いやー、エルデンリング ナイトレイン、皆さん楽しんでますか?
僕はもうどっぷり浸かってます。
この圧倒的な世界観と、手に汗握る戦闘。
たまらないですよね。
でも、PCでプレイしている皆さんの中には、「なんかカクつくんだよなぁ」とか、「もっと滑らかに動かないのかな?」と感じている人もいるんじゃないでしょうか。
エルデンリングナイトレイン(pc/steam版)60fps限度から120fpsにする方法は?
そう、このゲーム、デフォルトだとフレームレートが60fpsに制限されているんですよ。
せっかく高性能なゲーミングPCを持っているのに、その力をフルに活かせないのはもどかしいですよね。
特に、パリィとか回避とか、コンマ数秒を争うような場面では、フレームレートの差って本当に大きいんです。
僕も最初は「もっとヌルヌル動いたらなぁ」って思って、色々試行錯誤しました。
そこで今回は、このエルデンリング ナイトレインを60fpsの壁を超えて、120fpsやそれ以上で楽しむための方法と、快適にプレイするためのおすすめ設定や推奨スペックについて、僕自身の経験も踏まえつつ、なるべく分かりやすく解説してみようと思います。
この記事を読めば、きっとあなたのフロムゲーライフがさらに快適になるはずですよ!
60fpsの壁を超える!120fpsでヌルヌル体験を手に入れる方法
まず最初に知っておいてほしいのが、エルデンリングを含め、フロム・ソフトウェアさんのゲームは伝統的にフレームレートが60fpsで上限が設けられていることが多い、ということ。
ナイトレインも例外ではないみたいです。
まあ、正直なところ、このジャンルのゲーム性からすると、高フレームレートが絶対的に必要かと言われると、そこまでではないという意見もあるんですけどね。
でも!
やっぱり滑らかな動きって、プレイフィールに直結するんですよ。
フレームレートが高くなると、操作の反応が速くなるのはもちろん、画面の描画が倍になることで、敵の動きとか自分の攻撃モーションとかが段違いに滑らかに見えるようになります。
これが本当に気持ちいいんです。
「避けたはずなのに当たった!」みたいなストレスも減ります。
せっかくの高リフレッシュレートモニターも、ゲーム側が60fpsしか出てないと宝の持ち腐れですからね。
ただし、一つだけ注意点があります。
このゲームは元々60fpsを想定して作られているので、それ以上のフレームレートにすると、たまーにアニメーションがズレたり、予期せぬ不具合(スクリプトの異常とか)が起きる可能性もゼロではないんです。
なので、これから紹介する方法を試す際は、自己責任で、できればゲームデータのバックアップを取っておくと安心です。
さて、具体的な方法ですが、いくつか選択肢があります。
あなたのPC環境や、どこまでリスクを取れるかで選んでみてください。
方法その1:NVIDIAアプリで「スムーズモーション」を使う
もしあなたがNVIDIAのRTX 4000シリーズ以上のグラフィックカードを使っているなら、これが一番手軽でおすすめの方法です。
外部ツールやMODを導入する必要がなく、NVIDIAの公式アプリ内で設定できるんです。
やり方も超簡単。
最新版のNVIDIAアプリをインストールして、「グラフィック」設定を開き、「Elden Ring Nightreign」を選んで、「スムーズモーション」をオンにするだけ。
これだけで、ゲーム内のフレームレートが最大120fpsまで上がる可能性があります。
特に良いなと感じたのが、入力遅延が少ないこと。
コントローラーでの操作がダイレクトに感じられるんですよ。
ただし、この機能を使うには対応したGPU(RTX 4070以上が推奨されてますね)と、120Hz以上のモニターが必要になるので、そこは確認してみてください。
簡単さ ★★☆☆☆
コスト 無料
オンライン ○
fps上限 ~120fps
メリット 簡単、安定してる、入力遅延が少ない
デメリット 対応GPUとモニターが必要
方法その2:Lossless Scalingでフレーム生成を活用する
「うちのグラボ、そんなに新しくないんだよなぁ…」とか、「もっと色々なゲームで使える汎用的なツールが良いな」という方には、「Lossless Scaling」がおすすめです。
