ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」初回(1話)について。
天久鷹央の推理カルテは橋本環奈演じる天才医師・天久鷹央が、型破りな推理で難病や事件の謎を解き明かす医療ミステリードラマ。
驚異的な知能を持つ女医・天久鷹央と内科医の小鳥遊が、奇妙な病や事件に挑む異色の医療推理ドラマ。
天久鷹央の推理カルテ(ドラマ)|初回(1話)の視聴率は?
ドラマ「天久鷹央の推理カルテ」知念実希人原作、橋本環奈主演で実写化!天才診断医・天久鷹央の鮮やかな推理が光る医療ドラマ。
「医療版シャーロック・ホームズ」とも称される、橋本環奈演じる天才医師が活躍する本格医療ミステリーですが初回(1話)の視聴率は
世帯6.3%
個人3.4%
でした。
天久鷹央の推理カルテ(ドラマ)wiki|初回(1話)あらすじ
天医会総合病院の統括診断部に、元外科医の内科医・小鳥遊優(三浦翔平)が派遣されてきた。各科で「診断困難」と判断された患者が集められる統括診断部の部長を務めるのは、同院の院長・天久大鷲(柳葉敏郎)の姪で、副院長でもある天久鷹央(橋本環奈)だ。唯一無二の個性をもつ鷹央の言動は、姉である事務長・天久真鶴(佐々木希)を除いて誰も制御できず、研修医の鴻ノ池舞(畑芽育)も「天久鷹央劇場」と評するほど。この日も小鳥遊のことを初対面にもかかわらず「小鳥」呼ばわりし、無邪気にぞんざいな態度を取る鷹央に、小鳥遊はあ然とするが、同時にその能力に舌を巻くことになる。何を隠そう鷹央は、驚異の診断能力を誇る天才ドクターだった。
まもなく、トラック運転手・香川昌平(塚地武雅)が交通事故を起こし、救急搬送されてくる。ドーナツを食べた直後に手が震え、意識を失ったという香川。彼が口にしたのは、このところ農薬混入事件や、消費者の集団嘔吐事件が相次ぐ会社のドーナツだった。しかし、いくら検査しても体に異常は見当たらないどころか、事故車内で回収したドーナツからも毒物は検出されない。この難攻不落の病状の原因究明に、鷹央と小鳥遊が挑むが…?
引用:https://www.tv-asahi.co.jp/ameku-takao/story/0001/
天久鷹央の推理カルテ(ドラマ)|初回(1話)ネタバレ
いよいよ始まりました、火曜9時の新たな顔、「天久鷹央の推理カルテ」。
原作は知念実希人さんの人気医療ミステリー小説シリーズですから、映像化されると聞いて、わたくしも胸を高鳴らせて初回放送を拝見しました。
物語の舞台は、東久留米市にある天医会総合病院の統括診断部。
各科で「診断困難」とされた患者たちが最後に辿り着く、いわば最後の砦のような部署です。
そこに、元外科医でありながら内科医として派遣されてきたのが、三浦翔平さん演じる小鳥遊優(たかなし ゆう)さん。
彼がこの物語の語り部となり、私たち視聴者を、風変わりながらも天才的な診断能力を持つ、橋本環奈さん演じる天久鷹央(あめく たかお)先生の世界へと誘ってくれるのです。
初回では、小鳥遊さんが統括診断部にやってきたばかりで、鷹央先生との出会いが描かれます。
院長の姪であり、副院長でもある鷹央先生は、初対面の小鳥遊さんをいきなり「小鳥」と呼び、無邪気でありながらもどこか人を食ったような態度。
その言動は、姉である事務長の天久真鶴(佐々木希さん)以外、誰も制御できないほど個性的で、病院内ではちょっとした「天久鷹央劇場」とまで呼ばれている始末。
しかし、そんな掴みどころのない鷹央先生が、患者の病状を一瞬で見抜く驚異的な診断能力を目の当たりにした小鳥遊さんは、唖然としながらも、その才能に舌を巻くことになるのです。
そして、物語は最初の謎へと動き出します。
