日本テレビ系で放送されているドラマ「恋は闇」について。
第4話までのの展開を踏まえて、主人公である浩暉(志尊淳)が連続殺人事件の犯人ではないかという疑惑が深まっています。
恋は闇(ドラマ)|あらすじネタバレ
まずはざっくりと「恋は闇」ってどんな物語なのか。
都会で発生する、世間を震撼させる連続殺人事件、通称「ホルスの目殺人事件」を追う二人のジャーナリストが主人公なんです。
一人は週刊誌のフリーライター、設楽浩暉(志尊淳くん)。
もう一人はテレビ局の情報番組ディレクター、筒井万琴(岸井ゆきのちゃん)。
この二人が同じ事件を追う中で、運命的に出会って、惹かれ合っていくんですよ。
でもね、物語が進むにつれて、愛するはずの浩暉に次々と連続殺人犯ではないかという疑惑が浮上してくるんです。
「愛した男は、連続殺人鬼なのか?」というのが、このドラマの根幹にある問いかけですね。
情報が溢れる現代で、「真実を見抜く目」を持っているのか、そして「好きな人が連続殺人鬼だったら」という究極の状況で、ヘビーな現実と向き合えるのか。
そんなテーマが描かれているんですね。
単なる謎解きだけじゃなくて、伝える側の葛藤とか、情報リテラシーみたいな問いかけも含まれていて、ただのラブミステリーじゃない深みがあるんです。
恋は闇(ドラマ)|犯人は誰?浩暉(志尊淳)?
さて、多くの視聴者が一番気になっているであろう、「犯人は誰?」という疑問。
そして、主人公である設楽浩暉(志尊淳くん)が犯人なのかどうか、ですよね。
ドラマを見ていると、いやいや、どう考えても浩暉が怪しいでしょ!ってシーンが、これでもかというくらい出てくるんです。
例えば、「ホルスの目殺人事件」の犯人の靴と浩暉の靴が一緒だったり。
万琴ちゃんがレインコートの男に襲われた時、真っ先に駆けつけたのが浩暉くんで、その後の行動も不審だったりしましたよね。
さらに、現場近くのコインロッカーから、血のついたゴム手袋と黒いレインコートを取り出す姿なんかも描かれていて、これはもう「真っ黒」に見えちゃいますよ。
極め付けには、5件目の被害者の腕にあった注射痕。
その後のシーンで、浩暉くんが部屋で注射針を前にしている描写もありました。
警察の小峰刑事(白洲迅くん)も、もともと浩暉の父親が過去に浩暉の母親を「ホルスの目」と酷似した手口で殺害した事件があったんですけど、実は父親じゃなくて浩暉が母親を殺したんじゃないか、そして「ホルスの目」の真犯人も浩暉じゃないかと疑念を抱いています。
ほら、これだけ見ると、浩暉が犯人だって言われても全然おかしくないし、むしろそうとしか思えないですよね。
でもね、もし仮にですよ、浩暉くんが犯人じゃなかったとしたら、今までのあの怪しい行動やシーンはどう説明されるんだろう?っていう疑問が当然出てきます。
視聴者の皆さんの間でも、ここがすごく議論になっているポイントなんですよね。
例えば、浩暉くんが犯人じゃなかったとしても、本物の犯人に脅されて、指示されるがままに証拠隠滅を手伝っていた、という考察が出ていました。
コインロッカーから証拠品を回収したり、被害女性に注射を打ったりするのも、犯人に言われてやっていたことかもしれない、と。
特に、万琴ちゃんが襲われた時にパニックになって謝っていたり、母親の事件のトラウマがあるように感じさせる描写もあったので、何らかの事情で追い詰められている可能性も考えられますよね。
また、彼の父親が過去に殺人事件を起こしているという設定も重要です。
もしかしたら、浩暉くんは冤罪で服役していた父親の潔白を証明するため、あるいは母親の本当の犯人を探すために、単独で、あるいは誰かの協力を得て行動しているのかもしれません。
ロッカーにあった証拠品も、父親が捨てたものを見つけて隠した、とか、父親か別の誰かから鍵を渡されて取りに行った、という可能性も考えられます。
万琴ちゃんを襲ったレインコートの男と、コインロッカーに証拠品を隠しに行った浩暉くん、そして駆けつけた浩暉くんの間の時間差を考えると、同一人物だとするには少し都合が良すぎるんじゃないか?という意見もあって、もしかしたら追いかけてきた人物と襲ってきた人物は別、という可能性もゼロではないようです。
彼が警察にマークされているのに犯人と同じ靴を履き続けたりするのは、父親の一件があって警察を信用しておらず、挑戦的な態度をとっているから、という見方をする人もいました。
もちろん、「二重人格説」も根強くあります。
ゾロ目の日になると、突発的に犯行に及んでしまう、本人はその間の記憶がない、という展開です。
ただ、視聴者の中には、それではあまりにも「そのまんますぎる」「捻りがない」として、二重人格説を否定する声も多いですね。
過去に同じスタッフが手掛けたドラマでサイコパスや二重人格のような設定があったことから、今回もそうではないか、というメタ考察も出ていますが、プロデューサーの方は、あえて「やってること」を見せているのに「浩暉は絶対犯人じゃない」と推理する視聴者が多くて意外だった、と話しているので、もしかしたら私たちの想像を超えた真実が隠されているのかもしれません。
恋は闇(ドラマ)|の感想は面白い?つまらない?