これはSteamで7ドルくらいで買えるツールなんですが、すごいのはAIを使ってフレームを補完してくれること。
つまり、ゲーム自体が60fpsしか出てなくても、このツールが間に新しいフレームを挟み込んで、見た目を擬似的に120fpsとかそれ以上に滑らかにしてくれるんです。
設定も難しくありません。
Lossless Scalingを起動して、プリセットで「LSFG」を選んで、「マルチプライヤー:2x」(これでフレームを倍にします)、「キャプチャAPI:WGC」、「シンクモード:オフ」、「ターゲットキュー:0」あたりに設定。
そして、ゲームをウィンドウモードで起動しておく必要があるんです。
設定が終わったら、Lossless Scalingをバックグラウンドで実行したまま、エルデンリングを起動すればOK。
僕もこれで色々なゲームを試してみましたが、結構効果を実感できます。
幅広いゲームに対応しているのも強みですね。
ただ、注意点としては、フレームを「生成」しているので、完璧ではないんです。
たまーに画面にノイズみたいなものが乗ったり(これをアーティファクトって言います)、ゲームによっては効果が薄いこともあります。
あくまで「補完」的な方法だと理解しておくと良いでしょう。
プリセットを切り替えてみると、アーティファクトが減ることもあるので、色々試してみるのも手です。
それと、Lossless Scalingはアップスケーリング機能も優秀で、ネイティブ解像度で実行できない場合にGPUドライバーのぼやけを取り除いたり、古いゲームを高解像度化したり、ピクセルアートを高画質化したりするのにも使える多機能ツールなんですよ。最新ゲームならLS1かAMD FSRが良いみたいですね。
簡単さ ★☆☆☆☆
コスト 有料(約7ドル)
オンライン ○
fps上限 ~120fps以上(擬似的)
メリット 設定が比較的簡単、幅広いゲームに対応
デメリット アーティファクト(画面ノイズ)の可能性あり、映像が劣化する場合がある
方法その3:MODを使ってfps制限を完全に解除する
「いや、擬似的じゃなくて、ゲームの内部からガッツリfps制限を解除したいんだ!」という、ちょっと上級者向けの方向けなのが、MODを導入する方法です。
具体的には、「Unlock the Framerate」といったMODを使うことになります。
これはゲームの内部設定を変更するので、60fpsどころか、144fps以上を目指すことも可能になります。
ただし、この方法はいくつか大きなハードルがあります。
まず、MODを使うと、ゲームのオンライン機能が使えなくなります。
マルチプレイやメッセージ機能、血痕とかを使いたい場合は、この方法は避けるべきです。
また、MODを使うためには、Mod Engine 2などのツールをダウンロードしたり、MODファイルをゲームフォルダに入れたり、アンチチートソフト(EAC)を無効化したり、Steamをオフラインにして専用の起動ファイルからゲームを起動したりと、少し手順が複雑になります。
そして、ゲーム側の想定外の動作になるため、予期せぬ不具合が発生するリスクも一番高いです。
完全に自己責任の世界になるので、慎重に検討してください。
簡単さ ★★★☆☆
コスト 無料
オンライン ?(不可)
fps上限 無制限
メリット 最大のフレームレートを実現できる
デメリット オンライン機能が使えない、導入が複雑、ゲームが不安定になるリスクあり
結局、あなたに最適な方法は?
ここまで3つの方法を紹介してきましたが、どれが良いかはあなたが「何を一番優先したいか」で決まります。
オンラインで友達と協力したり、侵入したり、アリーナで戦ったりしたいなら、NVIDIAアプリかLossless Scalingを選ぶべきでしょう。
完全に一人でオフラインで遊ぶのがメインで、とにかく最高の滑らかさを追求したい!というチャレンジ精神旺盛な方なら、MODに挑戦してみるのもアリかもしれません。
個人的には、まずはリスクの一番低いNVIDIAアプリ(対応GPUを持っていれば)か、汎用性の高いLossless Scalingを試してみるのがおすすめです。
これでかなりプレイ感が変わるはずですよ!