トラック運転手の香川昌平さん(塚地武雅さん)が、運転中に意識を失い交通事故を起こして救急搬送されてくるのです。
彼は、最近農薬混入事件などで世間を騒がせている会社のドーナツを食べた直後に、手が震え意識を失ったと証言します。
しかし、検査をしても香川さんの体には異常は見当たらず、事故車両から回収されたドーナツからも毒物は検出されません。
医師たちが原因究明に頭を悩ませる中、鷹央先生は「面白い」と不敵な笑みを浮かべ、この謎に「診断」を下すと宣言するのです。
ここからが、まさに医療ミステリーの醍醐味。
鷹央先生は、通常の検査データだけでなく、患者の些細な言動や仕草、そして事故の状況など、あらゆる情報を独自の視点で捉え、驚くべき推理を繰り広げます。
彼女の頭の中では、まるでシャーロック・ホームズのように、様々な知識や情報が結びつき、真相へと導かれていくのでしょう。
そして、最終的に鷹央先生が突き止めた真の原因は、まさかの低血糖。
香川さんの娘さんが、父親の健康を気遣って普通のドーナツを糖質カットのドーナツにこっそり入れ替えていたことが、意識障害を引き起こしていたのです。
CT検査で香川さんの膵臓に腫瘍が見つかったことも、この低血糖を引き起こしやすい要因となっていたことが判明します。
何気ない親切が、思わぬ事態を招いてしまうという、なんとも皮肉な真相でしたね。
さらに、初回では、統括診断部の存続に関わるシリアスな展開も描かれます。
病院の再編計画によって、統括診断部が廃止される可能性があることが示唆され、今後の物語に新たな波乱を予感させます。
また、小鳥遊さんが外科医を辞めた過去についても匂わせるシーンがあり、彼の背負う物語も気になるところです。
わたくし個人的には、一見すると突飛な鷹央先生の言動の裏に隠された、天才的な洞察力が鮮やかに描かれていて、非常に引き込まれました。
型破りな主人公と、それに振り回されながらも次第に信頼を寄せていく相棒という、ミステリードラマの王道とも言える構図が、しっかりと確立された初回だったと思います。
今後の展開で、鷹央先生がどのような「診断」で難事件を解決していくのか、そして小鳥遊さんの過去がどのように明らかになるのか、本当に楽しみでなりません。
天久鷹央の推理カルテ(ドラマ)|初回(1話)の感想は面白い?
さて、この「天久鷹央の推理カルテ」の初回放送後、視聴者の皆さんはどのような感想を持たれたのでしょうか。
SNSやネット上の意見を拝見すると、賛否両論、様々な声が上がっているのが現状のようです。
まず、好意的な意見として目立ったのは、主演の橋本環奈さんのハマり役だという声です。
原作の鷹央先生は、小柄で童顔、時には高校生や中学生に間違われることもあるという設定ですが、橋本さんの持つ可愛らしさと、どこかミステリアスな雰囲気が、まさにイメージにぴったりだと感じた方が多かったようです。
また、アスペルガー症候群やサヴァン症候群といった、特性のある天才医師という難しい役どころを、橋本さんがどのように演じるのか、放送前は懸念の声もあったようですが、初回を見る限り、独特の口調や仕草などを通して、個性的な鷹央先生を見事に表現していたという意見が多く見られました。
「患者に対して『お前』とか『治してやる』な態度が不思議とかわいい」といった、鷹央先生の強烈なキャラクターに魅力を感じたという声も散見されましたね。
さらに、医療ミステリーとしてのストーリー展開についても、「謎解きの続きが気になる終わり方だった」「普通に面白かった」といった声があり、今後の展開に期待している視聴者も多いようです。
そして、アニメ版で鷹央先生の声優を務めた佐倉綾音さんが、第一話にゲスト出演したことについても、「胸アツ」「粋な演出」「まさかの共演にびっくり!」といった歓喜の声が多数上がっていました。
