「アポカリプスZ:終末の始まり(Apocalypse Z: The Beginning of the End)」(amazon prime videoで配信中)はマネル・ロウレイロの小説を原作とするゾンビ映画。
愛猫と共に、迫り来るゾンビの脅威から逃れ、カナリア諸島を目指す男の壮絶なサバイバルを描いたスペイン製ゾンビ映画ですが、結末は?
猫は最後にどうなる?
アポカリプスz(アマプラ映画)wikiネタバレ|最後・結末は?
「アポカリプスZ:終末の始まり(Apocalypse Z: The Beginning of the End)」の最後は、マネルと仲間たちは、困難な旅路の末にヘリコプターを手に入れ、カナリア諸島を目指します。 カナリア諸島は、ゾンビの感染から逃れ、安全な場所と考えられていました。 ヘリコプターが地上から離れると、マネルの携帯電話に電波が届き、妹のベレンから電話がかかってきます。 マネルは、ようやく家族と再会できると安堵しますが、ベレンはパニック状態に陥り、カナリア諸島に来てはいけないと必死に訴えます。 なぜカナリア諸島が危険なのか、詳しい説明はできません。 マネルが状況を理解できないまま、2機の戦闘機がヘリコプターの近くを飛び去っていきます。 ゾンビが蔓延する地域への空爆が計画されていることを暗示しており、カナリア諸島もその対象になっている可能性があります。 映画は、マネルと仲間たちが絶望的な状況に直面するシーンで幕を閉じます。
「アポカリプスZ:終末の始まり」は、マネル・ロウレイロの三部作小説の最初の1冊を映画化したものです。 続編では、2作目の小説「ダーク・デイズ」の出来事が描かれ、ウイルスが世界中に蔓延していく様子が明らかになるでしょう。 また、妹を救うマネルの救出劇に加え、ウイルスの起源や、誰が生物兵器を作ったのかを探る展開も期待されます。
映画の結末は、いくつかの疑問を残しています。
- カナリア諸島で何が起こっているのか?
- ベレンと家族は無事なのか?
- マネルと仲間たちは、この絶望的な状況を生き延びることができるのか?
これらの疑問は、続編で明らかになる可能性があります。
アポカリプスz(アマプラ映画)wikiネタバレ|猫はどうなる?
猫のルクーロは、映画の最後までマネルと一緒に生き残り、ヘリコプターに一緒に乗り込んでカナリア諸島に向かいます。 ルクーロは、マネルにとって、妻を失って孤独な生活を送る中で、唯一の心の支えとなる存在でした。
映画の中で、マネルはルクーロの安全を常に気にかけています。 マリーナに向かう際には、ルクーロを入れたケージをバイクの後ろに固定し、 後に船から病院へ移動する際も、ルクーロを抱えて移動しています。 他の人々と行動を共にする場合でも、ルクーロを常に連れて歩き、安全を確保しています。
映画のラストシーンでは、生存者たちがヘリコプターでカナリア諸島に向かう途中、病院で出会った女性がルクーロを抱いている様子が映し出されます。 このことから、ルクーロは映画の出来事を生き延びたことが明確に示されています。
映画の結末は、マネルとルクーロの未来がどうなるか、不確かな部分を残していますが、ルクーロはマネルの親友であり続け、彼らはお互いを支え合いながら、新たな家族と共に生き延びていく可能性を示唆しています。
アポカリプスz(アマプラ映画)wikiネタバレ|ストーリー解説
「アポカリプスZ:終末の始まり」は、2024年に公開されたスペインのゾンビアクションスリラー映画です。カルレス・トレンスが監督を務め、アンヘル・アグドがマネル・ロウレイロの小説に基づいて脚本を執筆しました。主演はフランシスコ・オルティスです。この映画は、世界的なパンデミックが発生し、感染した人々が攻撃的な生き物に変わり始める中、主人公が家族と再合流しようと奮闘する姿を描いています。
物語の背景
物語は、スペインのクリスマスイブ近くから始まります。主人公のマネルは弁護士であり、太陽光発電会社のオーナーでもあります。彼は妻のフリアと共に、姉のベレン一家を訪れます。帰路途中の交通事故でフリアを失ってしまうという悲劇から物語は展開していきます。
