皆さん、こんにちは! 名探偵コナンにドハマり中のブロガーです。
公開から時間が経ちましたが、まだまだ興奮冷めやらぬ「名探偵コナン 隻眼の残像」について、今日は映画の中でも特に印象に残ったキャラクター、長谷部陸夫(はせべ りくお)に焦点を当てて、深掘りしていきたいと思います。
ネタバレ全開なので、まだ映画を観ていない方はご注意くださいね。
特に、あの最初はちょっと鼻につく感じだった彼、長谷部陸夫の知られざる正体や、彼を演じられた素晴らしい声優さんについて、熱く語っていきたいと思います!
長谷部陸夫って何者だったの? って気になっているあなた、ぜひ最後までお付き合いください!
きっと、もっと彼のことが好きになりますよ!
長谷部陸夫wiki|正体は?
まず、物語の序盤で私たちが出会った長谷部陸夫は、東京地方検察庁の検事として登場しましたよね。
警視庁のメンバーに対して、「あなた方が我々の指揮下にあることを忘れないでください」なんて、ちょっと高圧的な態度を取っていて、正直「うわ、感じ悪いな…」と思った方もいるんじゃないでしょうか。
私自身も、最初は「何だこの人…」って眉間にシワを寄せながら観てました(笑)。
でも、物語が進むにつれて、彼の印象はガラッと変わっていきました。
彼が長野県に来たのは、一連の事件、特に政府を脅迫していた犯人を追うためだったんですね。
この犯人を追っていたのは、殺害されてしまった鮫谷浩二警部と同じ目的だったんです。
そして、物語の終盤で明かされた彼の本当の正体には、本当に驚かされました!
なんと、彼は検事ではなく、内閣官房・内閣情報調査室(通称:内調)の職員だったんです。
それも、内閣衛星情報センターの監査官という、国の安全に関わる重要なポストに就いている人物でした。
彼が身分を偽っていた理由、それは林篤信が仕掛けた「政府脅迫事件」を極秘に捜査するためでした。
林は、司法取引を行った人物のリストを公開することをネタに内閣を脅迫していたんですね。
この国家の危機とも言える事態に対応するため、内閣は長谷部を使い、その犯人を追うことを決定しました。
黒田兵衛に依頼して、彼は東京地検の検事として捜査本部に潜入していたというわけです。
なるほど! だから最初はあんなに偉そうな態度だったのか! と、正体を知って膝を打ちました。
検事としては不適切な高圧的な言動も、内調の職員として、あるいは現地での捜査を強行するための演技だった可能性も示唆されています。
目的のためなら手段を選ばない、公安とはまた違った国の機関の怖さというか、したたかさを見せつけられたシーンでした。
でも、彼の魅力はそれだけじゃありません。
正体が明らかになった後、彼はそれまでの鼻につく言動を改めて、本来の善良で紳士的な人物像を見せてくれました。
犯人が銃を乱射した際には、とっさにコナンを庇うような行動もとっていましたよね。
最初の印象とのギャップに、「ああ、この人も国の平和のために戦っているんだな」と、一気に好感を持ちました。
彼はコナン作品では珍しい、内調に所属するキャラクターです。
このことが、今後の物語にどう絡んでくるのか、すごく楽しみなんですよね。
黒ずくめの組織との対決が深まっていく中で、公安だけでなく、内調のような組織も関わってくる可能性が示唆されていて、長谷部が再登場するんじゃないか、と個人的には期待しています!
あのクールだけど実は熱い男、長谷部陸夫の今後の活躍も、ぜひ注目していきたいですね!
彼の登場は、コナン世界の奥深さを改めて感じさせてくれました。
単なるゲストキャラで終わらせるにはもったいない、魅力的なキャラクターだったと思います。
彼の真の目的や、内調という組織が今後どう描かれるのか、想像するだけでワクワクが止まりません!
長谷部陸夫wiki|声優は?
さあ、そんな長谷部陸夫という魅力的なキャラクターに命を吹き込んでくれたのが、声優の関智一さんです。
関さんと言えば、もう本当に多くのアニメや特撮で、私たちの心に響く声を届けてくれている方ですよね。
長谷部陸夫の、あの最初ちょっとイヤミな感じから、正体を見せた後の落ち着いた、でも力強い声、見事に演じ分けてらっしゃいました!
