皆さん、こんにちは!
ベテラン冒険者の皆さん、そしてリマスター版オブリビオンからシロディールに足を踏み入れた皆さん。
僕はゲーム大好き、特にオープンワールドRPGとなると時間を忘れて没頭しちゃう、30代前半のゲームブロガーです。
Twitterとかでも、最近「オブリビオンリマスター買ったよ!」とか「懐かしい!」っていう声を見かけることが多くて、本当に嬉しいです。
僕ももちろん買いましたよ!
あの頃の思い出が美麗なグラフィックで蘇るなんて、感無量です。
でも、いざプレイしてみると、「あれ?敵が硬すぎない?」とか「全然ダメージ通らないんだけど!」って壁にぶつかっている人もいるんじゃないでしょうか。
特に物理攻撃メインで頑張っていると、そう感じやすいかもしれません。
僕も最初、「あれ?こんなもんだったっけ?」ってびっくりしました。
腕力も刀剣スキルもそこそこ上がっているはずなのに、なぜか敵がタフでタフで…。
ハードモードに設定しているなら尚更、「こんなに敵が硬いんですか?」って疑問に思いますよね。
でもね、これにはちゃんと理由があるんです。
オブリビオンの世界では、単に武器を強化して、力任せに殴るだけじゃ通用しない場面がたくさん出てくるんですよ。
今回の記事では、そんな「敵が硬い」と感じる皆さんに向けて、オブリビオンのダメージ計算の仕組みと、どうすればもっと効率よくダメージを与えられるようになるのかを、僕自身の経験も踏まえながら、徹底的に深掘りして解説していきたいと思います。
最後まで読めば、きっとあなたもシロディールの強敵たちを相手に、もっと気持ちよく戦えるようになるはずですよ。
さあ、一緒にダメージの秘密を解き明かしていきましょう!
リマスター版オブリビオン攻略wiki|ダメージ計算・おすすめスタータス振り
皆さんが武器を構えて、敵に一撃を食らわせる時、画面上に表示されるダメージ数値。
あれって、単純に武器の性能だけで決まっていると思っていませんか。
実はね、オブリビオンの世界では、その一撃の裏側で、いくつかの要素が複雑に絡み合ってダメージ量が計算されているんです。
まず、武器そのものが持っている「強さ」の基準値があります。
これは、アイテム画面で表示されている「武器攻撃力」の元になる数値ですね。
でも、この基準値が同じ武器だったとしても、キャラクターによって与えるダメージは変わってきます。
なぜかと言うと、そこに皆さんのキャラクター自身の能力値が影響してくるからなんです。
具体的には、その武器を使うために必要な「該当ステータス値」と「該当スキル値」が重要になります。
例えば、片手剣や両手剣といった刀剣、あるいはメイスや斧といった殴打武器を使う場合、関係してくるステータスは「腕力」です。
弓を使う射手の場合は、「敏捷性」が関係してきます。
これらのステータスが高ければ高いほど、武器から得られる攻撃力が高まるんです。
ステータスの最大値はレベルアップでは100までですが、魔法や装備でそれを超えて強化することも可能です。
ただし、腕力や敏捷性を100を超えて強化しても、武器の攻撃力には影響しないという点は覚えておきましょう。
そして、もう一つ重要なのが「該当スキル値」です。
刀剣武器なら刀剣スキル、殴打武器なら殴打スキル、弓なら射手スキルですね。
これらのスキルレベルも、武器の攻撃力に大きく影響します。
スキルレベルが高くなればなるほど、同じ武器を使っても表示される攻撃力は上がっていきます。
