はいはい、皆さんこんにちは！巷で話題のあのニュース、もうチェックしました？
そう、大阪万博に突如現れた「ぬいぐるみベンチ」ですよ！
まさかこんな形で僕らのネットを賑わせてくれるとは、いやはや、予想外でした。30代独身、ネットニュース大好きブロガーのわたくしが、このちょっと衝撃的なニュースについて、皆さんと一緒に深掘りしていきたいと思います！
大阪万博2002｜ぬいぐるみベンチ炎上の経緯
■【衝撃】大阪万博のぬいぐるみベンチって一体何なの？SNSで大炎上！
さてさて、まずはこの「ぬいぐるみベンチ」なるものが一体どんなシロモノなのか、ですよね。僕もグーグル先生に色々聞いてみましたよ。どうやら、大阪・関西万博の体験ブース「遊んでい館？」に、老舗のレジャーサービス企業である株式会社ワイドレジャーさんが展示しているものらしいんです。
で、その見た目がまたすごいんですよ。透明なビニールの中に、これでもかと大量のぬいぐるみがギューギューに詰め込まれて、それが一つの大きなベンチになっている、という。万博の公式サイトにも画像が掲載されているみたいですけど、SNSではもうすでに「悪趣味すぎる」と大炎上しているとか。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で、持続可能性をうたう取り組みの一環として、この「アップサイクル」なベンチが作られたそうなんです。遊ばれなくなったぬいぐるみたちに、新しい価値を与えるというコンセプトらしいんですけど…うーん、この発想はなかなかパンチが効いてますよね。
ワイドレジャーさんといえば、クレーンゲームとかメダルゲームなどのアミューズメント事業を長年やっている会社さん。万博では、高さ3メートルを超える巨大なクレーンゲームや、スライム作り体験ができるエリアなど、「遊びの可能性を楽しめるコンテンツ」を用意しているそうで、その一環としてこのベンチも展示されているみたいです。
企業の出展全体としては、机の天板に古紙とプラスチックのリサイクル素材を使ったり、倉庫に眠っていた九州産の銘木をフローリングに使ったりと、サステナブルな取り組みを意識しているようなんですけどね。その一環としての「ぬいぐるみベンチ」…このギャップがまた、色々な意見を呼んでいるのかもしれません。
このベンチ、もともとは同社が運営する室内型アミューズメントパーク『ASOBLE（アソブル）』ゆめが丘ソラトス店に置かれていたものを持ってきたみたいですね。透明なパッケージの中に、本当に隙間なく、色々なサイズのぬいぐるみが押し込まれていて、確かにちょっと息苦しそうな印象を受ける人もいるかもしれません。
SNSでは、あるユーザーさんがこのベンチの写真とともに、「万博に遊ばなくなったぬいでリサイクルして作りましたってベンチあったけど…デデンネさん…??」と、ポケットモンスターのキャラクターである「デデンネ」のぬいぐるみが詰め込まれていることに、泣き顔の顔文字付きで投稿したのがきっかけで、大反響を呼んだみたいです。
大阪万博2002｜ぬいぐるみベンチ肯定的な意見もある？探してみたけど…うーん…
さて、この衝撃的な「ぬいぐるみベンチ」に対して、肯定的な意見ってないものかと、SNSやニュース記事のコメント欄を隅々まで探してみました。もちろん、「これはこれで面白いんじゃない？」とか「発想が斬新だ！」みたいな声もあるかなと思ったんですけど…正直なところ、圧倒的に批判的な意見が多いのが現状のようです。
ただ、あえて肯定的な側面を探すとすれば、このベンチのコンセプトである「アップサイクル」自体には意義がある、という点は言えるかもしれません。使われなくなったものに新しい価値を与え、ゴミとして捨てられるはずだったぬいぐるみを再利用するという考え方は、持続可能な社会を目指す上では重要な視点です。
また、ワイドレジャーさんとしては、《遊ばれなくなったぬいぐるみたちに、次の役割を与えたいという想いからつくられたアップサイクル家具です》と説明しているように、単に捨てるのではなく、何らかの形で活用したいという意図はあったのでしょう。
