第3回全統共通テスト模試について。
全統共通テスト模試全般または第3回模試についての難易度や平均点は?
第3回全統共通テスト模試の出題範囲は?
第3回全統共通テスト模試の出題範囲は、実施時期によって異なります。 多くの場合、第3回は9月頃に実施されますが、会場によっては10月23日に実施される場合もあります。
2022年度の第3回全統共通テスト模試の出題範囲は以下の通りです。
英語
- リーディング: コミュニケーション英語I、コミュニケーション英語II、英語表現I
- リスニング: コミュニケーション英語I、コミュニケーション英語II、英語表現I
数学
- 数学①
- 数学I: 全範囲
- 数学I・A: 全範囲
- 数学②
- 数学II: 全範囲
- 数学II・B: 全範囲
- 数学A、数学Bは選択問題で出題されます。
国語: 現代文、古文、漢文
理科
- 理科① (2科目選択、各50点、試験時間60分)
- 物理基礎: 全範囲
- 化学基礎: 全範囲
- 生物基礎: 全範囲
- 地学基礎: 全範囲
- 理科② (各100点、試験時間各60分)
- 物理: 物理基礎全範囲、物理(原子分野を除く)
- 化学: 化学基礎全範囲、化学(高分子化合物を除く)
- 生物: 生物基礎全範囲、生物(動物の環境応答まで)
- 地学: 地学基礎全範囲、地学全範囲
- 理科の3科目選択は「基礎を付した科目」2科目と「基礎を付していない科目」1科目の組み合わせに限ります。
地理歴史 (各100点、試験時間各60分)
- 世界史B: 全範囲(19・20世紀は進度を考慮のうえで出題)
- 日本史B: 全範囲(昭和期以降を除く)
- 地理B: 地理情報と地図、自然環境、資源と産業、人口、都市・村落、生活文化、民族・宗教、地誌など
公民 (各100点、試験時間各60分)
- 現代社会: 全範囲
- 倫理: 全範囲
- 政治・経済: 全範囲
- 倫理,政治・経済: 全範囲
- 地歴・公民から2科目選択できますが、「倫理+倫理,政治・経済」「政治・経済+倫理,政治・経済」の組み合わせは選択できません。
その他
- 時間割中の数学①について、旧課程履修者は、旧数学Ⅰ・A/数学Ⅰ,A/数学Ⅰの3科目のうちから1科目選択して受験できます。
- 時間割中の数学②について、旧課程履修者は、旧数学Ⅱ・B/数学Ⅱ,B,Cの2科目のうちから1科目選択して受験できます。
- 地歴・公民から2科目選択して受験することができますが、「旧倫理」+「旧倫理,旧政治・経済」/「旧政治・経済」+「旧倫理,旧政治・経済」の組み合わせは選択できません。また、新課程科目と旧課程科目を組み合わせて受験することはできません。
- 情報について、旧課程履修者は、旧情報と情報Ⅰの2科目のうちから1科目選択して受験できます。
出題範囲は年度や実施時期によって変わる可能性があります。受験前に必ず河合塾が公表する最新情報を確認してください。
第3回全統共通テスト模試2024難易度は?