スキルの最大有効値は基本的に100です。
実は、このスキル値には、キャラクターの「運」のステータスも影響を与えるんです。
運が50を超えている場合、「(運 – 50) × 0.4」という計算式で算出された数値が、運動と軽業以外のスキルにプラス補正として加算されます。
だから、地味に見える「運」も、戦闘スキルの底上げに少しだけ貢献してくれる可能性があるんですね。
ただし、スキルレベルが100に達している場合は、運による補正効果はなくなります。
さらに、武器の「現在表示耐久値」も攻撃力に影響してきます。
武器が傷んで耐久度が下がると、それに応じて攻撃力も低下してしまうんです。
だから、こまめな修理は意外と大事だったりしますね。
表示されている耐久値はパーセンテージで、元の基礎耐久値に対して現在の耐久値がどれくらいかを示しています。
さて、ここまででアイテム画面に表示される「武器攻撃力」がどのように決まるかを見てきました。
でも、実際に敵に与えるダメージ量は、さらに別の計算式で決まっているんです。
ここには、さっき見た武器攻撃力だけでなく、皆さんのキャラクターの「スタミナ」の値も影響してきます。
スタミナによるダメージ補正の計算式があって、「(スタミナ値 ÷ 最大スタミナ値 + 1) ÷ 2」という形でダメージに乗算されるんです。
つまり、スタミナが満タンに近いほど高いダメージが出やすくなるということですね。
素手での戦闘や武器を振る、ジャンプするとスタミナは減少するので、戦闘中はスタミナ管理も重要になってきます。
スタミナの最大値は、腕力、持久力、敏捷性、気力の合計値で決まります。
そして、特定の攻撃には特別なダメージ補正がかかります。
例えば、「隠密攻撃」です。
敵に気づかれていない状態で攻撃を成功させると、「隠密攻撃補正」がダメージに乗ります。
この補正率は隠密スキルの熟練度によって変わってきて、素人レベルで片手武器や素手なら4倍、射手なら2倍。
見習いレベル以上になれば、片手武器や素手は6倍、射手は3倍もの大ダメージを与えることができます。
ただし、両手武器ではこの不意打ちダメージボーナスは付かないので注意が必要です。
スニーク状態で移動速度や武器を振る速度が落ちるデメリットもありますが、一撃必殺を狙うなら隠密は非常に強力な手段になります。
もう一つ、「熟練攻撃」、つまり「パワーアタック」にもダメージボーナスがあります。
これは、素人レベルだと通常攻撃の2.5倍、見習いレベル以上なら3倍のダメージになります。
パワーアタックは、移動しながら攻撃ボタンを押すことで発動できます。
スキルレベルが上がると、左右や後ろ、前方向への特殊なパワーアタックモーションが追加されて、相手を気絶させたり麻痺させたりする効果が付くこともあります。
なので、物理攻撃をメインにするなら、パワーアタックを積極的に活用することがダメージアップに繋がりますね。
最後に、敵自身の防御力や武器耐性も考慮されます。
敵の防御力は最大で85%までしかダメージを軽減しないようですが、武器耐性は通常武器攻撃の場合に適用され、最大100%までダメージを軽減する可能性があります。
つまり、通常武器ではダメージが通りにくい敵もいる、ということです。
これが、冒頭で皆さんが感じた「敵が硬い」の大きな要因の一つかもしれません。
物理攻撃の限界?魔法・符呪のチカラ!
