8. 拡張機能を一時的に無効にしてみる
ごく稀に、インストールしている拡張機能がEdgeの動作に干渉することがあります。
Edgeの設定から「拡張機能」を開き、現在有効になっているものを一時的に全てオフにしてみてください。
その状態でPDFタブが閉じられるか試してみましょう。
9. 一時的に他のPDFビューアを使う(最終手段の回避策)
もしどうしてもEdgeで解決しない場合は、一時的にAdobe Acrobat Readerや他のブラウザなど、Edge以外をPDFのデフォルトビューアにするのも手です。
PDFファイルを右クリックして「プロパティ」を開き、「プログラム」の横にある「変更」ボタンから別のアプリを選択してみてください。
まとめ:Edge不具合?PDFの最後のタブが閉じられい・消えない!
この問題、本当に困りますよね。
Microsoft Edgeは普段からよく使っているお気に入りのブラウザなので、こういった不具合があると「うーん…」と思ってしまいます。
でも、タスクマネージャーから閉じられるとはいえ、スムーズに操作できないのはやっぱり気持ち悪い!
特に仕事でEdgeを使っている方も多いでしょうし、早く根本的な修正が入るといいなと強く願っています。
多くの人が報告している問題なので、Microsoftもきっと把握して対応を進めているはずです。
今後のEdgeのアップデートに期待しましょう!
それまでの間は、今回ご紹介した特にハードウェアアクセラレータの無効化を試してみてください。
これで解決する可能性が高いので、ぜひ試して、あの閉じられないタブとおさらばしましょう!
皆さんのEdgeが無事、快適に使えるようになることを願っています。
何か試してみて分かったことや、他の解決策があったら、ぜひ教えてくださいね!
一緒に情報交換して、快適なPCライフを送りましょう!