INEとYahoo!のプライバシーポリシー統合にについて。
同意しないとLINEが利用できなくなるのでしょうか?
INEとYahoo!のプライバシーポリシー統合はユーザー情報の一元管理を目的としているということですが、どのような情報が収集され、第三者と共有される可能性がある?
LINE|プライバシーポリシーに同意しないとどうなる?
いや?、皆さん、最近LINEやYahoo!のアプリを開いてビックリしませんでした?
突然、ドーン!と出てきた「プライバシーポリシーへの同意」画面。
しかも「同意する」ボタンしか選べない。
「うわ、ついに来たか…」って思った人も多いんじゃないでしょうか。
これまでなら「あとで確認」とか「今は同意しない」みたいな選択肢があったのに、今回はそれが一切なし。
もう、「同意しないと使えません」って突きつけられているようなものですよね。
これって一体何が起きてるの?
同意するとどうなるの?
そして、私たちユーザーにできることって何かあるの?
僕なりにちょっと調べて、皆さんに分かりやすくお伝えしたいと思います。
一緒に見ていきましょう!
【衝撃】「同意しないと使えない」ってマジ?一体何が変わったの?
まず、なんで急にこんなことになったのか、ですよね。
その背景には、LINEとYahoo!が一つになったことがあります。
そう、2023年に「LINEヤフー株式会社」として経営統合したのが始まりです。
これに伴って、これまでバラバラだったLINEとYahoo! JAPANのプライバシーポリシーも一つにまとめられたんです。
新しい方針のもと、両方のサービスでユーザーの情報をもっと連携させて活用していこう、という仕組みになったんですね。
そして、今回の「同意しないと使えない」仕様は、この新しいポリシーへの同意を求めるための変更なんですね。
企業としては、ユーザーの情報を安全かつ一貫性を持って扱うために、明確な同意が必要だと判断したということみたいです。
「同意なくしてサービスは提供できない」という姿勢をハッキリと打ち出した形ですね。
個人的には、もっと事前に分かりやすい説明とか、猶予期間があっても良かったんじゃないかなぁ…なんて思っちゃいました。
いきなり目の前に「同意する」しかない画面が出てくると、ちょっと身構えちゃいますよね。
【結論】LINE同意しないとどうなるの?避けられる抜け道はある?
で、一番気になるのが、じゃあこの同意、「しない」って選択肢を選んだらどうなるの?ということだと思います。
残念ながら、ネットを色々と見てみた結果、現時点(2025年5月)では、同意しない限り、LINEやYahoo!のサービスを使うことは事実上できなくなります。
特にLINEに関しては、メッセージの送受信はもちろん、通知を受け取ったり通話をしたりと、すべての機能が利用できなくなるようです。
同意しないままだと、アカウント停止とか機能制限のリスクもあるみたいですね。
「どうにかしてこの同意を回避したい!」って思う気持ち、すごく分かります。
X(旧Twitter)とかでも「旧バージョンをインストールしたら?」とか「ブラウザ版なら大丈夫かも?」みたいな話が出ていますよね。
でも、これらは公式に認められた方法ではないんです。
一時的に使えたとしても、アプリが強制的にアップデートされたり、仕様が変わったりすれば使えなくなる可能性が高いですし、何よりセキュリティ面でのリスクが高かったり、利用規約に違反しちゃったりすることもあるみたいなので、あまりお勧めできません。
結局、「同意したくない」という気持ちがどうしても強い場合は、LINEアカウント自体を削除する、という選択肢しかないのが現実みたいです。
その場合は、当然これまでLINEで繋がっていた人たちとは連絡が取れなくなるので、SMSとかメール、Instagram、Discordなんかで別の連絡手段に切り替えることを検討する必要がありますね。
うーん、こう聞くとやっぱり「強制的な同意」と言われても仕方ないのかな、と思ってしまいますね。
同意しないとサービスが使えないって、やっぱり選択肢が「使うか、使うのをやめるか」の二択になっちゃってますもんね。
【意外と知らない】私たちの情報、ここまで使われてた!
じゃあ、私たちが「同意する」ボタンを押すと、一体どんな情報が、どんな風に使われることになるんでしょうか?
新しいプライバシーポリシーでは、LINEとYahoo!の両方のサービスで私たちの情報が横断的に活用されるようになります。
例えば、LINEとYahoo!のアカウントを紐づけることで、私たちがどんな人なのか(年齢や性別などの属性)とか、どんな行動をしているのか(どんな検索をしたか、どんなページを見たか、どんな買い物をしたかなど)といった情報が共通で使えるようになるんですね。
これによって、より私たちに合ったコンテンツや広告を表示したり(例えば、LINE公式アカウントからのメッセージとか)、サービスを改善するための分析に使ったりするみたいです。
「LINEの友達リストとYahooショッピングの購入履歴を紐づけて、おすすめ商品を提案」とか、「メッセージのやりとりと検索ワードを分析して、より精度の高い広告を配信」なんて例も挙げられていました。
うーん、便利になる反面、ちょっとゾワッとしますよね。
「え、私の行動、全部見られてるの…?」って不安になっちゃう気持ち、すごくよく分かります。
じゃあ、具体的にどんな情報が対象になるのかというと、これがもう、私たちが思っている以上にたくさんあるんです。
氏名、電話番号、メールアドレスといった基本的なものから、使っているスマホの機種やIPアドレス、検索履歴、見たページ、何を買ったか、さらには今いる場所や移動した経路といった位置情報まで!