さて、視聴者の皆さんの感想や考察は、本当に多岐にわたっています。
SNSなどを見ていると、まさに「真実を見抜く目」が試されているな、と感じますね。
一番意見が分かれているのは、やはり「犯人は誰か」です。
浩暉くんが犯人だ!と確信している人もいれば、デリバリー配達員の夏八木唯月くん(望月歩くん)が怪しい!という意見も多いです。
プロデューサーさんも、望月くんは演技が上手いのに登場シーンが少ないから怪しいという「メタ考察」が多いと言っていて、これから彼の出番が増えるようなので注目ですね。
他にも、鑑識の松岡さん(浜野謙太さん)、総合演出の野田さん(田中哲司さん)、万琴ちゃんの親友である看護師の向葵ちゃん(森田望智さん)、プロデューサーの沙樹さん(西田尚美さん)、刑事の大和田さん(猫背椿さん)など、様々な登場人物を怪しむ声が上がっています。
野田さんに関しては、過去の浩暉の母親殺害事件に関わっているのではないか、という考察も出ていました。
向葵ちゃんは、看護師であること、過去にストーカー被害に遭っていること、そして浩暉くんのことが好きそうに見えることから、万琴ちゃんを襲う動機があるのではないか、と疑う人もいました。
そして、第4話で登場した、向葵ちゃんの職場の先輩で浩暉くんの元カノだった新田透子さん(小林涼子さん)。
彼女が浩暉くんを「私史上、1番ヤバい元カレ」と言い放ったことで、ネット上は騒然となりましたね。
「何したの?」「どうヤバいの?」と、浩暉くんの過去や人物像に対する疑念がますます深まりました。
小林涼子さんが出てくるドラマは「なんかある」と感じる視聴者も多いようで、波乱の予感がします。
物語の謎だけでなく、主人公二人の関係性や、ヒロインである万琴ちゃんに対する感想も様々です。
浩暉くんと万琴ちゃんの恋愛パートについて、「甘くて良い」と楽しむ声がある一方で、「イチャイチャのシーンが痛々しくてキツイ」と感じる人もいました。
岸井ゆきのちゃんの演技力は評価されていますが、志尊くんや白洲くんのようなキャラクターに惹きつけられるヒロインとして「合ってない」「魅力を感じない」といった厳しい意見も散見されました。
ただ、「普通の子がイケメンに言い寄られるリアルさ」があって良い、という肯定的な意見もあり、まさに「ドラマって本当に主観なのでこれが怪しく見えるかとか、これでキュンキュンできるかとかって、それぞれの好みだったり主観だったりする」というプロデューサーの言葉通り、受け取り方は人それぞれなんですよね。
恋は闇(ドラマ)|の視聴率は?
第1話 4月16日 禁断の恋、始まる 4.5%
第2話 4月23日 動き出す恋と、浮上する疑惑 4.1%
第3話 4月30日 彼の秘密、彼女の決意 調査中
第4話 5月7日 殺人鬼、現る 調査中
恋は闇(ドラマ)|キャスト・登場人物
最後に、この物語を彩るキャストと登場人物たちを整理しておきましょう。
まず、主人公の二人。
週刊誌「週刊新流」のフリーライター、設楽浩暉(したら ひろき)を演じるのは志尊淳くん。
そして、テレビ局の情報番組ディレクター、筒井万琴(つつい まこと)を演じるのは岸井ゆきのちゃん。
若手実力派として定評のあるお二人が、この究極の恋愛ミステリーを引っ張っています。
事件を追う警察関係者としては。
警視庁捜査一課の刑事で、万琴ちゃんや向葵ちゃんの高校からの友人でもある、小峰正聖(こみね まさきよ)を白洲迅くん。
正聖のバディ刑事、大和田夏代(おおわだ かよ)を猫背椿さん。
麻布東警察署の鑑識課員、松岡慧(まつおか けい)を浜野謙太さんが演じています。
万琴ちゃんが働くテレビ局「JBCテレビ」の情報番組「モーニングフラッシュ」のメンバーも重要です。
総合演出、野田昇太郎(のだ しょうたろう)を田中哲司さん。
プロデューサー、蔵前沙樹(くらまえ さき)を西田尚美さん。
万琴ちゃんの後輩ディレクター、木下晴道(きのした はるみち)を小林虎之介くんが演じています。
その他の主要な登場人物としては。
万琴ちゃんの高校からの親友で看護師の、内海向葵(うつみ あおい)を森田望智ちゃん。
フードデリバリー「ミールミート」の配達員、夏八木唯月(なつやぎ いつき)を望月歩くん。
そして、物語の鍵を握る、正体不明の男、のちに浩暉くんの父と判明し、過去に妻を殺害して服役していた、設楽貫路(したら かんじ)を萩原聖人さんが演じています。
第4話以降で登場した、向葵ちゃんの職場の先輩で浩暉くんの元カノ、新田透子(にった とうこ)を小林涼子さんが演じ、物語を大きく動かしていますね。
まとめ:恋は闇(ドラマ)ネタバレ考察|犯人は誰?浩暉(志尊淳)?感想は面白い?
「恋は闇」、第5話からはさらにミステリーが本格化して、浩暉くんの異様な素顔が見え隠れしたり、彼の過去を知る人物の話を聞く機会が増えたりするようです。
万琴ちゃんは「信じたいけど信じられない」と、どんどん迷って葛藤していくとのこと。
クリフハンガー的な展開も増えて、さらにハードになっていくみたいなので、これはもう見逃せませんね。
私も、この先の展開を推理しながら、毎週しっかり追っていきたいと思います。
あなたも一緒に、「恋は闇」の深淵を覗き込み続けましょう。