1年後、マネルはガリシアで愛猫のルクーロと孤独な生活を送っています。姉や甥とはビデオ通話でしか繋がっており、深い悲しみから抜け出せずにいました。この時、ヨーロッパでは危険なウイルス「TSJ」が急速に蔓延し、感染者をゾンビに変えてしまう事態が発生しています。政府は事態の隠蔽を試みますが、マネルは自身の喪失感から周囲の状況に無関心でした。
絶望的な状況と希望の光
ベレン一家は安全を求めてカナリア諸島へ避難しますが、マネルが合流しようとした時には国境が閉鎖され、非常事態宣言が発令されます。彼は家に留まることを約束しますが、物資集めの途中で感染した男が警官を襲撃する場面に遭遇し、事態の深刻さを目の当たりにします。マネルは家に閉じこもり、孤立した生活を余儀なくされます。
2週間後、食料が尽き、通信も途絶えたマネルは、近所で出会った高齢女性ガブリエラと共にわずかな物資を集めます。ガブリエラは車椅子生活のため避難に参加できず、孤独に過ごしていました。彼女はマネルに、生存者はアロウサ河口に集まり、カナリア諸島への避難を目指しているという情報を提供します。二人は共に避難することを計画しますが、ガブリエラはマネルに負担をかけたくないという思いから自殺を選んでしまいます。
マネルの旅路と仲間たち
マネルは愛猫のルクーロと共に、ダイビングスーツと水中銃を装備し、港を目指します。ゾンビの群れを辛くも回避しながら、使用可能な大型船がないことを確認したマネルは、ゴムボートでポンデベドラを目指します。しかし、航海の途中でウシャコフ船長率いる武装したロシア人船員たちに遭遇し、彼らの船に連れて行かれます。
船員の一人である、元ウクライナの消防パイロット、ヴィクトル・プリチェンコは、カナリア諸島が隔離されていることをマネルに伝え、物資を探すために協力するように持ちかけます。しかし、マネルは、ウシャコフとその部下が救助した難民を殺害し、物資を奪っていることに気づき、安全ではないと感じ始めます。
マネルは、妻が亡くなったポンデベドラの病院にあるヘリコプターで脱出することを考え、プリチェンコに協力を求めますが、説得できません。彼は単独で脱出しようとしますが、船の内部で囚われている2人の難民を見つけ、彼らを解放しようとする過程で警備員に見つかり、1人の難民が撃たれてしまいます。プリチェンコが介入して警備員を殺害し、3人はモーターボートを盗んで脱出します。その際、残った難民は警備員に殺害され、プリチェンコは負傷してしまいます。
病院に到着したマネルとプリチェンコは、目的のヘリコプターがないことに落胆します。マネルはプリチェンコの治療のため病院内部へ入りますが、そこで看護師のルシア、修道女のセシリア、そして3人の子供たちが隠れているのを発見します。ルシアは、中庭に別のヘリコプターがあることをマネルに教えますが、そこはゾンビで溢れかえっています。
その後、物資を求めてウシャコフの部下が病院に到着します。地下のボイラー室を通って脱出を図る一行は、ゾンビの襲撃を受け、セシリアが感染してしまいます。彼女は残されることになり、残りのメンバーはヘリコプターに到着し、離陸パッドを封鎖しますが、離陸前にウシャコフとその部下に阻まれてしまいます。マネルはパッドのフェンスの鍵を開けてゾンビを侵入させ、ウシャコフたちを襲わせます。マネルは出発するヘリコプターに乗り込み、一行は脱出に成功します。
衝撃の結末と残された謎
カナリア諸島に近づくヘリコプターの中で、マネルはベレンと連絡を取ることができ、安堵します。しかし、ベレンはパニック状態で、カナリア諸島に近づいてはいけないと必死に警告します。マネルが理由を尋ねようとした時、2機の戦闘機がヘリコプターの近くを飛び去っていきます。戦闘機は、ゾンビが蔓延する地域への空爆を暗示しており、カナリア諸島もその対象になっている可能性があります。映画は、マネルと仲間たちが絶望的な状況に直面するシーンで幕を閉じます。