さあ、ここまでオブリビオンにおける物理ダメージ計算の仕組みを解説してきました。
腕力や刀剣スキル、スタミナやパワーアタック、隠密攻撃…様々な要素が組み合わさって、最終的なダメージ量が決まるんですね。
でもね、これだけ頑張って物理攻撃力を上げても、どうしてもダメージが通りにくい敵、やたらと硬い敵に出会うことってあるんです。
特にゲームが進んで、強力なモンスターやレベルの高い敵が出てくると、顕著に感じてくると思います。
実は、最初の質問でも触れられていた通り、オブリビオンの世界では、物理攻撃力だけでゴリ押すには限界がある場面が多いんですよ。
物理攻撃力が最大となる、いわゆる最強クラスの通常武器である基準強さ値26ポイントを持つドーンブレイカーのような武器があったとしても、特定の状況ではそれ以上のダメージを出す方法が存在するんです。
その鍵を握るのが、「魔法」と「符呪(エンチャント)」なんです。
オブリビオンでは、敵にも様々なパラメータ、特に「耐性」というものが設定されています。
炎、雷、氷といった属性攻撃に対する耐性や、魔法そのものに対する耐性など、敵によって弱点や得意なことが違います。
そして、この「耐性」をどうにかするのが、ダメージ効率を劇的に上げる秘訣なんです。
例えば、「符呪」を施した武器です。
単に属性ダメージ(炎攻撃3ポイントなど)を付けるだけでも有効ですが、オブリビオンの符呪の真髄は「耐性破壊」にあります。
例えば、「炎攻撃 3ポイント」に加えて「炎耐性破壊 マイナス100%」といった効果を組み合わせると、敵の炎に対する耐性をほぼゼロにして、属性ダメージがそのまま通るようになるんですね。
さらに、「耐性のマイナス値が増えるほど、与ダメが高まる」という仕様があります。
つまり、炎、雷、氷の耐性破壊をそれぞれ-100%ずつ付呪した武器で殴ると、それぞれの属性ダメージが敵の耐性を無視して通りやすくなる上に、合計の耐性低下量に応じてさらにダメージが増える可能性があるんです。
これがね、物理攻撃力が最大クラスの武器よりも、符呪を駆使した武器の方が最終的な与ダメージが高くなることがある理由なんですよ。
符呪装備って、本当にチートじみた性能を発揮することがあるんです。
符呪以外にも、魔法そのものもダメージアップに貢献します。
特に、「破壊」魔法の系統には、敵に直接ダメージを与える魔法(炎、氷結、電撃攻撃)だけでなく、「抵抗力を低下させる」という魔法があります。
これも「耐性破壊」と同じ効果ですね。
一見地味に見えるかもしれませんが、この抵抗力低下魔法を敵にかけた後に物理攻撃や属性攻撃を叩き込むと、目に見えてダメージの通りが良くなることがあります。
時には、「武器を振るのが馬鹿馬鹿しくなるほどのダメージを叩き出せる」なんて言われるくらい強力なんですよ。
他にも、「体力低下」や「ステータス低下」といった魔法を使うだけでも、敵を弱体化させて戦闘を有利に進めることができます。
だからこそ、オブリビオンでは「魔法や符呪を縛ると勝てなくなる」という意見もあるんです。
特にハードモードのような敵が硬い設定では、単なる物理攻撃だけではジリ貧になってしまう可能性があります。
「脳筋」キャラクターでプレイしている人でも、「最低限の魔法、スクロールを買って持ち込むのが良い」とまで言われるくらい、魔法の活用は重要なんです。
スクロール(呪文の巻物)なら、魔法のスキルレベルや習得の有無に関係なく魔法効果を使えますし、杖も同様にスキルや習得は不要で装備するだけで魔法効果を使えます。
どちらも使用するとなくなるか、魔力を消費しますが、いざという時にあると本当に助けられます。
リマスター版の戦闘は、ベセスダ社の古典的な戦闘システムで、肉弾戦は基本的な連打が中心になりがちだという声もあります。
難易度を上げると敵の体力と攻撃力が数倍になるだけで、いわゆる「死にゲー」のように上手さで切り抜けられるわけではなく、回復薬をたくさん持っている者が勝つ、という側面も強いかもしれません。
真正面からの殴り合いだけでは限界があるからこそ、魔法や符呪、そしてスタミナ管理や隠密といった、戦闘を有利に進めるための他の要素が光ってくるんです。
具体的なダメージアップ戦略!
