中が緑（青い）大根について。
スーパーで買ってきた大根を切ってみると中が緑（青い）場合、食べられるんでしょうか？カビで食べられない？
大根の中が緑（青い）！カビ？食べられる？
大根の中が緑（青い）！カビ？食べられる？
あら、大根を切ったら中が緑色や青色になっていると、びっくりしますよね。私も初めて見たときは、「え、これカビ？もしかして腐ってる？」って、一瞬 ?????が止まりました（笑）。でも、ちょっと待ってください。それ、もしかしたら食べられる大根かもしれませんよ。
まず、大根の中が緑色になっている場合ですが、これは「青首大根」という品種によく見られる現象なんです。青首大根は、大根の中でもポピュラーな品種で、スーパーで見かける大根のほとんどがこの青首大根だと言われています。
青首大根は、土から出ている部分が日光に当たることで、葉緑体が増えて緑色になるんです。だから、緑色の部分は、むしろ栄養が豊富で甘みもあるんですよ。
ただし、緑色の部分が硬くて気になる場合は、厚めに皮をむいたり、加熱調理したりすると食べやすくなります。
一方、大根の中が青色になっている場合は、「青あざ症」という生理現象の可能性があります。青あざ症は、栽培中にホウ素が不足したり、高温や乾燥などのストレスがかかったりすることで発生することがあります。
青あざ症の大根は、食べても体に害はありません。でも、苦味があったり、硬くなっていたりすることがあるので、美味しくないと感じるかもしれません。
もし、青あざ症の大根に当たってしまったら、大根おろしや煮物など、調理法を工夫してみるのがおすすめです。大根おろしにすれば、青い色が気にならなくなりますし、煮物にすれば、味が染み込んで美味しく食べられます。
ただし、大根がブヨブヨしていたり、異臭がしたり、カビが生えていたりする場合は、腐っている可能性があるので、食べるのは控えましょう。
中が緑（青い）大根の食べ方は？
大根は、色々な料理に使える万能野菜ですよね。生でサラダにしたり、お漬物にしたり、煮物やお鍋に入れたり。私も毎日、大根を使った料理を考えていると言っても過言ではありません（笑）。
大根の部位によって、甘みや辛味が違うので、料理によって使い分けるのが美味しく食べるコツです。
- 大根の上部（葉に近い部分）：甘みが強いので、サラダや大根おろしなど、生で食べるのがおすすめ。
- 大根の中央部：甘みと辛みのバランスが良いので、煮物やおでんなど、味が染み込む料理にぴったり。
- 大根の下部（先端部分）：辛味が強いので、薬味や炒め物など、アクセントになる料理に使うのがおすすめ。
もし、青あざ症の大根に当たってしまった場合は、以下の調理法を試してみてください:
- 大根おろし：すりおろすことで青い色が目立たなくなり、硬さも気にならなくなります。
- 煮物：煮ることで青い部分が目立たなくなり、味が染み込みやすくなります。
- 下ゆで：米のとぎ汁で下ゆですると、大根の苦味や辛味を取り除くことができます。
大根の保存方法
大根は、保存方法を間違えるとすぐに傷んでしまう。でも、適切な方法で保存すれば、長持ちさせることができますよ。
- 丸ごと1本の場合：
- 葉を切り落とす。
- 新聞紙やキッチンペーパーで包む。
- 立てて保存する（野菜室、または冷暗所）。
- カットした場合：
- ラップで包む。
- ジップロックなどの保存袋に入れる。
- 冷蔵庫の野菜室で保存。
- 冷凍する場合：
- 調理に合わせてカットしておく。
- 冷凍用保存袋に入れて、冷凍する。
大根の日持ち
大根は、保存方法によって日持ちが大きく変わります。
- 丸ごと1本の場合：
- 常温（冬場）：3日～1週間
- 冷蔵庫：1～2週間
- カットした場合：
- 冷蔵庫：1週間
- 冷凍庫：1ヶ月
腐った（傷んだ）大根の見分け方
大根は、腐ると見た目や臭いに変化が現れます。以下の点に注意して、腐った大根を見分けましょう:
- ブヨブヨしている。
- 異臭がする。
- カビが生えている。
- ぬめりがある。
- 変色している（茶色や黒色）。
- 酸っぱい臭いがする。
これらの症状が見られる場合は、食べるのをやめて、処分するようにしてください。
大根は、ちょっとした工夫で美味しく食べられる、頼れる味方です。ぜひ、色々な料理に挑戦して、大根の魅力を再発見してみてくださいね。
