Google Play(グーグルプレイ)の「購入確認が設定されていません」について。
Google Playを表示すると「購入確認が設定されていません」と表示されて、パスワードを使用か生体認証を使用かを求められて、Playストアを開けない場合、どうすれば良いんでしょうか?
Google Play「購入確認が設定されていません」なぜ開けない?
Google Playストアで「購入時確認が設定されていません」と表示される現象の原因と対処法
Google Playストアで「購入時確認が設定されていません」と表示される現象は、Google Play側のセキュリティ強化によるもので、ユーザーの不正な購入を防ぐための措置と考えられています。
考えられる原因としては、以下のようなものがあります。
- Google Playアプリのアップデート: Google Playアプリをアップデートすると、セキュリティ設定が初期化される可能性があり、その結果「購入確認」の設定が解除されてしまうことがあります。
- 端末の初期化: 端末を初期化したり、新しい端末に切り替えた場合、Google Playの設定が引き継がれない可能性があり、「購入確認」の設定が失われることがあります。
- Googleアカウントの変更: Googleアカウントのパスワードを変更したり、新しいアカウントに切り替えた場合、設定がリセットされる可能性があり、「購入確認」の設定が失われることがあります。
- 端末側の設定変更: 端末の設定が変更されたり、不具合が発生していると、この問題が起こる可能性があります。
Google Play「購入確認が設定されていません」消す方法は?
「購入時確認が設定されていません」と表示された場合、以下の対処法を試すことができます。
- 購入確認の設定を行う: Google Playアプリを開き、プロフィールアイコンをタップ→「設定」→「購入の確認」の順にタップし、表示された画面で「パスワードを使用」または「生体認証を使用」のいずれかを選択して本人確認の設定を行います。
- 既にどちらかの設定をしている場合は、一度設定し直すことで解決する可能性があります。
- 設定後に生体認証にするかパスワードにするか変更したい場合は、同じ手順で「生体認証」をオンまたはオフにすることができます。
- Google Playアプリのアップデート: Google PlayストアでGoogle Playアプリのアップデートがないか確認し、アップデートがあれば実施します。
- 端末の設定を確認する: 端末の設定で、日付と時刻が正しいか、インターネット接続が安定しているか、Google Playサービスが最新バージョンにアップデートされているかを確認します。
- Google Playストアのキャッシュとデータを消去する: 設定アプリから「アプリ」→「Google Playストア」を選択し、ストレージの「キャッシュをクリア」をタップします。 それでも解決しない場合は、「データを消去」も試しますが、データの消去を行うと、Google Playアプリの設定やダウンロードしたアプリの情報が初期化されるため注意が必要です。
- 端末の再起動: 端末を再起動するだけで解決する場合があります。
- Googleアカウントの再ログイン: 一度ログアウトし、再度ログインしてみましょう。
- アプリを強制停止して「ストレージ」「キャッシュ」を削除する: 調査によると、海外のYouTube動画で紹介されている方法として、アプリを強制停止して「ストレージ」「キャッシュ」を削除する方法もあるようです。ただし、ストレージを削除するとGoogle Playアプリ内のデータが完全に削除されて初期状態になるため注意が必要です。
- 端末の初期化(最終手段): 上記の方法で解決しない場合は、端末を初期化する(工場出荷状態に戻す)という方法もあります。初期化を行う前に必ずデータのバックアップを取ってください。
上記の方法を試しても問題が解決しない場合は、Google Playのヘルプページを確認したり、端末メーカーのサポートに問い合わせたりしてみましょう。
Google Play「購入確認が設定されていません」迷惑メールにも注意
Google Playから「購入確認が設定されていません」という通知メールが届いた場合、中には、巧妙な手口で個人情報を盗み出そうとする悪質な迷惑メールだったという危険性も否定できません。
■なぜこのような迷惑メールが出回るのか?
- Google Playの利用者の増加: Google Playは、Androidアプリのダウンロードや購入に欠かせないサービスであり、利用者が非常に多いです。そのため、悪意のある第三者からすれば、個人情報を入手できる格好のターゲットとなります。
- ユーザーの不安をあおる: 「購入確認が設定されていない」という文言は、ユーザーに不安感を与え、安易にリンクをクリックさせようとする心理的な誘導です。
- 巧妙な偽装: 本物のGoogle Playからの通知メールと見分けがつきにくいように、巧妙に偽装されている場合があります。
■迷惑メールの特徴
- 不自然な文言: 正式な通知メールでは使われないような不自然な言葉遣いや、文法ミスが含まれていることがあります。
- 緊急性を煽る: 「すぐに確認してください」などと、緊急性を煽るような言葉が使われている場合があります。
- リンク先が不明確: 記載されているURLが、Google Playの公式URLと一致していない場合があります。
- 添付ファイル: 不審な添付ファイルが添付されている場合があります。
■迷惑メールの見分け方と対策
- 差出人アドレスを確認する: Google Playからの正式な通知メールのアドレスは、必ず「[無効な URL を削除しました]」のドメインを使用しています。
- リンクをクリックする前に注意する: メール内のリンクをクリックする前に、URLをよく確認しましょう。怪しいと感じたら、絶対にクリックしないようにしてください。
- 添付ファイルを開かない: 不審な添付ファイルは絶対に開かないようにしましょう。
- Google Playのアカウントにログインして確認する: 不安な場合は、Google Playの公式サイトに直接アクセスし、自分のアカウントの情報を確認しましょう。
■迷惑メールを開いてしまった場合
- 個人情報を入力しない: 万が一、迷惑メールを開いてしまったとしても、絶対に個人情報を入力しないようにしましょう。
- パスワードを変更する: Googleアカウントのパスワードを変更し、セキュリティを強化しましょう。
- ウイルス対策ソフトでスキャンする: パソコンやスマートフォンにウイルス対策ソフトがインストールされている場合は、念のためスキャンを実行しましょう。
まとめ:Google Play「購入確認が設定されていません」なぜ開けない?消す方法は?
Google Playストアで「購入時確認が設定されていません」と表示される現象は、2024年8月頃から報告されています。 これは、Google Play側のセキュリティ強化によるもので、不正な購入を防ぐための措置と考えられています。 表示を消してGoogle Playストアを通常通り使えるようにするには、購入確認の設定を行う 必要があります。
なお、Google Play「購入確認が設定されていません」という通知メールは、全てが詐欺ではありませんが、中には悪意のある迷惑メールも存在します。不審なメールが届いた場合は、冷静に対処することが重要です。
もし、不正なアクセスや不正請求に気づいた場合は、すぐにGoogleのサポートに連絡しましょう。
Google Play ヘルプ: https://support.google.com/googleplay/
ご自身の身を守るために、常に最新のセキュリティ対策を心掛けましょう。