さて、オブリビオンのダメージ計算の仕組みと、魔法・符呪の重要性が分かってきたところで、実際にどうやってダメージを増やしていくのか、具体的な戦略をいくつか考えてみましょう。
まず基本中の基本ですが、使いたい武器に対応した「ステータス」と「スキル」をしっかり育てましょう。
刀剣や殴打武器なら腕力とそれぞれのスキル。
弓なら敏捷性と射手スキルですね。
これらの数値が高くなることで、武器自体の表示攻撃力が高まり、物理ダメージの底上げになります。
レベルアップ時のステータス振り分けで、メインで使う攻撃手段に関連するステータスに優先的にポイントを振っていくのが効率的です。
スキルレベルは、対応する行動(刀剣武器で敵を殴る、殴打武器で殴る、弓を射るなど)を繰り返すことで上がっていきます。
スキルトレーナーにお金を払って訓練を受けることもできますし、スキルブックを読むことでも上げられますよ。
次に、強力な「符呪武器」を入手するか、自分で「作成」することを目指しましょう。
ユニークなマジック武器の中には、最初から強力な符呪効果が付いているものがあります。
序盤でも入手できる銀のロングソードや銀の片手斧は、霊体などの通常武器耐性を持つ敵にも有効な銀製武器です。
有名なユニーク武器だと、「ウンブラ」という長剣は魂縛効果が付いていて、序盤から入手できる高性能武器として知られています。
冷気ダメージが付与されたエルフの弓「氷のワイアームの弓」も、最序盤から高火力を出せる優秀な弓ですね。
こうしたユニーク品は、クエスト報酬や特定の場所に隠されていることが多いので、探索するのも楽しいですよ。
さらに強力な符呪武器を求めるなら、自分で符呪を作成するのが一番です。
これには、魔術師ギルドを進めて「符呪の祭壇」を使えるようにする必要があります。
街を巡って魔法を購入したり、クエスト報酬で魔法を入手したりして、使える魔法の種類を増やしましょう。
特に「破壊」魔法の系統で、属性ダメージや耐性破壊の効果を持つ魔法を覚えることが重要です。
符呪の祭壇では、武器や防具、装飾品に魔法効果を付与できます。
ここで、属性ダメージと対応する属性耐性破壊の効果を組み合わせた符呪を作成するんです。
例えば、武器に「炎ダメージ ○ポイント」と「炎耐性破壊 △%」を同時に付呪するといった具合です。
これが、物理攻撃だけでは難しい敵に対する特効薬になります。
魔術師ギルドのクエストを進めるのはちょっと大変かもしれませんが、符呪が解禁された時の恩恵は絶大です。
魔法を自分で唱える場合も、「耐性低下魔法」は積極的に活用しましょう。
破壊魔法の系統にある、敵の抵抗力を下げる呪文ですね。
戦闘が始まったらまず相手に耐性低下魔法をかけ、その後に物理攻撃や符呪武器での攻撃、あるいは他の攻撃魔法を叩き込む、という連携が非常に強力です。
体力低下やステータス低下魔法も、敵の能力を削いで被ダメージを減らしつつ、戦闘を有利に進めるのに役立ちます。
これらの魔法を使うには対応する魔法スキル(破壊なら気力)を上げる必要がありますが、スキルレベルが上がると消費マジカが減ったり、より強力な魔法を使えるようになったりするので、育てて損はありません。
スタミナ管理も忘れずに行いましょう。
スタミナがダメージに影響するだけでなく、スタミナが減ると命中率も下がるからです。
攻撃を連打しすぎず、適度に歩いたり休憩したりしてスタミナを回復させることも意識すると良いですね。
スタミナ回復のポーションや魔法も活用できます。
最後に、物理攻撃の強力な手段として「パワーアタック」と「隠密攻撃」があります。
刀剣、殴打、格闘スキルを上げることで、パワーアタックにダメージボーナスや特殊効果が追加されます。
積極的にパワーアタックを狙っていきましょう。
隠密スキルを上げて敵に気づかれずに攻撃すれば、文字通り数倍のダメージを叩き出すことが可能です。
特に弓使いや片手武器使いには、隠密は非常に相性の良いスキルです。
一撃で敵を仕留めきれないと逆に危ない場面もありますが、強力な敵相手には有効な戦術になり得ます。
まとめ:ダメージ計算を理解して、シロディールを駆け巡ろう!