関智一さんは、1972年9月8日生まれ、東京都のご出身です。
アトミックモンキーの名誉会長であり、劇団ヘロヘロQカムパニーの座長も務めるなど、多岐にわたって活動されています。
声優を目指したきっかけは、子供の頃からテレビをよく見ていて、タレントや歌手のモノマネをしていたことだそうです。
人前で何かをすることに興味があり、小学校時代から寸劇を作ったり、仮面ライダーショーの真似事をしていたりしたんですね。
ただ、主役よりも怪人役の方が演技力が必要で「美味しい」と思っていた、というエピソードは、なんだか関さんらしいなと思います(笑)。
声優という職業を意識し始めたのは、ラジオ番組「アニメトピア」を聴いたり、田中真弓さんや島津冴子さんが出演していたNHKの番組を見たりしたことがきっかけのようです。
特に、NHKのスタジオに直接電話して見学させてもらった、という行動力には驚きです!
憧れの人に会うために、自分から積極的にアプローチする姿は、私たちも見習いたいですよね。
中学生の頃には、学帽のサイズが合わないほど頭が大きかったことを気にしていたそうですが、その頃に演劇に興味を持ち直し、人前での演技は平気だったものの、顔出しの芸能人にはなれないと考えた結果、声優になろうと思い立ったそうです。
小学校の卒業アルバムにはすでに「声優になりたい」と書いていた、という話もあり、子供の頃からの夢だったんですね。
高校時代に声優養成所に通い始め、勝田声優学院や俳協ボイスアクターズスタジオで学ばれました。
最初は「簡単に声優になれる」と思っていたそうですが、芝居の勉強の奥深さに直面し、講師に見限られたり、落ち込んだりした経験もあったとか。
しかし、恩師となる水鳥鐵夫さんとの出会いがあり、そこから気を持ち直して声優を続けることを決意されたそうです。
デビューは海外アニメ「レポーター・ブルース」の吹き替えの農夫役。
初レギュラーは「機動戦士Vガンダム」のトマーシュ・マサリク役でした。
関さんの代表作は本当にたくさんあります。
「機動武闘伝Gガンダム」のドモン・カッシュのような熱血主人公から、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズのイザーク・ジュールのようなクールなライバル。
そして、「ドラえもん」の骨川スネ夫!。
長寿アニメであるドラえもんのリニューアル版でスネ夫役に抜擢されたことは、関さんにとって声優人生の大きな転換点だったと語っています。
最初は「カッコいい役をやってたのに、スネ夫!?」という反応もあったそうですが、今では「ドラえもんのスネ夫は、こういうカッコいい役もやるんだ」と言われるようになったとか。
長年一つのキャラクターを演じることで、役者としての幅が広がることを実感されているんですね。
関さんのスネ夫、本当に素晴らしいですよね!
前の肝付兼太さんのイメージも大切にしつつ、新しいスネ夫像を作り上げていて、毎週楽しみに見ています。
関さんは声優業だけでなく、ご自身の劇団「ヘロヘロQカムパニー」での舞台活動も精力的に行っています。
また、無類の特撮ファンとしても知られています。
特に仮面ライダーへの愛は深く、関連CDをリリースしたり、自身が原作・主演を務めた実写ヒーロー作品まで制作したりしているんです。
フィギュア制作もプロ並みの腕前で、ご自身で原型を作ったフィギュアが販売されたり、模型雑誌でコラムを連載されたりもしています。
もう、趣味のレベルじゃないですよね!
多才すぎて、本当に尊敬してしまいます。
長谷部陸夫のような、一見クールだけど内に熱さを持つキャラクターを、関さんが演じるというのは、ファンとしては最高のキャスティングだったと思います。
あの深みのある声に、どれだけ魅了されたことか…!
関さんのこれからのご活躍も、心から応援していますし、またコナン作品に登場してくれる日を楽しみに待っています!
まとめ:長谷部陸夫wiki|正体・声優は?初登場・登場回は?隻眼の残像(コナン映画)
今回の長谷部陸夫というキャラクターを通じて、改めて関智一さんの凄さを感じることができました。
皆さんも、ぜひ長谷部陸夫のシーンを観る際に、関さんのお芝居にも注目してみてくださいね!
きっと、新しい発見があるはずです。