■【高校英語】論表I(論理・表現)って何?元・高校教育ブロガーが徹底解説!
読者の皆さん、こんにちは!30代前半、未婚の熱血高校教育ブロガーのまさるです。
先日、可愛い弟が高校生になるにあたって、突然「論表Iってなに?」って聞いてきたんです。正直、僕の時代にはなかった科目だったので、一瞬「え?ロンピョウ?」なんて間の抜けたことを言ってしまいました(笑)。
でも、教育に関わる端くれとして、これはしっかり調べて弟に教えてあげなきゃ!と思い立ち、皆さんと一緒に論表Iについて深く掘り下げていくことにしました。もし、同じように「論表って何だろう?」「うちの子、大丈夫かな?」と思っている方がいたら、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
高校|論表Iとは?英語の論理・表現?
まず、弟が言っていた「論表I」というのは、正式には「論理・表現I」という高校の科目で、英語の一つの分野なんです。2022年度から高校の英語の授業に新しく導入された科目なんですよ。僕が高校生の頃は「英語表現」という科目があったんですが、それが進化して「論理・表現」になった、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
弟もそうだったみたいに、「英語コミュニケーション」という科目との違いがイマイチ分からない…という人も多いんじゃないでしょうか。僕も調べていくうちに、それぞれの科目の狙いが少しずつ違うことが分かってきました。「英語コミュニケーション」は、聞く・読む・話す・書くの4技能をバランス良く伸ばし、「使える英語」の習得に重きを置いているのに対し、「論理・表現」は、話すこと(やり取り・発表)と書くことといった英語のアウトプット能力を強化することが主な目標なんです。
なんだか難しそうな名前ですよね。「論理」なんて聞くと、急に頭が固くなってしまいそうになりますけど、要は「筋道立てて考え、それを英語で表現する力を養う」というイメージで捉えてもらえれば大丈夫です。
論表Iの授業ではどんなことをするの?教材は?
じゃあ、実際に論表Iの授業ではどんなことをするんでしょうか?色々な情報を見てみると、学校によって多少内容は変わるようですが、教科書の文章を読んだり、文法の使い方を確認したり、それらを用いて作文をしたり、文章を発表したりすることが中心になるようです。
発表といっても、いきなり難しいスピーチをするというよりは、教科書に出てくるちょっとした文章を暗記して書き取るテストがあったり、日本語を英訳する問題に取り組んだりするケースもあるみたいですね。もちろん、学校や先生によっては、スピーチやプレゼンテーション、ディスカッション、ディベートといった活動を通して、より積極的に英語で発信する練習をすることもあるでしょう。
教材については、おそらく多くの学校で「Logic and expression」といったタイトルの教科書が使われているのではないでしょうか。もし、弟の学校で指定された教科書があるなら、それをしっかり活用することが基本になります。必要に応じて、文法の参考書や辞書(大学入試でも使えるレベルのものが良い)も準備しておくと安心かもしれませんね。
論表Iで苦戦する?帰国子女の友達の話
情報収集している中で、「論表の点数が取れなくて困っています」という声も見かけました。特に、幼少期に海外に住んでいた帰国子女の方で、文法を意識せずに英語を習得したために、論表のような文法がメインの授業で苦労するという話は、僕の周りの帰国子女の友達からも聞いたことがあります。
彼らは、英語でのコミュニケーション能力は高いのに、文法的なルールとなると「え、そんな言い方しないよ!」と感じてしまうこともあるみたいなんです。でも、それは決して屁理屈ではなく、長年使ってきた感覚と、文法という体系的な知識がまだ結びついていないだけなんだと思います。
僕の友達の中には、「間違えたらその度に覚えるしかない気がする」と言っていた人もいました。確かに、完璧な文法知識を頭に詰め込むよりも、実際に文章を書いてみて、間違った箇所を指摘してもらい、そこから学びを得ていくというのは、一つの有効な方法かもしれません。
ただ、文法は論理的な文章を書く上での基礎となる部分なので、避けて通るわけにはいきません。まるで、日本語の会話はペラペラでも、きちんとした論文を書くとなると、文法や構成の知識が必要になるのと同じことですよね。
論表Iで高得点を取るための勉強法:僕からのアドバイス
じゃあ、論表Iでどうすれば点数が取れるようになるのか?僕なりに色々調べて、いくつか弟にも伝えたいと思ったことがあります。
まず、基本中の基本ですが、教科書の内容をしっかり理解することが大切です。文法の説明や例文を丁寧に読み込み、分からないところは先生に質問するなどして、疑問点を残さないようにしましょう。
そして、文法書や問題集を活用して、演習問題を解くことも重要です。特に、間違えた問題はなぜ間違えたのかをしっかり分析し、理解できるまで繰り返し解き直すことが、知識の定着につながります。英和辞典の最初のページに載っている品詞や文型、語法の説明をじっくり読んでみるのも、意外と理解の助けになるかもしれません。
もし、基本的な英語力に自信があるなら、少し視点を変えて、アメリカの高校や大学初年度で使われているライティングの教科書を見てみるのも良いかもしれません。日本の英語教育は、どちらかというとインプット中心になりがちですが、海外の教材は、論理的な文章の構成やパラグラフライティングの基本などが、とてもシステマチックに解説されていることが多いようです。
帰国子女の友達のように文法が苦手な場合は、焦らずに、一つ一つの文法ルールを「使えている言語の文法」として捉え直してみるのも良いかもしれません。普段何気なく使っている英語の表現に、文法という理屈を当てはめていくことで、新たな発見があるかもしれませんよ。
単語やイディオムの暗記も、もちろん大切です。地道な努力が、最終的には点数に繋がります。
新学習指導要領における「論理・表現」の重要性
改めて調べてみると、この「論理・表現」という科目は、これからのグローバル社会で求められる英語での発信力を強化するために、非常に重要な役割を担っていることが分かりました。単に文法を学ぶだけでなく、自分の考えを論理的に構成し、相手に分かりやすく伝える力を養うことが、この科目の大きな目標なんです。
これからの社会では、国籍や文化の違う人々と協力して仕事を進めていく場面も増えていくでしょう。そんな時に、自分の意見をしっかりと持ち、それを論理的に英語で伝える力は、間違いなく皆さんの大きな武器になります。
まとめ:高校|論表Iとは?英語の論理・表現?
■最後に:自信を持って論表Iに臨んでほしい
弟よ、そして同じように論表Iに臨む高校生の皆さん。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、この科目は、皆さんの英語力をさらに一段階引き上げ、未来を切り開くための大切な一歩になるはずです。
文法が苦手でも、コミュニケーションが得意な君なら、きっとその強みを活かせる場面があるはずです。焦らず、一つ一つ丁寧に学んでいけば、必ず成果は現れます。
僕も、皆さんが論表Iを通して、論理的な思考力と豊かな表現力を身につけ、グローバルに活躍してくれることを心から応援しています!一緒に頑張ろう!
まさる