オブリビオンの世界で「敵が硬い!」と感じた時、それは単にあなたのレベルや筋力が足りないわけではないかもしれません。
武器の攻撃力はステータスやスキル、耐久値に影響され、実際のダメージ量はさらにスタミナ補正や隠密/パワーアタック補正、そして敵の防御力や耐性によって決まります。
特に後半の敵やハードモードでは、通常武器への耐性を持つ敵が増えたり、全体的に敵がタフになるため、物理攻撃だけで押し切るのが難しくなってきます。
そんな時にこそ、「魔法」や「符呪」の力が輝きます。
敵の弱点を突く属性攻撃や、耐性を破壊する魔法・符呪を組み合わせることで、効率的に大ダメージを与えることができるようになります。
符呪武器は自分で作成することも可能で、組み合わせ次第では物理攻撃の限界を超える性能を引き出すことも夢じゃありません。
また、スタミナ管理や、隠密・パワーアタックといった攻撃手段の工夫も、物理ダメージを最大化するためには欠かせません。
僕自身も、最初はこの辺りの仕組みをよく理解していなくて、「なんか敵が硬いな?、もっと強い武器探しに行こうかな?」くらいにしか考えていませんでした。
でも、魔術師ギルドを進めて符呪ができるようになって、「あれ?こんなにダメージ変わるの?!」ってびっくりした時の衝撃は忘れられません。
特に属性耐性破壊の効果を知ってからは、戦闘の考え方がガラッと変わりました。
脳筋プレイも楽しいですが、オブリビオンの世界は魔法や符呪といった多様なシステムが魅力の一つなので、食わず嫌いせずに色々試してみるのがおすすめです。
「脳筋だから魔法なんて使わない!」なんて言わずに、最低限のスクロールや杖を持ち歩くだけでも、詰まりそうな場面を乗り越える手助けになってくれますよ。
ダメージ計算の裏側を知って、魔法や符呪、そして様々な戦闘テクニックを使いこなせば、きっと今まで苦戦していた敵も、ぐっと楽に倒せるようになるはずです。
シロディールの広大な世界には、まだまだ皆さんが知らない発見や、攻略の糸口がたくさん眠っています。
この解説が、あなたのシロディールでの冒険を、より快適で楽しいものにする手助けになれば、ゲームブロガーとしてこれほど嬉しいことはありません。
さあ、ダメージ計算の秘密を理解した新しい力で、素晴らしい冒険を続けましょう!
皆さんのシロディールライフに、幸多からんことを祈っています!