コメントの中には、「リサイクルというかリユースの一形態かな。崩して別の布や綿製品にするのもコストがかかるからそのまま使ったということでしょう」という、コスト面からこの方法を理解しようとする声もわずかにありました。
さらに、ごく一部には、「透明であるから、このソファカバー欲しいです。沢山のぬいぐるみ、全部捨てたくない。見えないカバーにも入れたくない。分解なんて以ての外。見て愛でられる形でイスやクッションにしたいです」という、ぬいぐるみ好きならではの肯定的な意見も見られました。この方は、洗えないぬいぐるみも埃やダニを気にせず一緒にいられるという点で、このアイデアを評価しているようです。
あと、「これは人の目に触れたから問題になっているが、実際には多分多くのぬいぐるみがひっそりと処分されているのであろう。このイスを作ったのはユーフォーキャッチャーの会社みたいなので、多分定期的に大量の廃棄がされているのだろう。それに対して声を上げる人はほとんど居ないだろう。知らなければ良いのだろうか？仕方ないのだろうか？せっかく問題提起されたのだから、どうすべきなのか良く考えてみてはどうだろう…」という意見もありました。これは、問題提起のきっかけになったという点で、このベンチの存在意義を認めているとも言えるかもしれません。
ただ、全体的に見ると、これらの肯定的な意見は少数派で、大多数の意見は批判的なものに集中しているのが現状です。僕自身も、このコンセプト自体は理解できるものの、実際にあのギューギュー詰めのぬいぐるみを見たときのインパクトは、正直言って複雑な気持ちになりました。
大阪万博2002｜ぬいぐるみベンチなぜこんなに批判が？徹底的に深掘りしてみた
では、なぜこの「ぬいぐるみベンチ」はこんなにも多くの批判を浴びているのでしょうか？その理由を徹底的に深掘りしてみました。
まず、最も多く見られたのが、「かわいそう」「見ていて悲しい気持ちになる」といった感情的な反応です。特に、自分が好きなキャラクターや、子供が大切にしているぬいぐるみと同じようなものが、あんな風に押し込められているのを見るのは、精神的に辛いと感じる人が多いようです。
あるXユーザーは、「これは悲しい気持ちになっちゃいますね…みんなぎゅうぎゅう詰めで可哀想…??」とコメントし、別の方は「可哀想すぎて心拍数上がるわ」とまで表現しています。また、「これあまりにも悪趣味すぎません…? 自分の好きなキャラクターがこんな目に遭ってるの見たら泣いてしまいそう」という声もあり、ぬいぐるみに対する強い愛着や思い入れを持つ人たちにとって、このベンチの光景は耐え難いものなのかもしれません。
さらに、「リサイクルではない」「物を粗末に扱っている」という意見も多く見られました。アップサイクルは、単なる再利用ではなく、新しい価値やデザインを加えるものだという認識があるため、ただ詰め込んだだけのこのベンチを「アップサイクル」と呼ぶことに違和感を覚える人が多いようです。
「こんなのリサイクルじゃない（泣）」とストレートに表現する人や、「そもそもこれはrecyceじゃなくてreuseだしろうし、もはやrefuse」と、その本質を疑問視する声も上がっています。また、「遊ばれなくなったぬいぐるみたちに次の役割をというならもう少し愛を感じる使い方にしてあげて欲しいなと思ってしまいました」という意見からは、作り手の愛情や配慮の欠如を感じた人がいることが伺えます。
著作権の問題を指摘する声も無視できません。ベンチの中には、「デデンネ」や「ハクリュー」といったポケモンのキャラクターだけでなく、ポチタ、ジョージ、マイメロなどの人気キャラクターのぬいぐるみも確認できるため、「これって権利的にOKなの？」、「コレは任天堂怒っていいと思う 完全にブランドイメージに関わる案件でしょ」といった意見が出ています。