アニメファンにとっても、たまらないサプライズだったと言えるでしょう。
一方で、否定的な意見も少なくありません。
最も多く見られたのは、橋本環奈さんの演技に対する違和感の声です。
「高飛車で奔放な天才医師役と橋本環奈さんのキャラが合っていない」「天才的な医師能力を披露しても全く説得力が無い」「大袈裟な演技は滑稽にすら感じた」といった、役柄とのギャップを感じたという意見や、「やたら躓いて転ぶシーンも、下手なコントを見せられている様で寒々しい」といった、演出に対する不満の声も上がっています。
また、原作ファンからは、「原作から鷹央を橋本環奈とイメージする人はいない」「もっと若くて小柄な人をキャスティングしたほうがよかった」といったキャスティングに対する不満の声や、「原作の主人公の嫌な部分が強調されていて、可愛らしさが消し飛びました」「アニメの方が面白かったです」といった、原作とのイメージの違いを指摘する声も多く見られました。
さらに、「自閉スペクトラムを、きちんと学んで演技に望んだのか疑問に思う」「面白いか聞かれれば脚色を加えられすぎて複雑」「面白いと当事者や、その家族は思えない、むしろ嫌悪として捉えられる可能性がある」といった、鷹央先生の特性の描かれ方について、専門的な視点からの懸念を示す意見もありました。
他にも、「状況から心情までセリフで説明。映像や行間での演出がない」「人間ドラマを否定した、原作改悪の駄作」「見る価値はは無い」といった、ドラマ全体の構成や演出に対する厳しい意見も見られました。
初回放送の視聴率が伸び悩んだことについても、「連続でコケる予感…」といった、橋本さん主演の前作ドラマを引き合いに出して、今後の展開を不安視する声も上がっています。
わたくしがこれらの意見を総合的に見ると、橋本環奈さんのキャスティングは、見た目のイメージにおいては原作に近いと感じた方がいる一方で、演技力や役柄の深掘りという点においては、視聴者の期待に応えきれていない部分もあるのかもしれません。
また、原作を読んでいる方と、ドラマから入った方との間で、キャラクターの解釈や物語の展開に対する評価が大きく分かれていることも興味深い点です。
医療ミステリーというジャンルは、専門知識の正確性や、人間ドラマのリアリティが求められるため、そのバランスを取ることが難しいのかもしれません。
今後の放送で、これらの意見がどのように反映され、ドラマが進化していくのか、注目していきたいところです。
天久鷹央の推理カルテ(ドラマ)|初回(1話)キャスト・登場人物
最後に、この「天久鷹央の推理カルテ」を彩る魅力的なキャストと登場人物たちを、詳しくご紹介しましょう。
まずは、物語の中心人物である天久鷹央(あめく たかお)先生。
演じるは、国民的女優とも言える橋本環奈さんです。
鷹央先生は、天医会総合病院の副院長であり、各科で診断困難とされた患者が集まる統括診断部の部長という、異例の肩書を持つ27歳の女性です。
アスペルガー症候群、そして広義のサヴァン症候群の特性を持ち、驚異的な記憶力、計算力、そして知能の持ち主。
院内の誰もが手を焼く難解な病状や、警察も匙を投げた不可解な事件を、天才的な診断能力によって鮮やかに解決していきます。
しかしその反面、不器用な面や偏食もあり、姉の真鶴(佐々木希さん)には頭が上がらないという一面も。
初回では、その独特の口調や、人を小馬鹿にしたような態度が印象的でしたが、随所に見せる鋭い観察眼と、核心を突く発言には、只者ではない雰囲気が漂っていましたね。
橋本さんの、可愛らしさと天才的なクールさを併せ持つ演技が、この複雑なキャラクターをどのように表現していくのか、今後も注目していきたいです。