リマスター版オブリビオン攻略wiki|おすすめスタータス振り
■レベルアップシステムのおさらい
まず、オブリビオンリマスターのレベルアップの仕組みを簡単におさらいしておきましょう。
キャラクターのレベルを上げるためには、まず各種「スキル」のレベルを上げる必要があります。
剣を使えば刀剣スキル、魔法を使えば破壊スキル、敵の攻撃を防御すれば防御スキル、といったように、ゲーム内の行動と紐づいてスキルレベルが上がっていきます。
スキルレベルが一定量上昇すると、キャラクターレベルのゲージが溜まっていきます。
このゲージが最大になったら、どこかにある寝具(ベッドなど)で「睡眠」を取ることでレベルアップが完了します。
リマスター版では、オリジナル版からこのレベルアップシステムにも改良が加えられています。
オリジナル版では、レベルアップまでにどのスキルをどれだけ上げたかで、ステータスボーナスの上昇値が変わるという、ちょっと複雑で計画的なレベリングが必要でした。
これが「効率的なレベリング」と呼ばれて、ちょっと面倒に感じる人もいたんですよね。
でも、リマスター版ではその点は簡略化されています。
スキルレベルを合計で10レベル上げるなどしてレベルアップゲージを溜めれば、睡眠時に「徳ポイント」を12ポイント獲得できます。
この12ポイントを、8つある基本ステータス(腕力、知力、気力、敏捷性、速度、持久力、魅力、運)に自由に割り振ることができるようになったんです。
ただし、運だけは1ポイント上げるのに徳ポイントを4ポイント消費します。
それ以外のステータスは1ポイント消費で1上昇させられます。
一度のレベルアップでボーナスを割り振れるステータスは最大3つまでです。
だから、レベルアップまでにどんなスキルを上げたかに関わらず、自由に好きなステータスを伸ばせるようになったのは、育成の自由度が増して嬉しい変更点ですね。
ちなみに、キャラクターメイク時に設定する「メジャースキル」は、マイナースキルに比べてレベルアップゲージが溜まりやすいという特徴があります。
効率よくレベルを上げたいなら、メジャースキルに設定したスキルを重点的に育成するのがおすすめです。
基本ステータスの役割と優先度
さて、レベルアップで割り振る12ポイント、どこに振り分けるのが良いのでしょうか。
8つの基本ステータスには、それぞれ異なる役割があります。
あなたの目指すキャラクター像やプレイスタイルによって、優先すべきステータスは変わってきますが、序盤の共通認識としておすすめの振り方や、各ステータスの重要性について解説しますね。
持久力(Endurance)
まず、序盤に最も優先して上げてほしいステータスが「持久力」です。
なぜかと言うと、持久力はキャラクターの「体力(HP)」の最大値に大きく関わるからです。
キャラクター作成時の初期体力は、持久力の2倍で決まります。
そして、レベルアップ時には、その時の持久力の10分の1(端数切捨て)が最大体力にボーナスとして加算されていくんです。
このレベルアップ時の体力ボーナスは、その時の持久力の値に依存するため、低レベル時から持久力を上げておかないと、キャラクター全体のHPが伸び悩んでしまうんです。
オブリビオンは、特に序盤は敵の攻撃も痛く、生存力が非常に重要なので、持久力をしっかり上げておくと、冒険がぐっと楽になります。
防御スキルや鍛冶スキル、重装スキルが関連ステータスです。100を超えて強化しても体力が増えます。
腕力(Strength)
物理攻撃メインのキャラクターなら、絶対に外せないのが「腕力」です。
腕力は、刀剣、殴打、格闘といった近接攻撃のダメージ量に直結します。
腕力が高いほど、武器の表示攻撃力も上昇しますからね。
さらに、持ち運べるアイテムの最大重量(腕力×5)や、最大スタミナ値にも影響します。
物理攻撃をたくさん振るうとスタミナが減るので、スタミナ量が増えるのも嬉しい効果です。
刀剣、殴打、格闘スキルが関連ステータスです。100を超えても所持重量やスタミナは増えますが、攻撃力には影響しません。
敏捷性(Agility)
弓使いや隠密系のキャラクターにとっては、「敏捷性」が非常に重要です。
敏捷性は、射手武器(弓)による攻撃のダメージ量に影響します。
また、敵の攻撃を受けた際の「よろめき」を回避しやすくなったり、隠密行動中の見つかりにくさにも影響したりします。
こちらも最大スタミナ値に影響します。
開錠、隠密、射手スキルが関連ステータスです。100を超えてもよろめき回避や隠密成功率、スタミナは増えますが、攻撃力には影響しません。
速度(Speed)