実際、当サイトがポケモンを生み出した任天堂にこのベンチについての見解を聞いたところ、「お寄せいただきました内容を確認いたしましたが、万博での展示については当社が許諾したものではなく、コメントは差し控えさせていただきたく存じます」という回答だったそうです。この回答からも、任天堂側がこの展示を公式に認めていないことがわかります。万博のスペシャルサポーターであるポケモンが、このような形で扱われていることに対する疑問や懸念の声は当然でしょう。
また、倫理的な観点からこのベンチを批判する声も多くありました。家庭でぬいぐるみを大切にしている人や、ぬいぐるみには魂が宿ると考える人にとって、ぬいぐるみを踏みつけたり、お尻に敷いたりする行為は許容できないようです。
「家庭でヌイグルミをお尻に敷いて座ったり踏みつけていたら『可哀想でしょ？』と注意する親がいると思うし、そう思う感覚って大切だと思う。これは子どもに見せたくない光景だよ」という意見や、「職人さんが大切に使っていた道具でも、あなたが気に入って着ていた服でも、いつかは役目を終える時はきます。再利用するならその気持ちや役割を踏みつける形でしてはいけないという単純な話でしかない」という意見は、物に対する敬意や、それらに宿るかもしれない物語を大切にする日本人の感性を表していると言えるでしょう。
さらに、「人形供養にを神社でお金払ってやってもらってる自分は、これは座れない」というコメントや、「人形供養の現場に関わっています。家族や故人が大切にしていたぬいぐるみも多数納められます。ゴミとして出す事が憚られる国民性を考えれば、それをギュウギュウに椅子の形に詰めて尻の下に敷くというのは、批判が出ても仕方ないと思います」といった意見からは、日本におけるぬいぐるみや人形の特別な扱いがうかがえます。
デザイン性の問題を指摘する声も多く、「んな潰すような詰め方せずに、透明の箱型のベンチの中に可愛くぬいぐるみが並んでるとかなら可愛いんじゃないかな」という提案や、「単純にデコボコして座りにくそう」という実用的な意見も出ています。また、「透明にした意味はどこにあるんだろう」という疑問や、「まるで、季節外れの寝具を圧縮袋で圧縮したみたいですね」という例えからも、この見た目に対する否定的な印象が伝わってきます。
中には、「これを発案した人、試作してみて『オオ！ これはいいぞ！』と思ったのか？」と、企画段階でのセンスや配慮の欠如を疑問視する声や、「センス無さすぎです。よくこんなんでGOサイン出たなぁと思うレベル。企画の段階から間違ってるよね」と、根本的な企画の問題を指摘する声も上がっています.
そして、一部にはこの騒動を、万博全体のイメージや運営に対する批判と結びつけるような意見も見られました。
大阪万博ぬいぐるみベンチまとめ：ぬいぐるみへの想いは人それぞれだけど…
今回の大阪万博の「ぬいぐるみベンチ」騒動を通して、ぬいぐるみという存在に対する人々の多様な感情や価値観が改めて浮き彫りになったように感じます。単なる「物」として捉える人もいれば、大切な「友達」や「家族」のように感じる人もいる。使われなくなったものを再利用するというコンセプトは素晴らしいと思いますが、その方法が、多くの人の心にネガティブな感情を与えてしまうのであれば、再検討が必要なのかもしれません。
僕自身、子供の頃からたくさんのぬいぐるみに囲まれて育ちました。今でも、実家にはたくさんのぬいぐるみが眠っています。一つ一つに思い出があって、決してただの綿と布の塊だとは思えません。だからこそ、今回のニュースには、ちょっと胸が締め付けられるような感覚を覚えました。
もちろん、不要になったぬいぐるみをどうするかという問題は、決して簡単なものではありません。でも、多くの人が悲しいと感じるような形での「再利用」は、本当にぬいぐるみたちの「次の役割」として適切なのでしょうか？
この騒動が、私たち一人ひとりが物に対する想いや、他者の気持ちを想像する力を改めて考える良いきっかけになれば、と願っています。皆さんは、この「ぬいぐるみベンチ」についてどう思いますか？ぜひ、皆さんの意見もコメントで教えてくださいね！
