今日マチ子による漫画『cocoon』、そしてそれを原作としたNHKのアニメ作品『cocoon~ある夏の少女たちより~』にについて。
漫画は第二次世界大戦中の沖縄におけるひめゆり学徒隊を題材とした戦争漫画であり、アニメもまた沖縄戦に着想を得て、学徒隊として動員された少女たちの視点から戦争を描いています。
アニメは2025年にNHKで放送され、元スタジオジブリスタッフが制作に関わっているため、その絵柄がジブリ風と噂されています。
ある夏の少女たちよりwiki|配信は何で見れる?ジブリ?あらすじ・感想は?
どもども、アニメと漫画をこよなく愛するアラサーブロガーです!
今日は、今SNSなんかでもめちゃくちゃ話題になってるアニメ、「cocoon~ある夏の少女たちより~」について熱く語らせてもらいますよ!
Google検索でこの記事にたどり着いたそこのあなた、きっとこの作品のことが気になって仕方ないはず。
大丈夫、あなたの「知りたい!」を全部詰め込んだ、読み応え満点の記事にするんで、最後までゆっくりしていってくださいね!
『cocoon~ある夏の少女たちより~』ってどんな話?【あらすじ】
さて、まずはこの作品がどんなお話なのか、ざっくりご紹介しましょう。
アニメ「cocoon~ある夏の少女たちより~」はですね、今日マチ子さんっていう漫画家さんの同名漫画『cocoon』を原作にした作品なんです。
この原作、2010年に出版されて文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品にも選ばれた、すごく評価の高い一冊なんですよ。
物語の舞台は、第二次世界大戦末期の沖縄。
そこにいた少女たちが、学徒隊として戦地に向かうことになるんです。
主人公のサンや、その親友のマユたちが、過酷な日常の中で「戦争」という目を背けたくなるような現実と向き合い、静かに、でも確実に心が壊れていく様子が描かれているんです。
原作漫画もそうなんですが、セリフに頼りすぎるのではなく、構図とか、絵の間の「余白」で多くを語るスタイルが特徴的みたいで、アニメもその雰囲気を受け継いでいるんじゃないかなって思います。
アニメを観た人の感想を見ても、「台詞は少ないのに、見たあとに余韻が残る」っていう声が多いんです。
戦争という重たいテーマを扱っているんですが、その描き方がすごく繊細で、静かな中に強さがある作品だと言われていますね。
タイトルにもなっている「cocoon(コクーン)」、これは英語で「繭」という意味なんです。
作品の中にもこの「繭」が象徴的に描かれているみたいで、少女たちが戦争という凄惨な現実から身を守るための「空想の繭」や、生き残るために必要なもの、そして次の世代へ繋げる命といった、様々な意味合いが込められているように感じられます。
ひめゆり学徒隊をモチーフにしているだけあって、その内容は本当に胸が締め付けられるような場面も多いようです。
ただ、現代に生きる私たちが、あの戦争、そして平和について考えるきっかけを与えてくれる、非常に重要な作品だと思います。
ある夏の少女たちより|物語を彩る少女たちと実力派スタッフ【登場人物・スタッフ】
この作品の中心にいるのは、やっぱり少女たちです。
主人公のサンと、その親友のマユ。
学徒隊として同じ運命を辿ることになった二人の絆が、物語の大きな軸になっているようです.
このサンを演じているのが、女優の伊藤万理華さん。
そしてマユを演じるのが、こちらも実力派女優の満島ひかりさんなんです。
声だけでキャラクターの感情を繊細に表現する二人の演技は、観た人たちから「圧巻」だとか「すごくいい声」と絶賛されてますよ。
そして、このアニメを制作したスタッフ陣もまたすごいんです。
監督は伊奈透光さん。
音楽は牛尾憲輔さん。
特に牛尾さんの音楽は「めちゃくちゃいい」「マジでヤバい」と、多くの人が音だけでも感動した、泣かされたという声も上がっています。
そして、この作品の大きな特徴でもある「ジブリっぽい絵柄」の理由の一つが、アニメーションプロデューサーを務める舘野仁美さんなんです。
舘野さんは、なんと元スタジオジブリのスタッフで、『魔女の宅急便』や『となりのトトロ』などの名作に動画や動画検査として携わっていた方なんです。
制作会社は、舘野さんが代表を務める「ササユリ」というスタジオが担当しています。
こうした経緯もあって、「ジブリっぽい!」と話題になっているんですね。
モノクロを基調とした映像表現や、静寂を活かした音の演出も、作品の世界観をより深く印象づけているそうです.
これまで見たことのない、「声にならない想い」や「心の揺らぎ」を映像と音で体感できる、本当に唯一無二のアニメ作品になっているみたいですよ.
ある夏の少女たちより|気になるアニメ『cocoon』を観るには?【視聴方法】
さあ、ここまで読んで「早く観たい!」ってうずうずしてきた人も多いんじゃないでしょうか?