「速度」は、キャラクターの移動速度に影響するステータスです。
広大なシロディールを探索する上で、移動速度が速いのはシンプルに便利ですよね。
特にリマスター版ではスプリント(ダッシュ)機能も追加されたので、より移動が快適になりました。
速度は、運動、軽装、軽業スキルが関連ステータスです。100を超えても移動速度は速くなります。序盤からある程度上げておくと、快適性が増して個人的にはおすすめです。
知力(Intelligence)
魔法使い系のキャラクターの生命線となるのが「知力」です。
知力は、魔法を使う際に消費する「マジカ」の最大値(知力×2)に直結します。
マジカが多ければ、それだけ多くの魔法を連発したり、消費の大きい強力な魔法を使ったりできます。
錬金術、召喚、神秘スキルが関連ステータスです。100を超えてもマジカ上限が増えます。
気力(Willpower)
こちらも魔法使い系、あるいはスタミナ管理を重視したいキャラクターに関わるステータスです。
「気力」は、マジカの自動回復速度に影響します。
知力でマジカの最大値を増やし、気力で回復速度を上げるのが魔法使いの基本ですね。
また、最大スタミナ値にも影響します。
破壊、変性、回復スキルが関連ステータスです。100を超えてもマジカ回復速度とスタミナが増えます。
魅力(Personality)
「魅力」は、主にNPCとの関係性に影響するステータスです。
魅力が高いほど、NPCの好感度が上がりやすくなります(魅力4ポイントにつき好感度1ポイント増加)。
商才や話術スキルによる交渉を有利に進めたり、賄賂の金額が安くなったりするメリットがあります。
幻惑スキルも関連ステータスです。魅力が高いと動物などに襲われにくくなるという話もあります。
ただ、戦闘能力に直接影響するステータスではないため、戦闘メインのキャラクターであれば、他のステータスよりは優先度が低くなることが多いです。交渉を重視するロールプレイをしたい人にはおすすめです。
運(Luck)
最も地味に見えるかもしれませんが、「運」も様々な要素に微量ながら影響を与えるステータスです。
特に、運動と軽業以外のスキルに対して、(運 – 50) × 0.4のプラス補正効果があります。
つまり、運が50を超えていると、色々なスキルがほんの少しだけ上がりやすくなる、あるいは実質的なスキル値が少し高くなる、ということですね。
闘技場の掛けにも影響するそうです。
ただ、運はレベルアップ時以外で上げるのが非常に難しいステータスで、全体的な底上げ効果も微量であるため、他のステータスに比べて優先度は低くなりがちです。スキルレベルが100に達したスキルには運の補正はかかりません。
ビルド別おすすめステータス戦略!
基本ステータスの役割が分かったところで、具体的なビルド別のステータス戦略を考えてみましょう。
これはあくまで僕の考えや、一般的なセオリーに基づいたものなので、あなたの好きなようにステータスを振るのが一番ですよ!
純粋な物理戦士
剣や斧、メイスといった近接武器をメインに戦いたい!という皆さんには、「腕力」と「持久力」がおすすめです。
腕力を上げることで、物理攻撃力が着実に伸びます。
そして持久力でHPをしっかり確保し、最前線で敵の攻撃に耐えられるようにします。
速度や敏捷性もスタミナ最大値に影響するので、ある程度振っておくとスタミナ切れを起こしにくくなります。
弓使い / 隠密アタッカー
遠距離から弓で狙撃したり、敵に気づかれずに忍び寄って大ダメージを与えたい!という皆さんには、「敏捷性」と「持久力」を優先しましょう。
敏捷性は弓のダメージに直結し、隠密行動にも影響します。
持久力で生存力を確保するのは、どんなビルドでも共通して重要です。
隠密攻撃はスタミナを消費しませんが、移動や戦闘中にスタミナが減ると命中率が下がる可能性もあるため、腕力や速度、気力でスタミナ最大値を上げるのも有効です。
魔法使い
ド派手な魔法で敵を焼き払いたい!補助魔法で自分を強化したい!という皆さんには、「知力」と「気力」が必須です。
知力でマジカの最大値を増やし、気力でマジカ回復速度を上げて、潤沢なマジカで魔法を詠唱できるようにします。
持久力でHPを確保し、打たれ弱さを補うのも良い戦略です。
破壊魔法や回復魔法をメインに使うなら気力を、召喚魔法や神秘魔法をメインに使うなら知力をより重視するなど、使う魔法の系統でどちらを優先するか考えても良いでしょう。
なんでも屋(ハイブリッド)
物理も魔法も、色々なことを器用にこなしたい!という欲張りな皆さん。
オブリビオンはそれができる自由さが魅力です!