そして、もう一人の主人公とも言えるのが、小鳥遊優(たかなし ゆう)さん。
演じるは、三浦翔平さんです。
彼は、元々は外科医でしたが、現在は内科医として統括診断部に派遣されてきた35歳の男性。
至って常識的な感性の持ち主であり、鷹央先生の破天荒な言動に戸惑いながらも、その才能を認めていくという、視聴者目線の役割を担うキャラクターです。
鷹央先生からは、初対面で「小鳥」というあだ名をつけられ、下僕のように扱われることもありますが、その面倒見の良さや、いざという時の行動力には、頼りになる一面も垣間見えます。
初回では、まだ鷹央先生との間に距離がありましたが、今後の物語を通して、二人がどのようなバディとなっていくのか、非常に楽しみです。
三浦さんの、爽やかさと男らしさを兼ね備えた演技が、小鳥遊さんの等身大の魅力を引き出してくれることでしょう。
天医会総合病院の面々も、個性豊かなキャラクターばかりです。
鷹央先生の姉であり、病院の事務長を務める天久真鶴(あめく まづる)を演じるのは、佐々木希さん。
一般人でありながら、鷹央先生の唯一の天敵とも言える存在で、彼女が厳しく叱ると、あの天才的な鷹央先生も言葉足らずになってしまうほど恐れています。
佐々木さんの、美しさと威厳を併せ持つ存在感が、真鶴さんのキャラクターに深みを与えています。
そして、病院の院長であり、鷹央先生の叔父にあたる天久大鷲(あめく おおわし)を演じるのは、柳葉敏郎さん。
徹底的な合理主義者であり、鷹央先生の型破りなやり方に苦慮している様子が描かれていました。
病院の運営方針を巡っては、鷹央先生と対立することも多く、統括診断部の存続問題にも深く関わってくるようです。
柳葉さんの、重厚感のある演技が、院長としての威圧感と、どこか憎めない人間味を表現してくれることでしょう。
さらに、統括診断部に憧れる研修医の鴻ノ池舞(こうのいけ まい)を演じるのは、畑芽育さん。
明るくお調子者な性格で、鷹央先生と小鳥遊さんの仲を何とか縮めようと企んでいる、物語の潤滑油のような存在です。
畑さんの、若々しくエネルギッシュな演技が、鴻ノ池さんの愛らしいキャラクターを際立たせています。
その他にも、外科部長の酒井和利(さかい かずとし)を演じる片桐仁さん、精神科部長の墨田淳子(すみだ じゅんこ)を演じる凰稀かなめさん、小児科部長の熊川良介(くまかわ りょうすけ)を演じる米本学仁さんなど、実力派俳優たちが脇を固め、物語に更なる深みを与えています。
そして、初回放送のゲストとして、交通事故を起こしたトラック運転手の香川昌平さんを演じた塚地武雅さん、その妻・由佳さんを演じた酒井若菜さん、そして、鷹央先生の前に立ちはだかる脳神経外科医・野瀬智則さんを演じた近藤公園さんなど、豪華な顔ぶれが物語を盛り上げていました。
特に注目すべきは、香川さんの娘・葵さんを演じた永瀬ゆずなさんと、母親の付き添いで統括診断部にやってきた女性・中町由希さんを演じたのが、アニメ版で鷹央先生の声優を務めた佐倉綾音さんだったこと。
この「W鷹央」の共演は、視聴者にとって大きなサプライズであり、粋な演出として話題を呼びました。
まとめ:天久鷹央の推理カルテ(ドラマ)初回(1話)wikiネタバレ|視聴率・感想は面白い?
このように、「天久鷹央の推理カルテ」は、個性豊かなキャラクターたちと、それを演じる魅力的なキャストによって、物語が紡ぎ出されています。
それぞれのキャラクターが持つ背景や人間関係が、今後の医療ミステリーの展開にどのように絡んでくるのか、目が離せませんね。
わたくしも、一人のドラマファンとして、彼らの織りなす人間ドラマに、大いに期待しているのです。