でもですね、このアニメ、「あれ?どこで見れるの?」って思ってる人が多いみたいなんですよね。
それもそのはず、実はこの作品、NHKで制作・放送されたものなんです。
2025年3月にNHK BSで一度先行放送されました。
でも、現時点(2025年5月)では、DVDやBlu-rayの発売はまだ発表されていません。
そして、NetflixとかAmazon Prime Videoみたいな、いわゆる「主要なVOD(動画配信サービス)」での配信も確認されていないんです。
じゃあ、もう観れないの?って心配になりますよね。
安心してください!
嬉しいことに、NHK総合での再放送が予定されています!
なんと、2025年8月15日(金)の深夜24時35分から、NHK総合で放送されることが決まっているんです。
この放送日、ちょうど終戦記念日なんですよね。
作品のテーマと深くリンクしていて、大きな反響が予想されます.
もしかしたら、NHKオンデマンドでの見逃し配信や、今後の再放送・特別配信が行われる可能性もゼロではないんですが、現時点では確かな情報はありません。
なので、もし確実に観たいと思ったら、この8月15日深夜のNHK総合での放送を絶対にチェックするしかないんです!
残念ながら、このアニメは連続テレビシリーズではなく、1話完結の約60分程度の作品なんですよ.
いわゆる「アニメ映画」に近い構成になっているみたいですね。
公式サイトやNHKの番組表をこまめにチェックして、この貴重な放送を見逃さないようにしてくださいね!
ある夏の少女たちより|観た人の声は?【感想まとめ】
BSでの先行放送を観た人たちの感想も、すでにたくさんSNSなんかで見られます。
これがもう、すごい反響なんですよ!
やっぱり一番多いのは、「可愛い絵柄なのに、内容がものすごく残酷でしんどい」という声ですね。
原作漫画の読者の方々からも、「柔らかなタッチの絵だけど内容は苦しい」「画風と戦争世界のギャップがすごい」といった感想が出ています。
見るのが辛い、読み進めるのが辛いという声も多いんですが、同時に「知らなくてはいけない」「忘れてはいけない」と、この作品が持つメッセージを受け止めている人もたくさんいます。
「繭」というモチーフに心を動かされた人も多いようです。
死や現実から身を守るための繭、そして次の世代に命を繋ぐことの象徴として捉えられていて、その解釈に深さを感じている人が多いみたいですね.
声優さんの演技や、牛尾憲輔さんの音楽、そしてモノクロ基調の映像美についても、多くの人が絶賛しています。
「ジブリっぽい」絵柄についても、元ジブリの舘野さんがプロデューサーを務めているからだと納得する声や、原作の繊細なタッチをアニメで表現するためにジブリ作品に近い表現が採用されたから、といった考察も見られます.
観た人の中には、戦争映画の金字塔である「火垂るの墓」と並べて語る人もいますね。
どちらも戦争下の子供たちを描いた作品ですが、「cocoon」は少女たちの視点から描かれている点が特徴的だとして、必見だと評価する声もありました。
面白かったのが、女優の京マチ子さんと漫画家の今日マチ子さんを勘違いして観始めてしまったという人のエピソードです。
伝記だと思って観ていたら、あまりに違う展開に「脳内ミスが発生」して、ツッコミどころ満載になってしまったらしいんです.
タイトル「コクーン」から、SF映画の『コクーン』を思い出して、宇宙人が出てくる話かと思ったり、血の代わりに花びらが出てくる演出を見て「モスラ的な宇宙人が出てくるのか?」なんて妄想したりしたそうですよ.
ちょっと変わった見方ではありますが、それだけ作品に引き込まれ、色々考えさせられる、あるいは想像力を掻き立てられる作品だということかもしれませんね。
全体的に、内容はヘビーですが、「観てよかった」「心に残る作品だった」という声が圧倒的に多い印象です。
まとめ:ある夏の少女たちより
というわけで、「cocoon~ある夏の少女たちより~」、いかがでしたでしょうか?
原作漫画のファンの方はもちろん、そうでない方にもぜひ観ていただきたい、ものすごいエネルギーを持った作品だと思います。
戦争を美化することなく、少女たちの目を通してその凄惨さ、理不尽さ、そしてそれでも生きていこうとする強さ、あるいは壊れていく心を、痛烈に描いています。
可愛い絵柄だからといって油断していると、きっとその内容に言葉を失うことになるでしょう。
でも、これは私たちが忘れてはいけない歴史であり、平和について深く考えるための大切な時間を与えてくれるはずです。
繰り返しになりますが、現在の主な視聴方法は、2025年8月15日(金)深夜のNHK総合での再放送のみとなっています。
このチャンスを逃さずに、ぜひ多くの方にこの作品を観てほしいと心から思います。
私も当日、テレビの前で正座して観る予定です!
あなたも一緒に、この素晴らしい、そして胸を打つ物語を体験してみませんか?
それでは、また次の記事でお会いしましょう!