第3回全統共通テスト模試の具体的な難易度について、
- 全統共通テスト模試は、実際の共通テストと同等のレベルを目指して作成されています。
- 第3回全統共通テスト模試は、本番直前の最終チェックとして受験する人が多いため、難易度がやや高めに設定される傾向があります。
- 河合塾は、12月の最終的な全統プレ共通テスト模試の難易度を上げると受験生に不安を感じさせてしまう恐れがあるため、第3回の段階で難易度を高めに設定することが多い。
- 第3回全統共通テスト模試で高得点を取れる学生は一握りである。
以上から、第3回全統共通テスト模試は、実際の共通テストと同程度のレベルか、やや難しい可能性があると考えられます。
第3回全統共通テスト模試の平均点
第3回全統共通テスト模試の平均点について、2024年度第3回全統共通テスト模試の平均点に関する情報はまだ確認できていません。
ただ2023年度第2回全統共通テスト模試の平均点が参考になるかもしれません。以下に、主要科目の平均点を抜粋します。
- 英語リーディング: 全体 50.6点、高3 49.6点、既卒 61.6点
- 英語リスニング: 全体 55.9点、高3 55.0点、既卒 66.4点
- 数学Ⅰ・A: 全体 46.4点、高3 45.3点、既卒 58.1点
- 数学Ⅱ・B: 全体 49.4点、高3 48.1点、既卒 63.8点
- 国語: 全体 106.5点、高3 105.3点、既卒 120.5点
模試の平均点は、問題の難易度や受験者の層によって変動するため、最新の情報は河合塾の公式発表を待つ必要があります。
第3回全統共通テスト模試2024今後の対策
第3回全統共通テスト模試は、大学入学共通テスト本番前の重要な試金石となる模試です。
本模試で高得点を取るために、今後はs以下の点に注意して対策を行いましょう。
基礎学力の徹底的な強化
共通テストでは、応用問題よりも基礎的な問題が多く出題されます。 問題を解くために必要な基礎知識を確実に習得することが重要となります。
- 各教科の教科書を徹底的に復習し、基本的な概念や用語を理解しましょう。
- 基礎問題集を用いて、基本問題を繰り返し解き、知識の定着を図りましょう。
- 特に、数学では公式の理解と運用、計算力の強化が必須です。
- 英語では、多くの英文に触れ、速読力と精読力、語彙力を高めましょう。
- 国語では、現代文、古文、漢文それぞれの基礎力を固め、読解力と文章分析能力を高めましょう。
過去問演習による傾向把握と時間配分対策
- 過去問を解くことで、出題傾向や時間配分を掴むことができます。
- 実際の試験時間を意識して問題を解き、時間内に解答を終わらせる練習をしましょう。
- 間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析し、同様のミスを繰り返さないように注意しましょう。
- 特に、数学は計算量が多いため、時間配分を意識した練習が重要です。
弱点克服と得意分野の強化
- 模試の結果を分析し、苦手分野を明確にしましょう。
- 苦手分野を克服するために、参考書や問題集を活用したり、先生や友人に質問したりするなど、積極的に対策を行いましょう。
- 得意分野はさらに得点源となるよう、演習を重ねて確実に得点できるようにしておきましょう。
- 共通テストは総合点で評価されるため、得意分野で高得点を取ることで、苦手分野をカバーすることも可能です。
共通テスト特有の問題形式への対策
- 共通テストでは、複数の資料や文章を読み解く問題や、思考力を問う問題など、従来のセンター試験とは異なる形式の問題が出題されます。
- これらの問題に対応するためには、問題集などを活用し、様々な問題形式に慣れておくことが重要です。
- 英語リスニングでは、話の流れを掴むことが重要です。キーワードをメモしたり、話の内容を想像しながら聞くように心がけましょう。 昨年度とは大問数などが変更になっている点にも注意が必要です。
試験本番を想定した実践的な対策
- 試験当日の時間割や持ち物などを事前に確認し、当日に慌てることがないように準備しておきましょう。
- 試験会場の雰囲気に慣れるために、可能な限り模試は会場受験を選びましょう。
- 試験直前は、体調管理に気を配り、万全の状態で試験に臨めるようにしましょう。
模試後の復習を徹底する
- 模試を受けた後は、自己採点を行い、解答解説をよく読んで理解しましょう。
- 間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析し、ノートにまとめて、次回以降の学習に活かしましょう。
- 特に、知識不足によるミスは、教科書に戻って再度確認し、確実な知識として定着させましょう。
メンタル面の強化
- 第3回全統共通テスト模試は、本番直前の重要な模試となるため、プレッシャーを感じやすい時期です。
- しかし、模試はあくまでも模試であり、本番ではありません。
- 模試の結果が悪かったとしても、必要以上に落ち込まず、前向きに捉え、今後の学習に活かしましょう。
これらの対策を計画的に行うことで、第3回全統共通テスト模試で高得点を取り、共通テスト本番に向けて自信をつけることができるでしょう。 頑張ってください!