ただし、全てのステータスを満遍なく上げるのは難しいため、ある程度の方向性は決める必要があります。
序盤の安定性を求めるなら、やはり「持久力」をしっかり上げつつ、メインで使う攻撃手段に対応したステータス(物理なら腕力、魔法なら知力/気力)を優先的に伸ばしていくのがおすすめです。
ある程度レベルが上がってきて、自分のプレイスタイルが固まってきたら、それに合わせてステータスを調整していくと良いでしょう。
100を超えて強化する意味は?
レベルアップで上げられるステータスの最大値は100ですが、魔法やマジック装備、ポーションを使うことで、一時的あるいは永続的に100を超えて強化することが可能です。
では、100を超えてステータスを上げることに意味はあるのでしょうか?
ソースによると、腕力や敏捷性を100を超えて強化しても、武器の攻撃力には影響しないとあります。
ただし、腕力は所持重量と最大スタミナ、敏捷性はよろめき回避、隠密成功率、最大スタミナ、速度は移動速度、持久力は体力と最大スタミナ、知力はマジカ上限、気力はマジカ回復速度と最大スタミナ、運はスキル補正効果 といった、攻撃力以外の効果については100を超えても増加し続けるようです。
例えば、腕力をガンガン上げて持ち運べる重量を増やしたり、知力を上げてマジカを増やしたりするのは有効な手段ですね。
まとめ:リマスター版オブリビオン攻略wiki|ダメージ計算・おすすめスタータス振り
■自分だけの最強キャラを育てよう!
オブリビオンリマスターでのステータス振り分けは、あなたの冒険を形作る上で非常に重要な要素です。
特に、序盤に持久力を優先してHPをしっかり確保しておくこと は、ゲームの安定性を高める上で個人的には最もおすすめです。
そこからは、自分がどんなキャラクターになりたいか、どんな戦い方をしたいかをイメージして、腕力、敏捷性、知力、気力といった攻撃や魔法に関わるステータスを伸ばしていくのが良いでしょう。
速度を上げて移動を快適にするのも、広大な世界を探索するこのゲームでは有効な選択肢だと思います。
魅力や運は、プレイスタイルによっては優先度が低くなるかもしれませんが、それぞれのメリットもありますので、余裕があれば振ってみるのも面白いかもしれません。
僕自身、初めてオブリビオンをプレイした時は、何も考えずに攻撃系のステータスばかり上げていて、すぐにHPが尽きてよく死んでいました。
「あれ?なんかこのゲーム難しいな…」って思っていたんですが、途中で持久力の重要性に気づいて、振り直しはできないけど、これからは持久力を優先しよう、って決めてから、ぐっと楽になった経験があります。
リマスター版では、レベルアップ時のステータス振り分けがよりシンプルになったので、初心者の方でも悩みにくくなったのは良い点ですね。
オブリビオンの世界は本当に自由で、どんなキャラクターでも冒険を楽しめる懐の深さがあります。
この記事が、皆さんが自分だけの、愛着の持てる最強キャラクターを育てるためのヒントになれば嬉しいです。
ステータス振り分けに正解はありません。
色々試しながら、あなただけの理想の冒険者を作り上げてください!
シロディールの冒険は、始まったばかりです。
これからも、素晴らしいゲーム体験を!