LINEアプリでの通話やメッセージの履歴も含まれるみたいです。
ただし!
これはすごく重要な点なんですが、LINEのトーク内容そのものがYahoo!のサービスに共有されることはないとハッキリ書かれています。
プライベートなやり取りがYahoo!側に渡ることはないそうなので、そこはちょっと安心できるポイントかな、と思います。
あと、意外と知られていないかもしれませんが、私たちがLINEログインを使って外部のアプリやサービスを利用した場合の「連携情報」も対象になるみたいです。
さらに驚きなのが、これらの情報がLINEヤフーの会社の中だけで使われるんじゃなくて、外部の提携している会社にも共有される可能性がある、ということ。
広告を配信している会社とか、マーケティングをしている会社、技術を提供している会社なんかが対象になるそうです。
自分が全く知らない会社が、自分の情報を持っているかもしれない、って考えると、ちょっと怖いですよね…。
プライバシーポリシーを実際に読んでみると、その内容の多さと詳細さに圧倒されます。
正直、「え、こんな情報まで取ってるの?!」って思っちゃいました。
これを全部じっくり読んで、内容を完璧に理解してるユーザーって、どれくらいいるんでしょうか…。
【諦めないで】ユーザーができる!プライバシー保護のための3つの対策
「同意しないと使えないし、情報もこんなに使われるのか…もう諦めるしかないの?」って思っちゃった人もいるかもしれません。
でも、完全にサービスを使わない!というのが難しくても、私たちユーザー側でできることはいくつかあります。
全部を止められるわけではないけれど、少しでも自分の情報を守るための「ささやかな抵抗」として、ぜひやってみてほしい対策がこれです。
まず一つ目は、広告の設定を見直すこと。
LINEもYahoo!も、私たちの興味や関心に合わせて広告を表示する仕組みがあります。
これを完全に止めることはできませんが、設定を変えることで、少なくとも「あなたの行動を追跡して、それにぴったりの広告を見せますよ」というパーソナライズされた広告を非表示にすることはできます。
LINEの場合は「設定」から「プライバシー管理」に進んで「広告の設定」を見てみてください。
Yahoo!の場合は「アカウント設定」の中の「広告のカスタマイズ」から無効化できますよ。
これで「監視されながら広告を出される」リスクを少し減らせるはずです。
二つ目は、不要な外部連携サービスを解除することです。
LINEで手軽に他のアプリやサービスにログインできる「LINEログイン」、便利ですよね。
でも、これを使って連携したまま、もう使っていないサービスってありませんか?
私も以前に、いくつか連携したままになっていることに気づいて全部解除しました。
連携しているサービスは、LINEアプリの「設定」から「アカウント」に進んで、「外部連携サービス」の項目で確認できます。
ここで不要なものはどんどん解除しちゃいましょう。
三つ目は、登録する情報を最小限に抑えることです。
サービスによっては、氏名や誕生日、正確な住所、位置情報など、色々な情報の入力を求められることがありますよね。
でも、よく考えてみると、本当にそれ全部必要?っていうサービスも結構多いんです。
特に必要ないかな、と思う情報は、あえて登録しない、入力しないという選択も、立派な自分の情報を自分で守る行動だと思います。
これらの対策は、確かに情報収集や利用を完全にストップさせるものではありません。
でも、何もしないよりは絶対に良い!
少しでも「私の情報、こんな風に使われているんだ」という意識を持つことが、すごく大切だと僕は思うんです。
まとめ:LINE|プライバシーポリシーに同意しないとどうなる?
今回のLINEとYahoo!のプライバシーポリシー統合と、それに対する「強制同意」の仕様は、私たちに色々なことを考えさせるきっかけになりましたね。
正直、戸惑いや不安を感じた人も多いと思います。
でも、この出来事を単に「仕方ないか…」と受け流すのではなく、「自分の情報って、こんな風に扱われているんだな」って関心を持つことが、これからのネット社会を生きていく上で本当に重要になるんだと思います。
同意する、というのは、ただボタンを押すだけじゃなくて、内容を理解して、納得した上で、「このサービスを使う」って自分で決めることだと僕は思っています。
すぐに全部を理解するのは難しくても、今回のことを機に、一度自分の使っているサービスのプライバシーポリシーをチラッとでも見てみる。
そして、今回ご紹介したような、自分でできる「情報防衛」の対策を一つでもやってみる。
そういう主体的な姿勢を持つことが、きっと未来の自分を守ることにつながるはずです。
サービスを使うかどうかを決めるのは、私たちユーザーの権利ですから。
納得のいく形で、自分にとって一番安心できるサービスを選び取っていきたいですね。
これからも、ネットの「これってどうなの?」を一緒に探っていきましょう!