ナイトレインを快適に遊ぶための設定&推奨スペック
さて、無事にフレームレートを上げられたとして、次に考えたいのが、ゲーム内の設定やPC環境の見直しです。
フレームレートを高く保つためには、やっぱりPCに無理させすぎないことが大切ですからね。
まず、ゲーム内の設定ですが、いくつかおすすめがあります。
メニューのシステムからいつでも変更できますよ。
タイトル画面からでも変えられます。
パフォーマンス設定は、迷わず「フレームレート優先」を選びましょう。
これが最も重要です。
カメラ設定も、ちょっと見直すと操作感がぐっと良くなります。
「カメラの自動回転」はOFFがおすすめ。
ONだとキャラの移動に合わせてカメラが勝手に動いちゃうんですが、OFFにして自分で操作した方が、僕は断然快適にプレイできています。
「演出カメラ」も、一部のキャラのアーツ発動時にカメラが寄ったりするので、OFFにしておくと良いですよ。
僕も最初はONにしてたんですけど、なんか戦闘中に邪魔だなーって思ってOFFにしたらすごく良くなりました。
設定変更は、メニューの「システム」から「ゲームオプション」や「カメラオプション」、「表示」といった項目を見ていくと見つかります。
ちなみに、名前の変更も同じ「システム」の中の「ネットワーク設定」からできるみたいですね。
次に、フレームレートを維持するためのPC側の最適化ポイントです。
これは、ゲーム設定だけでなく、PC全体のパフォーマンスに関わってきます。
まず、グラフィック設定は、もし「高」にしていてフレームレートが不安定なら、「中」に下げてみることをおすすめします。
見た目は少し変わりますが、安定したフレームレートでプレイする方が、僕は断然楽しいです。
特に重いのがレイトレーシングですね。
オンにすると一気にフレームレートが落ちるので、fps優先なら迷わずオフにしましょう。
ティアリング(画面のズレ)が気になる場合は、G-SyncやFreeSyncといった同期機能を有効にするのも効果的です。
あとは、地味だけど大事なのが、PCのリソース管理です。
ゲームを起動する前に、裏で動いている不要なアプリを閉じておくと、CPUやメモリの負担が減って、ゲームがより快適に動くことがあります。
Windowsの電源設定を「高パフォーマンス」にするのも、PCのポテンシャルを引き出すのに役立ちますよ。
エルデンリングナイトレイン(pc/steam版)推奨スペックについて
最後に、これからエルデンリング ナイトレインをプレイするためにPCを新調しようと考えている方や、今のPCで快適に遊べるか知りたい方向けに、推奨スペックとPC選びのポイントに触れておきます。
Steamストアページに記載されている最低動作環境と推奨スペックはこんな感じです。
- 最低動作環境
- OS: Windows 10 version 2004
- グラフィック: Modern integrated graphics
- DirectX: Version 11
- 推奨スペック
- OS: Windows 11 version 24H2
- CPU: Intel Core i5-11500、AMD RYZEN 5 5600
- メモリー: 16GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1070 8GB、AMD Radeon RX Vega 56 8GB
- ストレージ: 30GB以上
- DirectX: Version 11
これらのスペックは、あくまで「推奨」なので、これより少し低くても動く可能性はありますが、快適に遊ぶなら推奨スペック以上を目指したいところです。
特に重要なPCパーツについて、今の基準で考えると、こんな構成がおすすめです。
GPU(グラフィックカード)は、RTX 4060かRX 7600あたりが、高設定で60fpsを安定して出すための「安定ライン」と言えるでしょう。
公式の推奨GPU(GTX 1070やRX Vega 56)は旧世代のハイエンドなんですが、今のミドルクラスGPUがそれに相当する性能を持っています。
もし、もっと高画質にしたり、フレームレートに余裕を持たせたいなら、RTX 4060 TiやRX 7700 XTあたりを選ぶと、さらに快適になりますよ。
CPUは、公式推奨のi5-11500 / Ryzen 5 5600は6コアCPUですね。
今ならCore i5-13400やRyzen 5 5600あたりが、その後継としてちょうど良い性能で、広いフィールドや多くの敵が表示されても安定したパフォーマンスを発揮してくれるはずです。
メモリは16GBあれば、ゲーム単体で遊ぶには十分です。
ただ、僕みたいにゲーム中に攻略情報を見たり、録画や配信をしたり、Discordを起動したりと、同時に色々なソフトを動かすことが多い人は、32GB積んでおくと安心感が違います。
エルデンリングって、マップが広くてエフェクトも派手なので、メモリに余裕がある方が、全体的に安定する印象です。
ストレージは、容量自体は30GB以上と控えめですが、絶対にSSD、それもNVMe SSDがおすすめです。
特にボスに挑んではやられて…を繰り返す時や、新しいエリアに移動する時のロード時間が、SSDだと劇的に短縮されるんです。
HDDだと、せっかくのプレイテンポが損なわれてしまいます。
ナイトレインは大型DLCなので、今後のアップデートとかも考えると、容量にも余裕を持たせておくと良いでしょう。
これらのポイントを参考に、あなたのPC環境をチェックしたり、新しいPCを選んだりしてみてくださいね。
快適な環境が整えば、きっとエルデンリング ナイトレインの世界をさらに深く楽しめるはずです。
長くなりましたが、この記事が、あなたがエルデンリング ナイトレインをより快適に楽しむための一助となれば嬉しいです。
それでは、良き褪せ人ライフを!